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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

プロファイリングー5 大阪守口乳児殺害事件 real end(終焉) 

While I took days off comfortably,a certain case was solved in sudden(のほほんと休みを仕方なく取ってたら、あの事件が突然解決していた)!

東仙坊、人一倍気にかけていた、大阪守口乳児殺害事件で、8月11日、ようやく?M.P.D.(守口警察)が、乳児の母親だった山口いづみ(当時22歳:便宜上、baby blue baby、子どもブルーのコドモ、BBBと呼ぶ)を、生後18日の我が子を殺害後偽装したと断定、容疑者死亡のまま書類送検した。
つまり、事件は不可解でも一応決着した。
このニュースを聞いて、正直、東仙坊、プロファイリング前よりも、複雑で暗澹たる気持ちになっている。
もちろん、溜飲など微塵も下げていない。
確かに、プロファイリング直後、非難、誹謗、中傷のメールをたくさん受け取った。
しかし、それは同じくらいの賛同、激励、賞賛のメールで、すでにバランスは取れていた。
では、何を感じたか?
それは典型的ベビーブルー自己中心的患者BBBの情けなくてみっともない犯罪を、なぜ、どうして、周りで事前に抑止することができなかったのか?ということ。
もっとも、そんな人間が周りにいたら、ハナから犯罪など起こさないか…。
子どもを産み、育て、生活するということは、絵空事でも、張り子の虎でもない、超現実的な世界なのである。
いくら振り込め詐欺社会だと言っても、1億回の甘い言葉やブログへの書き込みでは、何の支えにもならないと思うが、どうだろう?
そうだとしても、せめて、病気であったはずのBBBの命だけでも、警察は、マスコミは、周りのヒトたちは、なぜ守ってあげられなかったのか?
なぜなら、東仙坊以上に、事件当初から、BBBの犯行と断定していたはずではないのか?
それにしても、気になるのは、モラル喪失の我が国では、「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」を病気とみなさない風潮があるのでは?
「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」、「ワーキング・ウーマン・シンドローム」などは、間違いなく病気だと思うのだが…。
少なくとも、出産しようとしている女性の周りの人間は、そう心して接する必要があり、そう理解すべきだと思うが、どうだろう?
確かに、女性の子宮を通じて子どもは産まれるが、女性独りの単独行為とは思えないのだが…。
東仙坊、すでに、この事件に関してだけでなく、日本砂漠化プロファイリング どうなってるんだ?日本の母!検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-12で、「baby blueの認識なくして、安易に子どもを産んでみたいからだけで産んではいけない」と声を大にして叫んできている。
その意味で、出産が女性だけの特権だとは、どうしても思えないのだが…。

そこで、もう一度、この摩訶不思議でしかない病気を、明確にしておきたい。
通常、「マタニティ・ブルー」は、一過性のもので、発症後、1~2週間ぐらいで、自然治癒するものだという。
月経前不快障害、月経前症候群、神経質なタイプの女性はかかりやすいとも言われている。
具体的には、焦り、不眠、食欲減退、頭痛、疲労感、落胆、思考力減退、情緒不安定になるという。
これらの症状は、女性なら誰もが日常絶えず感じているようなものだから、余程繊細に注意していなければ、本人はもちろん、周りが気づきにくいのは仕方ないかも…。
女性に限らず、今や、1億2千万人、総自律神経失調症、鬱病と言っても、過言ではない社会なのである。
実際、産後鬱病患者は、毎年増加傾向にあり、不安感、イライラ感、激しい動悸、息苦しさ、切迫感、自暴自棄などが顕著である。
また、「ベビー・ブルー」では、エストロゲン分泌が妊娠前より一気に増加し、妊娠初期には、ツワリ、ムクミ、貧血、便秘、倦怠感などが著しく酷くなり、自分が、産まれてくる子どもが健全かどうかに半ばノイローゼ状態になり、『赤ちゃんそのものに、興味さえ、わかないケース』まであるという。
事実、25~45歳の女性鬱病患者の8~13%が、その「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」で、次の生理が始まるまでの1~2ヶ月までの再発病率は、日本で40パーセント以上、英国では87%もあるという。
これで明らかなように、「ちょっと産んでみたい」や「そろそろ産んでおかないと」と言うような、軽いノリで、出産なんか絶対にできないと思うのは、東仙坊だけなのか?
そもそも、現代女性、政府やマスコミの悪巧みに引っかかっているのでは?
少子化のどこに何の問題があるのだろうか?
税金をネコババしたいだけのアホの政治屋や官僚が、都合よく子どもは増加し続けるものと想定した長期予算組みをして、困っているだけなのである。
誰が考えても、国土の大きさを考慮すれば、今の半分ぐらいの人口になれば、住宅問題も、食糧問題も、一気に片付くと思わないか?
美しき停滞のためにも、その方がイイと思うが、どうだろう?

どちらにしても、満足に泣くことさえできない生後18日の乳児が、ガムテープを貼られ、残虐にも母親によって殺されたという現実は、他山の石にしなければならない。
出産する女性には、「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」という病気が付きまとう。
だから、周りはそれを念頭において心身ともに、きめ細かく丁寧にサポートしなければならないということだけは忘れてはいけない。
いくらショックを受けようとも、非運の守口の乳児への弔いのためにも、そう思わないか、どうだろう?

We would never ever kill any kind of baby who couldn't cry enough(満足に泣けないような乳児を殺してはいけない)!


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プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件-supplement(追補)

I can’t stand any longer. How come almost of them used to tell a lie (もう我慢できない。なぜほとんどの人がウソをつくのだろう)?

前回で、東仙坊、確かにこの事件のプロファイリングを終了すると宣言した。
生まれてこの方、どんなに後悔したとしても、前言を翻すことなど1度もなかったし、実際ここまで終了宣言したプロファイリングを蒸し返したこともなかった。
しかしながら、今度ばかりは、そんな自分のmottoなんかにこだわっていられない事情が生まれた。
仲のいいジャーナリストからメールをもらい、この事件の顛末を、愛する我が子を目の前で惨殺された母親が悲しさの余り我が子を追って自殺した、至上の悲劇的母子愛美談のように思っているヒトが結構多いと言われたからである。
「まさか?ウソー!」と部下にネットでチェックさせてみて、茫然自失、意気消沈、なんともいえない絶望と虚無の淵に追いやられてしまった。
もちろん、東仙坊が結論した「出産後の鬱病といえるbaby blueによる発作的な殺人」が、絶対的に正しいと言っているのではない。
東仙坊が公言しているように、それだってあくまで究極の勘でしかないのである。
65億人の人間がいる以上、65億通りの考えがあっていいのも至極当然。
けれども、これだけの情報化社会であり、日本人の決定的な優位性は再三再四指摘しているように人並外れた叡知と冷静沈着な聡明さのはずである。
正直言って、これでは東仙坊が本気で夢見るモラルの復活なんて、永遠にありえないし、悲劇的な親の子殺しはますます増えてゆくと感じて、とてもblueになっている。

「母」という文字は、「女」の字に、2つの「点」すなわち「母親の2つの乳房」でお乳を飲ませて育てることからできているという。
「子」という文字は、両手を広げた赤ちゃんの姿だという。手が2つなのに足が1つになっているのは、おむつに包まれてまだ歩けない赤ちゃんを意味しているという。
同じく、家に母親といるということは、「安(家+女:母親)」なのだという。
つまり、最も安心である家で、全く動けない子が、本来お乳を飲ませ育てるはずの母に殺されることがあってはならないのである。
だから、そんなことはあって欲しくない、そんなことはあるわけがないと思いたい気持はわからないわけではない。
しかし、現実には、家族内殺人・傷害事件は増加し続けているのである。

Didn’t you know lots of cases of murder and bodily injury in the family (家庭内殺人・傷害事件がこんなに多かったことを知らなかったのか)?

日本砂漠化プロファイリング 東仙坊は不滅です?」で、既に1度指摘しているが、2007年度だけでも家族間事件は503件も起きている。
特に、児童虐待に関しては、2006年版青少年白書によると、
児童虐待に関する相談、33,408件(前年比6,839件増)、
身体的虐待が14,881件(44.5%)で最も多く、
ネグレクト(育児などの怠慢や拒否)が12,263件(36.7%)
心理的虐待が5,216件(15.6%)
性的虐待が1,048件(3.1%)と続いている。
虐待を受けた児童年齢は、
0~3歳未満6,479件(19.4%)、
3~6歳未満8,776件(26.3%)で、就学前児童が半数近くに及んでいる。
小学生12,483件(37.4%)である。
今年に入っても、
1月7日、埼玉県東秩父村で、35歳の母親が二女(5歳)を一酸化炭素中毒で殺し、長女(8歳)を意識不明の重体にさせた事件。
1月8日、千葉県松戸市で、19歳の母親が嬰児を殺人死体遺棄した事件。
1月9日、千葉県千葉市で、36歳の父親が生後2ヶ月の長男に暴行を加えた事件。
1月15日、栃木県宇都宮市で、30歳の父親が3歳の四男を床に投げつけ意識不明の重体にさせた事件。
1月15日、宮城県石巻市で、37歳の父親が生後4ヶ月の娘の顔にクッションを当てて窒息死させた事件。
1月21日、岡山県倉敷市で、22歳の母親が4歳の長女の腹を蹴るなどの暴行を加えた事件。
1月25日、福岡県久留米市で、27歳の母親が生後1ヶ月の長女の頭を殴り頭がい骨骨折にさせた事件。
もう十分だと思わないか?うんざりだと思わないか?
ちなみに、東仙坊がこの事件ですぐに思い出したのが、
1971年大阪府守口市で23歳の母親が2ヶ月の長女を哺乳瓶で撲殺した事件であり、
昨年12月27日秋田県美郷町で、母親が2歳の長男を石で撲殺したにもかかわらず不起訴になった事件である。
どれもこれも、凄惨でしかない。

どちらにしても、この事件を軽率に誤解し、安易に美談化してしまうような、次なる愚直な自己陶酔型悲劇のヒロイン予備軍たちを諭すためにも、M.P.D.(Moriguchi Police Department:守口警察)は捜査本部まで立ち上げたのだから、「生後たった18日のただただ愛くるしい小さな鼻と口を布の粘着テープを張り付け、生殺しにした」この断じて許すことのできない殺人鬼を、こうなったら何がなんでも突き止め、早く白日の下にさらして欲しいと、東仙坊、心から願っている。

We wish M.P.D. will have to arrest the murder suspect of this case(我々は守口警察がこの事件の犯人を捕まえることを願っている)!



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プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件-ultimatum(最終章)

What happen to mass media (どうしたんだマスコミ)?
マスコミの方々、香川坂出事件のせいで、魂を売ってしまったのか?
一体、なぜそんなに弱気になってしまったんだ?
マスコミが可能な限り正確な情報を収集し、提供することで、次の犯罪抑止に繋げなければ、誰がその役目を担うのか?
「弱気をくじき、強きをくじけ、マスコミ!」

What a selfish mother she is ! I can’t believe in her true mind (信じられないほど自分勝手な母親だ)!
自殺した母親のA4判大ホワイトペーパーに書かれた遺書に、全てのこの事件への答えが載っているものと確信し、昨晩、慌ててプロファイリングを公開した東仙坊なのに、今また新たな絶望感と空虚感を覚えている。
人間だから、過ちはある。例え発作的にでも、犯してしまった罪への償いを考えるのが、人間の常道だと信じていたいからである。
にもかかわらず、最後まで自己欺瞞と虚栄で通そうとするなんて、あまりにも未熟で無知でリアリティがなさ過ぎると思わないか?

■再検証した事件の概要と疑問点

①司法解剖の結果、乳児は窒息死で、死亡推定時刻は午後7時~午後8時であり、特に外傷は一切なかったという。呼ばれた救急車が、直近の関西医科大学病院救命救急センターに運んだ時点で、心拍停止状態であり、乳児に打撲痕や痣もなかったという救急隊の証言がある。
なぜ祖母は殴られた跡があると119番通報したのだろう?
事実、救急隊が現場に到着したとき、乳児は玄関左手の床の上にバスタオルと毛布にくるまれて寝かされており、死後硬直が始まっており、3人の救急隊員ともが、見た範囲内でテープ類を確認していないのである。


②布製粘着テープは玄関のある場所にしまわれており、その残虐なホシは侵入したとき、なぜかそれを見つけ、いきなり泣き始めた乳児に襲いかかり、テープを張ったという。そのとき、母親は台所にいたのである。
前回も書き込んだように、用意周到に強盗らしく武装しながら武器を持っていないホシが、なぜか目撃証人に絶対になれない命より大切な我が子に危害を加えようとしたのである。
なぜ、母親はその辺にあった包丁やフライパンなどで、母親ならではの本能のままに自分のことなど心配せず、立ち向かわなかったのだろう?
救急車に同乗した母親にも、一切の着衣の乱れや打撲痕がなかったと同じ救急隊員が証言している。
また、捜査当局に提供された粘着テープには、家族以外の指紋は一切検出されていない。
それでは、布製粘着テープを軍手をしたまま使うとすると、これは極めて使いづらく、当然すぐに軍手の繊維が付着してしまう。


③ホシは、1階を物色し、ベビーベッドの置かれていた机の引き出し、テレビ台の下の引き出しを開け、祝儀袋を数枚見つけ、数万円の現金を持って逃走したという。
社会常識では、受け取った祝儀などは、お返しのことを考慮し、祝儀袋は記念として残しておいたとしても、現金は別の所に保管するものではないのか?
事実、土足で侵入した靴跡が現場にないのである。まさか、チャイムを鳴らして、玄関から侵入した礼儀正しいホシのことだから、靴を脱いで、強盗を働いたのか?


④救急隊が現場に駆けつけたとき、表まで迎えに出ていたのは、母親だという。
そして、その母親の説明では、冷蔵庫の前で口と両手を粘着テープで緊縛され、冷蔵庫に上半身を張り付けられていたという。
誰もが最も気にしている、冷蔵庫に張り付けられていた母親を実際に見たのは、祖母だけだということを意味している。
では、足は自由だったということではないのか?もう一度言うが、命より大切な我が子が襲われているのである。足が自由なのになぜ緊縛されてしまったのか?どんな人間だって、火事場のくそ力はある。そのままの状態で4時間以上いるわけがないと思うのだが?
どちらにしても、どんな冷蔵庫で、どのように張り付けられていたのか?


⑤十数年前に家族4人で現場になる家に引っ越して来たという。
家は敷地約7坪の木造モルタル3階建ての家屋で、間口4mほどの民家が肩を寄せ合うように立ち並んでいるのである。
そして、母親は実際「何をするんや」と声を上げているのである。
母親の父親は亡くなってしまったのか?離婚したのか?それ自体は事件とは一切無関係だとは思うが、気になるところもある。そして、隣家の人の証言では、偶然その時間に夕ご飯を食べていて、悲鳴や争う物音を聞かなかった。
別の隣人は、普段はその家のドアが開いた音まで聞こえるのに、同じく何の悲鳴も争う音も聞かなかったと言っている。
では、なぜ、母親は「助けて」とか「きゃーやめて」とか大声をあげなかったのか?



■母親の自殺の仕方とその遺書に関する、東仙坊の考察

1月19日に乳児の葬儀が終わり、21日に事情聴取最中に嘔吐し中断、22日も体調不良を理由に事情聴取を中止し、23日から再開される予定であった。
その23日の午前3時30分、母親は高さ7mの歩道橋から飛び降り、自殺をしたのである。
司法解剖の結果、骨盤・右大腿部骨折などによる失血死で、死亡推定時刻は午前3時~午前4時だという。
東仙坊は、その自殺の仕方に、母親の性格の全てが垣間見えるので、あえて取り上げる。
歩道橋の上には、フード付ジャンパー、靴、傘が置かれており、家族の電話番号が書き込まれたメモもあったという。
では、そのメモは、当然ジャンパーのポケットにあったのか?どこにあったのか?
なぜ、22歳なのに携帯電話を持っていなかったのか?
あるいは、それは轢かれて、もしくは飛ばされてしまったのか?
結果として、運よく希望通り自殺することができたのだが、万一、誰も轢かなかったらば、半身不随で生き残る可能性のある自殺の方法をなぜ選んだのか?
この方法自体は、ロシアンルーレットに近いものであり、再三再四東仙坊が指摘しているように他人を巻き込み、非礼であると同時に不確実ではないのか?
事実、運悪く(?)一人のドライバーは、45mもはね飛ばしたひき逃げ犯として手配されてしまっている(もちろん、ドライバーとしても人間としてもアンモラルであり、このひき逃げ犯を許そうといっているわけではない)。
それにしても、このクソ寒いときに、なぜジャンパーを脱いでダイビングする必要があったのか?
実は、ここにこの母親の未成熟さの全てを東仙坊は見つける。
ここで、ポイントとなる遺書に書かれた文言をチェックしておきたい。
「子どもがいないとダメ。死を選ぶのが私の幸せと思ってください」
「子どもが生きがい。子どものところへ行きたい」
「身内の犯行?そんなわけない。誰も悪いことしていないのにマスコミに追いかけられて子どもがかわいそう」
「子どものいる天国に行けたら、今度は一緒にしあわせになろうね」
「耳に残る子どもの最後の声がつらすぎて生きていけない」
誰もが読み取れることだろうが、どこにも、大切な我が子を、カスガイの乳児を守れなかった、情けない自分を責める言葉や贖罪の言葉が一切ないのである。
奇妙だとは思わないか?
簡単に言うと、自分の子どもを殺された母親なら、殺した相手を憎み、何が何でも捕まえたくて眠ることもできず、と同時に、助けることができなかった自分自身をまず責めるのではないのか?必ず犯人を見つけて私の手で八つ裂きにしてやるというのではないのか?助けられなかったママを許して、と懇願するのではないのか?
それにしても、親戚の家にいたらしいが、いつ10枚もの遺書を書く時間があったのか?
そして、なぜ祖母は午前2時に眠っていることをわざわざ確認したのか?
ともあれ、この母親自身、ネット上に
「2368gの元気な王子様を出産しました。陣痛から約24時間…死ぬかと思った戦いの後、待っていたのは死んでいいくらいの幸せデシタ」
「いとおしい我が子に癒されながら毎日頑張っております」などと書き込んでいたという。
失礼ながら、東仙坊は言わざるを得ない。
なんと自己中心的でリアリティのない母親なのだ。
母親になるということは、現実的に子どもを食べさせ、育て、成長させる責任があるということを微塵も感じさせない文章ばかりである。
歩道橋で靴を脱ぎ、ジャンパーを脱いだ瞬間、この母親は全ての責任を他人に預けてしまったのである。
それこそ、我が子を手にかけたことまで…。
つまり、全てをバーチャル化することで、自分だけを納得させたのである。
これは、例え嘘でも、「自分の目にテープを張り付けられた」と言えなかったことと酷似している。
この母親は、万が一目にテープを張り付けられたことにしてしまったら、実際にその睫毛を、眉毛を抜くことになってしまい、それは絶対にイヤだと考えたに違いない。
それ以前に、そんな自分の顔を想像しただけで、我慢できなかったに違いない。
それほど幼稚で利己的なのである。
その意味で、どんな理由があろうと、出産するには未成熟すぎたと言わざるを得ない。
また、それゆえ、前回指摘したように、“baby blue”になるのは、必然とも言える。
事実、出産前から、「夫婦になる自信がない」と漏らしていたのである。

表題通り、東仙坊の「プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件」はこれで終わりにする。

I believe nobody could give birth to an own baby easily(誰もが簡単に子どもを産んでいいものではない)!


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プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件

We should never forgive this kind of manslaughter suspect like a demon who killed just a baby in sudden (こんな嬰児を突然惨殺するような殺人鬼を絶対に許してはいけない)!

はじめに「鬼ごっこ」さんのご質問にお応えしておきたい。
既にこんな東仙坊でも、少しでもお役に立つならと、メールでの個人的な会話には本当に数少ないがお応えしている。
もちろん、天地神明に誓って、そのプライバシープロテクションに留意しているので、安心してメールをください。
東仙坊が真摯なものと判断したメールに対しては、一生懸命お応えする。
◎メールはこちらへ◎


さて、表題のプロファイリングを書き込もうと思っていたところ、突然、被害者の母親である22歳の女性が歩道橋から飛び降り自殺したというニュースに驚愕し、逡巡したが、やはりそのままプロファイリングを公開することにする。

■現時点で知りうる限りの事件の断片的概要

1月16日午後6時45分頃、大阪府守口市滝井西町2丁目の木造モルタル3階建の民家で、突然男が侵入し、1階の居間で泣いていた生後18日の長男の口と鼻を粘着テープでふさぎ、「何をするんや」と抵抗しようとした母親(22歳)を突き飛ばしたうえ、口と両手をそのテープで緊縛し、冷蔵庫に張り付けたうえ、終始無言で室内を物色し、出産祝の祝儀袋から現金数万円を奪って15分後に逃走したという。
犯人は身長170cmくらい、黒っぽいジャージ上下に黒ニット帽、白マスク姿。白の軍手まではめていたという。
同家は、パート従業員の祖母(48歳)と、専門学校生の妹(19歳)の4人暮らしで、午後11時20分その祖母が帰宅発見し、「泥棒が入ったらしい。生後2週間の子どもの口に粘着テープが張られ、殴られた跡もあります。体が冷たくなっています」と119番通報したことで、事件が明るみになった。
その母親の説明によると、午後6時頃、玄関のチャイムが鳴ったので鍵を開けたが誰もいなかったので施錠せずに室内に戻ったという(*困ったことに自殺してしまった母親の証言が全て)。
現場は京阪本線滝井駅の南西約150mくらいで、関西医科大学病院の近くの閑静な住宅街である。

■この事件に感じられるいくつかの疑問点

①現場はかなり人通りの少ない住宅街である。川口殺人事件で東仙坊が明言した通り、午後6時前後は雑踏においてはある種の死角が生まれるが、このような住宅街では帰宅時間であり、かなり犯行に及ぶにはリスキーなはずである。

②偶然とは言え、当日の午後1時頃、現場近くで64歳の男性が855万円もの大金を窃盗される事件が起きていたのである。間違いなく、周辺はぐじゃぐじゃと捜査員で溢れていたはずである(まさか守口警察署、Moriguchi Police DepartmentすなわちM.P.D.は捜査していなかったなんてことはないよね?)。
その情報を知っていたかどうかはわからないが、なぜ母親はチャイムで鍵を開け、閉め忘れてしまったのだろう?
どちらにしても、こんな時代である。周りを見て誰もいなかったのなら、逆に何重にも鍵をかけたくなるのが心情ではないのか?
逆に犯人は、その意味で、恐ろしいほど勇気がある(?)のかバカなのか、そんな情況を全く考慮しないなんて実に呆れる。
金品奪取目的の空き巣ねらいなら、わざわざ、家の中に、誰かいることを確認する意味はわかるが、金品奪取目的の強盗なら、一発勝負ではないのか?つまり、閉まっていた鍵を開けてもらったのである。相撲じゃあるまいし、仕切り直しする強盗などいるのだろうか?実に不思議である。
ところで、チャイムを鳴らして玄関から入る強盗っているのだろうか?

③金品奪取目的の強盗だったのであるから、なぜ母親を緊縛しておきながら、2階や3階を荒らさなかったのか?

④犯人は金品奪取目的の強盗らしく周到に黒ジャージ上下、黒ニット帽、白マスク、白軍手を装備しながら、何を武器にこの家に侵入したのだろう?
祖母の帰宅時間は何日か追跡すればわかるが、妹は専門学校生で、帰宅時間は不規則ではないのか?何かバイトでもしていて、かなり遅いことまでホシは調査しきっていたということになるのだが?さて、この母子家庭に、そこまでする必要がほんとうにあったのか?
その意味で、東仙坊が忌み嫌う今はやりの強姦魔だったら、ターゲットは母親ではないのか?

⑤仮にどんな摩訶不思議なassholeなホシだとしても、一番恐れることは、捕まることではないのか?それなら、なぜ最初に子どもにテープなのか?誰が考えても、最初に母親を緊縛し、テープを張るならまず目なのではないのか?
というのも、生後18日の乳児の家から泣き声がないことのほうが周辺に不思議に思われるのではないのか?と同時に、泣き声は格好の犯罪のBGMではないのか?
あるいは、泣く子どもに何らかの武器を突きつけ、「金を出せ」と言うのが強盗の本質なのではないのか?

⑥東仙坊がこの事件でどうしても違和感を覚えていたのが、粘着テープの質であった。ようやく1社の報道で「布製」とわかり、少し納得したのだが、それがその家にあったものだというから、また悩んでしまった。
紙製の粘着テープが一般の家庭に、仮にその辺に置かれていることまでは、何とか想像できるが、布製の粘着テープだとすると、ほとんど一般家庭などにはないのではないのか?
どちらにしても、それを生後18日のおそらくホシの声も顔も姿も識別できない乳児の口と鼻に張り付けるなんて、残忍すぎる。
ちなみに、東仙坊が忌み嫌う、1月14日に埼玉県警捜査一課と所沢署に逮捕された強姦魔、佐藤淳(31歳)は、「騒いだら殺す」と就寝中の女性を布製の粘着テープで目や口をふさぎ、両手首を縛り暴行していた。

⑦東仙坊をはじめ、多くのこのニュースを聞いた人が違和感を覚えただろうと思う最大のことは、どのようにその母親は冷蔵庫に張り付けられたのか?
そして、祖母の帰宅するまで4時間以上も動けないほどの張り付けられ方とは?
正直、東仙坊、部下を使っていろいろやってみたが、これは難しい。
第一、今の冷蔵庫、ほとんどがステンレス製で、しかも下の方に製氷室や野菜室があるのである。それと同時に、かなり大型化が進んでおり、張り付けるには、裏まで通すことが絶対的に必要だと思うのだが、どのように張り付けたのだろう?
念のために、体重50kgと体重38kgの部下2人を使って実験してみたが、まず1個の布製粘着テープでは、がんじがらめに張り付けることは全く不可能で、動かれるうちに切れ始めてしまった。
一体全体、その家には布製の粘着テープは何本あったのだろう?

■東仙坊がプロファイリングするこの事件の犯人像

①ホシの目的は誰が何といっても生まれたばかりの乳児の殺害である。
この子の誕生によって、いやそれ以上に存在によって、自分の人生プランの修正を否応なしにせざるを得なくなったヒト。
もしくは、その人間に同調するか、依頼されたタコ。

②ホシは絶対的にパッセンジャー(通りすがりのタコ)ではなく、ある意味ストレンジャー(母親が顔見知りでないだけの知り合いのタコ)である。
その点から見ると、ホシは外の人間ではなく、内の人間の確率の方が高い。
非礼を承知で可能性の高い順にランダムに挙げてみると、
間もなく結婚するだろう彼氏、および彼氏の周辺、および彼氏に依頼されたタコ。
その彼氏の新しい彼女の周辺、もしくは彼女から依頼されたタコ。
母親の元彼、および元彼の周辺、および元彼に依頼されたタコ。
これを喜ばない祖父?および祖父の周辺、および祖父に依頼されたタコ。
これを喜ばない妹の彼氏、および妹の彼氏の周辺、および妹に依頼されたタコ。
同じ病院で生まれ、この子と比較され、可愛くないと言われてしまった乳児の父親。
ただし、これは母親の証言が正確だったという前提である。

③ホシは、おそらく捜査の過程で明らかになっただろう母親そのもの(*これも、自殺によって終わってしまうのだろうか?東仙坊は危惧している)。
というのも、東仙坊、大阪守口市嬰児殺人と聞いて、すぐに思い出したことがある。
何年前だったか忘れたが、大阪守口市で、母親が哺乳瓶で我が子を殴り殺したという事件である。
なぜか、そう感じる。
その理由は、マタニティブルー、特に“baby blue”そのものである。

I hope my hunch shouldn’t all right(東仙坊の勘が外れることを祈っている)!



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東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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