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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-20

Absolutely we have to forgive nobody who killed somebody with a own selfish emotion(自己中心的直情で殺人を犯したヒトを断固許してはいけない)!

本当に長かった。よくここまでたどり着いた。東仙坊、自分自身で吃驚しつつ感動している。
さあ、いよいよ、こんな気持ち悪いサイコたちとサヨナラだ。
それにしても、よくまぁ、幼稚で自己中心的でシツコイだけのヒトたちが、そんな些細な自己中心的動機で、なぜ、こんなに簡単に人が殺せて、なぜ、おめおめと生き永らえていられるのか?
殺したヒトは残りの人生ずーっと償って生きてゆくしかないのだから当たり前だって?
ちょっと待って、何か変だと思わないか?
殺された人は、2度と生きることができないのだから、不平等だと思わないか?
ところで、自分が殺した人に、一体どうやって償うの?
こんな時代だから、お金?祈り?
殺された人は絶対にお金を使えないし、冗談でも祈って欲しくないと思っているのでは?どうだろう?
被害者家族だって、本当にどうなったら償われたことになるの?
中には、お金で仕方ないというヒトがいるかも知れないけど…。
普通は、元通りにして返して!と言うと思うけど、どうだろう?
どんなに、いい子やいい人も、殺されたら、それで、無。何にもナシ。
だから、殺した悪い子や悪い人を罰して、同じに無にさせる。
これは、簡単に肯定できると思わないか?
ところが、いい子やいい人が、人を殺すと、殺された人を全く無視し、なぜ、そんなことしたのか?ということに焦点を合わせ、無にされてしまった人の声を全く聞かない。
そんな風潮って、凄く変だと思わないか?
誤解しないで、東仙坊、ジャジャ馬サイコやヘチャムクレを、いい子やいい人なんて、全然言ってない。全く逆。
あくまで、罪を犯すかどうかは、自分のモラル、魂の問題。
とにかく、そんな世の中の風潮が、幼稚で自己中心的なassholeたちを、すぐその気にさせ、いい子やいい人振らせて、どんどん人を殺させていると思わないか?
そうこうしているうちに、それが過大解釈され、オカシナ子やオカシナ人、目立つ子や目立つ人、自己陶酔な子や自己陶酔な人になりたいと、さらにどんどん人を殺す。そう思わないか?
確かに今、いい子やいい人の判断基準は不鮮明。
判断基準が自己中心的になっているから、難しい。
どちらにしても、いまや人殺しの負のスパイラル時代。
では、どうすれば、いいんだろう?
東仙坊、その答えを言いたいがために、この検証プロファイリングをしてきたのである。
結論すると、以前書いたように、人を殺したら、自分が死ぬしかない自己認識能力」を確実に一人一人に持たせること。
もちろん、人を殺しても、自殺をすればいいと言ってはいない。
言い換えると、以前にも書いたように、犯罪は、走り幅跳び」、試技で白線を越えたらファールで、試技者は自動的に失格。白線を大きく越える殺人を犯したら、自動的に死刑ということ。
本当にそう思わないか?
事実、小学校の卒業式のセレモニーで、「大好きな学校」と唱和しなければいけない(?)ところを、自己陶酔的ブラックユーモア(東仙坊こういうの大好き)とirony(アイロニー)とcynicism(シニスム)で、意図的に「大嫌いな学校」と言い換えたことを、校長から諌められただけで、「死んでおわびする」とマンションから飛び降り自殺してしまった、小6男子生徒(12歳〉までが、東京都板橋区に現れたのである。
これはこれで、また別のいろいろな意味での勘違い、未成熟さの表象でしかないと思うけど、この2人のサイコパスより、はるかに潔いと思わないか?ちょっと潔よすぎだけど…。


検証プロファイリング  佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件  ultimatum

■東仙坊による、佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件総括

●佐世保小6同級生殺人事件の加害者ジャジャ馬サイコの犯行動機の再確認

幼稚で、未成熟で、自己中心的で、自分の僅かな外見特性に自己陶酔してしまった、
12歳のシツコイ普通女性徒が
、自分の世界に闖入してきた、
幼稚でも、試行錯誤を経験し、成長し始め、完全成熟する前に大人社会の表層的処世術を習得し始めてしまっていた、
12歳のカシコイ普通女生徒を、自分勝手に女王様気取りで、自分の子分にしようとしたのに、逆に子分扱いどころか無視されたことに対する、「単なる縄張り争い的逆恨み斬殺」。


今の世の中、経済が全てのはず?
すると、全ては需要と供給のバランス。つまり、等価交換。
大きな魚だったら、ジャガイモ 20個とイチゴ100個。
小さな魚だったら、梨5個。
もし、東仙坊が、被害者U.L.G.の父親だったら、こんな身勝手なジャジャ馬サイコは、胃の中で熱いボールを回していないで、すぐに殺している。
もし、東仙坊が、加害者ジャジャ馬サイコの父親だったら、こんな傍若無人な娘は、黙って殺している。
等価交換だから、命には命。
掲示板やHPに気の狂った文章を載せ、好きでもないホラー小説を読み、スプラッター映画を観て、できたらHPにホラー小説でも載せておけばいいだけ。
流行りのアスペルガー症候群、普通の KYになればいいだけ。
キレて、別人格を装って殺人をし、こんな風潮だから死刑にもならず、その後リセットして、普通になればいいだけなのだから…。
誰でもa piece of cake(お茶の子さいさい?)のはず?
どちらにしても、そんなことで残虐非道に失血死させられたU.L.G.の無念さ、ショック、さすがに推察しようにも、その術さえ見つからない。
友情とはほど遠い思いやりのなさ、嫉妬と羨望からの自己顕示欲による逆恨み、U.L.G.は三途の川の手前で、今頃、青春より残酷な苦悩の日々を過ごしているに違いない。
「何で、もっともっと正直に話してくれなかったの?自分から心を開いてくれたら私だってもっとあなたをわかってあげられたのに…。あなたは自分の孤独をアピールするばかりで、一緒になって、オシャレやオモシロイ漫画やボーイフレンドのことを笑顔で話していたかったのに…どうしてもわからない。どうしても許したくない」

●長野義妹殺人事件の加害者ヘチャムクレの犯行動機の再確認

幼稚で、未成熟で、自己中心的で、陰険極まりない誇大妄想的虚言癖のある自分勝手な24歳の女性が、全く子育てに自信がないくせに、頼りにならない夫と子どもを作ってしまい、
「子育て嫌悪忌避症候群」になり、
子殺しも自殺もできない代わりに、何と義母に子育てを丸投げしようと姑息に企てていたのを、

たまたますぐ側にいた、
幼稚でも、辛辣で難渋した同棲生活経験から成長し始め、まだ粗野ながらも愛情が何かを感じ始め、ただ狭い社会の執拗な中傷にナーバスなままのバカ正直過ぎる24歳の未婚義妹に見透かされ口封じのためにした、
「ヤケクソ育児放棄的証人暗殺」

その意味で、こんな陰湿なヘチャムクレの実体を暴かなかったマスコミとそれを諭せない若年性精神インポテンツである夫のヘナチョコも、間違いなく共同正犯。
あまりにも忸怩たる気持ちであるだろう、母親兼義母に代わって、東仙坊、明言しておきたい。

マスコミ!
口さがない近所の人たち!
この恐ろしいほどの陰湿なヘチャムクレの友だちと称しているノータリン!
内心そんなの関係ないと思いつつノリで減刑嘆願書にサインした7,000人以上のson of bitchたちよ!
いいか、よく聴け!
すぐに、このヘチャムクレに軽佻浮薄に同情したことを、きっと後悔するだろう!
この陰険な性悪二枚舌オンナは、残虐無比にコジュー・ドゥーを惨殺したことで、
アケロン川を渡ってしまっているのだ!

次にオマエの傍らに近づいた時、今よりさらにその陰湿度を深めていることさえ、
オマエは気がつきはしないだろう、
ほんのちょっとでも、何か不愉快なことがヘチャムクレに起きたとき、その幼稚で未成熟な直情径行の本性剥き出しに、アッという間に、襲いかかることだろう!
ヘチャムクレの手には、いつのまにかコジュー・ドゥーが怨念で手渡す、光り煌めく包丁があるだろう。
注意して眠ることだ、何重にも鍵をかけて!
コジュー・ドゥーが怨念で外さない鍵をかけて!

東仙坊、自分で書き込みながら、震えている。
本当にこんなヘチャムクレ・サイコパスをもう一度世の中に戻していいのだろうか?
最後に、言われているようなコジュー・ドゥーだったら、5年以上もDVの最低のスカタン彼氏と同居していて、そのスカタンをどうして殺さなかったのだろう?
逆に、どうして殺されずに無事にいられたのだろう?
東仙坊、その点を本気で想像してみて欲しいと、お願いする。
どちらにしても、この2人の幼稚な惨殺魔を直せる人が、果たして本当に人間社会にいるのだろうか?

これで、初めての検証プロファイリングを終わりにする。

I want each of murderers returns each of victims from there to where the each belonged (殺人者に被害者たちを元いた所に戻させたい)!



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検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-19

I feel so strange how such a lawyer would lead the progress of the trial in Japan(何で裁判の進行を弁護士が思うようにできるのか変)!

世に人権派(?)と呼ばれる弁護士たちが跋扈している。まるで自分だけが選ばれた正義の使者かのごとく、 傲岸不遜に、傍若無人に、厚顔無恥に、それでも思いのままのように裁判を創作してゆく…。
本当に変な国だと思わないか?
特に、このヘチャムクレの裁判の推移を見ていると、全てがその人権派(?)弁護士の、一見巧妙に見えても実は稚拙な裁判誘導のように見えてきて、腹が立ってくる。
犯人が自分の友だち(?)に送るメールは、何で簡単に真実のようになるのだろうか?
ヒトになぜか好かれない人は、殺されても仕方ないことに、どうしてなるのか?
自分に邪魔な人を、消しゴムで消すように殺した人の一体どこに、人間性のカケラがあるのだろう?
また、胃の中で、大きい雹がバリバリ音を立てて降り出したので、もう止める。


検証プロファイリング 長野義妹殺人事件

■東仙坊による、事件総括

2008年1月29日、第1回公判の検察側の証拠調べの中で朗読された、義母兼母親の声をまずじっくりと聞いておくべきである。
夫の不名誉な死、長男の悲惨な不慮の死、娘の惨殺、それらを背負いながら、名前を変え、女手一つで子どもたちを育て、この事件後、自殺まで考え、今また不遇な孫娘のために再び名前まで変え、一大決心して、懸命に生きようとしている人間の心の底からの叫び声に、東仙坊、胸が痛む。


娘とのいつもの食事、会話を楽しみに帰宅したら、娘が変わり果てた姿で倒れていた。
首が切られ、顔が血まみれになっていて、見るに堪えなかった。
本当に可哀想で、とても無残だった。
119番通報しようとした手が自然に震えた。
助けたいと思って触れたが、冷たくて、固くて、力がなくて、呼吸もしていなかった。
どうしたらあれほどまでに残酷に、娘の頭を叩いたり、なぜあれほどまでに血が出るように娘をさせるのか…娘を返して欲しい。
娘のように、同じように殺したい。




いくら、被害者の肉親であることを考慮しても、この母親の言葉が、全てヘチャムクレのようにウソとは思わないが、どうだろう?
父親の死後、娘だからこそ母親の本音を感じ、心身ともにそっと母親を励まし、自省し、高齢者介護の仕事を熱心に行い、ヘルパー2級の勉強をし始めていたコジュー・ドゥー。
間違いなく、コジュー・ドゥー自身は2度と反論できないのである。

2007年3月4日、2人にとってたった1人の立会人であり、生き証人であり、被害者の母親であり、そして、加害者の義母が、ついに法廷の証言台に立った。
その証言の全てを紹介することで、東仙坊が言い続けている、被害者であるコジュー・ドゥーの魂の叫び声を聞きとって欲しい。


 私は平成19年11月7日に自宅で二男の嫁に殺害された娘の母親です。
 平成16年、嫁を家族に迎え入れた。13年に長男を亡くした私は、子供ができ喜んでいた。孫と3人の同居生活では、買い物や外食などたくさんでかけた。嫁は(夫である)二男よりも私と外出することが多かった。
 本来は口数の少ない二男が娘に話しかけてくることから、私は「嫁が娘を気にしているからではないか」と思った。
 (持ち物などがなくなるようになると)娘は見えない犯人にイライラして私に怒りをぶつけてきた。でも娘は、「嫁が勤務すれば(紛失は)起きないだろう」とじっと耐えていた。
 職場では、「娘は精神を病んでいる」と言われていた。私は富士見交番に、被害届を出したが、人ごとで片づけられた。
 娘はおなかをすかして外で泣き、私の帰宅時間に合わせて家に帰ってきたりした。「なぜ嫁は娘に温かい言葉をかけてくれないのだろう」と思うようになった。
 嫁は、娘に対して、何か特別な感情を持っているのかと話し合いの場を持ったが、二男が止めた。娘に「一番上の兄ちゃんが生きていれば違ってたよね」と言われ、胸が痛んだ。
 2人が話し合った席で、「言って分からない人間は、殴って分からせる」と娘に殴りかかった嫁に驚いた。孫にも同じことをやっているのではないかと心配になった。
 娘が自宅を出ると二男に話したら、嫁夫婦が出て行くと言った。私は孫と会えなくなるが、会いに行こうと思った。嫁がアパート生活がうれしいと言って出て行ったとき、良かったと思った。嫁には毎月のアパート代、生活資金を届けた
 私は嫁と娘の2人のセーターを買ったり、同じ愛情を注いでいた。アパートの玄関にあった楽しそうな嫁、二男、孫の写真を見て、「次は第二子の報告かな」と思っていた。
 娘は「次は私の命がなくなるよ」と(家の)鍵を変えてくれるよう頼んだ。私があのとき娘が言ったとおりしてやれば、とくやみきれない
 娘は23年生きて、これから人並みの幸せを得るときだった。「お母さん大好き」「旅行いっぱいしようね」と言っていた。
 生きていた健康な娘を帰してください。声もかわいい笑い顔も、抱きしめることもできない。「会いたい。ごめんね」という私の思いが、わかりますか?
 逮捕後、私は女手ひとつで築いた家も友人もすべて失った。
 小さな孫を殺人犯の子にしてしまった
 嫁は、(裁判で)蚊の鳴くような声で返答し、本音が出ておらず、反省していない。嫁は介護士をしていて、命が戻らないことを知っていたはず。それなのに邪魔者を消すという許しがたい行動を取った
 できる限りの厳しい刑を求めます。
 マスコミで取り上げられた娘の(嫁への)嫌がらせは、すべて嫁の関係者から聞いたもので、娘の人権が汚された




法廷で、検察側が、母親の様子を尋ねたとき、ヘチャムクレの夫であるヘナチョコは、「僕自身、ショックで周りを見る余裕がなかった」と答え、自分の母親のことなど全く歯牙にもかけていない
何と腑抜けなオトコなんだろう?
本当にヘチャムクレにふさわしい夫と言えないか、どうだろう?
にもかかわらず、母親は、孫のために残りの人生をかけるとまで言っているのである。
おそらく、こんなヘチャムクレを支え続けたいと能天気なことを言っている、情けなくてみっともない二男のヘナチョコに、子育てを任せられないと決意しているからに違いない。
そのためにも、この裁判がこんな形で、たったの15年の求刑で、ということはそれ以下の量刑で終わってしまって、本当にいいのだろうか?
母親は、「できるだけ長い期間、刑務所に入れて欲しい」と嘆願しているのである。
東仙坊、この母親の凄惨な人生を考えると、まだまだ自分の生き方が甘いと反省してしまうが、どうだろう?
どちらにしても、コジュー・ドゥーをいつのまにか鬼小姑のようにしてしまったマスコミは、この母親の叫び声に、コジュー・ドゥーの悲痛な声に、一体どんな反応をするのだろうか?
東仙坊、その良識を信じたい。


By the way, what are you supposed to do, mass media from now(ところで、これからどうするんだマスコミ)?


to be continued…



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検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-18

I wonder as if two assholes of these cases should be same(この2つの事件の犯人は同じ)?

東仙坊、あの佐世保小6同級生殺人事件とこの長野義妹殺人事件が、限りなく酷似している点を検証しているので、間髪入れず続ける。もちろん、2人の被害者の不運な共通点が、兄2人と長女兼末っ子という同じ3人兄弟構成だった、などという表面的なことなどには、一切触れない。
どちらも、「殺しても殺し足りない。元通りの普通になれるかな」、「今日こそ殺してやる。殺せば元の幸せな生活が取り戻せる」と相手を殺したくて殺そうと計画し、全く容赦なしにメッタ刺しにし、相手の人生を瞬時に奪い、自分の身勝手な欲求を満たし、ホッとしながら今も生きている犯人がいることを問題にしたいだけである。

検証プロファイリング 長野義妹殺人事件

■事件の残忍極まりない犯行詳細

小春日和ののどかで穏やかな日が続き、いつの間にか誰もが爽やかな気分になっている。
異常気象で、もしかしたら冬が来ないのでは?という噂までが飛び交っている。
2007年11月7日、勤務日を間違えてしまったヘチャムクレは、時間を持て余し、急に思いついたように実家に向かう。
持っていた合鍵で家に入る。
コジュー・ドゥーの部屋に行き、泥棒猫のように何かを探し始める。
そして、ついにタンスの引き出しの中で、自分の名前の表札プレートを見つける。
今日こそは殺してやる
そう決意すると、再び鍵をかけ、外に出る。
まだお昼までには時間がある。
コジュー・ドゥーさえいなくなれば、普通の生活ができる
と、何度も何度も考えながら、茅野市のスーパーに向かう。
そして、食料品を買い込み、それを自分の車のトランクにしまう。
殺害後、家に帰って、夫に見せ、アリバイにするためである。
一旦、家に戻り、自分で作った証拠隠滅計画ノートを1人で何度も読み返す。
子どもは保育園に預けてあるので、家にはいない。
午後4時頃、犯行を決意し家を出ると、まずいことに夫から電話が入る。
仕方なく一緒に、富士見町内のスーパーに行き、買い物をする。
「ガソリンを入れて帰る」
と、ウソをつき、夫と別れ、再び実家に向かう。
駐車場をチェックすると、コジュー・ドゥーの車が止まっている。
コジュー・ドゥーは施設のクリスマス飾りを買いに行かなければならず、洗濯物を取り込むために、一時帰宅している。
「よし」と、ヘチャムクレは近くの町役場駐車場に車を止め、ハンマーと血がついても分からないようにと選んだ黒い軍手、家のピンクの紐ではばれやすいと仕事先で紙紐を三つ編みにした特製紐、それらの入った手提げバッグを持ち、実家まで歩く。
「どうせ自分もいなくなるのだから」と、もう怖いものはない。
中の様子を窺いながら、軍手をはめ、無施錠の玄関のドアを静かに開ける。
そっと家に入ると、バッグからハンマー(約30cm、重さ約400g)を取り出す。
すぐに居間に行くことはやめ、まず誰かが来るとまずいので玄関の鍵をかける。
すると、中からコジュー・ドゥーが玄関の方へ出てくる。
やおらハンマーをかざし、殴りかかるヘチャムクレ。
それで数回思いっきり殴りつけても、逃げようとするコジュー・ドゥーの衣服を掴んで、廊下に倒し、さらに殴り続ける。しかし、コジュー・ドゥーは逃げようとする。
ああ、全然死なない。お願い、早く死んでよ
と、夢中で殴り続け、20回以上殴ったあたりで、コジュー・ドゥーがぐったりする。
急いで玄関に行き、用意してあった紐を取って戻り、思いっきり首を絞める。
それでも死んだ気がしなかったのか、台所の下から刃渡り16cmの包丁を持ちだすと、軍手を外し、包丁の取っ手に指紋がつかないよう布巾を巻き付け、コジュー・ドゥーの頚動脈を7回も切りつける。
そのうえ、とどめを刺そうと、さらに頭や首を数10カ所メッタ刺し。
吹きだす大量の血。
それは瞬く間に廊下中に広がり、あたり一面真っ赤に染まる。
顔の周りに血が溢れ、血に中に顔が沈む。
そのあまりの出血の凄さに、予定していた、死体を車の助手席で運ぶことを止める。
最初は、1人で寝ている人を動かす介護で学んだコツを利用し、コジュー・ドゥーの死体をどこか遠くへ遺棄するつもりだったのである。
それでもほぼ計画通りに進んでいるので、慌てない。
返り血がベットリ付いた服をバッグに隠し、タンスにあったスウエットに着替え、台所のサッシ戸から人に見られていないか、様子を窺ってから家を出る。

車に戻り、バックミラーでウェットティシュを使って顔に付いた返り血を拭き取り、夫に「茅野市のスーパーに寄って帰る」とメールする。
ただし、予定していた、コジュー・ドゥーの携帯から義母に「友だちの家に泊まりに行く」と偽装メールすることは止める。
車を走らせ、ハンマーを用水路内へ遺棄し、血のついた服も自宅近くの雑草地中へ投げ棄てる。
何食わぬ顔をして家に戻り、トランクに隠しておいた茅野市のスーパーで買った食料品をビニール袋ごと夫に渡す。

一方、母親が午後8時45分頃、帰宅。
閉まっていたドアの鍵を開け、目の前に、生まれて初めて見る、恐ろしく静かで、恐ろしく真っ赤な世界が広がっている。一瞬、息を飲む母親。
そのおどろおどろした血の海の中に、何とコジュー・ドゥーを見つける。
コジュー・ドゥーは全く動こうともしない。
その地獄の苦しみを味わったかのような顔が、ただ口惜しさを一杯に表している。
立ちすくんで、全く動けない母親。

ヘチャムクレは、夜中の1時に、妹に「明日土曜日だけど来る?チーズフォンデュ・パーティーしよう」とメールする。

2007年11月8日、事件翌日、茅野警察署の任意の事情聴取に呼ばれたヘチャムクレが、夫の「何でも正直に話したほうがイイよ」に促され、あたかも健気にすぐ自供したように言われているが、事実無根。
「誰か怪しい人が見つかったんですか?」、「犯人に目星は付いたんですか?」と、実際は自供までに3時間近く掛かっている。

東仙坊、ここまで生きてきて、ウソ八百、これほどまでに平気で自己中心的に自分勝手に躊躇なくウソをつけるヒトを見たことがない。
このヘチャムクレを、まるで、純朴で、真面目で、思いやりがあって、やさしい、謙虚な女性かのようにでっち上げてきたメディアに、改めて呆れる
きっと、本当の女性を知らない、軽佻浮薄な人間がメディアに増えたのかも知れない。
そういえば、メディア関係者の卑劣で卑屈な犯罪も確かに増えている。
今度は胃の中で、冷たい雹がバチバチと降り始めたので、もう止める。

Since I was born for the first time I am known with this real psychopath liar(生まれて初めて本物のサイコ嘘つきを知った)!


to be continued…



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検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-17

I can't believe the professional firefight got be the survivor's guilt when he looked at the terrible seen of crime(プロの救急隊員が「サバイバーズ・ギルト」になるほどの凄惨さって)!

こんなにヒドイ、こんなに悲惨な、こんなにムゴイ、思わず目を覆いたくなる、メチャクチャな、残虐極まりない、言葉にならない、このまだ12歳の女の子が自分の同級生をカッターで刺殺した殺人現場を目撃してしまった人たちの率直な感想である。
本当に、こんな殺人を犯したヒトが、許されたままで、いいのだろうか?
心から、本気で考えて欲しいと、東仙坊、願っている。
余談だが、まさにこの事実こそが、東仙坊、ブログを立ち上げようとした伏線である。
プロフェッショナルの救急隊員がその現場を見て、サバイバーズ・ギルトになってしまうような凄惨な殺人事件を12歳の女の子が日本で起こすなんて…その時、錆だらけの汚いボロボロの釘が、間違いなく頭のどこかに突き刺さり、未だにそれが抜けないのである。
天真爛漫。天衣無縫。お転婆。屈託のない、無邪気で、清廉で、潔白な、純情な女の子でいっぱいの日本になって欲しい。
それこそが、こうしてブログを書き続けている原動力でもある。まさに、甘ちゃん、だろ?

検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件

■事件の残忍極まりない犯行詳細-2

午後1時5分、佐世保警察署員が到着。
「何があったの?」の警官の事情聴取に、表情一つ変えず、
自分がやった」「死ぬまで待って、バレないように教室へ戻った」「私、どうなるの?
などとほんの少しだけ答える。

午後1時55分、佐世保警察署へ移送、補導勾留。
その後、ほとんど何も話さない。
警察の方も、どうしていいのか分からなかったのが実情のようである。
夜に幕の内弁当を半分食べる。

2004年6月2日、事件翌日、事情聴取(?)が恐る恐る始まる。
事件以外のことには、はにかむように話すが、事件のことになると、難しい顔を作り、黙る。
また、家族に会いたいと言わない。
その夜、眠れない。

2004年6月3日、朝食を全部食べる。
ああ、やっちゃったと思った
何でやったのかな。よく考えて行動すればこんなことにはならなかった。手紙や掲示板でなく、会ってあやまりたい
「一人で悩んでいた」
交換ノートと掲示板以外では別に何の問題もなかった
これから普通の暮らしができるといいんだけど…
などと答えたことになっているが、弁護士による意図的情報操作が始まっているようなので、信憑性はあまりない。

2004年6月4日、初めて両親が面会。
ジャジャ馬サイコは視線を2人から外したまま、母親は涙するだけ、父親が、
朝晩手を合わせて拝むんだよ、天国に行ってくれるように」という。

やばい、完全に、胃の中でバーン、バーンと6尺玉の花火が破裂し始めた。


■東仙坊による、事件総括

「天国に行ってくれるように」ということは、ジャジャ馬サイコを立派に育てたお父さん、U.L.G.はまだ天国に行っていないということ?ということは、U.L.G.は今地獄にいるということ?あるいは、無念でまだ成仏していないということ?東仙坊、再三再四書き込んできたが、お父さん、ところで天国って本当にあるの?あなた行ったことあるの?
どちらにしても、それが人殺しの娘に語りかける言葉??
やはり、こんな父親だから、ジャジャ馬サイコがこんなことになったのかも…。
誰も言わないから、はっきり言う。
お父さん、あなたには子どもを育てる資格は全くない。
さらにこの父親への憤怒の念が強くなると思うが、事件から2年後、2006年12月3日に公開した手記をそのまま載せる。
東仙坊が、この父親に激昂する意味が、きっとわかってもらえると信じたい。
特に納得できない箇所にアンダーラインをしておく。


 私どもの娘が取り返しのつかない事件を起こしてしまってから、2年がたちました。
 娘が大切な将来を奪ってしまった被害者様とご家族様に対しましては、どのようなお詫びをしても償いをしようとしても、しきれるものではありませんが、ただただ「申し訳ございません、一生償いを続けさせてください」と申し上げるばかりです。
 私どもは、以前は、子供が被害者になる事件のことを見聞きする度に、自分の子供が被害にあわないようにするためにはどうしたらいいだろうと考えたりしておりましたが、まさか自分の子供が重大な事件を起こして加害者になるとは想像したこともなく、連絡を受けても最初は信じられませんでした
 私どもは、家庭内で娘と普通に親子の会話をしているつもりでした。娘は、学校での出来事や、好きな本のことなどをいろいろと話してくれていました。身体に障害のある私のために、着替えなども手伝ってくれました。
 娘が事件を起こす2、3日前、私は「チソン、愛してるよ」という本の広告を見つけました。交通事故で顔と身体にひどい火傷と障害を負った韓国の女子大生が、最初は絶望していたけれども、やがてありのままの自分を見つめ、全身の障害と戦いながら前向きに生きるようになるまでを書いた手記だということでした。私が娘に内容を説明して「こんな本があるよ。すごいね。読んでみる?」と尋ねると、娘は興味を持った様子で、「読んでみたい」と言いましたので、私はすぐにこの本を注文しました。
 事件の前夜、私が娘に「今日、本を発送したそうだよ。2、3日で届くよ。楽しみだね」と言いましたら、娘はにこにこして嬉しそうに「うん」とうなずいていました。しかし、その翌日に、娘は事件を起こしてしまいました。
 あのような本に興味を示して、私の話も素直に聞いていた娘の心の中に、恐ろしい考えが隠れていたとは、今でも信じられない気持ちです。(この本は、後日施設で娘に差し入れて読ませました。娘は感想文を添えた手紙を送ってくれました)
 私どもは、現在もずっと、どうして娘があんなことをするような子供になってしまったのだろうと考え続けております。いくら考えても答えは見つかりませんが、娘の考えや行動をきちんと見守ることができなかった私どもに大きな責任があることは間違いありません。
 この2年間、どのようにすれば償いができるかを考えてまいりました。どのような形でお詫びをしようと、娘が起こしてしまった取り返しのつかない行為の責任、そしてあのような娘を形作った私どもの責任の償いができるとは、とうてい思いませんが、私どもは、あの子を育てた親として、自分たちの至らなかった点を考えて反省し、娘が起こしてしまった事件から目をそらさず、決して逃げないようにするつもりです。
 娘は現在、専門の先生方のご指導の下で、人間としての正しい心を身につけるための勉強を続けております。最近では、面会のときに、自分がなぜあんなことをしたのだろうと考え込んだり、(被害者様の)お父さんは私のことをどう思っているだろうと言ったり、反省の言葉を自分から手紙に書いてくるようになり、私どもも娘の心の大きな変化を感じております
 娘には、自分がしたことの重大さをよくかみしめさせ、親子で一緒に、一生懸命謝罪し続けていくつもりです。
 事件当時の同級生、在校生、保護者の皆様、担任の先生、校長先生をはじめ諸先生方、その他の地元の皆様には、言葉では言えないほどの大変な苦痛、ご迷惑をおかけしました。大変遅くなってしまいましたが、心から深くお詫び申し上げます。
 全国の皆様にも、不安と御心配をおかけしました。この機会をお借りして、皆々様に心からお詫び申し上げます。
 最後に、被害者様とご家族様に改めて深く深くお詫び申し上げるとともに、心から被害者様のご冥福をお祈りさせていただきます



ちなみに、事件後、ジャジャ馬サイコの母親、姉、祖母は関東方面に転居し、依然父親一人だけが家でその帰りを待っている。
東仙坊、イヤでも言わざるを得ない。
こんな父親では、ジャジャ馬サイコを立ち直らすことなど、絶対にできない。
そして、こんな餓鬼姫がノコノコと世の中に戻ってくることを、絶対に許せない。
そのためにも、ムカツキ、キレ、一旦別のパーソナリティーになってしまうと、人を殺しても何の断罪されず、簡単にリセットして、元の普通の暮らしに戻れるという現状を変えなければならない。
「責任能力」って、一体、何?
誰しもが生を受け、63億分の1の個体として地球上で生き始めたときに、その個体がすでに有しているものでないのか?
生きている限り、その責任が付いてまわり、自分の魂が是認できる形での死とともに、その責任から放免されるものでないのか?
それゆえ、仮に殺人を犯した加害者は、生きている限りその責任を果たさなければならないだけでなく、そこに魂が是認できない形で殺されてしまった被害者の責任が残存し、当然その分の責任まで果たさなければならなくなる。
そうすると、人間はもともと虚弱で、自分一人分以上の責任が負えないから、魂で是認した形で自分が死ぬしかないのである。
つまり、人を殺したら、自分が死ぬしかないという自己認識能力が必要なのである。
それが責任能力なのでは、ないのか?
その意味では、人を殺したヒトに責任能力を問う必要はない。
そのぐらい簡単明瞭にさせなければ、これらの卑劣で卑怯な犯罪を絶対に抑止できない。

Someone to kill someone must die at once, that is all(自分が誰かを殺せば自分が死ぬ、そうあるべき)!

to be continued…



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検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-16

Unbelievable, unbelievable(信じられない、もうイヤだ)!

東仙坊、ここまで必死にこの検証をしてきたつもりである。
その目的はただ一つ。卑怯で卑劣な犯罪を抑止するために、一人の人間として、具体的に何ができるか?
実践的に何を知っておけば、被害者にならずにいられるか?そして加害者にならずにいられるか?
これでも、本気で模索し、七転八倒してきたつもりである。
そして、これだけグタグタ、ダラダラ懲りずに叫んできたが、too late (遅過ぎた)、useless(無駄)、それが偽らざる心境である。
despair(絶望)、その言葉しか見つからない。
この国のタガの緩みは、想像を超えているほど最悪なのかも知れない。

3月23日、茨城県土浦市のJR荒川沖駅で、19日に72歳の男性を殺害し全国指名手配中だった、オタンコナスの金川真大(24歳)が、「捕まえてごらん」と110番したために8人の警察官を配置していながら、その目の前で、何と8人が殺傷される事件が起きた。
犯人のオタンコナスには何も興味もない。
このような不逞の輩は自分に興味を持って欲しいから実行したのは一目瞭然。義憤を感じるなら、興味を持たないこと、それに尽きる。そして、すぐ涎を垂らし始めている模倣犯たちと人道派(?)弁護士たちを喜ばせないために、その場で射殺すればよかっただけ。
同じくお気の毒ながら被害に遭ってしまった方々にも興味がない。
おそらく誰も言わないから、東仙坊、偶然来日している英国人遺族に対する弔意を込め、断言するともに、一足早く謝罪しておく。
「We are so sorry It must be impossible obviously for our police to arrest the murderer who killed your daughter(あなたのお嬢さんを殺した犯人を我々の警察が逮捕するのは明らかに不可能なのでゴメンナサイ)」
あの英国人女性殺害事件のクソッタレ市橋達也(29歳)の逃亡を幇助している奇特な方、それを取り逃がす警官のようなお人好しの方、自分だけは関係ないと生きている方、そんな人が被害に遭うのである。
誤解を恐れず、勇気を持って、さらに言う。あの時あの場所に不運にもオタンコナスと居合わせた人は8人だけじゃないはず。難を逃れた人はかなりいるし、オタンコナスの方も襲うヒトをそれでも選んでいる。個人の危機管理を意識し、注意深く細心の注意を払い、いつも毅然とした姿勢や凛とした態度を見せている人には、オタンコナスだって一瞬たじろぐに決まっている。
どちらにしても、日本の警察は実に情けなくてみっともない。
それにしても、「最悪の事態を想定し、あらゆる事案に対処できるように体制を敷いてきたが、このような事態になってしまった」なんて、一体どこから言えるのか?
本当に厚顔無恥も甚だしい。せめて犯人のマネをして全員坊主頭にでもしたら、どうだろう?
気の狂った他国に何も言えず、法律も作れない政治屋たち。国民を守れないどころか、事故死させてしまう自衛隊。モラルのかけらもない、ガリガリ亡者の経営者たち。そして、犯罪者を捕まえられないどころか、自分で犯罪をする警察。本当にこの愛する日本は、何もかもがメタボリック症候群なのか?
また、脱線したようである。
ごめんなさい。
東仙坊、そんな絶望の淵でも、ほんの一縷の望みを持って、まだこの国を救えるかも?と、甘ちゃんらしくこの検証を完結させる。

ところで、この東仙坊、ホラー、オカルト、スプラッター、全部に弱い。それこそ、悪い夢を見て、眠れなくなる。
しかしながら、この検証を懸命に続けてきた目的は、個人情報保護法の名の下でマスメディアがいつのまにか作り上げてしまう、被害者の負のイメージ、逆に加害者の虚像、それらに錯誤したり幻惑されることなく、本気で卑劣で卑怯で残忍な罪を憎むことこそが、唯一明日は我が身にならないための手段、犯罪抑止の道でしかないことを証明したいからである。
そこで、この2つの殺人事件の極めて酷似した殺害状況を、できるだけありのままに記述してみたい。
そして、異常な東仙坊、このような今や普通の殺害方法を心底憎んでいることを忘れずに、お読みいただきたいと、付け加えておく。


検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件

■事件の残忍極まりない犯行詳細-1

まばゆい陽射しが、佐世保市大久保小学校の教室の奥まで、ためらうことなく差し込むようになっていた。
6年生のクラスでは、その暖かさにつられるように和気あいあいと、給食の準備が始まっていた。
2004年6月1日、午後0時15分。
殺す計画を立て、最初から殺すつもりの12歳普通の女子生徒、ジャジャ馬サイコが、
ちょっとおいで
と、正義感と慈愛に溢れ、全く殺されるなんて想像していない12歳普通の女子生徒、U.L.G.を教室の外へ呼び出す。
ちょうど直前の4校時の作文時間で、「人のシンリ」を書いていたU.L.G.は、心のどこかで思うようにうまくいかなくなっていたジャジャ馬サイコとの友情問題を真剣に受け止めていたから、
黙ってジャジャ馬サイコの後ろをついてゆく。
その同じ作文時間に、もう一度仲直りできるかもと期待していた相手のジャジャ馬サイコが、韓国ホラー映画「ボイス」を題材に、自分のことを「殺しても殺したりない」と下書きしていたことなど、U.L.G.はこれっぽっちも気づいていない。
歩く廊下は、なぜかひんやりとしている。
この時、U.L.G.にそんな反省する気持ちさえなければ、すぐにジャジャ馬サイコの異様な雰囲気に気付き、教室の中で、「何なの?イヤよ」と答えていただろう。
本当に、そう答えてさえいれば、今でもU.L.G.は大きな声を出して笑っていたに違いない。
そのまま2人は、同じ3階にある誰もいない学習ルームに入る。
不気味なほど閑散とした20畳くらいのだだっ広い空間に、1脚のイスがポツンと違和感を漂わせて置かれている。
座んな
と、ジャジャ馬サイコが、奇妙なほど静かにU.L.G.に声をかけながら、おもむろに部屋のカーテンを閉め始める。
些細なことでの仲たがいを内省し、いくら相手が好きな性格でなくても力になってあげられない自責の念まで覚えていたU.L.G.は、何も疑わず、ためらうことなく黙って座る。
もちろん、逃げ出すことなんか全然考えてもいない。
それどころか、仲直りするいいチャンスと考えている。
悲しいことに、U.L.G.の方は、とっくに成長し始めていたからである。
すると、いきなりジャジャ馬サイコがU.L.G.に、タオルで目隠しをしようとする。
「やめてよ。何するの?」
と、U.L.G.が激しく抵抗する。
その次の瞬間には、隠し持っていた黄緑色の小型カッターナイフで、ジャジャ馬サイコは、左手でU.L.G.の目を塞ぎながら、無言で右の首を思いっきり切り裂いている。
その傷は、深さ約10cm。長さ約10cmにも達していた。
瞬間的に、左手で右の首を押さえるU.L.G.。
その手の上から、さらにカッターナイフを突き刺すジャジャ馬サイコ。
U.L.G.が崩れるようにうつ伏せに倒れる。
そのU.L.G.の左手の甲からは、骨が見えている。
U.L.G.の右の首には、野球のボールがそのまま入るほどの穴が開き、中から筋肉がぶらぶらと飛び出している。
もの凄い量の出血。
なのに、やおら、そんなU.L.G.の顔を、何度も蹴り上げ、踏み続けるジャジャ馬サイコ。
瞬く間にU.L.G.の顔は変形し、不自然な形で首を反らしたまま動かなくなる。
その時突然、入口のドアが開き、低学年の女子児童がそっと顔を出す。
それを、ジャジャ馬サイコが、「キッ!」と睨みつけ追い返す。
それから、手に付いた血をハンカチで拭きながら、U.L.G.の顔を間近でのぞき込み、
死んだのかな
と、動かなくなるのをただ待ち続ける。
その出血はどんどん酷くなり、瞬く間に1リットル以上を超えても、さらに流れ続ける。
最後に、U.L.G.の体を手で突っつき、動かないのを確認してから、学習ルームを離れる。

この間、たったの15分。もの凄い手際のよさ。
U.L.G.は永遠に2度と生き返ることはなくなり、友だちのシツコサ、その友だちとの友情の育て方で、悩むこともない。

学習ルームを出たジャジャ馬サイコが、カッターをハンカチに包みながら、教室のそばまで戻る。
午後0時35分。
ちょうどジャジャ馬サイコとU.L.G.が教室にいないことに気付いていた担任の男性教師(35歳)が、全身血だらけのジャジャ馬サイコが廊下に立っているのを見つける。
なんと、ジャジャ馬サイコ自身に、「救急車を呼べ」と動転した男性教師が叫ぶ。
私じゃない。私の血じゃない。もう一人は別の場所にいます
と、ジャジャ馬サイコが学習ルームの方を指さした。
慌てて学習ルームに向かう男性教師。
そして、血だらけで倒れているU.L.G.を発見し、「救急車!」と大声で叫ぶ。

その間、ジャジャ馬サイコは、階段を下りて行こうとする。
偶然、5年生の担任女性教師と出会う。ジャジャ馬サイコは、U.L.G.の名前を呼び、
「救急車を呼んで」
と呟く。
しかし、その女性教師は、ジャジャ馬サイコ自身がケガをしていない様子なので、
「大丈夫よ」
とその場で1分ぐらい階段に座らせる。
たっぷり浴びている返り血がジャジャ馬サイコ本人のものではないと判断し、そのまま1階保健室に連れて行き、手を洗わせ、学校に用意してある服に着替えさせた。
その間、ジャジャ馬サイコは、沈黙したままで取り乱した様子がないので、何も訊かず、その女性教師は手を握り続けている。

「児童がカッターで首を切られて倒れている」
と119番通報したのが、午後0時45分。
午後0時52分、救急隊員3人が学校に到着。
2人は現場に直行。
1人は、勝手に大阪池田小学校のような事件を想定したらしく、校内を負傷者を探して捜索し、保健室でジャジャ馬サイコを見つけ、「大丈夫か?」と声をかけるが、無言。


現場に向かった救急隊隊長は、その目撃してしまった、この世のものとは到底思えない残虐至極の地獄絵図に、同じ歳ぐらいの女の子を持つ父親だったために、何とPTSD(心的外傷後ストレス障害)survivor's guilt(サバイバーズ・ギルト:PTSDの一種、生存者罪悪感)を発症し、事件直後から家族と話ができなくなってしまったのである。

Tell me frankly how you should think about this case to read it in detail(これを読んでどう思ったか正直に言って欲しい)!


to be continued…




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東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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