緊急プロファイリング 北海道南幌町祖母&母刺殺事件-追補
I really wonder what the father and the sisters of this brutal 17 years old girl murderous fiend should think to live in now(この残忍な17歳少女殺人鬼の父親と姉妹は、今、何を本当に考えて生きているのか)!
東仙坊、人間の有するたった一つ権利は自分の死と凝視し合うことと確信している。
それこそ、この世に生を受けて以来死ぬまでその権利だけはいかなる人にも奪われてはいけないものだとも確信している。
なぜなら、いかなる人間も生きている限り死だけはたった一度しか経験できないからに他ならない。
そう、人類誕生以来、誰一人として再度生まれた人はいないはず。
えっ、輪廻転生を信じていないのか?って?
もちろん、信じていない。
じゃあ、神の存在は?って?
何度も書き込んできているが、生憎、信じていない。
えっ、じゃあ、死んだらどうなるのか?って?
全くわからない。
ただ、なんとなくZERO、0、ゼロ、零、NOTHINGだと想像しているだけ。
だからこそ、どこまでも死だけは個人的なもの。
事故で死のうが、病気で死のうが、寿命がきて死のうが、それはあくまで自分だけで向き合う権利。
それゆえ、何人にも人に命を勝手に奪うことだけは許されないはず。
それだからこそ、東仙坊、殺人を断固糾弾する。
ましてや、昨今では、ほとんど日常茶飯事になってしまったかのような尊属殺人にはガマンできない。
家族なら、どこまで口角泡を飛ばしながらケンカし合っても、本気で対峙し合うべき。
それこそが、人間の人間たる所以であり、人間的成長への足がかり…。
それにしても、何と家庭内殺人の増えたことか?
心の底から毎日暗澹たる気持ちで生活しているのは、東仙坊だけではないと思いたいが…。
そんな中で、その残虐非道な殺人犯がまたしても17歳の女子高校生だったために、その情報が一切洩れてこないある事件のその後がどこか気になっている。
自分でプロファイリングしたせいからではない。
人の口には戸が立てられないことは百も承知でも、巷間伝わってくるそのサイコパス少女への虐待のウワサがどこまで本当なのか?ということに、率直に興味を覚えているからである。
より正確に言うと、その妹への犯人隠避の容疑をかけられている23歳長女、そして、その長女と三女を残して家を出た父親と20歳二女が、今、何を思っているかが知りたいからである。
また、その殺人鬼である17歳の女子高校生の同級生たちが嘆願書を出そうとしているという話が出てきているからでもある。
確かに、無残に殺害された祖母と母親に関するウワサには、どこかリアルな点があることは否めない。
しかし、だからといって、簡単に同情すべき話なのだろうか?
仮に百歩譲ってそれらがほとんど真実だったとしても、そして、現実的にいくらとことん追いつめられたかといって、凄惨な殺人に繋がってしまうことは容認できないと思っているのは、東仙坊だけではないと思いたいが…。
そのあたりに、今のぬるま湯社会でしかない我が国の根幹的問題があると思うが、どうだろう?
■北海道南幌町祖母&母刺殺事件
●新たに判明した事件の詳細と事件発生までの経緯
①祖母と母親を殺害した三女は、その日、長女の帰りが遅いことを知っていて凶行に及んだということ。
②事件の第一発見者になった町の薬局に勤め残業を終え帰宅した長女が見たものは、失血性ショック死した母親は喉仏から頸動脈まで切り裂かれ、同じく失血性ショック死をした祖母は頭と胸を中心に7ヵ所刺されていて、部屋中の血の海だったということ。
そして、妹は返り血を浴びたまま茫然とたたずんでいたということ。
③その長女は、通報前に妹とともに部屋中のタンスの引き出しを開けるなどの証拠隠滅行為に加わり、通報後も妹が犯人であることを警察に告げていなかったということ。
④この家は、もともと祖母が自分の金で娘一家と一緒に住むつもりで建てたものであるということ。
また、祖母は夫の遺産や生命保険に加え、株投資で大儲けした成金だったということ。
しかし、札幌市に住んでいた両親が長女と二女を連れて、人口わずか8000人のキャベツ畑と白樺林に囲まれた北海道南幌町引っ越してきた当初は、家族だけで住んでいたということ。
その3年後に三女が生まれ、さらにその2年後、夫を亡くした祖母がこの家で同居を始めたということ。
⑤父親は水道工事関係の仕事をしていたということ。
⑥祖母は大の子ども嫌いで幼い三女が泣いたりすると、「どういう躾をしてるんだ!」って娘夫婦を怒鳴り散らしていたということ。
そして、自分が連れてきた柴犬だけを可愛がって、「この家の子どもは犬以下だよ」と嫌味を言っていたということ。
それから、二言目には、「アタシの家に住むのなら、アタシの言うことを聞くのが当たり前だろ!」と怒鳴っていたということ。
父親は、そんな横柄な物言いをする義母に反抗したが(?)、すぐに「文句があるなら出ていけ!」と逆ギレされていたということ。
その結果、祖母が同居を始めた2年後、父親は母親と離婚し、札幌の実家に帰ってしまったということ。
そのとき、二女は「こんな家じゃ暮らせない(?)」と父親について行ったということ。
⑦ 祖母は三女が小学生のころから、「誰のおかげで飯が食えてるんだ!」と家の雑事を全部三女に押しつけ始めたということ(?)。
そのために、友人と遊ぶことさえ許さなかったということ(?)。
また、
⑧ 積雪は1mを超える地域なのに、家の前の雪を全てクリーンにしないと、祖母は杖でガンガン三女を叩いていたということ。
実際、三女は門限に遅刻した罰で叩かれ骨折し入院したこともあったということ。
⑨祖母は三女に生ゴミまで食べさせていたということ(?)。
⑩三女が暮らしていた4畳ほどの暖房もない物置小屋は家の荷物が置かれて、わずかなスペースに机だけが置いてあるだけだったということ。
そして、その出入りも玄関からではなくて、車庫の裏にある潜り戸を通って裏庭で行っていたということ。
⑪祖母は自分の娘である母親にもきつく当たっていて、「お前の教育が悪いから、この娘はこんなにグズなんだよ!」と容赦なく杖で叩いていたということ。
そのせいで、母親もノイローゼになり、「アンタのせいでアタシが怒られるんだよ!」とことあるごとに三女をなじるようになっていたということ。
それはそうである。
子どもの学費や生活費などのほとんど祖母の金でやりくりしていたというから、何も言えなかったのは当たり前。
⑫三女の中学校の担任からの引き継ぎの中に「家庭で祖母が厳しい」という言葉があったということ。
⑬三女は同級生に「祖母と仲が悪い。嫌だ、嫌いだ」と話していたということ。
⑭三女は事件の半月前にも、「やー、頭割れるんじゃねってぐらい痛い。そんな事おかまいなしで喧嘩するあの人達は何なんでしょ」、「家に野々村居るんだけどwwwwwせめて床ドンドンしないでー、頭にひびく」、「笑い声も出せない、家族に感づかれる」とツイッターしていたということ。
⑮東仙坊、最も着目するのがこれ。
長女が 「この数年、ずっと仕事で忙しくて、妹の悩みを聞いてあげる時間がなかったそうで、『あの娘が苦しんでいるのを知っていながら、なぜ私が支えになってあげられなかったのか』と泣き続け、事件を防げなかったのは私の責任です」とまで話しているということ。
そして、その長女も、11歳のとき、祖母と母親にきつく叱られて、どうしても家に入れてもらえないため、親族に約1ヶ月間保護されていたということ。
そのせいか、長女はすぐに働きに出ていたということ。
●東仙坊がプロファイリングするこの事件の本質的問題点
①実は、東仙坊、再三すでに指摘しているが、この三女の母親と父親、すなわち、その三女の両親(父親はかつて?)の子育てプランに疑問を持たざるを得ない。
現実的に、子育てには経済的負担がかなりかかるはず。
ということは、祖母がシニカルに侮蔑しているように、三女を妊娠する前になぜそんな容易に想定できることを考えられなかったのか?
少子化とか兄弟の減少化には、その経済的負担を夫婦が自立して支えられるかどうかが大きく影響しているのでは?
基本的に、親が子どもの養育をマネージすることが原点のはず。
その意味で、例え自分の親に小金があろうと、それに甘えること自体がすでに養育拒否と言っても過言ではないのでは?
だからこそ、夫と姑との確執が生まれるもの当然なのでは?
その見地からすると、この祖母のようなタイプのヒトは、実は今の日本ではそこら中にいるのでは?
持つ者は持たざる者に圧倒的なアドバンテージを有してしまっているのでは?
どうあれ、少なくとも経済的な全面依存さえなければ、そんな親に卑屈になることもないし、正々堂々とケンカできたのでは?
どちらにしても、この事件のポイントは夫と母親との間に立った妻が自らイージーで功利的な選択をしたことがすべての原因になってしまっているのでは?
確かに、チャイルドアビューズ(児童虐待)は負の連鎖を呼ぶもの。
自分が母親のDVを受けながら自分の娘をDVした段階で、この家族の崩壊は歴然だったはず。
それゆえ、それを痛感しながら親族が周囲が社会が放置したときに、この事件への引き金は弾かれていたとも言えるのでは?
そこで、どうしても理解できないことが1つ。
長女も三女もなぜ父親に相談しなかったのか?
そうなると、二女が今どんな状況なのかも気になってこないか?
だからこそ、東仙坊、父親と二女が何を思っているかが知りたいのだが…。
②この事件の最大の謎と言えるのは、誰が何と言おうと、自分の母親と祖母の血の海を見た後の長女の行動。
どうせ誰も言わないだろうから、言わざるを得ない。
見た瞬間、正直、やっぱり…とか、ついに…とか、やっと…と感じたのでは?
もしくは、言葉にしなかったかもしれないが未成年の三女の背中をどこか押していたところがあったのでは?
なぜなら、本当に巷間伝えられている通りなのなら、社会生活をし始めた段階で一人の人間として立ち上がるが必然だったはずだから…。
つまり、とっくに「おしん」にさせられている三女のために祖母や母親と本気で戦っていたのでは?
それこそ、三女を連れて家を出ていたのでは?
そうしなかったからこそ、今、自責の念に駆られているのでは?
東仙坊、率直に言って、最初はここまで証拠隠滅に加担したということはそれなりの共謀があったのでは?と疑った面があるのだが、これだけそれが稚拙だったということは、そうではなかったのかも?と逆に考え直したくらい。
どちらにしても、三女の「おしん」状況を放ったらかしにしていただけで、ほとんど共犯とも言えるのだが…。
それはそうだと思わないか?
もし本当に共謀していたのなら、三女に未成年だからせいぜい数年自立支援施設に入所するだけ、うまくいけば情状酌量でほんの少しガマンすればいいだけと諭しておいて、証拠隠滅などせずにハナから三女をホシとして警察に突き出したはず。
そうすれば、祖母の資産を手に入れ家も売却し、いつか妹と2人で堂々とピースフルな生活ができたのでは?
ともあれ、この家族愛に溢れていたはずの日本で、こんな家族がメチャクチャ増えているのでは?
If the criminal of this case is the complicity of sisters, don't you think that it is just very modern(この事件の犯人が、姉妹の共犯だったら、凄く現代的だと思わないか)?
東仙坊、人間の有するたった一つ権利は自分の死と凝視し合うことと確信している。
それこそ、この世に生を受けて以来死ぬまでその権利だけはいかなる人にも奪われてはいけないものだとも確信している。
なぜなら、いかなる人間も生きている限り死だけはたった一度しか経験できないからに他ならない。
そう、人類誕生以来、誰一人として再度生まれた人はいないはず。
えっ、輪廻転生を信じていないのか?って?
もちろん、信じていない。
じゃあ、神の存在は?って?
何度も書き込んできているが、生憎、信じていない。
えっ、じゃあ、死んだらどうなるのか?って?
全くわからない。
ただ、なんとなくZERO、0、ゼロ、零、NOTHINGだと想像しているだけ。
だからこそ、どこまでも死だけは個人的なもの。
事故で死のうが、病気で死のうが、寿命がきて死のうが、それはあくまで自分だけで向き合う権利。
それゆえ、何人にも人に命を勝手に奪うことだけは許されないはず。
それだからこそ、東仙坊、殺人を断固糾弾する。
ましてや、昨今では、ほとんど日常茶飯事になってしまったかのような尊属殺人にはガマンできない。
家族なら、どこまで口角泡を飛ばしながらケンカし合っても、本気で対峙し合うべき。
それこそが、人間の人間たる所以であり、人間的成長への足がかり…。
それにしても、何と家庭内殺人の増えたことか?
心の底から毎日暗澹たる気持ちで生活しているのは、東仙坊だけではないと思いたいが…。
そんな中で、その残虐非道な殺人犯がまたしても17歳の女子高校生だったために、その情報が一切洩れてこないある事件のその後がどこか気になっている。
自分でプロファイリングしたせいからではない。
人の口には戸が立てられないことは百も承知でも、巷間伝わってくるそのサイコパス少女への虐待のウワサがどこまで本当なのか?ということに、率直に興味を覚えているからである。
より正確に言うと、その妹への犯人隠避の容疑をかけられている23歳長女、そして、その長女と三女を残して家を出た父親と20歳二女が、今、何を思っているかが知りたいからである。
また、その殺人鬼である17歳の女子高校生の同級生たちが嘆願書を出そうとしているという話が出てきているからでもある。
確かに、無残に殺害された祖母と母親に関するウワサには、どこかリアルな点があることは否めない。
しかし、だからといって、簡単に同情すべき話なのだろうか?
仮に百歩譲ってそれらがほとんど真実だったとしても、そして、現実的にいくらとことん追いつめられたかといって、凄惨な殺人に繋がってしまうことは容認できないと思っているのは、東仙坊だけではないと思いたいが…。
そのあたりに、今のぬるま湯社会でしかない我が国の根幹的問題があると思うが、どうだろう?
■北海道南幌町祖母&母刺殺事件
●新たに判明した事件の詳細と事件発生までの経緯
①祖母と母親を殺害した三女は、その日、長女の帰りが遅いことを知っていて凶行に及んだということ。
②事件の第一発見者になった町の薬局に勤め残業を終え帰宅した長女が見たものは、失血性ショック死した母親は喉仏から頸動脈まで切り裂かれ、同じく失血性ショック死をした祖母は頭と胸を中心に7ヵ所刺されていて、部屋中の血の海だったということ。
そして、妹は返り血を浴びたまま茫然とたたずんでいたということ。
③その長女は、通報前に妹とともに部屋中のタンスの引き出しを開けるなどの証拠隠滅行為に加わり、通報後も妹が犯人であることを警察に告げていなかったということ。
④この家は、もともと祖母が自分の金で娘一家と一緒に住むつもりで建てたものであるということ。
また、祖母は夫の遺産や生命保険に加え、株投資で大儲けした成金だったということ。
しかし、札幌市に住んでいた両親が長女と二女を連れて、人口わずか8000人のキャベツ畑と白樺林に囲まれた北海道南幌町引っ越してきた当初は、家族だけで住んでいたということ。
その3年後に三女が生まれ、さらにその2年後、夫を亡くした祖母がこの家で同居を始めたということ。
⑤父親は水道工事関係の仕事をしていたということ。
⑥祖母は大の子ども嫌いで幼い三女が泣いたりすると、「どういう躾をしてるんだ!」って娘夫婦を怒鳴り散らしていたということ。
そして、自分が連れてきた柴犬だけを可愛がって、「この家の子どもは犬以下だよ」と嫌味を言っていたということ。
それから、二言目には、「アタシの家に住むのなら、アタシの言うことを聞くのが当たり前だろ!」と怒鳴っていたということ。
父親は、そんな横柄な物言いをする義母に反抗したが(?)、すぐに「文句があるなら出ていけ!」と逆ギレされていたということ。
その結果、祖母が同居を始めた2年後、父親は母親と離婚し、札幌の実家に帰ってしまったということ。
そのとき、二女は「こんな家じゃ暮らせない(?)」と父親について行ったということ。
⑦ 祖母は三女が小学生のころから、「誰のおかげで飯が食えてるんだ!」と家の雑事を全部三女に押しつけ始めたということ(?)。
そのために、友人と遊ぶことさえ許さなかったということ(?)。
また、
⑧ 積雪は1mを超える地域なのに、家の前の雪を全てクリーンにしないと、祖母は杖でガンガン三女を叩いていたということ。
実際、三女は門限に遅刻した罰で叩かれ骨折し入院したこともあったということ。
⑨祖母は三女に生ゴミまで食べさせていたということ(?)。
⑩三女が暮らしていた4畳ほどの暖房もない物置小屋は家の荷物が置かれて、わずかなスペースに机だけが置いてあるだけだったということ。
そして、その出入りも玄関からではなくて、車庫の裏にある潜り戸を通って裏庭で行っていたということ。
⑪祖母は自分の娘である母親にもきつく当たっていて、「お前の教育が悪いから、この娘はこんなにグズなんだよ!」と容赦なく杖で叩いていたということ。
そのせいで、母親もノイローゼになり、「アンタのせいでアタシが怒られるんだよ!」とことあるごとに三女をなじるようになっていたということ。
それはそうである。
子どもの学費や生活費などのほとんど祖母の金でやりくりしていたというから、何も言えなかったのは当たり前。
⑫三女の中学校の担任からの引き継ぎの中に「家庭で祖母が厳しい」という言葉があったということ。
⑬三女は同級生に「祖母と仲が悪い。嫌だ、嫌いだ」と話していたということ。
⑭三女は事件の半月前にも、「やー、頭割れるんじゃねってぐらい痛い。そんな事おかまいなしで喧嘩するあの人達は何なんでしょ」、「家に野々村居るんだけどwwwwwせめて床ドンドンしないでー、頭にひびく」、「笑い声も出せない、家族に感づかれる」とツイッターしていたということ。
⑮東仙坊、最も着目するのがこれ。
長女が 「この数年、ずっと仕事で忙しくて、妹の悩みを聞いてあげる時間がなかったそうで、『あの娘が苦しんでいるのを知っていながら、なぜ私が支えになってあげられなかったのか』と泣き続け、事件を防げなかったのは私の責任です」とまで話しているということ。
そして、その長女も、11歳のとき、祖母と母親にきつく叱られて、どうしても家に入れてもらえないため、親族に約1ヶ月間保護されていたということ。
そのせいか、長女はすぐに働きに出ていたということ。
●東仙坊がプロファイリングするこの事件の本質的問題点
①実は、東仙坊、再三すでに指摘しているが、この三女の母親と父親、すなわち、その三女の両親(父親はかつて?)の子育てプランに疑問を持たざるを得ない。
現実的に、子育てには経済的負担がかなりかかるはず。
ということは、祖母がシニカルに侮蔑しているように、三女を妊娠する前になぜそんな容易に想定できることを考えられなかったのか?
少子化とか兄弟の減少化には、その経済的負担を夫婦が自立して支えられるかどうかが大きく影響しているのでは?
基本的に、親が子どもの養育をマネージすることが原点のはず。
その意味で、例え自分の親に小金があろうと、それに甘えること自体がすでに養育拒否と言っても過言ではないのでは?
だからこそ、夫と姑との確執が生まれるもの当然なのでは?
その見地からすると、この祖母のようなタイプのヒトは、実は今の日本ではそこら中にいるのでは?
持つ者は持たざる者に圧倒的なアドバンテージを有してしまっているのでは?
どうあれ、少なくとも経済的な全面依存さえなければ、そんな親に卑屈になることもないし、正々堂々とケンカできたのでは?
どちらにしても、この事件のポイントは夫と母親との間に立った妻が自らイージーで功利的な選択をしたことがすべての原因になってしまっているのでは?
確かに、チャイルドアビューズ(児童虐待)は負の連鎖を呼ぶもの。
自分が母親のDVを受けながら自分の娘をDVした段階で、この家族の崩壊は歴然だったはず。
それゆえ、それを痛感しながら親族が周囲が社会が放置したときに、この事件への引き金は弾かれていたとも言えるのでは?
そこで、どうしても理解できないことが1つ。
長女も三女もなぜ父親に相談しなかったのか?
そうなると、二女が今どんな状況なのかも気になってこないか?
だからこそ、東仙坊、父親と二女が何を思っているかが知りたいのだが…。
②この事件の最大の謎と言えるのは、誰が何と言おうと、自分の母親と祖母の血の海を見た後の長女の行動。
どうせ誰も言わないだろうから、言わざるを得ない。
見た瞬間、正直、やっぱり…とか、ついに…とか、やっと…と感じたのでは?
もしくは、言葉にしなかったかもしれないが未成年の三女の背中をどこか押していたところがあったのでは?
なぜなら、本当に巷間伝えられている通りなのなら、社会生活をし始めた段階で一人の人間として立ち上がるが必然だったはずだから…。
つまり、とっくに「おしん」にさせられている三女のために祖母や母親と本気で戦っていたのでは?
それこそ、三女を連れて家を出ていたのでは?
そうしなかったからこそ、今、自責の念に駆られているのでは?
東仙坊、率直に言って、最初はここまで証拠隠滅に加担したということはそれなりの共謀があったのでは?と疑った面があるのだが、これだけそれが稚拙だったということは、そうではなかったのかも?と逆に考え直したくらい。
どちらにしても、三女の「おしん」状況を放ったらかしにしていただけで、ほとんど共犯とも言えるのだが…。
それはそうだと思わないか?
もし本当に共謀していたのなら、三女に未成年だからせいぜい数年自立支援施設に入所するだけ、うまくいけば情状酌量でほんの少しガマンすればいいだけと諭しておいて、証拠隠滅などせずにハナから三女をホシとして警察に突き出したはず。
そうすれば、祖母の資産を手に入れ家も売却し、いつか妹と2人で堂々とピースフルな生活ができたのでは?
ともあれ、この家族愛に溢れていたはずの日本で、こんな家族がメチャクチャ増えているのでは?
If the criminal of this case is the complicity of sisters, don't you think that it is just very modern(この事件の犯人が、姉妹の共犯だったら、凄く現代的だと思わないか)?