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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

緊急プロファイリング 大阪東淀川少女強盗殺人未遂事件-3

A shameless person having neither the disappearance from home nor the suicide nor the self-reform would imitate the crime(家出も自殺も自己改革もできない恥知らずが、犯罪の模倣をする)!

人は、なぜ模倣するのか?
それは明確な自我、自分の哲学を持たない、いわゆる自信のない人間にとって、模倣こそが、唯一の自分らしさと錯覚できる方法。
安易な自己顕示、功名心や名誉欲の欺瞞的発露にほかならないはず。
その意味で、模倣は、どこまでも初歩的な個性構築の一歩になるが、せっかくのたった一度の自分の個性的人生の否定にも繋がると思うが…。

■大阪東淀川少女強盗殺人未遂事件

●東仙坊が山口宇部市少女殺人未遂事件のホシ山田昌宏(便宜上、YAMAと表記する)と比較してプロファイリングする、この事件の犯人像

①犯行日時・場所からプロファイリングする、この事件のホシ

YAMAは、月曜日の下校時間である午後3時半、細くて狭い路地で、ターゲットに馬乗りになり執拗に顔を刺し、その顔に黒いビニールをかけている。
それでいながら、目撃されてしまって、逮捕に直結している。
ホシは、土曜日の昼下がり、10階建のマンションの3階のエレベーターホールで、軽く顔を刺し、ショルダーバッグを奪っている。
この完全週休2日制が拡大し、土曜日を休日にしている人が多い時代に、マンションのエレベータホールで凶行しながら、ホシは誰にも目撃されていない。
では、ホシは目撃されることを恐れ、現場を念入りに下調べしていたのか?
間違いなくそうではない。
この日、その現場マンションにターゲットの祖母がいなかったことは、偶然のはず。
ただし、そのマンションの人の出入り状況、防犯カメラ未設置の現場状況を知りうる立場にあったと思える。
もしかすると、その祖母が外出するのを事前に知っていた可能性もある。
その点から言うと、ホシはYAMA同様、逮捕されることはそんなに恐れていないが、ターゲットを以前からウオッチングしていたと思われる、あたかもストーカーのように…。
つまり、YAMAは突然思い立って凶行に及んでいるが、このホシはYAMAの事件を知って、ようやく凶行を決断したと思える。
その点から言っても、ホシは、YAMA同様、ターゲットの家のすぐ近く、それこそ半径5、600m以内に住むと断定できる。

②犯行内容・犯行動機からプロファイリングする、この事件のホシ

YAMAは、ターゲットを執拗に刺していて、その無邪気さ、天真爛漫さに対する憎悪の念を明確に示している。
また、それこそが小学低学年女児を襲った最大の理由であることは間違いない。
この手の未成熟なオトコにとって、超現実的生活観を持つ母親、そんな母親が垣間見せる猥雑さは、憎悪と軽蔑の対象にしかならない。
それでいて、そんな母親でも稚拙な愛情の対象である以上、家出することも、自殺することも、それこそ母親を殺害することもできず、自分が自分らしく生きられないすべての都合のいい言い訳にするもの。
そして、そんな目覚めることができない勇気のないオトコほど、自分では現状打破の努力を一切せず、そんな母親に甘やかされるまま自我を確立することもなく、安穏と時間を浪費し、勘違いしたストレスを貯め、悶々とするもの。
さらに、そんなある種の欠陥を持った母親を容認することで、ピュアなものを人一倍憧憬しているくせにそのピュアものを否定するようになるもの。
どうあれ、YAMAが、その得体のしれない性的衝動を、ターゲットにした歴然と肉体的に自分より虚弱な女児を殺害することで発散しようとしたことは紛れのない事実。
そして、この1億2千万人総幼稚園児化の日本には、この手の非現実的な、まさにバーチャルな不気味なオトコがメチャクチャ増加していることも事実。
その意味では、小学低学年女児を持つ親は、自分の娘を守るには私設のセキュリティをつけるしかないのかも。
どちらにしても、ホシがYAMAのマネをした動機も、ほぼ同じ。
ただし、こちらのホシは、明らかにターゲットに以前からある種の興味を執着心を持っていたと考えるべき。
その証左が、ターゲットのショルダーバッグを戦利品として奪ったこと。
それこそが、ターゲットへのあたかも「I like you」という言葉代り。
その点で考えると、ホシは、YAMAよりも若く、高校生?とか中学生の可能性も?
そして、とにかく恋愛経験のない、それこそ童貞のオトコか?

③東仙坊が最終的にプロファイリングする、この事件のホシ

ホシは、YAMA同様、父親のいない家庭の未成年のオトコ。
ターゲットの家の近くに住んでいる。
母親はシングルマザーか? 離婚歴があり、ある程度稼いでいるか? 稼いでいるパトロンがあり、家を空けがちで、もしかすると姉がいるはず?
そして、その姉も家を空けがち?
ホシは、どちらかと言うと父親似で、母親と似ていない。
ホシは、無職と言うより、学生? 生徒では?
どちらにしても、この事件後、母親も姉(?)も、自分の息子の弟の犯行かも?と疑ってさえいないはず。
ホシは、犯罪歴がないだけでなく、非行歴もないはず。
それこそ、タバコも、飲酒も、マリマナも、いかなるドラッグもやっていないはず。
身長は、決して低くはなく、かといって痩せてもいなく、とにかくスポーツをやっていないはず。
ホシは車も運転免許も持っていないはず。
ホシはマンガをよく読み、少女マンガも読んでいるはず。
そして、東仙坊、最も恐れていることは、このホシ、すぐに捕まらないと、さらに自暴自棄的な大胆な犯行をすると思うのだが…。
その意味で、現場近くに住む方は、ご注意を!!

The parent who holds an innocent girl in a daughter should add security to your daughter(天真爛漫な少女を娘に持つ親は、娘にセキュリティをつけるべき)!

緊急プロファイリング 大阪東淀川少女強盗殺人未遂事件-2

Such a motherfucker is too ashamed that only mimicry is possible to a crime because there is not his philosophy(自分の哲学がないからといって、犯罪まで人マネしかできないなんて、あまりにも情けない)!

東仙坊、前々回、新・日本砂漠化-119  甘やかし社会がインキュベートとする無能大学生!?で、ジコチュウで無能で魅力のない就職できない大学生について書き込んだ。
そのとき痛感させられた最大の理由が、大企業に拒絶されて当然のようなその没個性で自分の哲学を持たない恥知らずの表情、そのファンションセンス、マナーのない対応…。
いくらリクルートスーツだからといって、不気味なアンデッドのような味のない顔つきばかりで、その個性のなさは、あまりにも酷過ぎ。
同じメイク、同じ髪型、イジケタ物腰は、ラクして稼ごうとする姿勢が見え見えで、何と情けないことか?
就職する前から、寄らば大樹の陰、長いものに巻かれろ、組織の意向にオモネル態度では、あまりにもみっともないのでは?
その卑屈さは、犯罪でも同じ…。
卑劣で卑怯な犯罪を誰かが起こすと、すぐマネするコピーキャットが出てきて、本当にウンザリしているのは、東仙坊だけではあるまい。

■大阪東淀川少女強盗殺人未遂事件

●東仙坊がプロファイリングする、ホシの犯行動機

①ホシは、単に山口県宇部市で発生した小学2年女児殺人未遂事件の模倣をしただけ。
そこで、最初にその事件の詳細を挙げておきたい。

1月24日午後3時半ごろ、山口県宇部市の自宅まであと数10mのところの細くて狭い路地で、小学2年女児(8歳)が顔や首などを刃物で10数回刺され、うつ伏せに倒れて、顔に黒いポリ袋をかぶせられているのを、現場付近住民が発見、110番。
被害女児は全治1ヵ月以上の重傷。
被害女児は友人2人と下校中、自宅近くで1人になったところを襲われたというから、お気の毒。
現場には、被害女児の防犯ブザーが落ちていたものの凶器はなく、何とも悲惨…。
その警察に通報した近所の住民が、「20歳中ごろじゃない? 白っぽいジャンパーみたいなの。痩せてない。ちょっと小太りかな」と現場から立ち去る不審な男を目撃。
また、ホシもケガをしたらしく現場からホシの自宅マンション付近までホシのものとみられる血痕が続いていたことから、現場から徒歩で1、2分、100mほど離れたところのまさに目と鼻の先の宇部市市島に住む、無職(?)、山田昌宏(23歳)なる卑屈なクソッタレを殺人未遂で、山口県警捜査1課が逮捕。
卑屈なクソッタレの自宅から包丁数本や衣類、DVDなどを550点を押収。
その包丁数本のうちの1本に付着していた血液が、DNA鑑定の結果、被害女児のものと一致。
それでも、卑屈なクソッタレ、「女児と面識はない。人を刺したり、切ったりしていない」と恥知らずにも否認。
被害女児の家族も「山田昌宏の名前は知らない! 犯人逮捕で安心しました。子どもも家族も傷つき、苦しみ、悲しんでいます。子どものために、どうぞ温かくそっとしておいてください」とコメント。
東仙坊、被害女児、その被害女児のご家族に、同情するばかり。
どうあれ、この事件は、少なくとも被害女児の心に、決して二度と癒えることのない大きなキズを残すに違いない。
それを考えるだけで、自然にムナクソ悪くなるのは、そして、被害女児に馬乗りになり、執拗に刺しまくった卑屈なクソッタレを、心神喪失とか? 冤罪?とか?言って無罪にしようとする、極めて非人間的な社会派弁護士がまた登場してくると思うと、胃がムカムカしてくるのは、東仙坊だけではあるまい。
ところで、その卑屈なクソッタレ、小学校時代には、夢は「有名人」、「宇宙飛行士になりたい」と屈託なく話すやさしい性格で、怒ったりケンカしたりしなかった。それが中学へ進むと様子が変わり、友人と遊ぶ姿がなくなり、不登校になり転校したという、フロイト的分析などがもう出てきているから、呆然。
それはそうだと思わないか?
そんな甘やかされ、何も考えないで自分勝手に生きているクソッタレ予備軍は、このモラル完全崩壊の我が国にワンサカいるはず。
そうだとすると、日本中の女児が狙われることになってしまうのでは?
もっとも、それが日本の有無を言えない現実かも?
どちらにしても、その被害女児にとって、今のマンションに、数年前、母親と兄の3人で卑屈なクソッタレが引っ越してきたことは、まさに不運だったことだけは間違いない。

②ホシは、この山口県宇部市小学2年女児殺人未遂事件を観て、これらなら自分でもできるとタカをくくったはず。
そこで、そのホシである卑屈なクソッタレ山田昌宏に簡単に共鳴した点から、今回のホシをプロファイリングしてみたい。

You must not let you go out alone to protect your daughter from that motherfucker attacking such a servile primary schoolchild lower grades girl(こんな卑屈な小学生低学年女児を襲うクソッタレから自分の娘を守るには、1人で外出させてはいけない)!

To be continued...














 



緊急プロファイリング 大阪東淀川少女強盗殺人未遂事件-1

We must never forgive such a motherfucker attacking to stab the girl who is weaker than himself suddenly(自分より弱い少女を突然襲って刺すようなクソッタレを、絶対に許してはいけない)!

新燃岳…、火山活動を数千年間にわたって休止していたのに、「享保噴火」と江戸時代に活動を再開した火山と知って、神妙な気持ちになっている。
そのころも、ミニ氷河期のように非常に寒かったと知って、不思議なほど納得もしている。
死者、負傷者、焼死した家畜が多数、消失した神社仏閣や農家なども多数、10~20cmの火山灰に覆われた田畑の農業被害が何万石と知って、暗澹とした気持ちになっている。
当時の藩主島津吉貴は、住民の間に流言飛語が広がったためは怪異説・神火説を唱えることや祈祷などを禁じる触れを出したというから、やはり納得している。
ともあれ、その噴火活動は断続的に約1年半続いたというから、深刻では?
化学測定の結果、今回の噴石の成分、その享保の噴火のときとものと全く同じだというから、不気味では?
新燃岳の意味深な爆発、真、萌えだっけ?何て、悠長なこと言ってられない。
それにしても、どうしてここまで日本人のマインドが、萌え、萌えと軽くなってしまったことは憂慮すべきでは?
東仙坊、その軽さが、卑怯で卑劣な犯罪を生む背景になっていると確信しているのだが…。
どうあれ、明らかに自分より弱者である少女を、通り魔的に突然襲い刺しまくるような大バカ者がなぜ出現するのか?
本当にイヤにならないか?
とにもかくにも、このような情けなくてみっともない大バカ者は、さっさととっ捕まえて、市中引き回しのうえ、晒し首にして、すぐ模倣する大バカ者の仲間を阻止するしかないと思わないか?
というのも、命に別条があるかどうかの問題でなく、どんな有能がセラピストが何をしようと、顔をメッタ切りされた小学年低学年少女の心のキズは一生癒えるわけがないに違いないから…。

■大阪東淀川少女強盗殺人未遂事件

●現時点で知りうる限りの事件の断片的概要

1月29日午後2時10分ごろ、大阪市東淀川区淡路の10階建てマンション3階のエレベーターホールで、女児が顔から血を流し、倒れているのを住民の男性が発見、119番通報。
女児にはクビやホオなど数ヵ所に大きなもので長さ数cmの切られたような痕があり、病院に搬送されたが命に別条ナシ。
女児が出がけに持っていたショルダーバッグがなくなっており、大阪府警東淀川署は、強盗殺人未遂で捜査開始。
倒れていたのは東淀川区内に住む小3女児(9歳)。
女児は午後0時半ごろ、母親に「遊びに行く」と告げ、約600m離れた自宅マンションから自転車で出発。女児が倒れていたマンションには、祖母が住んでおり何度も訪ねたことがあったというが、この日は運悪く訪ねた当時祖母が留守で会えなく、事件に遭遇したというから、あまりにも悲劇的。
女児は両親と兄、妹の5人家族。
搬送当時、意識はあったものの詳しい状況は話せないほどショックを受けていたというから、痛ましい。
なお、事件のあったマンションにオートロックや防犯カメラなどの設備もナシ。

●この残忍な事件が起きた背景から見る必然と偶然の融合

①事件は、土曜日の真昼間に発生しているということ。
正直、ホシははなからターゲットを探し、刃物を用意し、それこそ人に目撃されることさえ恐れていないのだから、ある意味、防ぎようはないのかも…。
このような犯罪から、少女を守るには、独りで絶対に行動させないようにするしかないのでは?
極論すれば、私設ガードマンをつけるしかないのかも…。
 
②事件は、被害少女が家を出た後、100分ぐらいの間に起きているということ。
家とマンションの距離が600mということは、自転車なら真っ直ぐ向かったなら、5、6分で着いてしまうのでは?
ということは、被害少女はどこかに寄っていて、不運にもホシの目に留まったと考えるべきでは?
つまり、最初から祖母を訪ねるつもりではなかったのでは?
もしそうなら、親が、本人が事前に祖母の在宅を確認したはずでは?
被害少女は、まずどこかで時間を潰していたか、遊んでいて、そっと後をつけられ、様子を見られたのでは?
つまり、祖母さえいたら、無事だったということでは?
もちろん、以前から被害少女に目をつけていて、本当はわいせつ目的だった可能性も棄て難い。
それを感じさせるのが、ショルダーバッグを戦利品(?)として持ち帰っていること。
その意味で、ホシは現場が死角の多い都合のいい防犯カメラのない場所であることを熟知していたのでは?

③ショルダーバッグを持っていた被害少女が、携帯電話や防犯グッズを持っていなかったこと(?)。
もし持っていたなら、この百鬼夜行の現代、携帯電話国民総携帯時代、被害少女は事件遭遇後、すぐに家に電話したはず。
率直に言って、家族の安全への危機管理が、被害少女の親になかったことは事実では?
けれども、さすがにこのケースでは、東仙坊でも、親の失態を軽々に責められない。
なぜなら、ホシは何が何でも少女を刺そうとしていたからに他ならない。
これだけの犯行への意欲を持ったホシにかかったら、どうやっても阻止は不可能かも…。

The social trend that is generous to a criminal should produce a mean imitation criminal immediately(犯罪者に対し寛大な社会の風潮が、卑劣で卑怯な模倣犯をすぐ生む)!

To be continued...

検証プロファイリング 鹿児島高齢夫婦スコップ惨殺事件-3

In Japan such an asshole who make plans one's self-protection by pretending generous to another person would increase (他人に寛大であるフリをすることで自分の保身を図る情けないヒトが日本に増えたことよ)!

東仙坊、我が国のモラル再生を夢見る、day dreamer(デー・ドリーマー)。
どうしたら我が国のモラル崩壊を阻止できるか、そして、どうしたらそれを取り戻せるか、それだけを願う日々。
そのためにも、誰もが、自分の命を大切に思うようになること、そのうえ、人の命も同じに大切に思うようになることを望んでいる。
それこそが、何よりも重要と思っているのだが…。
しかし、ここまで警察や検察のテイタラクがオープンになると、逆に、ますますモラル崩壊のスピードが増すばかりと暗澹たる気持ちにもなっている。
これで、何が心配かと言うと、何でもありでヤリタイ放題し放題のクソッタレどもが、ますますその気になること。
何も考えないで、自分の欲望のまま人の命を残酷に寸断しておきながら、まるで他人事のように装い、臆面もなく平然と息をしている大バカ者を、断じて許してはいけないと思わないか?
ともあれ、この事件の本ボシであるヤケクソパチンコ狂を、一刻も早く本当の正義の下で裁くべきと激怒しているのは、東仙坊だけではないと思いたいが…。

■鹿児島高齢夫婦スコップ惨殺事件

●東仙坊がプロファイリングする、この判決の不可解な点

⑤この判決の最大の欠陥は、ホシであるヤケクソパチンコ狂のパーソナリティの本質を全く見抜いていないこと。
それに尽きると思うが…。
このヤケクソパチンコ狂は、逮捕直後は、犯罪のプロらしく黙秘を決め込んでいたはず。
それは、かつて自白偏重の日本の裁判の抜け穴を鉄格子の中で学びとっていたからに他ならない。
人間としてはかなりタフといえる完全黙秘でも、思わずルビコン川を渡ってしまい残虐非道に2人も撲殺してしまったクソッタレにとって、唯一のよりどころ、生き残る術だったはず。
その残虐さに誰よりもビビってしまったのは、ヤケクソパチンコ狂自身だったはずだから。
それはそうだと思わないか?
今や、単なるこそ泥ではなく、紛れもない殺人鬼。
それも、その臆病な本性剥き出しに、一度スコップで殴ってしまった後は、後は夢中で殴り続けたリッパなパラノイア。
それこそ、自分で自分に驚いてしまっていたに違いない。
何しろ、70歳。
どう想像しても、一生社会復帰が不可能なだけではなく、死刑までありうる重罪。
なりふり構わず、凶器の指紋をふき取ると、さらにタオルか何かをスコップに巻いて(?)乱打、もう肝心の金なんかも眼中になくなっていたはず。
どうしたら、殺人犯である現実から逃避できるか?
おそらくそればかりを考えたに違いない。
そして、どうやったら、好きなパチンコをまたやれるか?
ない頭を振絞って、その殺人罪から逃れることを画策したに違いない。
とりあえず思いつく限りの指紋をふき取り、着ていた服と履いていた靴を廃棄したに違いない。

●事件概要の再確認

2009年6月19日午前6時13分ごろ、鹿児島県鹿児島市下福元町の民家で、この家に住む被害者男性(91歳)とその妻(87歳)が頭や顔から血を流して死亡しているのを、敷地で伝書バトを飼っていて餌を与えにきた三男(59歳)が発見し、110番通報。
夫妻は平屋の自宅6畳間寝室で、夫は布団の上に仰向け、その足元付近で妻が倒れていて、血が固まり始めた状態。
庭に面した居間の大きな窓ガラスが割られて、その窓ガラス以外はすべて施錠され、妻の部屋タンスの引き出しが複数開けられていた。
司法解剖の結果、2人とも脳が損傷されたことによる脳障害が死因。
室内から血がついた凶器にスコップも発見。
なお、2人は鹿児島市内に数軒の貸家を所有して資産家(?)で、 昔から地域の顔役的な存在。
この地域に長く住んでいる人なら、誰もがそれを知っているという。
現場は、鹿児島湾に近く、JR指宿枕崎線の慈眼寺駅から南に約700mの山を切り開いた住宅街。
被害者の家族親族は、このヤケクソパチンコ狂である白浜政弘を全く見たことも聞いたこともなかったという。
また一方、「被害者宅がある下福元町にも行ったことがない。被害者夫妻のことも知らない」とうそぶいていたヤケクソパチンコ狂が転がり込んでいた鹿児島市三和町にある姉夫婦宅から、事件現場までは約7km。

●東仙坊がプロファイリングする、ヤケクソパチンコ狂、白浜政弘のパーソナリティ

①出所後、ヤケクソパチンコ狂、身元引き受け人になった(?)姉夫婦宅に身を寄せてからは特に仕事をしていない。
高齢、前科者、男性、百歩譲っても、就職はかなり難しいに違いない。
だからといって、パチンコにうつつを抜かす理由にはならない。
他の熟年者と同じに、真摯に淡々と慎ましく生きるしかないはず。
70歳にもなって、精神的に成熟できない現代の典型的なオタンコナス。
この手のタイプは、往々にして唯我独尊で直情径行。
そして、刹那的なのに粘着性が強く、往生際が悪く、自己陶酔的。
日本人の美学である「儚さ」や「潔さ」とは、全く無縁。
メチャクチャお調子者で、見栄っ張り、宵越しの金など持たないと言えばオシャレだが、ただ単に生活プランが立てられないだけのリアリティのない口先男。
さらに、この手のタイプは、親兄弟とのシガラミに必要以上に弱いもの。
実際、姉夫婦に約束した生活費の支払いは、かなり気にしたはず。
だからこそ、パチンコで稼いで、持ち金を増やしてから払おうと画策したはず。
しかし、世の中はままならぬもの。
事件前の6月15日に支給された年金もいつも通りパチンコや飲み代にほぼ使い果たしたヤケクソパチンコ狂、姉夫婦に生活費が渡せなくなったことは、相当のプレッシャーだったはず。
東仙坊、これだけでも強盗を企むのには十分な動機だと思うが…。

②ヤケクソパチンコ狂の事件前日、事件当日のアリバイは全く不明瞭。
警察は、このアリバイを徹底的に洗うべきだったのでは?
事件前日、「午前5時ごろから鹿児島市内を散歩していた(??)」、「姉と顔を合わせないよう午後10時ごろに帰宅した(?)。」…。
では、それからどうしたのか?
それより何より、事件当日の未明、どこにいたのか?
このことが全く明確にならないとは、凄く変だと思わないか?
そして、事件当日の夕方、姉に謝罪し、「無駄遣いを防ぐために自分のキャッシュカードを預けることになった。最低ラインまで行き詰まり、姉に預ければ生活できると思った(?)」とヤケクソパチンコ狂が言ったということが、実は重要だと思うが…。
この改心のポーズこそ、意に反して2人の人間を本当に殺してしまったことへの贖罪の気持ちからに他ならない。
どちらにしても、このアリバイの切り崩しこそが、事件解決の糸口だったと思うのは、東仙坊だけではあるまい。

We should investigate a thing without the alibi of this criminal thoroughly(ホシのアリバイのないことを徹底的に捜査すべき)!

To be continued...



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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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