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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

日本砂漠化プロファイリング どうなってるんだ?日本の母!

Oh my God! Oh my gosh! Oh my goodness(な、な、な、なんてことなんだ)!

いくら子殺しがブームのようになってしまったからといって、こんなにむごい殺し方が世の中にあるなんて、東仙坊、ただただ唖然呆然、絶句させられた。
確かに世の中、箍が緩みきり、モラルが喪失し、壊れてしまったことは、東仙坊も否定しない。
それにしたって、こんなに酷い殺し方は前代未聞でしかない。
1月29日午後2時30分過ぎ、神奈川県藤沢市の11階建てマンションの最上階から、間違いなく生きていたままのはずの長男(6歳)と二男(3歳)を投げ落とし、その後で33歳の母親が飛び降り自殺した子殺し事件が起きた。
現場となったマンションは、横浜市営地下鉄湘南台駅の北東約300mの中心街にあり、オートロックではなく、誰もが自由に出入りできたという。
その11階の通路には、高さ約1.1mの手すりがあり、そのそばには母親のダウンジャケットと免許証の入ったバッグが残されていたが、遺書などは見つからなかったという。
その光景を偶然目撃した、付近でビルの外装工事をしていた作業員の119番通報で事件が明るみになった。
当日、その母親は二男とともに実家に立ち寄り、祖母と話した後、長男を幼稚園に迎えに行き、休日によく行っていたプラネタリウムのある「湘南文化センター」近くの現場マンションに向かったようである。
東仙坊、この母親が、どんな病気を持っていようが、キチガイだろうが、バカだろうが、鬼畜だろうが、そんなことはどうでもよい。
その投げ落とされた2人の男の子の気持を考えるから、発狂しそうなくらい胸が痛む。
おそらく、2人ともその「湘南文化センター」にまた行けると思って、胸を弾ませていたに違いない。
それが、突然わけのわからないほど高い場所から、自分の母親に、投げ落とされた瞬間、何を思った?何を感じた?どんな気持で母親を見つめたのか?どんな阿鼻叫喚の声を上げたのか?
「やめて!ママ!!」
「何するの!ママ!!」
「怖いよ!ママ!!」
少なくとも、絶対に「ママ、ありがとう」とは言わなかったはず。
そして、その気の遠くなるような高い所から落ちながらの断末魔に、何を思った?何を感じた?
どんな風に自分の母親を思った?
「ひどいよ!」
「どうして?」
「たすけて!ママ!おねがい!!」
東仙坊、お願いだから「ママを許さない!」と言っていて欲しいと思うが、おそらく「ママー!」と叫んだに違いないと思う。
なぜなら、御巣鷹山日航ジャンボ機墜落事故で、不運にも亡くなってしまった520人の乗客のほとんどの人が、その断末魔で、老若男女を問わず「お母さん!」「ママ!」と叫んだくらいなのだから。
どうあれ、この事件を、結果として単なる無理心中として片付けてしまっては絶対にいけない。
このなんともやり切れない風潮に歯止めをかけるためにも、この惨殺事件を肝に銘じなくてはいけない。
にもかかわらず、マスコミはそのあまりの痛ましさに目を背けたのか「ハンドボール」や相変わらずの恥知らずのassholeどもが繰り広げる「つなぎ法案」に終始している。
あまりにも能天気すぎないか?あまりにも無責任すぎないか?

東仙坊、もう一度言う。
「母」という字は、「女」の字に母親の乳房を意味する2つの点を加えてできていて、「子を生んだ母はお乳を飲ませて育てるのが仕事」ということを表現している。
それは、例えどんなことが起こっても、母は揺るがぬ確固たる実在として、子どもを絶えず守るのが当然の義務であり、母になるということは、命を懸けて子どもを育てる責任を覚悟するということなのである。
そのためにも、いつも「母は強し」でなければならないし、子どもにとって「母は大地」でなければならない。
それゆえ、母が子どもを抱いて大地に投げ落としたりするなんて、言語道断の非人間的行為でしかないと言えるのである。
子どもにとって、大地に生きることこそ、母の抱擁こそが、最高の至福。
そもそも、我々human being(人類)がこうして生き残って来られたのは、そのように母が強かったからと言っても過言ではないのである。
人類創世以来、母の長くて強い髪は、何かが起きたとき、とっさに子どもが掴むためのものでしかない。
その意味からしても、昨今、子を抱く若い母が自分の髪を触られることを嫌がる様子を見ていて、そんな雰囲気が簡単な子殺しに繋がるのではと憂慮するのは、東仙坊だけなのだろうか?

Mother, your baby is not your own, that is, you couldn’t possess your baby(世の母たちよ、子どもはあなたの所有物ではない)!

ともあれ、東仙坊、流行りの子殺しは、母が自分の子どもを自分の所有物と考えているからではないかと思うのだが?どうだろう?
ほんとうに愛の結晶として生んだとしても、子ども自体は、生まれた瞬間から65億分の1のパーソナリティを持つ人間だという意識すら持っていないせいではないのか?
ちょっと子どもを産んでみたいとか、そろそろ産んでおかないととか、仕方ないできちゃったからとかなどで、子どもを育て上げることなど絶対にできないと思わないか?
単なるエモーショナルな母性愛なんかだけではもっと難しいと思わないか?
どちらにしても、東仙坊、子どもが自分の所有物ではないということだけは日本中の母に自覚してもらいたい。
子どもを育て上げるには、無償で愛を注ぐ必要がある。
母の愛こそ、究極の愛ともいえるもの。
アベル・ボナールが「恋愛論」愛の3段階で説いているように、自分の感情を相手にぶつけるのは第1段階、その相手の感情を気にするのは第2段階、第3段階はそれらの感情を超越し相手のことのみを考える究極の愛のことだという(東仙坊、かなり昔に読んだので間違っていたらゴメン!詳しくは自分で読んで)。
東仙坊が危惧する子殺しに歯止めをかけるためにも、日本中の母にこのことをもう一度再認識してもらいたい。

Mother, you have a no right to kill your own baby absolutely even though it is true (ほんとうに自分の子だとしても殺す権利なんかない)!


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日本砂漠化プロファイリング 映画「Seven」を観たか?

I can remember what that movie name Seven would show us completely(映画「Seven」が教えてくれたことを完全に思い出せた)!

前回、「大阪守口乳児殺害事件-supplement(追補)」を書き込んだ夜、久しぶりに映画「Seven」を偶然観た。
1995年に制作されたこの映画は、デビット・フィンチャー監督、モーガン・フリーマン、ブラッド・ピット、グィネス・パルトロー、ケビン・スペイシーなどが出演した、大ヒット作品で、東仙坊が再三再四取り上げている、「7つの大罪」が強烈なインパクトになっている。
ちなみに、その「7つの大罪」、Envy(羨望)、Lust(肉欲)、Pride(傲慢)、Wrath(憤怒)、Greed(貪欲)、Sloth(怠惰)、Gluttony(大食)は、いまやすっかり憧れの宗主国同様の腐りきったひどい世の中になってしまった我が国の、基本的犯罪要因といえる。
実際、東仙坊も、既に「プロファイリング-2 佐世保乱射事件 馬込政義の犯行動機2」、「プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件2」と、2回も引用している。
この「7つの大罪」は、6世紀後半に、グレゴリウス1世によって、4世紀にエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスが初めて表記した8つの枢要罪が7つに改正されたものである。
その後、13世紀のトマス・アクィナス「神学大全」、ダンテ・アリギエーリ「神曲」、14世紀のジェフリー・チョーサー「カンタベリー物語」などで幅広く知られるようになったものである。

ともあれ、東仙坊が映画「Seven」を観て、再確認させられたことを、今回取り上げたい。
それは、「7つの大罪」に従って、残虐な殺人を繰り返す異常犯(?)、ケビン・スペイシーが出頭し、その犯罪の集大成を見せるべく、そこへ(?)向かう車中で、刑事であるモーガン・フリーマンとブラッド・ピットと会話するところである。
「オレを異常犯にしたいのだろうが、オレは異常なんかではない」
「こういう残虐なことをして喜ぶのは、新聞くらいだ…それだって、2ヶ月も経てばみんな忘れてしまう」
「オレは選ばれた人間で、淡々とその仕事をしているだけだ」
「ほんとうに選ばれた殉教者なら、そんなに喜んでやらない」
「誰だって仕事は喜んでやるんじゃないのか?オレは世の中を酷くしている奴を懲らしめただけだ。それ以上に問題なのは普通の人たちだ。日常些細なことだといって平気で悪いことをしている。それこそ朝から晩まで。それをわかっていながら許していることが問題じゃないのか?やがて、そんな奴らでも、どうせ理解できないだろうが、イヤというほど確認することだろう。それがどれだけ世の中によくないことなのか…」

東仙坊は思う。
この世の中で一番問題なのは、良識人面し、家庭第一主義者を装って、日常何食わぬ顔をして、平然と、極めて大胆に生きている奴らが、もしかして一番卑劣で卑屈なのではないのか?
直近でも、愛知県安城市のガソリンスタンドでの灯油とガソリンの誤販売、東京福祉大学総長 中島恒雄のセクハラ、前防衛省事務次官 守屋武昌と妻幸子の収賄、社会保険庁職員の保険料のネコババ、内閣情報調査室職員のロシアへの機密漏洩、大手製紙会社の再生紙偽装、16歳の少年の37万円ものクラブでの無銭飲食、などなどなど。
枚挙に暇がない。
たかが人間、されど人間。
その日常のたわいのない嘘をやめ、社会が少しでも健全に、humane(人間味のある)でモラルのあるものになるには、いかなる人間関係も円満になるには、とにかく“思いやり”が全てだと思う。
ただし、東仙坊の言う“思いやり”とは、
pity(自分より弱い立場にある人に対する哀れみの気持を持つ同情)ではなく、
sympathy(相手の苦しみを理解し共に悲しんだりする気持を持つ同情)でもなく、
compassion(積極的に相手を助けようとする気持を持つ愛情と勇気に溢れる同情)のことである。
全てを対岸の火とするのではなく、他山の石として、少しでも謙虚に生きたいものである。
 
大阪守口乳児殺害事件も、どうやらM.P.D.(Moriguchi Police Department:守口警察)は捜査を継続しているようで、東仙坊ホッとしている。
あんな乳児をあんな殺し方で殺すヤツは、絶対に許してはいけない。

1月22日、宮崎県日南市で、2006年生まれたばかりの男児の冷蔵庫への死体遺棄事件で起訴されていた、浜田辰雄(28歳)と和美(28歳)の夫婦が、2005年にも生まれたばかりの女児を窒息させ殺害し、自宅の冷蔵庫に遺棄したとして、再逮捕された。
1月28日、埼玉県越谷市の独協医科大学越谷病院北口通用口付近に、生後2日くらいの身長34cm体重1000gの未熟児が置き去りにされるという事件。当時の気温は、氷点下0.1度だったという。
相変わらず、家族間の殺人がなぜか今年も続いている。
ついでに加えておくと、
1月27日、千葉県野田市で、交通事故後遺症の34歳の娘を絞殺した後、首をつって死んだ岩崎徹(64歳)の事件、
1月27日、山口県下関市で、70代の両親を刃物で刺し、自分も死のうとした長男(40代)の殺人未遂事件、
1月28日、宮城県仙台市で、54歳の米沢俊信が、妻と二女を刺殺し、長女と長男は逃げたものの自分は自殺未遂した事件。

I am wondering why that kind of motherfuckers should think about it before they have done it (なぜそうする前によく考えないのか理解に苦しむ)!

ところで、大阪府守口市乳児殺害事件の被害者の母親の自殺同様、東仙坊がとても気にしている事件(?)がある。
1月9日午前6時頃、横浜市の横浜横須賀道路上で、車の横転事故があり、乗っていた21歳の男性が、その事故相手とトラブルになり、約8m下の市道に転落させられ、意識不明の重体となった事件。
横転した車に同乗していた21歳女性の証言により、「黒っぽい車両に乗って逃げた、25歳位の身長180cmの男」が傷害容疑で緊急手配された。
ところが、翌日には、彼女は、それを「狂言だった」と証言を変えたのである。
そして今度は、「110番通報した後、2人で道路脇のコンクリート壁に腰掛けていたところ、ポケットに手を伸ばしたはずみで誤って後ろに落ちた」というのである。
その嘘をついてしまった(これって犯罪にならないのか?その偽証によって神奈川県警は動いたのだから?)理由が、「駆けつけた消防隊員に『誰かに突き落とされたのか?』と聞かれ、『はい』と言ってしまった」というのであるが???
この女性の心根は一体?
東仙坊、彼女にぜひ尋ねてみたい。
「あなたは彼とどんな気持ちで普段付き合っていたのか?ところで、あんな無謀な事故を起こしてしまった彼を見て、いやそれに巻き込まれて、どんな気持ちになったのか?どうあれ、恥ずかしいとか、かっこ悪いとか、みっともない、って突然思っちゃったんだろ?それだけなんだろ?どこかの母親と一緒で…」

人生、些細な嘘が、どれだけ人間関係を壊してしまうのか?
人間、些細な嘘が、どれだけ自分の人間らしさを壊してしまうのか?
東仙坊、この国を少しでもよくするには、その些細な嘘をつかないことから始めるしかないと思うのだが、どうだろう?

Please don’t tell a lie any more over trifles (どうかつまらないことで嘘をつかないで)!


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プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件-supplement(追補)

I can’t stand any longer. How come almost of them used to tell a lie (もう我慢できない。なぜほとんどの人がウソをつくのだろう)?

前回で、東仙坊、確かにこの事件のプロファイリングを終了すると宣言した。
生まれてこの方、どんなに後悔したとしても、前言を翻すことなど1度もなかったし、実際ここまで終了宣言したプロファイリングを蒸し返したこともなかった。
しかしながら、今度ばかりは、そんな自分のmottoなんかにこだわっていられない事情が生まれた。
仲のいいジャーナリストからメールをもらい、この事件の顛末を、愛する我が子を目の前で惨殺された母親が悲しさの余り我が子を追って自殺した、至上の悲劇的母子愛美談のように思っているヒトが結構多いと言われたからである。
「まさか?ウソー!」と部下にネットでチェックさせてみて、茫然自失、意気消沈、なんともいえない絶望と虚無の淵に追いやられてしまった。
もちろん、東仙坊が結論した「出産後の鬱病といえるbaby blueによる発作的な殺人」が、絶対的に正しいと言っているのではない。
東仙坊が公言しているように、それだってあくまで究極の勘でしかないのである。
65億人の人間がいる以上、65億通りの考えがあっていいのも至極当然。
けれども、これだけの情報化社会であり、日本人の決定的な優位性は再三再四指摘しているように人並外れた叡知と冷静沈着な聡明さのはずである。
正直言って、これでは東仙坊が本気で夢見るモラルの復活なんて、永遠にありえないし、悲劇的な親の子殺しはますます増えてゆくと感じて、とてもblueになっている。

「母」という文字は、「女」の字に、2つの「点」すなわち「母親の2つの乳房」でお乳を飲ませて育てることからできているという。
「子」という文字は、両手を広げた赤ちゃんの姿だという。手が2つなのに足が1つになっているのは、おむつに包まれてまだ歩けない赤ちゃんを意味しているという。
同じく、家に母親といるということは、「安(家+女:母親)」なのだという。
つまり、最も安心である家で、全く動けない子が、本来お乳を飲ませ育てるはずの母に殺されることがあってはならないのである。
だから、そんなことはあって欲しくない、そんなことはあるわけがないと思いたい気持はわからないわけではない。
しかし、現実には、家族内殺人・傷害事件は増加し続けているのである。

Didn’t you know lots of cases of murder and bodily injury in the family (家庭内殺人・傷害事件がこんなに多かったことを知らなかったのか)?

日本砂漠化プロファイリング 東仙坊は不滅です?」で、既に1度指摘しているが、2007年度だけでも家族間事件は503件も起きている。
特に、児童虐待に関しては、2006年版青少年白書によると、
児童虐待に関する相談、33,408件(前年比6,839件増)、
身体的虐待が14,881件(44.5%)で最も多く、
ネグレクト(育児などの怠慢や拒否)が12,263件(36.7%)
心理的虐待が5,216件(15.6%)
性的虐待が1,048件(3.1%)と続いている。
虐待を受けた児童年齢は、
0~3歳未満6,479件(19.4%)、
3~6歳未満8,776件(26.3%)で、就学前児童が半数近くに及んでいる。
小学生12,483件(37.4%)である。
今年に入っても、
1月7日、埼玉県東秩父村で、35歳の母親が二女(5歳)を一酸化炭素中毒で殺し、長女(8歳)を意識不明の重体にさせた事件。
1月8日、千葉県松戸市で、19歳の母親が嬰児を殺人死体遺棄した事件。
1月9日、千葉県千葉市で、36歳の父親が生後2ヶ月の長男に暴行を加えた事件。
1月15日、栃木県宇都宮市で、30歳の父親が3歳の四男を床に投げつけ意識不明の重体にさせた事件。
1月15日、宮城県石巻市で、37歳の父親が生後4ヶ月の娘の顔にクッションを当てて窒息死させた事件。
1月21日、岡山県倉敷市で、22歳の母親が4歳の長女の腹を蹴るなどの暴行を加えた事件。
1月25日、福岡県久留米市で、27歳の母親が生後1ヶ月の長女の頭を殴り頭がい骨骨折にさせた事件。
もう十分だと思わないか?うんざりだと思わないか?
ちなみに、東仙坊がこの事件ですぐに思い出したのが、
1971年大阪府守口市で23歳の母親が2ヶ月の長女を哺乳瓶で撲殺した事件であり、
昨年12月27日秋田県美郷町で、母親が2歳の長男を石で撲殺したにもかかわらず不起訴になった事件である。
どれもこれも、凄惨でしかない。

どちらにしても、この事件を軽率に誤解し、安易に美談化してしまうような、次なる愚直な自己陶酔型悲劇のヒロイン予備軍たちを諭すためにも、M.P.D.(Moriguchi Police Department:守口警察)は捜査本部まで立ち上げたのだから、「生後たった18日のただただ愛くるしい小さな鼻と口を布の粘着テープを張り付け、生殺しにした」この断じて許すことのできない殺人鬼を、こうなったら何がなんでも突き止め、早く白日の下にさらして欲しいと、東仙坊、心から願っている。

We wish M.P.D. will have to arrest the murder suspect of this case(我々は守口警察がこの事件の犯人を捕まえることを願っている)!



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プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件-ultimatum(最終章)

What happen to mass media (どうしたんだマスコミ)?
マスコミの方々、香川坂出事件のせいで、魂を売ってしまったのか?
一体、なぜそんなに弱気になってしまったんだ?
マスコミが可能な限り正確な情報を収集し、提供することで、次の犯罪抑止に繋げなければ、誰がその役目を担うのか?
「弱気をくじき、強きをくじけ、マスコミ!」

What a selfish mother she is ! I can’t believe in her true mind (信じられないほど自分勝手な母親だ)!
自殺した母親のA4判大ホワイトペーパーに書かれた遺書に、全てのこの事件への答えが載っているものと確信し、昨晩、慌ててプロファイリングを公開した東仙坊なのに、今また新たな絶望感と空虚感を覚えている。
人間だから、過ちはある。例え発作的にでも、犯してしまった罪への償いを考えるのが、人間の常道だと信じていたいからである。
にもかかわらず、最後まで自己欺瞞と虚栄で通そうとするなんて、あまりにも未熟で無知でリアリティがなさ過ぎると思わないか?

■再検証した事件の概要と疑問点

①司法解剖の結果、乳児は窒息死で、死亡推定時刻は午後7時~午後8時であり、特に外傷は一切なかったという。呼ばれた救急車が、直近の関西医科大学病院救命救急センターに運んだ時点で、心拍停止状態であり、乳児に打撲痕や痣もなかったという救急隊の証言がある。
なぜ祖母は殴られた跡があると119番通報したのだろう?
事実、救急隊が現場に到着したとき、乳児は玄関左手の床の上にバスタオルと毛布にくるまれて寝かされており、死後硬直が始まっており、3人の救急隊員ともが、見た範囲内でテープ類を確認していないのである。


②布製粘着テープは玄関のある場所にしまわれており、その残虐なホシは侵入したとき、なぜかそれを見つけ、いきなり泣き始めた乳児に襲いかかり、テープを張ったという。そのとき、母親は台所にいたのである。
前回も書き込んだように、用意周到に強盗らしく武装しながら武器を持っていないホシが、なぜか目撃証人に絶対になれない命より大切な我が子に危害を加えようとしたのである。
なぜ、母親はその辺にあった包丁やフライパンなどで、母親ならではの本能のままに自分のことなど心配せず、立ち向かわなかったのだろう?
救急車に同乗した母親にも、一切の着衣の乱れや打撲痕がなかったと同じ救急隊員が証言している。
また、捜査当局に提供された粘着テープには、家族以外の指紋は一切検出されていない。
それでは、布製粘着テープを軍手をしたまま使うとすると、これは極めて使いづらく、当然すぐに軍手の繊維が付着してしまう。


③ホシは、1階を物色し、ベビーベッドの置かれていた机の引き出し、テレビ台の下の引き出しを開け、祝儀袋を数枚見つけ、数万円の現金を持って逃走したという。
社会常識では、受け取った祝儀などは、お返しのことを考慮し、祝儀袋は記念として残しておいたとしても、現金は別の所に保管するものではないのか?
事実、土足で侵入した靴跡が現場にないのである。まさか、チャイムを鳴らして、玄関から侵入した礼儀正しいホシのことだから、靴を脱いで、強盗を働いたのか?


④救急隊が現場に駆けつけたとき、表まで迎えに出ていたのは、母親だという。
そして、その母親の説明では、冷蔵庫の前で口と両手を粘着テープで緊縛され、冷蔵庫に上半身を張り付けられていたという。
誰もが最も気にしている、冷蔵庫に張り付けられていた母親を実際に見たのは、祖母だけだということを意味している。
では、足は自由だったということではないのか?もう一度言うが、命より大切な我が子が襲われているのである。足が自由なのになぜ緊縛されてしまったのか?どんな人間だって、火事場のくそ力はある。そのままの状態で4時間以上いるわけがないと思うのだが?
どちらにしても、どんな冷蔵庫で、どのように張り付けられていたのか?


⑤十数年前に家族4人で現場になる家に引っ越して来たという。
家は敷地約7坪の木造モルタル3階建ての家屋で、間口4mほどの民家が肩を寄せ合うように立ち並んでいるのである。
そして、母親は実際「何をするんや」と声を上げているのである。
母親の父親は亡くなってしまったのか?離婚したのか?それ自体は事件とは一切無関係だとは思うが、気になるところもある。そして、隣家の人の証言では、偶然その時間に夕ご飯を食べていて、悲鳴や争う物音を聞かなかった。
別の隣人は、普段はその家のドアが開いた音まで聞こえるのに、同じく何の悲鳴も争う音も聞かなかったと言っている。
では、なぜ、母親は「助けて」とか「きゃーやめて」とか大声をあげなかったのか?



■母親の自殺の仕方とその遺書に関する、東仙坊の考察

1月19日に乳児の葬儀が終わり、21日に事情聴取最中に嘔吐し中断、22日も体調不良を理由に事情聴取を中止し、23日から再開される予定であった。
その23日の午前3時30分、母親は高さ7mの歩道橋から飛び降り、自殺をしたのである。
司法解剖の結果、骨盤・右大腿部骨折などによる失血死で、死亡推定時刻は午前3時~午前4時だという。
東仙坊は、その自殺の仕方に、母親の性格の全てが垣間見えるので、あえて取り上げる。
歩道橋の上には、フード付ジャンパー、靴、傘が置かれており、家族の電話番号が書き込まれたメモもあったという。
では、そのメモは、当然ジャンパーのポケットにあったのか?どこにあったのか?
なぜ、22歳なのに携帯電話を持っていなかったのか?
あるいは、それは轢かれて、もしくは飛ばされてしまったのか?
結果として、運よく希望通り自殺することができたのだが、万一、誰も轢かなかったらば、半身不随で生き残る可能性のある自殺の方法をなぜ選んだのか?
この方法自体は、ロシアンルーレットに近いものであり、再三再四東仙坊が指摘しているように他人を巻き込み、非礼であると同時に不確実ではないのか?
事実、運悪く(?)一人のドライバーは、45mもはね飛ばしたひき逃げ犯として手配されてしまっている(もちろん、ドライバーとしても人間としてもアンモラルであり、このひき逃げ犯を許そうといっているわけではない)。
それにしても、このクソ寒いときに、なぜジャンパーを脱いでダイビングする必要があったのか?
実は、ここにこの母親の未成熟さの全てを東仙坊は見つける。
ここで、ポイントとなる遺書に書かれた文言をチェックしておきたい。
「子どもがいないとダメ。死を選ぶのが私の幸せと思ってください」
「子どもが生きがい。子どものところへ行きたい」
「身内の犯行?そんなわけない。誰も悪いことしていないのにマスコミに追いかけられて子どもがかわいそう」
「子どものいる天国に行けたら、今度は一緒にしあわせになろうね」
「耳に残る子どもの最後の声がつらすぎて生きていけない」
誰もが読み取れることだろうが、どこにも、大切な我が子を、カスガイの乳児を守れなかった、情けない自分を責める言葉や贖罪の言葉が一切ないのである。
奇妙だとは思わないか?
簡単に言うと、自分の子どもを殺された母親なら、殺した相手を憎み、何が何でも捕まえたくて眠ることもできず、と同時に、助けることができなかった自分自身をまず責めるのではないのか?必ず犯人を見つけて私の手で八つ裂きにしてやるというのではないのか?助けられなかったママを許して、と懇願するのではないのか?
それにしても、親戚の家にいたらしいが、いつ10枚もの遺書を書く時間があったのか?
そして、なぜ祖母は午前2時に眠っていることをわざわざ確認したのか?
ともあれ、この母親自身、ネット上に
「2368gの元気な王子様を出産しました。陣痛から約24時間…死ぬかと思った戦いの後、待っていたのは死んでいいくらいの幸せデシタ」
「いとおしい我が子に癒されながら毎日頑張っております」などと書き込んでいたという。
失礼ながら、東仙坊は言わざるを得ない。
なんと自己中心的でリアリティのない母親なのだ。
母親になるということは、現実的に子どもを食べさせ、育て、成長させる責任があるということを微塵も感じさせない文章ばかりである。
歩道橋で靴を脱ぎ、ジャンパーを脱いだ瞬間、この母親は全ての責任を他人に預けてしまったのである。
それこそ、我が子を手にかけたことまで…。
つまり、全てをバーチャル化することで、自分だけを納得させたのである。
これは、例え嘘でも、「自分の目にテープを張り付けられた」と言えなかったことと酷似している。
この母親は、万が一目にテープを張り付けられたことにしてしまったら、実際にその睫毛を、眉毛を抜くことになってしまい、それは絶対にイヤだと考えたに違いない。
それ以前に、そんな自分の顔を想像しただけで、我慢できなかったに違いない。
それほど幼稚で利己的なのである。
その意味で、どんな理由があろうと、出産するには未成熟すぎたと言わざるを得ない。
また、それゆえ、前回指摘したように、“baby blue”になるのは、必然とも言える。
事実、出産前から、「夫婦になる自信がない」と漏らしていたのである。

表題通り、東仙坊の「プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件」はこれで終わりにする。

I believe nobody could give birth to an own baby easily(誰もが簡単に子どもを産んでいいものではない)!


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プロファイリング-5 大阪守口乳児殺害事件

We should never forgive this kind of manslaughter suspect like a demon who killed just a baby in sudden (こんな嬰児を突然惨殺するような殺人鬼を絶対に許してはいけない)!

はじめに「鬼ごっこ」さんのご質問にお応えしておきたい。
既にこんな東仙坊でも、少しでもお役に立つならと、メールでの個人的な会話には本当に数少ないがお応えしている。
もちろん、天地神明に誓って、そのプライバシープロテクションに留意しているので、安心してメールをください。
東仙坊が真摯なものと判断したメールに対しては、一生懸命お応えする。
◎メールはこちらへ◎


さて、表題のプロファイリングを書き込もうと思っていたところ、突然、被害者の母親である22歳の女性が歩道橋から飛び降り自殺したというニュースに驚愕し、逡巡したが、やはりそのままプロファイリングを公開することにする。

■現時点で知りうる限りの事件の断片的概要

1月16日午後6時45分頃、大阪府守口市滝井西町2丁目の木造モルタル3階建の民家で、突然男が侵入し、1階の居間で泣いていた生後18日の長男の口と鼻を粘着テープでふさぎ、「何をするんや」と抵抗しようとした母親(22歳)を突き飛ばしたうえ、口と両手をそのテープで緊縛し、冷蔵庫に張り付けたうえ、終始無言で室内を物色し、出産祝の祝儀袋から現金数万円を奪って15分後に逃走したという。
犯人は身長170cmくらい、黒っぽいジャージ上下に黒ニット帽、白マスク姿。白の軍手まではめていたという。
同家は、パート従業員の祖母(48歳)と、専門学校生の妹(19歳)の4人暮らしで、午後11時20分その祖母が帰宅発見し、「泥棒が入ったらしい。生後2週間の子どもの口に粘着テープが張られ、殴られた跡もあります。体が冷たくなっています」と119番通報したことで、事件が明るみになった。
その母親の説明によると、午後6時頃、玄関のチャイムが鳴ったので鍵を開けたが誰もいなかったので施錠せずに室内に戻ったという(*困ったことに自殺してしまった母親の証言が全て)。
現場は京阪本線滝井駅の南西約150mくらいで、関西医科大学病院の近くの閑静な住宅街である。

■この事件に感じられるいくつかの疑問点

①現場はかなり人通りの少ない住宅街である。川口殺人事件で東仙坊が明言した通り、午後6時前後は雑踏においてはある種の死角が生まれるが、このような住宅街では帰宅時間であり、かなり犯行に及ぶにはリスキーなはずである。

②偶然とは言え、当日の午後1時頃、現場近くで64歳の男性が855万円もの大金を窃盗される事件が起きていたのである。間違いなく、周辺はぐじゃぐじゃと捜査員で溢れていたはずである(まさか守口警察署、Moriguchi Police DepartmentすなわちM.P.D.は捜査していなかったなんてことはないよね?)。
その情報を知っていたかどうかはわからないが、なぜ母親はチャイムで鍵を開け、閉め忘れてしまったのだろう?
どちらにしても、こんな時代である。周りを見て誰もいなかったのなら、逆に何重にも鍵をかけたくなるのが心情ではないのか?
逆に犯人は、その意味で、恐ろしいほど勇気がある(?)のかバカなのか、そんな情況を全く考慮しないなんて実に呆れる。
金品奪取目的の空き巣ねらいなら、わざわざ、家の中に、誰かいることを確認する意味はわかるが、金品奪取目的の強盗なら、一発勝負ではないのか?つまり、閉まっていた鍵を開けてもらったのである。相撲じゃあるまいし、仕切り直しする強盗などいるのだろうか?実に不思議である。
ところで、チャイムを鳴らして玄関から入る強盗っているのだろうか?

③金品奪取目的の強盗だったのであるから、なぜ母親を緊縛しておきながら、2階や3階を荒らさなかったのか?

④犯人は金品奪取目的の強盗らしく周到に黒ジャージ上下、黒ニット帽、白マスク、白軍手を装備しながら、何を武器にこの家に侵入したのだろう?
祖母の帰宅時間は何日か追跡すればわかるが、妹は専門学校生で、帰宅時間は不規則ではないのか?何かバイトでもしていて、かなり遅いことまでホシは調査しきっていたということになるのだが?さて、この母子家庭に、そこまでする必要がほんとうにあったのか?
その意味で、東仙坊が忌み嫌う今はやりの強姦魔だったら、ターゲットは母親ではないのか?

⑤仮にどんな摩訶不思議なassholeなホシだとしても、一番恐れることは、捕まることではないのか?それなら、なぜ最初に子どもにテープなのか?誰が考えても、最初に母親を緊縛し、テープを張るならまず目なのではないのか?
というのも、生後18日の乳児の家から泣き声がないことのほうが周辺に不思議に思われるのではないのか?と同時に、泣き声は格好の犯罪のBGMではないのか?
あるいは、泣く子どもに何らかの武器を突きつけ、「金を出せ」と言うのが強盗の本質なのではないのか?

⑥東仙坊がこの事件でどうしても違和感を覚えていたのが、粘着テープの質であった。ようやく1社の報道で「布製」とわかり、少し納得したのだが、それがその家にあったものだというから、また悩んでしまった。
紙製の粘着テープが一般の家庭に、仮にその辺に置かれていることまでは、何とか想像できるが、布製の粘着テープだとすると、ほとんど一般家庭などにはないのではないのか?
どちらにしても、それを生後18日のおそらくホシの声も顔も姿も識別できない乳児の口と鼻に張り付けるなんて、残忍すぎる。
ちなみに、東仙坊が忌み嫌う、1月14日に埼玉県警捜査一課と所沢署に逮捕された強姦魔、佐藤淳(31歳)は、「騒いだら殺す」と就寝中の女性を布製の粘着テープで目や口をふさぎ、両手首を縛り暴行していた。

⑦東仙坊をはじめ、多くのこのニュースを聞いた人が違和感を覚えただろうと思う最大のことは、どのようにその母親は冷蔵庫に張り付けられたのか?
そして、祖母の帰宅するまで4時間以上も動けないほどの張り付けられ方とは?
正直、東仙坊、部下を使っていろいろやってみたが、これは難しい。
第一、今の冷蔵庫、ほとんどがステンレス製で、しかも下の方に製氷室や野菜室があるのである。それと同時に、かなり大型化が進んでおり、張り付けるには、裏まで通すことが絶対的に必要だと思うのだが、どのように張り付けたのだろう?
念のために、体重50kgと体重38kgの部下2人を使って実験してみたが、まず1個の布製粘着テープでは、がんじがらめに張り付けることは全く不可能で、動かれるうちに切れ始めてしまった。
一体全体、その家には布製の粘着テープは何本あったのだろう?

■東仙坊がプロファイリングするこの事件の犯人像

①ホシの目的は誰が何といっても生まれたばかりの乳児の殺害である。
この子の誕生によって、いやそれ以上に存在によって、自分の人生プランの修正を否応なしにせざるを得なくなったヒト。
もしくは、その人間に同調するか、依頼されたタコ。

②ホシは絶対的にパッセンジャー(通りすがりのタコ)ではなく、ある意味ストレンジャー(母親が顔見知りでないだけの知り合いのタコ)である。
その点から見ると、ホシは外の人間ではなく、内の人間の確率の方が高い。
非礼を承知で可能性の高い順にランダムに挙げてみると、
間もなく結婚するだろう彼氏、および彼氏の周辺、および彼氏に依頼されたタコ。
その彼氏の新しい彼女の周辺、もしくは彼女から依頼されたタコ。
母親の元彼、および元彼の周辺、および元彼に依頼されたタコ。
これを喜ばない祖父?および祖父の周辺、および祖父に依頼されたタコ。
これを喜ばない妹の彼氏、および妹の彼氏の周辺、および妹に依頼されたタコ。
同じ病院で生まれ、この子と比較され、可愛くないと言われてしまった乳児の父親。
ただし、これは母親の証言が正確だったという前提である。

③ホシは、おそらく捜査の過程で明らかになっただろう母親そのもの(*これも、自殺によって終わってしまうのだろうか?東仙坊は危惧している)。
というのも、東仙坊、大阪守口市嬰児殺人と聞いて、すぐに思い出したことがある。
何年前だったか忘れたが、大阪守口市で、母親が哺乳瓶で我が子を殴り殺したという事件である。
なぜか、そう感じる。
その理由は、マタニティブルー、特に“baby blue”そのものである。

I hope my hunch shouldn’t all right(東仙坊の勘が外れることを祈っている)!



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日本砂漠化プロファイリング 東仙坊は不滅です?

I have been astounded at these news day after day(毎日毎日絶句させられる)!

人間がどこまでも人間として生きてゆくためには、家族こそがその全ての基盤だったのではないのか?
この国は、その家族の崩壊とともに、唯一の財産だったモラルを喪失し、自ら転落の道を選び始めたのか?
いまこそ「強きをくじき、弱きを助く」ために、弱気をくじき、勇気を持って助け合うときではないのか?
少しでも世の中にモラルを取り戻すために、「ボ、ボ、ボクらは甘ちゃんアマチュア探偵団」と、東仙坊、まだまだ夢を棄ててはいない。
日本人の叡知は、無私は、はかなさやもののあわれを感じ取れる武士道精神は、それこそ今世界中に必要なときだと確信するからである。

1月16日、神奈川県相模原市で、57歳の吉本やす子が長男を包丁で刺殺し、二男をネクタイで絞殺した事件が起きた。
1月19日、大分県大分市で、33歳の岩男篤志が放火し、母親を焼死させ、父親を全身ヤケドの重傷をおわせる事件が起きた。
これに、前回書き込んだ、1月15日の山梨県三富上柚木の37歳の萩原一秀が両親と弟を殺害放火した事件、
1月14日、徳島県徳島市で、37歳の長女が母親と兄を刺殺し、妹に重傷を負わせた事件、
1月9日、青森県八戸市で、18歳の長男が母親と弟と妹を刺殺したうえ放火した事件などがあり、
さらには、1月8日、埼玉県鳩ケ谷市で、72歳の平井涓が妻と双方の病気を苦に無理心中した事件、
1月7日、宮城県柴田町で、59歳の佐藤しげ子が介護に疲れたと父親をマフラーで絞殺した後、ロープで首を吊った無理心中事件、
1月5日、奈良県御所市で、31歳の徳崎直子が母親と娘を道連れに病気を苦に無理心中した事件、
1月4日、群馬県桐生市で、38歳の主婦が娘を道連れに練炭で無理心中した事件などまである。
毎日毎日、ほんとうにイヤになってしまわないか?

I could find nothing but a disappointment at the very beginning of the year(正月早々絶望的な感じがする)!

「なぜ家族が家族を簡単にこうも殺せるのか?」、東仙坊、困惑しながらも、早く希望のある家族のカタチ、新たな夢のある社会のスキームを創出して、これに歯止めをかけなければと、ますます真剣である。
もちろん、それぞれに抱えたそれぞれの理由があることなど百も承知である。そして、そのいかなる理由も安易に助けられるなんて青臭いことを言うつもりもない。
ただ、そこに「人様に迷惑をかけていないのだから、勝手だろ」というような自由への誤解を感じるから、無性に腹が立つのである。
何人にも他の生命を絶つ権利などあるわけがないはずで、人間の生への責任はそれぞれに個々が絶対的に持つものなのである。
ところで、確か『尊属殺人』は普通の殺人より刑が重く、死刑か無期懲役のはずだったのでは?と調べてみて、東仙坊、びっくり仰天血の気が引いた。
1995年に、その刑法200条を、最高裁判所が憲法14条違反だと結論し、削除してしまったというのである。
まさか、そのせいとは思わないが、以来、間違いなく尊属殺人は増加し続けている。
ここ10年で、夫婦間(内縁関係を含む)の殺人は40%、きょうだい間の殺人は30%も増加し、傷害も4倍強、3倍強と増加しているのである。
ちなみに、2006年度の殺人検挙総数1155件のうち、親の子殺し154件、子の親殺し143件、夫婦間(内縁関係を含む)殺人179件、兄弟姉妹殺人38件、そのほかの親族28件であり、全体の47%を占めている。
東仙坊、ただただ戦慄を覚える。
どうしてそんなことができるのだろう?
なぜ、簡単に衝動的に家族を殺すことができるのだろう?
何のために自分が生きているのか?どんな意味があってそんな行動をするのか?だから何がしたいのか?
それらの殺人を犯すヒトたちは、いま全く思考しなくなってしまった気がする。
そして、それらの全てが社会のモラルの喪失に繋がっていると思うから、義憤を覚えるのである。

あれほど再生紙を主張しエコロジーブームのパイオニアであったはずの製紙会社が、全く再生紙を使っていなかったなんて…、しかもあれだけの大手の製紙会社の中でただの1社も使っていなかったなんて…、言語道断。頭を下げても許されるものなんかじゃない。
なにがコーポレイト・ガバナンスだ、コンプライアンスだ、恥を知れ!
ここに今の社会の崩壊の元凶が見つかる。全ては儲かるためにはなんでもいいということにほかならない。
その意味で、NHK職員のインサイダー取引も全く同じである。儲かるためなら、何でも使うのである。
みっともなさ過ぎる。
この殺人犯と少しも変らない卑劣で下司な不貞の輩たちに、ぜひ尋ねてみたい。
「そうやって儲けて、心が痛まないのか?そうやってエンタープライズ面して、恥ずかしくないのか?そんな風に儲けた金で贅沢して、何が楽しいのか?」
東仙坊は、誰が何と言おうと、どんな時代になろうと、生きていることのすばらしさは、人間だからこその感動、お互いに喜びや快感を分かち合い一体化できたときの達成感、すなわちドーパミンの獲得しかない、と断言する。
それこそが、生きる歓びである。

ここで、ようやく、初めてこのブログにコメントを下さった「鬼ごっこ」さんの質問にお答えしておきたい。
東仙坊の本業の「コピーライター」とは、尊敬する先輩の一人が明言しているように「広告文案家」のことである。
まさしく、たかが広告文案家、されど広告文案家でしかない。
東仙坊個人としては、「サーカスのピエロ」のような存在だと自覚している。
企業と顧客、商品と顧客の間にあって、考えに考え抜いたうえでのさりげない仕草一つで、ほんの一瞬でも顧客に微笑んでもらえるように、必死に人生の哀歓やペーソスを追求して切磋琢磨し、絶えず変装し素顔さえ見せられない裏方の仕事である。
そのためには、高所恐怖症でもブランコに乗ったり、動物嫌いでもライオンに触ったりしなければならない、結構タフな仕事でもある。
さらに、東仙坊に限って言えば、人間大好きであるが、あんまり読書家ではなく、基本的にそんな時間があれば、どこかで誰かと喋っているだけである。
では、なぜそんなコピーライターをやっているのかというと、愛読している数少ない日本人小説家、吉行淳之介がビッグアップルに行った際、その入国カードの職業欄に、コピーライターと書き込んだということをエッセイかなんかで読んで、「これだ!」と勝手に喜んで決心したからである。
こうして正直に告白して、懐疑的になられてしまわれたら、やはり沽券にかかわる気がするし、不安でもある。
補足すると、作文が得意で結構有頂天だった小学生時代に、話したこともなかったクラスメートから、「詩を書かない詩人になってください」という手紙を受け取ったのである。以来、毎日毎日、人間と出合うことによって自然に生まれ綴られる詩を、決して本物のノートに書き記すことなく、時間の中にある透明なノートに書き続けて、生きてきたつもりである。
そのお陰で、実際ほんとうにいろいろな人間といろいろな場所で出合え、それだけが唯一無二の東仙坊の財産でもある。
だからこそ、人間通を自負するし、大好きなバンドであるLed Zeppelinの曲にある『Communication break down』のような世の中になってしまったことを心から憂慮しているのである。

All we need is a communication(コミュニケーションこそすべて)!



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日本砂漠化プロファイリング どうなってるの福田康夫?

Sound’s disgusting(ああ、胸くそ悪い)!
東仙坊が危惧した通り、1月9日、青森県八戸市で18歳の長男が、母親と弟と妹をナイフで刺し殺したうえ、放火するという、残忍非道な事件がまた起きた。
どうやら3人とも頚動脈を瞬時に切断された失血死で、その後川の字に並べられ、灯油をまかれ火をつけられたらしい。なかでも母親の腹は大きく十字に切り裂かれ、その中になんとオルゴール付の人形を埋め込んであったらしい。思わず身の毛のよだつアンビリーバブルな犯行である。
まるで覚醒剤で服役中の父親の代わりに、逃げ出した家族を処刑したようにも見えてくる。
「なぜやったかは言わない。パソコンをみてくれ」とほざくとは、笑止千万。
当初からどこかでこのガキに同情するような報道やその母親の日常の行状からまるで容認するかのような報道もあるが、言語道断である。
こうなると、東仙坊が懸念したしたように、事前にDNA治療か何かで、抑制しない限り、このような犯罪を未然に防ぐことはできないのかも知れない。
凄い世の中になったものである。
実際、このmother fucker(キチガイ)、日頃から、「ナイフの切れ味を確かめる」と弟を切りつけたり、数年前には室内に灯油をまいて警察沙汰になったり、逮捕時には25cmのサバイバルナイフのほかに7本のナイフを所持していたという。このあといったい何をしようとしていたのか?考えただけで、戦慄が走る。
未成年ではないが、1月14日、徳島県徳島市佐古四番町で、長女(37歳)が、母親と兄を刺殺し、妹に重傷を負わせるという事件。
1月15日、山梨県三富上柚木で、萩原一秀(37歳)が、今月20日付けで退職届まで出しておいての両親と弟を殺害放火するという事件も起きている。

それにしても、東仙坊、実際に数を数えたわけではないが、最近このキチガイのように、家族が家族に対し危害を加える犯罪がとみに増えたような気がする。
人間環境学の権威、佐伯啓思によると、「戦後、アメリカを無条件にモデルにしてしまった日本人の精神構造に問題があり、日本人の精神の核であった『無私』や『はかなさ』や『もののあわれ』が失われてしまったために、普通には考えにくい家族間の殺人が起きるようになっている」という。
東仙坊も、まさにその通りだと思う。ほんとうに我が国からモラルが喪失してしまった気がして末恐ろしい。
さて、福田康夫、この国をどんなふうに立て直すのか?ぜひ早くプランを見せて欲しいものである。
だからといって、宗主国を、新しく隣の国にするようなことだけは止めて欲しいと、心から願っているのだが…。
まさか、かつての我が国のmade in Japanだってそうだったんだから、いくら国際ルールを無視してパクリ商品で稼ぎまくる隣の国がやがて立派な国になるなんて、考えているのではないですよね?

Would you please let us know the real vision of this country, Mr.Fukuda(この国のビジョンを教えて、福田首相)?

そういえば、この日本が間違いなくおかしくなり始めたのは、経済がすべて、お金がすべての経済市場原理主義が横行し始めてからである。
普段から東仙坊いつも違和感があったのだが、なぜ景気の動向が株価なのだろう?
まだ子どもの頃、祖父から、「どんなギャンブルをやってもいいが、株だけには手を出すな」とくどいほど諌められた。それは今でも変わらない。株は最大のギャンブルではないのか?
ともあれ、現在のようなひたすらコストを切り詰め、利益という数字に奔走する状態は、どこから観ても、異常と言える。
だからこそ、可処分所得の高いお年寄りが、いろいろな詐欺にかかるのでは?もちろん、東仙坊、いかなる詐欺の被害者も自業自得と言い切る…。
すべては、このブログを立ち上げた最大の動機である「強きをくじき、弱きを助ける」、それしかない。

ところで、香川坂出3人殺害事件のプロファイリングは、昨年中に書き終えてあったものだということは、お読みいただいた方には、ご理解いただけていると信じている。
東仙坊、再三再四記述してきたように、個人的な理由で、この正月、新聞をじっくり読む時間すら全くなかった。そして、その問題が片付き、1月11日、たまっていた新聞をじっくり読んで、びっくり仰天した。
東仙坊の名誉のためにどうしても言っておかなければならないのだが、1月7日の産経新聞で石原慎太郎が「日本よ」というコラムを掲載していた。その翌日の1月8日に書き込んだことになっている「プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-7」で、その内容と全く同じに、開高健の言葉が引用されていた。
これは、まさに奇跡的な偶然でしかなく、石原慎太郎の名誉のためにも、そのことを明確にしておきたい。
その証拠に、その開高健が言っていたという言葉が、東欧の詩人ゲオルグの言葉だとは、東仙坊全く知らず、石原慎太郎の「日本よ」を読んで、初めて知ったのである。
どちらにしても、その石原慎太郎の「日本よ」をお読みになることをお薦めしたい。

It’s just an amazing accident(まさに奇跡的な偶然)!





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日本砂漠化プロファイリング どうしたんだ小沢一郎?

I gotta be in relief when I have done to profile that case in Sakaide(坂出のプロファイルを終えたときは、とにかくホッとした)!

香川坂出3人殺人事件のプロファイリングを終えて、東仙坊かなりの虚脱感を覚え、虚無的な焦燥に駆られていたら、1月4日、香川県善通寺市で、「知事を殺すつもりだった」と、18歳の高校3年生が殺人予備銃刀法違反で現行犯逮捕された。県庁を尋ね秘書課女性職員に刃渡り約10cmのナイフを突きつけ、「知事に会わせろ」と要求して警察官に取り押さえられたという。ちなみに、金鎚まで所持していた。
一番イヤな稚拙な劇場型犯罪パターンが始まったのである。
卑劣な事件が続いていると、論外なほど未成熟なコワッパがすぐ図に乗り、模倣し始めるからである。
案の定、1月5日には、16歳の高校2年生が、東京都品川区の白昼の商店街で、「うおーっ!殺してやる!」「なめるんじゃねえ」「馬鹿野郎」「オレは悪くない」「待て待てーっ」「置いてゆくなよ」と通行人男女5人を次々に刺して、殺人未遂の現行犯で逮捕された。「誰でもいいから、皆殺しにしたかった」「母親に無視されたように感じた」「塾の教師に叱られむしゃくしゃしていた」という。
実は、その予兆は昨年12月5日東京都目黒区で、16歳の定時制高校1年生が、「遊ぶ金が欲しかった」と郵便局強盗した辺りからあるにはあった。
言語道断。何をか言わんやでしかない。
驚愕に価する幼児性、未熟さの表現である。まさに、頭をかち割って、中を調べてみたいものでもある。
さらに、蛇足ながら付け加えておくと、あの坂出で、1月7日の白昼、これまた不思議な事件が起きた。21歳の主婦に「下着を脱げ」とナイフを突きつけ、その脱がした下着を奪って若い男が逃走したという。
まさに桑原桑原である。

いまなぜ、東仙坊がこれらの子どもたちの愚行を問題にするかというと、実は、今の政治屋もほとんど同じと言えるからである。
あたかも、幼児の「お前の母さんデベソ」風の他人批判、毀誉褒貶、そのポリシーのなさにはいささか呆れるものがある。
東仙坊が以前の「世界一のお人好し国民、日本人にとって、だれが親友なのか?!」で書き込んだように、周辺のことも見ず、のほほんと選挙ゲームをし始めているようだが、世界は極めて冷たい視線で見ていることにいつ気付くのか?

What’s the matter with you, Mr.Ozawa(どうしたんだ小沢さん)?

宗主国も他人事ではなく自分のところの選挙ゲームで奔走しており、属国の我が国のことなど考えている余裕など一切ないのである。
また、新しくなりそうな(?)宗主国の方も、党本部の意向を無視して軍部が勝手に行動し始めているのである。
今や、世界は、世界警察が無能力化し、我が国は、警察が無力化し、何もかもを自分たち自身で命がけで守らなければならない時代なのである。
本気で自分たちの国を、地球を考えなければ、風前の灯ではないのか?
とりわけ、この東仙坊、政治に全く興味がないが、ほんとうに今の小沢一郎を信頼するお人好しがいるのだろうか?
最も、どこかの政党にもロクな政治屋がいるわけでもないのだが…。
どちらにしても、持病のせいなのか、はたまた、最後の悪あがきがしたいのか、小沢一郎の相と言動には、首をかしげるしかない。
案の定、前に書いた、小沢一郎と一党独裁国家主席との微笑ましい光景を見て、逆鱗に触れたらしく、東仙坊の友だちから、昨年末電話があった。
彼は、我が国の宗主国のかなり日本びいきのジャーナリストである。
ここでは彼を「Deep Impact、D.I.」と呼ぶことにする。
そのD.I.は、東仙坊に日頃から「なぜあんなに軍事力を拡大している中国とまた手を結ぼうとしているのか?」とか、「日米安保条約の中に、核に関する条約は一切ない。なのにどうして日本は自分の国が核攻撃されたとき、我々が代わりに核攻撃すると勝手に考えているのか?」と言っていた。
それが今回の2人の様子を見て、「本気で我々を怒らせたいのか?どこまで甘えたら気が済むのか?いい加減自分のことは自分でやるようにしたらいいじゃないか!」とD.I.は憤慨していた。
念のため、東仙坊が説明を加えておくと、D.I.の今回使った英語の中に、
Don’t embarrass us (バカにするな)!
Don’t humiliate us(コケにするな)!
You better screw up your courage(勇気を奮い立たせろ)!
Don’t drive us insane (頭に来させるな)!

などと、その怒りモードが本気なことを表現するtense(神経質)の高いものが多かった。
東仙坊もそう思う。
前にも書いたが、いくら寛大な正妻でも、あれだけ小馬鹿にしたら逆上するのは当たり前だと思う。
どんな関係でもマナーやモラルが重要だと思う。

考えてもみよう。
六カ国会議だって、始まって何年になる?
何か成果があった?
話し合いで解決ができるなら、とっくに世界から戦争がなくなっているのでは?
いまだって、そこらじゅうで起きているのは事実じゃないのか?
そう言えば、D.I.がよく言っている。
会議に出席している日本の外交官に「ところで、アナタはどう思います?」と質問すると、「えっ、まあ。戻って上司に聞いてからお答えします」と答えるんだけど、いったいどこを見て仕事をしているのか、ほんとうにわからない!
人間通の東仙坊は、明言する。
「いくら勉強したって、人間のことを何もわかっていなければ、いくら話し合ったって、解決できることは何もない」

誰だって戦争は好きじゃない。
けれども、いくら、平和!平和!と叫んだとしても、それで平和になるわけもない。
やはり、平和は命がけでつかみ取るものでしかない。
自由も同じ。
好きなようにすることが自由だと思ったら、大間違い。
不自由じゃないことが自由だと思ったら、大きな勘違い。
それにしても、「誰にも迷惑かけてないんだから、したいようにして何が悪い、勝手だろ」というヒトたちが、いつのまにこんなに増えてしまったのか?
これこそが、いま我が国の最も深刻な社会問題なのである。
そんな大間違いと大きな勘違いが、manners(礼儀作法)moral(倫理観)喪失のすべての原因なのである。

東仙坊も教育問題が根幹にあることは否定しない。
ライフルに対して竹槍で戦ってきた日本人。
目の前で喉をかっ切ったり、断崖絶壁から飛び降りた日本人。
自分が死にかけながら必死で隣の戦友を助けようとしている日本人。
それらを目の当たりにした宗主国の兵士が、逆にこの上ない恐怖を味わわされ、発狂してしまったケースまであったということは、明快に想像できる。
彼らにとって、日本人は不気味でしかないゾンビやバンパイア以外の何者でもなかったはずである。
その結果、宗主国が、そんな日本人から、わけのわからない日本人精神を、潔すぎる高貴な魂を徹底的に破壊し尽くそうと図ったのは、当然といえば当然とも言える。
間違いなくその戦術意図は成果を挙げた。

脈々と受け継がれてきた武士道に基づく「信」、「義」、「忠」、「仁」を筆頭に、「わび」、「さび」、「恥」、「陰影」、「もののあはれ」、「惻隠の情」、「謙譲」、「真摯」など、ありとあらゆる日本人の本来の精神土壌が、ぐちゃぐちゃに踏み荒らされ、ぺんぺん草一本も残らない不毛の地にされてしまったのである。

Completely our country must be the desert now(今や、我が国は砂漠なのである)!



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プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-11


【前回までのプロファイリング】
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-1
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-2
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-3
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-4
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-5
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-6
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-7
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-8
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-9
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-10




我が国って、ほんとうに文明国なのだろうか?
もう壊れきってしまったのか?壊れている途中なのか?壊れ始めたのか?
かの三島由紀夫が1970年に割腹自殺した時には既に、「無機質で、空っぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない経済大国になってしまった」と、日本の将来を憂慮していた。
すべての箍が緩んでしまい、モラルが木端微塵に粉砕され、夢も希望もない国になってしまったのか?
東仙坊は望みを棄てていない。人間ならではのこの上ない繊細さ、感受性、思いやり、ほんとうの愛さえあれば、まだまだなんとかなる。
それにしても、香川坂出3人殺害事件は、やはり当初直感した通り、ぐちゃぐちゃでしかなかった。
Eventually I’ve gotten lots of regrets because of profiling this case(この事件をプロファイルしてやっぱり後悔した)!


■東仙坊の香川坂出3人殺害事件 総括

Children are a link between husband and wife(子はかすがい)!

結局、坂出警察署(Sakaide Police Department:SPD)は、ボケナスの単独犯ということで片付けてしまいそうな気配である。
信じられない、東仙坊は危惧する。
どちらにしても、この犯罪は、土着的な色彩の強いrude(教養のない)dull(鈍感な)な地域が生み出してしまったとも言えなくない。
懐かしい日本語で簡単にまとめると、
子は鎹(かすがい)と全く考えない、破れ鍋に綴じ蓋も知らない、うだつの上がらない一人の男と、羽目を外した一人の女が織りなした、痴情怨恨事件にほかならない。
さらに言うと、
異常な家庭環境で育ちながらもグレることのなかった男が、溺れるものは藁をも掴む状態の女から、白羽の矢を立てられて、その肉体的欲望に惑わされ、阿漕(あこぎ)に金を無心され、抜き差しならぬ情況に追いつめられ、挙句の果てには、等閑(なおざり)」のまま、戸板に豆だからと、鳴かず飛ばずの心境から、惨殺することで、ケリをつけたというのが関の山
人間万事塞翁が馬。まさに、鶴亀鶴亀
他山の石にしないと、禍々(まがまが)しい事件だった。

新しい年になっても、東仙坊の願い空しく、次から次へと卑劣で身勝手な犯罪がいろいろ起きている。
1月3日、佐賀県唐津市で、21歳の女性が、岩本朋宏(23歳)によって、交際のもつれから殺され、ミカン畑に放置された。
どうやら、今年も東仙坊忙しくなりそうなイヤな予感がする。
どうあれ、今回で、香川坂出3人殺害事件のプロファイリングは終了する。
東仙坊、あとどのくらい生きられるかわからないが、残りの人生、少なくともDADのようなオトコの顔だけは2度と見たくない。



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プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-10


【前回までのプロファイリング】
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-1
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-2
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-3
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-4
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-5
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-6
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-7
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-8
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-9




人間、生きていることに確固たる信念を持てなくなると、刺激的なゲーム的興奮だけを欲しがるようになる。まさに、エキサイティングな「バーチャル・リアリティ」を好むようになるのである。
実際、ある調査によると、今の高校生までの子どもたちの20%が「死んだ人が生き返る」と考えているのだそうである。
東仙坊、何も言えない。
そんな風潮の象徴的な出来事が、この正月の福袋への狂騒だと言える。
実は、東仙坊、本業の方でそれらにある種加担しているので責任がないとは言えないのだが、正直、ショックを受けている。
本来、ショッピングは自分で欲しいものや必要なものを、欲しいだけ必要なだけ買えばいいだけのはずである。単なるおトク感やノリであれだけバカ騒ぎされると、赤面させられる。あまりにも刹那的すぎて、みっともない気がしないかい?
世の中、どこか変な方向へ、ズレだしている気がして、とても不安になってきた。
そういえば、東仙坊、この正月に運転しながら、ますますドライバーのマナーが悪くなってきたようで、閉口させられたばかりである。なぜ、そこまでイライラしているのか?
人間だからこそ、誰だって自分がかわいいのはわかる。でも、ここまで自分のエゴのために他人のことを無視するようになってくると、異常としか言えない。


■東仙坊のプロファイリング 川崎政則の自供できない犯行動機④

ボケナスの事件発生の銃のトリガーを引いた決定的な主因に言及する前に、実はDAD(もう忘れている方もいるかもしれないので…。被害者の父親であり娘婿)の、昨年12月7日、全国ネットの某特番での衝撃発言が、重要なポイントでもあるので、それに基づいたプロファイリングをしておきたい。

I have been wondering how come that man could speak in front of TV(なぜあのオトコはTVの前であれだけ喋るのだろう)?

DADの証言に基づくプロファイリング

①「妹の枕元で姉ちゃん口説くような男で、まぁ自分がギャンブルしよっても、家に金を入れんでも、生活は成り立つし、それでガンになったU.S.に『掃除せい、ご飯の支度せい、弁当は』という、そう言う風にこき使う鬼の人間ですね。『オレと一緒になったら、じいちゃん・ばあちゃんが喜ぶわ』と執拗に口説いていたみたい」
ボケナスの性格では、第3者のいる前で絶対に意思表示なんかするわけない。これはMASAからの直接的な、または女房(MASAの娘)や子どもたちからの間接的な、また聞きでしかない。これはまさしくMASAの方から口説いていたという証左でしかない。
なぜなら、いくら鬼畜のMASAでも身内の前ではまだまだ多少の見栄があったに違いないからである。


②MASAがいつも「もうあんな気色の悪いオッサン、どうにかならんかなぁー」と言っていた。
普段から間違いなくMASAは、自分の周りのヒトたちに言訳がましくそう言い続けたに違いない。そう言わなければ、いくらなんでも自分が惨めでたまらない、ボケナスがそんな対象でしかなかったという意外の何物でもないという証左である。
とにかく、ボケナスは影の薄い男だったのは事実である。


③DADがMASAに自分からボケナスに口説くのをやめるように言うと提案したとき、MASAは「ややこしいことになる。自分から直接言う」
これこそが、MASAの決定的なやましさの表現でしかない。ウソをついているヒトが最も恐れるのが、客観的な会話であるのは当たり前。

④「財産を狙っていたんですよ。ばあちゃんと一緒になったらもう受けとる人間いないじゃないですか」
レベルの低いバカな話でしかない。U.S.が娘であり、そこに子どもがいる以上、法定相続は間違いなくある。逆に、これはDAD自身がMASAの娘と結婚した理由だと述べているのに過ぎない。

⑤「金銭だけで人殺せるもんか。はっきり言って、金銭問題以上に恋愛感情あった人間を殺す、その分の方が強いんちゃうか」
その通り、周りのヒトたちは2人の肉体関係をとっくに知っていたということにほかならないのである。

では、東仙坊の明言する、ボケナスの確定している決定的犯行動機の主因は、2つある。
もちろん、それらとすでに挙げてきた副因の数々が微妙にかつ複雑に絡んでいたのは当然である。

ボケナスの決定的犯行動機①
MASAが、妹の死後、露骨にボケナスの肉体的要求を拒絶するようになったからである。
そのために、父親からなぜか邪険に扱われていた孫たちを盾にし始めたからである。
しかも、邪気のある孫たちは、祖母と一緒になって、「気色悪い」とボケナスを嘲笑するようになったからである。
そのために、不幸にも孫たちまでが一緒に惨殺されることになったのである。

ボケナスの決定的犯行動機②
MASA が当てつけのように、ボケナスと真逆の30代の背の高いオトコと親密になっている場面を目撃してしまったからである。
しかも、真っ最中のところを見てしまったのである。
だからこそ、MASAの胸を何度も何度も刺しまくったのである。
そしてまた、だからこそ、その数ヶ月間、ボケナスが一人で悶々としていた隠れ場所を、MASAの処刑場にしたのである。


そして、確定していない主因がたった1つある。
「はよせんか」の声である。
この声の主は、東仙坊がプロファイリングする限り、DADに限らず、元夫、息子、娘の元夫、ボケナスの息子、あるいはそれら全員がグルでなど、ありとあらゆる可能性がある。
というのも、ボケナスは、母親が死んだ時点で、妻が死んだ時点で、例えこの事件を起こさずとも、既に何の希望もない絶望の人生でしかなくなっていたからである。
それゆえ、仮にMASAが保険に入っていたとしたら、姑息なそれでいてこざかしいDADか元夫がマスコミから獲得する金をボケナスの家族に分配する条件などを与えて、ボケナスを唆したのである。

To be continued…



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プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-9


【前回までのプロファイリング】
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■東仙坊のプロファイリング 川崎政則の自供できない犯行動機②

東仙坊が前回書いた「川崎政則の自供できない犯行動機①」は、昨年の2月のことで裏付けされる。
昨年2月、不幸な女は不運も呼ぶのか、ガンの5年以内の再発、しかもU.S.は肺ガンなのである。覚悟はできていたはずなのである。
それなのに、30年暮らした家、家族と一緒を選ばず、あえて無駄な入院をしたのである。
事実、余命何ヶ月を告知され(東仙坊、この告知に実は凄く頭に来ている。長くなりそうなので止めるが、自分を何様だと思っているのか医者は?)、最後の外泊をほのめかされ、夫であるボケナスより姉であるMASAを選んだことが、レズビアン説やボケナスを逆上させ、今回の事件に繋がったなどとマコトシヤカニ言われている。
確かに、この東仙坊もこのやり取りが大きく影響していると「香川坂出3人殺害事件-4」で明言している。
しかしながら、東仙坊が示唆する意味は一般とは明らかに違う。
重要なポイントは、5年前と歴然と違い、U.S.が入院すると同時に、MASAは現場となった娘の近くの借家に引っ越したことである。
つまり、ボケナスから離れ、逃げて行ったのである。
その行為自体がボケナスをほんとうに逆上させ始めたのである。
ようは、末期を姉の新しい家を選んだということは、妻から、暗に【私はみんな知っているのよ。いい加減にして頂戴。みっともない。イイ年して恥ずかしくないの?子どものため、今では孫のためにも黙っててあげるけど…第一、姉さんも嫌がっているのだから】と言うことなのである。
だからこそ、「おまえのせいですべてが滅茶滅茶になった」というボケナスの言葉は、U.S.の【アナタのせいですべてが滅茶滅茶になった】というU.S.の心の声が言わせたということでしかなく、【例え私が死んでも、姉さんの家に追いかけていってはダメよ】とまで念を押されたのである。
と同時に、妹の性格を熟知、利用し、最後まで卑怯にもボケナスとの関係をネタに金を脅し取る姉MASAに対しても、【私が死んでも、一生このことは誰にも口外しないように】と念を押しているのである。
つまり、気丈なU.S.は、最後まで自分の家族の面子を守ろうとしたのである。
そうでなければ、あえて姉の家に行く必要もなく、自分の家に帰るのが嫌なら、実家である両親のところに行くか、ほんとうにお金があったのなら、どこか旅行にでも行ったに決まっている。
ましてや、自分の銀行の預金通帳やキャッシュカードを、そんな姉になんか百人が百人渡したりはしない。自分の子ども、特に孫を生んだ娘に渡すに決まっている。
百歩譲って、仮に姉のMASAを信用したのだとしても、喪主が葬式代を払えないのである。亡くなったのが口座の名義人なのだから、その口座の金で払ってあげるのが筋でもあり、当人の願いでもあったのではないのか?
病院のベッドで、まもなく確実に訪れると言われてしまった死を前にして、その見舞金まで姉にそっと渡している姿があまりにも情けなくなってしまった。
それゆえ、我慢に我慢を重ねていたU.S.でも、ついに堪忍袋の緒が切れたのである。
今まで押さえ込んでいた感情が爆発し、結婚して初めて自分の夫であるボケナスを罵り、夫婦喧嘩が表面化し始めたのである。
また一方、その時点でほとんどボケナスをウザイと感じていたMASAの方も、そんな妹を煽り始めたのである。
ところで、その見舞金がどのくらいあったのか(香典でさえ20万円なのである)?預金がいくら残っていたのか?東仙坊、若干気になってもいる。
どちらにしても、MASAが2人の関係をとっくに妻であるU.S.に暴露していたことの事実自体が、無知蒙昧で女の本性を知らないボケナスにとっては、予想できなかった裏切りであって、許しがたいことだったのである。それも今回の事件発生の間違いなくもう一つの副因となっている。


■東仙坊のプロファイリング 川崎政則の自供できない犯行動機③

“目から鱗”の興味深い話がある。
ヒトはストレスを受けると、「オキシトシン」というホルモンが分泌してきて、男性はそれによって「アンドロゲン」が刺激され、鎮静作用が阻害され、攻撃的になってゆくのだそうだ(これはなんとなくそんなものと思う)。
しかるに、女性は「エストロゲン」が刺激され、鎮静作用が増幅され、やさしくなってゆくのだそうだ(思わず、ウソ!ヘー!)。
もちろん、ボケナスやMASA 、MASAの元夫、MASAの子どもたち、DADなんかには、何のことだか絶対にわからないことだろうが…。
更年期に入りそうな50歳前に、肺ガンを宣告され、摘出手術を受けた女性。そして、抗ガン治療費用毎月6万円を自分で払うためにボロボロになって働いている女性。実の姉と不倫し金を貢ぐ夫とそれをネタに借金を迫ってくる姉のために、初孫にお祝い1つ満足にあげられない女性。
いくらほんとうは性欲の強かったU.S.でも、抗ガン剤などの影響や死への不安もあり、自分を裏切った最低のオトコであるボケナスの要求だけは受けなかったし、ボケナスはボケナスでそれが好都合だったのである。
いったいU.S.は何を考えて死んでゆき?夫によって、なぜか話し合えるようになった姉MASAと今どんな話をしているのか?
ともあれ、ボケナスは、母親の教えに背き、不満だった妻の姉のための借金さえ忘れ、すっかり溺れてしまったMASAへのlust(肉欲)のために、生まれて初めて自分で借金をしたのである。妻のU.S.がMASAのために借りた6枚の他にも、借用証書があるからこそ、ボケナスは余計口惜しくて金の話を前面に押し出し始めたのである。
つまり、せっかくのU.S.の最後の願いも空しく欲望のままに、さらに言うと、ある意図を持つ周りのヒトたちのガセ情報や煽動によって、昨年4月の妻の死後、ますますMASAへの傾斜を深めていったのである。
MASAはMASAで、ほとんど絞りきってしまったレモンのようなボケナスでも、【いまさら、減るもんじゃあるまいし】と小銭欲しさに新しい部屋に呼んだのである。
だからこそ、間取りもよく知っていたし、それこそ鍵の在りかまで知っていたのである。もしかすると、合鍵まで持っていたか、渡されていたのである。
あるいは、巷間言われているように、誰かが…。これは最後にきちんと説明する。
ともあれ、強かなMASAは妹の死によって、妹名義の借金が消滅すること、財産相続が優位になることは知っていた。
しかしながら、なにぶん、MASAはその日の生活に困り過ぎていたし、ボケナスは他にやることがなさ過ぎた。
そして、坂出ならではの明け透けな地域特性が、「あのキモいチビ爺さんマジだぜ」「そこまでさせておいて、それはないよな」「実の姉と関係するなんて奥さんがかわいそう」「あのしょぼい風采でどうやって喜ばせてるんだろう」「あの公衆便所のどこがいいのかしら」「このままじゃ奥さんも浮かばれまい」、それぞれがそれぞれにボケナスを追い込んでいったのである。
すなわち、言いたい放題の周りからの揶揄と中傷がボケナスのテンションを否応なしに高めたのである。
それが、この事件発生の銃に、弾を込めたのである。
ところで、その前に東仙坊どうしても確認してみたいことがある。
MASAは一切保険に入っていなかったのか?
DADは今度の事件でいくらマスコミからせしめたのか?
あの地域の人たちは、なぜあんなに堂々とマスコミの前でためらいもなくいろいろと話すのだろう?

To be continued…











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プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-8


【前回までのプロファイリング】
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-1
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Did you know the murder as same as this case without the cause in Kagawa Prefecture(同時期に起きた香川のもうひとつの殺人を知っていた)?

この事件と全く同じ時期。昨年11月14日、派遣型風俗店従業員の31歳女性を、仕事を終えた徳島のホテルまで迎えに行った経営者の松本恵美(33歳)とその夫の松本充宏(38歳)が車中で絞殺し、香川県東かがわ市坂元の大坂峠付近の山中に遺棄したというのである。その動機が「被害者の暴力に耐えきれなかった」と言うから、またしても唖然、呆然、絶句させられる。
女男女(PCのフォントにないので、後の文字を参考にイメージしてください!)という文字がある。
逆に、嬲という文字もある。どちらも、ジョウ、なぶると読み、もてあそぶという意味である。
「ヒトの命を簡単にもてあそぶ」。なぜか昨今そんな犯罪が増えてきている気がするのは、東仙坊だけなのか?
かのゲーテが言っている、「自らの内にその傾向を見い出しえない犯罪は一つもない」と。


■ボケナス川崎政則の自供に基づく事件詳細の再確認

①司法解剖結果によると、3人とも大量の出血による失血死で即死である。共に、複数の刺し傷があり、特にMASAには何度も何度も胸を刺している。では、子どもたちはなぜ殺害されたのか?「騒がれたので」という供述は信ぴょう性が無く、明らかに3人に対する強い殺意があった。その証拠に、ためらい痕が全くない。

②最初は現場に「初めて行った」と言っていた供述を翻し、「1,2日前に下見に行った」と言い始めている。では、鍵のかかっていないことをどうしてわかった?間取りは?

③「懐中電灯を持参した」との供述に加え、「血が飛ぶのでカッパを持って行った。熱帯魚の水槽の灯を利用した」とも言い出した。では、以前にもヒトを刺した経験があるのか?DADのいうところのこれらの計画性(?)なるものは、まるで誰かから聞いたか、命令されたかのようで、凄く不自然でしかない。

④現場から1.5km離れた、当日も翌日も自分が働いていたパン工場の北西300mの坂出港の資材置き場に、わざわざ穴を事前に掘っておいてまでして、3人を遺棄している。では、なぜそこをMASAの処刑場所に選んだのか?そして、なぜさらにその翌日、律義にも(?)退職届まで提出したのか?

⑤犯行翌日、ご丁寧にも義理の両親を「気を落とさないで」と激励に尋ねている。では、なぜ逃走(?)する際、息子に「一人で生きてゆけ。ジッちゃんとバッちゃんに言うな」と言い残したのか?

⑥坂出市に近い高松市のウィークリーマンションに逃げ(?)、わざわざ戸籍まで移している。そこまで、警察をバカにしたのはなぜ?あるいは、本物のボケナス意外の何者でもないのか?

⑦実際、このボケナス、マスコミが掲載した大昔の写真と大違いで、現場検証に立ち会う時の風情では、周りの証言にもある通り、痩せてげっそりとした感じの初老のオトコでしかない。では、最近の写真すらないのはなぜ?



■東仙坊のプロファイリング 川崎政則の自供できない本当の犯行動機①

すべての今度の犯行への道筋は、5年前にゴングが鳴ったと断言できる。
当時のMASAの生活は、まさに奈落の底状態で、3万円の自分の家賃が払えず夜逃げまでしている。そして、金欠の余り、結婚詐欺に近い手段まで取りつつ、パチンコの玉欲しさにパチンコ店従業員と不倫までしながら、やけくその、破れかぶれの、自堕落極まりない淫売生活をしている。
ということは、逆に言うと、もういい加減ほとんどのヒトたちが、簡単にはMASAに金を貸さなくなっているのである。
それは頼みの綱であるU.S.も同じだったに決まっている。
本音はどうあれ、400万円ものヤミ金への返済までさせられているのだから、当然といえば当然である。事実、この頃、姉の無心に対してのグチを周りにU.S.はこぼしている。
そして、肝心のボケナスはというと、本人の自供にもある通り、「すでにMASAのpride(傲慢)greed(貪欲)sloth(怠惰)な無心に対しwrath(憤怒)を覚えていた」のは確実である。
事実、MASAはボケナスのいない時を見計らって借金をしに来ていたと、U.S.の長女が証言している。
その一方で、ボケナスは自分の妻であるU.S.に対し【なぜあんなだらしない姉に大切なお金を貸すのかと、一種のenvy(羨望)wrath(憤怒)に近い猜疑心を間違いなく持っていた】。
それでは、仮にも正真正銘の夫婦である、そのような感情をなぜ簡単に表現できなかったのか?もちろん、生来の劣等感の強いイジケ虫だったこともある。それどころか、そんな感情を必死でコントロールしなければならない絶対的理由を、その時はまだ持っていた。
なぜなら、まだ自分の母親が健在だったからである。
ボケナスのプロフィールを記述した時に指摘したように、ボケナスを戦死した夫の代わりに夫の実兄との間で生み養子縁組みさせてもらった以上はという母親の執念が、ボケナスの体の隅々にまで染み込んでいた。
実際、その少しでも恥ずかしくない人間に育てようとしたその決意が功を奏したのか、ボケナスは、少年時代からぐれることもなく、自他共に認められる実直のオバケみたいなオトコだったのだが…。
運命とは残酷である。魔性のすれっからしMASAとさえ出会わなければ…、正しくはその妹とさえ出会わなければ…。
どちらにしても、4年前に96歳で往生した母親は今頃さぞかし草葉の陰で悲涙を流していることだろう。そう、すべてが無駄になり、その自分が犯してしまった最大の罪を後悔しているに違いない。
また、その意味で、ボケナスの母親の死が、この事件発生の1つの副因になったことも否めない。
では、なぜこの5年前のその時なのか?
夜逃げした後、lust(肉欲)の化身であるMASAが、この妹であるU.S.とボケナスの住む借家のすぐ近くに移り住んだのである。
それにしても、東仙坊、合点がいかないのは、なぜ簡単に借金だらけなのに引っ越しができるのか?いくら物価の安い地方だとしても費用がかかるのでは?なぜ、一人暮らしなのか?元夫はどこ?息子たちはどこ?刑務所?不可解極まりない。
ともあれ、そんな状況下になったのに、平々凡々で質素極まりなくとも普通に暮らす56歳のオトコの妻が、不運にもガンの摘出手術のために入院してしまうのである。
つまり、家を離れたのである。
百戦錬磨、手練手管、なんでもありの必殺オトコ殺しの巨大MASAとマザコン小男ボケナスとの勝負の結末など、ボビー・オロゴンとボブ・サップの試合以上に、見なくてもわかることなのである。
そして、その結末を利用して、その醜聞から必死に意地でも家族を守ろうとする実の妹U.S.から卑劣に金を脅し取り、またもう一方で、【まさか妻の姉なのだから言うわけない】と能天気で女に無知蒙昧な義弟のボケナスからも狡猾に金をせびっていたのである。
なぜ、ここまで東仙坊が断言できるのか、それは前にも書いたように、偏にU.S.の本質的性格が影響しているからである。
エデイプス・コンプレックスを持つ女性は、基本的に性欲が強い。そのうえ、姉妹がある場合、それを反面教師に見立てて行動を選ぶ傾向が強いが内実はほぼ同じ結果。
その意味で、不幸極まりないU.S.のたった1つ趣味であった「姉さんと一緒に行くカラオケ」というのも、実は、裏切ったボケナスへの復讐として、肉欲の権化のMASAと一緒に別のオトコと逢っていて、その口止め料として金を渡していたと考えたほうが整合性もある。

To be continued…







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プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-7


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Where is the moral gone in this country(この国のモラルはいずこに)?

昨年の大晦日、鹿児島県南さつま市で、森竜二(34歳)が両親をハンマーで殴り、父親を殺害し、母親を重傷にし、自分の頭を殴って(不謹慎だけど、可笑しくない?)自殺しようとした事件がまた起きた。
12月30日には、千葉県柏市で、合宿中の女子高校生をわいせつ目的で襲おうとし、日本競輪A級選手、三井呂之33歳が現行犯逮捕された。
一体全体、今日本人はどうしちゃったのだろう?何がしたくて生きているのだろう?
「そんなの関係ない」とばかりに、どこまでも自己中心的で、瞬間的にキレちゃうのだろうが…なぜ?
人間は、「ホモ・サピエンス(賢い人)」ではないのか?
自制心とか修養とかを持っているのではないのか?
自分のストレスや不満を全く躊躇せずに他人にぶつけ、他人の痛みなどこれっぽっちも考慮しないエゴイストでいるなんて…実に、みっともない。

Think about the mean of your life by yourself. Please don’t blame someone (自分の生きていることの意味ぐらい自分で考えろ、他人のせいにするな)!

かつて評論家、小林秀雄は「個性というものは、ひとりよがりの思い上がりで、できるものではない。柔軟な心で素直に社会と交わらなければ、うまれないもの。社会的なものがあってこそ、個性は成長するのだ」と言っていた。
解剖学者、養老孟司の言う通り、せっかく生まれながらにして持つ65億分の1の個性を成長させなきゃ、実にもったいない。
「それがわからないから、困っている?」って、甘えるのもいい加減にして欲しい。
「他人に甘えるな!弱気をくじけ!勇気を持て!他人を思いやれ!」
東仙坊はズーっと叫び続けている。

I’m gonna show you the mean of life(東仙坊が不遜にも教える人生の意味を)!
極めて簡単である。
いつも『メメント・モリ(死を想え)』を忘れなければいいだけである。
そう思わないか?
年末の異常な稲妻、雷鳴、そして直後の不思議な空の色…。
生きているから、感じられる、可笑しいと思わないか?
だから、「どうでもいい」「どうにでもなれ」って言うのは、信じられないほどのオタンコナス。
誰がどう言おうと、圧倒的に死の方が長いのである。
なのに、間違いなく今生きていることは事実(?)なのである。
できる限り生きて、できるだけ多くのことを感じていたくないか?
感じるって、最高だと思わないか?それこそ死んでもいいくらいな気持にならないか?
とくに、他人の笑顔や喜ぶ姿、やさしい眼差し、鳥の鳴き声、みずみずしい花びら、生きている喜びではないか?
さらに言うと、世界的分子生物学者、村上和雄が示唆しているように「人間は生きていることがすばらしい」のである。氏によると、「約60兆の細胞のうち、約30億のヒトゲノムがあり、ONしているのはたったの10%位で、90%がOFFしたまま。特によいDNAがOFFしているので、悪いDNAをOFFし、よいDNAをONさせるには、プラス思考で感動すること」だそうである。
ただここにも問題があり、動物行動学者、日高敏隆によると、利己的DNAは利他的DNAよりも強く働くようで、余程の後天的要因がないと抑えられないらしい。
つまり、悪いことをするDNAは遺伝してしまうのである。
ともあれ、ホーキング博士が警告している。
「このままでは次のミレニアムはない。現在、視認し得る、地球程度の文明を持つ惑星が宇宙には200万あり、そうした惑星同士の交流がないのは、どれも文明の過剰発展で極めて不安定になり、宇宙全体から見るとほとんど瞬間的に崩壊消滅しているから…」と。
いまこそ、我が国は、愚劣で低レベルな経済市場原理主義を棄て、作家、司馬遼太郎が言った「美しい停滞」を選択すべきではないのか?
どちらにしても、作家、開高健が言ったように「明日地球が滅びるとも、今日りんごの木を植える」と、毎日全力で生きてゆくのが人間の生きる意味なのである。

話が大分それたので、元に戻すが、最後に、吉田兼好も、その「徒然草」で、「死は前よりしも来らず、かねて後ろに迫れり。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し…されば…必ず果し遂げんと思はん事は、機嫌を言ふべからず」と説いている。
ようは、「生老病死は潮時もなく何もなくやってくるから、ほんとうにやりたいことややらなければならないことは、すぐにやるべき」と示している。
だから、東仙坊も急いでいる。

Look! A silly politician, you couldn’t meet UFO absolutely(バカな政治屋さん、UFOとは出会えないよ)!



■この事件が起きた環境の持つ重大な問題点

この惨殺事件発生場所が、それに関わるほとんどのヒトたちが、四国、坂出市からなぜか離れてないことは特筆に価する。
我が大和民族のルーツの約60%が、朝鮮半島を経由した北方蒙古民族であり、残りの約40%が南方の海から直接入ってきたポリネシアン民族であることはよく知られている。
そして、特にポリネシアン系のそのDNAが、実は四国に色濃く残っているということに、東仙坊は着目した。
それは、よく言えば、南方特有のおおらかさ、奔放さであり、悪く言えば、だらしなさ、適当さでもある。
それの最たるものが、つい最近まで残っていた(今も?)『よばい(婚)』であり、いわゆる「夜這」である。
もともとは、求婚すること(名前を繰り返して呼ぼう、の“呼ぼう”)の名詞形であり、女系社会だった我が国らしい圧倒的女性優位システムのことである(ジェンダー・フリー信者には垂涎に違いない?)。
これは、基本的に未婚の男女間の話であり、親も周りも積極的に支援していた公明正大なところもあり、仮に複数の男性を受け入れていた女性が妊娠しても、その男の中から好きなオトコと有無を言わさず結婚でき、子どもも誰の子というより、村の子としてみんなで協力して育てたのである。
東仙坊もこれを一概に不謹慎だとも思わない。ある種合理的な側面もあり、現在のような身勝手な子殺しが無くなるかも知れないところもある。
ただし、それが本来の解放さを維持するには、余程の人間的な習熟と寛容さが絶対条件であり、現在のような自己中心的で未成熟な、大人になれないヒトたちでは遠い夢でしかない。
実際、今話題の高知の「ヨサコイ」も「夜さ来い」、すなわち夜這であり、徳島の400年の伝統を誇る盆踊り、「阿波踊り」も、リオのカーニバル同様、踊り自体はsexの官能的姿態を表現しているorgyの一種なのである。
東仙坊、実は阿波踊りが意外に好きで、徳島で踊っている。
また、高知の女性には、「ハチキン」と呼ばれる気の強い面があり、結婚年齢が全国で1番低いのに、離婚率が逆に1番高いそうである。

To be continued…




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プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-6


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Already I shouldn’t have better begin on this blog (もう後悔している)!
正月早々。東仙坊、この事件のプロファイリングを始めてしまったことにもう後悔している。
きっと、今年もあまりイイ年とは思えないので、ツライ。
それにしても、グジャグジャ過ぎる。
いくら世の中の箍が緩んでしまったとしても、
そこまで、なんでもあり、ヤッタモノ勝ち、イージーな世界があっていいものなのか?
いったいこの国はどうなるのか?
お天道さまが見ているのだということを、しっかりと思い出さない限り、終焉を迎えるのは仕方ないのかも…。


7.MASAの両親

かなりのご高齢と推察しますが、長生きがいいものなのか、さてまた悪いことなのか、さぞや複雑な思いでお過ごしのことでしょう。
東仙坊、心より同情しております。
2006年の孫のみっともない犯罪に続き、2007年は頼りにしていた2女の病死に始まり、今度は一気に目の中に入れてもいいほど可愛がっていた曾孫が2人と唯一の我が子になっていた長女が、なんと2女の娘婿によって惨殺されてしまったのですから…。
「どうか気を落とさずに」、オッとこの言葉は禁句か、事件翌日、心配をなされていたお二人のところにやって来て吐いたボケナスのセリフでした、失礼。
人生生きていてなんぼ。お二人にはまだまだ大切な使命が残ってしまっているのです。どうか何らかのカタチで明確なinnovation(改革)だけは実行してください、世の中のために…。
ところで、満州引き揚げ者だったお二人が、いったいどのような方法で言われているような財産をお築きになったのでしょうか?別にその方法を詮索したいのではなく、「これほど周りから露骨に狙われる財産とは、いかようなものなのか?」と興味本位にただ知りたいだけなのです。しかも、こんなにお二人ともお元気な(?)うちから…。
また、それをなにゆえ長女には渡したくないとご決断なされたのでしょうか?
法定相続のことさえ満足に知らないタコばかりだから、面倒でも遺言になされたのでしょうか?
なんて言っても、カワイイ我が子。その財産なるものを処分して、「助けておけばよかったと」とさぞや後悔なされていることでしょう?


8.ボケナスの長男と長女

なにしろ極めて狭い社会である。おそらく2人はMASAの子どもたちよりも過酷な状況下に置かれているはずである。
ある種、2人も被害者ということができる。
共犯の疑いさえかけられてしまったまだ30代の長男には、最後に父親が言い残したように、一人でしっかりと自立して、ぜひ社会貢献ができるほどに成長してもらいたいと、東仙坊、期待している。
ところで、結婚し、子どもを産んだばかりの長女は、まさか市内に嫁いでいるのでは?どうか、そうでないことを祈っている。
長女が証言しているように、MASAは父親のいないときを狙って、母親のところへ金の無心に何度も来ていたのだろう。
ともあれ、2人が従兄弟にあたるDADを含む家族たちと付きあっていなかったことにも、この事件の真相の一端が見え隠れしている。


9.MASAの妹でボケナスの妻(Unhappy Sister:不幸な妹をU.S.と呼ぶ)

「なんと不幸な人生」。それを自ら実践してしまって、2007年4月11日にガンで病死したばかりのMASAの妹、U.S.(54歳)が、この残忍極まりない事件発生のかなりの要因を担っていたのは間違いない。
その意味で、U.S.のプロフィールもまた重要な要素であるので、知りうる限り、列挙する。

U.S.は、学生時代全く目立たなかったMASAより、さらに目立たなかった女性だったといわざるを得ない。なぜなら、その恐ろしいほどの狭い世界で、不可解で複雑な家庭で育ち、学歴もなく、いくら職場のスポーツで活躍しようと、極めて背の低いボケナスと25歳で結婚したのだから…。
東仙坊、誤解が嫌いなので念のために言う、家庭環境や学歴や背の高さを問題にしているのではない。U.S.の深層心理を指摘したいのである。
U.S.が多感だったはずの17歳の時、姉のMASAが21歳で元夫と結婚し家を出ている。おそらく、その謎の御仁、学歴も職業も外見もそこそこ如才ないオトコだったが、苦労して財産を築いた両親(?)のメガネには適わなかった。品性が欠如していたか?同類の匂いでもしたのか?そのどちらかだろう。結果的に、決して同居させず、財産も渡さないのである。
それを反面教師としたU.S.は、内心姉を凌駕したいという気持も大いにあり、見たこともないお人好しで、実直そのものにしか見えないボケナスと結婚し、長男と長女を作ったはずである。
だからこそ、MASAが転落してゆく中で、多少のMASAらしいはしっこい脅迫めいた圧力があっても、喜んであんな多額の借金をしてやり、自分の手で返済したに違いない。
というのも、周囲は、とくにMASAは、余計な口をきかず、最後の後片づけまで黙々とやる、影の薄い、金に縁のない、幸薄い、面白みも何にもないボケナスを嘲笑し続けたに決まっているからである。
U.S.の自尊心、強情さは半端でなかった。そんな環境下で、肺ガンになり、5年前に摘出手術を受け、その後は入院せず、毎月6万円の治療費を自転車通勤して自分で稼いで払っていたのである。
ただこの姉妹は、初めから決定的な問題を抱えていた。
それは、父親を簡単に尊敬できない環境における、典型的なエディプス・コンプレックスの兆候である。これは、女性の場合、性欲が極めて強くなってしまうのである。ただし、通常は男児を出産すると消えるものであり、その意味でU.S.は長男と病気によってほとんど消滅したと思うのだが…。
それなら、亡くなった後に出てきたという消費者金融の借用証書6枚(?)はなぜなのか?ここで1回話を整理しておこう。
消費者金融の審査はかなり厳しいものがあり、いろいろな経緯もあり簡単に連帯保証も取れないのである。しかも、ボケナスの話を信じれば、それを知らなかったのだから、連帯保証はしていないのである。ゆえに、仮にU.S.名義でいくら借金があろうと死亡時点でご破算なのである。
それにしても、臨時労働者が、いつ?いくら?何のために?借りられたこと自体の可笑しさはおいといて、実に不可解千万でしかない。これも最終的なプロファイリングで言及するが、おそらく借りた時期は5年前頃であると思う。
どちらにしても、U.S.ほど不幸な人生もない。
「主人の理解があるから、好きなカラオケに行ける」と言い、ボケナスのために朝夕の2回も弁当を作り、親の財産をもらうことなく(?)、30年間余り同じ借家に住み。ガンと闘病しながら姉の借金を払いまくり、やっと初孫ができたと思ったら死んでしまい、その半年後には、30年近く連れ添った夫が姉と姪の娘2人を惨殺するとは…。
ボケナスがU.S.の香典を同僚から受けとるときに、「このままじゃ浮かばれん」と言っていたらしいが、それとは全く違う意味で、浮かばれないと東仙坊も思う。



では、いよいよプロファイリングに入る。


To be continued…






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プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-5


【前回までのプロファイリング】
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-1
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-2
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-3
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-4




とにもかくにも、small world(小さな世界)のようである。
噂は噂を呼び、瞬時に広がり、聞きたくなくてもイヤでも耳に入ってしまう、ただただrush(性急に)しなければならないfearful(ビクビク)の世界。
そういう世界にどっぷりと漬かっていると、「自分に厳しく、他人にやさしくある」人間の本性そのものが持つcompassion(思いやり)の精神が、いつのまにか弛緩してしまうに決まっている。
東仙坊が不幸な被害者でしかない2人の幼い女の子の写真の表情に、全く子どもの持つ天衣無縫な天真爛漫な無邪気さを感じなかったのは、そんな環境のせいなのだろう。
その意味で、余計なお世話でも、無事でいたDADの、特に10歳の息子の将来が心配である。


4.MASAの長男と二男

2人の間には、刀傷沙汰まであったという。
どちらも30歳を超えているのである。早く成熟して、ヒトに依存しない、自立した本物の大人になってほしいものである。
多少フロイト的に言うと、不随意的だろうが2人の心の奥にあったはずの恥の重石はなくなったのである。男なら心から改心してほしい。人生まだまだ長いのである。
長男については前述しているので省略するが、ところで、二男はいったい何をしているのだろうか?
仮にも自分の唯一無二の母親が、いくらみっともない暮らしをしていたとしても、弱気をくじき、諌めてもよかったのではないのか?長男は塀の中で役に立たないのだから?
ともあれ、長男が35歳でありながら、清廉潔癖なイメージの女子高校生を狙ったことは、間違いなく母親の悪影響がかなりあることは瞭然である。
無論、基本的には本人の自制心にすべてかかっていることぐらい百も承知だが…。


5.MASAの長女(被害者の母親)と元夫

お気の毒な被害者の母親であり、娘でもある彼女は現在34歳。いっぺんにかけがえのない家族を3人も失ってしまい、その心中いかばかりか、慰める言葉も見つからない。
さて、殺されてしまった長女は5歳だった。とすると、長女を産んだときはまだ元夫と結婚していたはずではないのか?つまり、その頃に現夫と出会っているのだから、不倫だったのではないのか?それなら、その2年後になぜ2女を創ったのか?
そうでなかったのなら、なぜ離婚したのか?狭い街なのである、元夫にそれが発覚してしまったのでないのか?
一体全体、元夫と、どこでどうして出会い結婚し、2人の子どもまでもうけながら、なぜ別れたのか?
逆に、その元夫の方に原因があったなら、慰謝料は、養育費は?
それで現在あのようにラクに暮らしているなら、かえって納得もできるのだが…。
それにしても、この元夫だったオトコは何をして養育しようとしていたのか?なぜ親権を求めなかったのか?いまどこにいて、この残酷極まりない結末にどんな心境でいるのか?間違いなく自分の子どもだけがこのボケナスの悲劇的被害者にさせられてしまったのだから…。
ところで、彼女はどんな精神疾患で通院しているのだろうか?
自分の置かれた立場、数々の反省などが重なったストレス性障害のようなものではないのか?
そうだとすると、今の彼女の心中も鮮明に見えてくる。


6.MASAの元夫

この存在も事件解明の大きな鍵を握っていると、東仙坊は考える。
再三再四言及するように、狭い社会でしかないのである。
仮にも自分の妻が、東仙坊が指摘したような放埒で不謹慎な暮らしをしていることを、いったいどう考えていたのか?
うどん屋の経営に失敗し、多額の借金(?)でもして、自暴自棄になってしまったのか?
それより、なぜその時資産家(?)である妻の両親が援助してくれなかったのか?
それが妻を利用しての妻の妹からの多額の借金(ヤミ金からの400万円)になったのではないのか?
どちらにしても、いったいどのようにして現在生計を立てているのか?
働かない息子と塀の中に入ってしまった息子を持ち、堂々と夜逃げすることなく、2年前まで妻だったMASAの近くで平然と暮らせているのはなぜ?
では、そんな恥知らずの妻を持ちながら、なぜそれまで離婚をしなかったのか?
もしや、逆に、そのふしだら極まりない妻に美人局させていたかのようにも見えるが、そうだったのか?
確かに、生きるためには、それもひとつの方法ではあるが…。
それにしても、5年前には、パチンコ屋の店員とさえ、玉が欲しいだけで、ダブル不倫をしているのである。なぜ、その時MASAを叩き出さなかったのか?
MASAの両親はこの元夫の存在そのものが、MASAに遺産を相続させないと決めた最大の理由ではなかったのか?
もしや、この元夫も、その財産を狙っていただけだったのではないのか?
それなら、その遺産相続予定だった妻の妹がガンで余命幾ばくもないことを知っていたなら、なぜ、2年前に離婚してしまったのか?
もしや、戸籍を戻させることで遺産相続に有利になると考えたのでは?
あるいは、金銭に対する嗅覚だけは鋭敏にお持ちの御仁のようだから、その財産そのものがそれほど価値がないことを、あるいは簡単にお金に替えることができないことを、わかったからではないのか?
つまり、この御仁にとって、妻は単なる恥さらしと化してしまったからではないのか?
ところで、妻の妹に借金をさせておいて(?)、なぜ自分で返済しなかったのか?
どちらにしても、一人のオトコにとって、自分の妻の低劣な醜聞ほど、世の中にみっともないことはないのではないのか?
よっぽど人間として修練された寛大な御仁なのか?
それだったら、自分の妻がそんななりふり構わぬ淫行に走っても、自分の大切な息子が卑劣な犯罪を犯しても、堂々と生きていられるわけもわかるが…。
もしや、この期に及んで、のんびりと、話題騒然の年金生活でもしようとしてらっしゃるのか?
実際、摩訶不思議でしかない御仁である。




To be continued…





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東仙坊からの年賀状、「レッド・ツェッペリン」の「THANK YOU」

A happy new year!

プロファイリング4の真っ最中だが、新年早々から暗澹たる気持ちになってほしくない。
そこで、いったんそれを中断し、新たな年への希望を込めて、再度、東仙坊の大好きな「レッド・ツェッペリン」の詩のひとつを贈ります。
カンケリお侠さん、ぜひこの曲もお聴きください。

結局、卑劣な犯罪を抑止するためには、ほんとうの愛に目覚め、誰も彼もが他人を思いやるようにならない限り、不可能なのでは?と東仙坊は考える。
いつも自分に厳しくあり、弱気をくじき、人のためや社会のために少しでも貢献しようと、助け合いながら生きてゆくことが大切。
それには、絶対的に、愛が必要なのである。
愛にあふれてさえいれば、他人の心の痛みまで感じられるからである。

どうか、今年こそ、卑劣な犯罪のない、穏やかな年でありますように。



THANK YOU  by Led Zeppelin
山が海に化しても

もしも あの愛と情熱の象徴 太陽がその目を閉じ 安らかなる光を与えなくなっても
わたしはまだあなたを愛しつづけているだろう
もしも あの雄大壮美な山々が崩れ 全てが蒼い海と化しても
わたしとあなただけは まだそこに存在しているだろう

やさしい女であるあなたに わたしは何の躊躇もなく 全て捧げよう
やさしい女であるあなたに それ以上何が要ろう

清純な雨粒が紅色に煙るような 繊細さの中で
それがじんわりと樹皮に染み入るような 柔和さの中で
愛し合いつづけた安息の日々が 愛のもつ悲涙を 一切の懸念を全て奪い去ってくれた

いま わたしの愛は堅固で信念にあふれている
あなたとの出会いをもたらせてくれたインスピレーション
あのインスピレーションがいま あなたこそわたしのための女と確信させてくれる

この限りない愛の世界に導いてくれたインスピレーションが少し気取って微笑んでいる
わたしはあなたのあたたかな手をしっかりと心の中で据え 何マイルでも力強く歩きつづける
ありがとうあなた 二人の愛は永遠に大きくなりつづけるだろう
あなたがわたしに唯一に与えてくれたもの
それは少しも悲し過ぎない幸福
そして わたしが歓んで受け入れた幸福

もしも あの愛と情熱の象徴 太陽がその目を閉じ 安らかなる光を与えなくなっても
わたしはまだあなたを愛しつづけているだろう
もしも あの雄大壮美な山々が崩れ 全てが蒼い海と化しても
わたしとあなただけは まだそこに存在しているだろう






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東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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