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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

プロファイリングー5 大阪守口乳児殺害事件 real end(終焉) 

While I took days off comfortably,a certain case was solved in sudden(のほほんと休みを仕方なく取ってたら、あの事件が突然解決していた)!

東仙坊、人一倍気にかけていた、大阪守口乳児殺害事件で、8月11日、ようやく?M.P.D.(守口警察)が、乳児の母親だった山口いづみ(当時22歳:便宜上、baby blue baby、子どもブルーのコドモ、BBBと呼ぶ)を、生後18日の我が子を殺害後偽装したと断定、容疑者死亡のまま書類送検した。
つまり、事件は不可解でも一応決着した。
このニュースを聞いて、正直、東仙坊、プロファイリング前よりも、複雑で暗澹たる気持ちになっている。
もちろん、溜飲など微塵も下げていない。
確かに、プロファイリング直後、非難、誹謗、中傷のメールをたくさん受け取った。
しかし、それは同じくらいの賛同、激励、賞賛のメールで、すでにバランスは取れていた。
では、何を感じたか?
それは典型的ベビーブルー自己中心的患者BBBの情けなくてみっともない犯罪を、なぜ、どうして、周りで事前に抑止することができなかったのか?ということ。
もっとも、そんな人間が周りにいたら、ハナから犯罪など起こさないか…。
子どもを産み、育て、生活するということは、絵空事でも、張り子の虎でもない、超現実的な世界なのである。
いくら振り込め詐欺社会だと言っても、1億回の甘い言葉やブログへの書き込みでは、何の支えにもならないと思うが、どうだろう?
そうだとしても、せめて、病気であったはずのBBBの命だけでも、警察は、マスコミは、周りのヒトたちは、なぜ守ってあげられなかったのか?
なぜなら、東仙坊以上に、事件当初から、BBBの犯行と断定していたはずではないのか?
それにしても、気になるのは、モラル喪失の我が国では、「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」を病気とみなさない風潮があるのでは?
「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」、「ワーキング・ウーマン・シンドローム」などは、間違いなく病気だと思うのだが…。
少なくとも、出産しようとしている女性の周りの人間は、そう心して接する必要があり、そう理解すべきだと思うが、どうだろう?
確かに、女性の子宮を通じて子どもは産まれるが、女性独りの単独行為とは思えないのだが…。
東仙坊、すでに、この事件に関してだけでなく、日本砂漠化プロファイリング どうなってるんだ?日本の母!検証プロファイリング 佐世保小6同級生殺人事件と長野義妹殺人事件の酷似点-12で、「baby blueの認識なくして、安易に子どもを産んでみたいからだけで産んではいけない」と声を大にして叫んできている。
その意味で、出産が女性だけの特権だとは、どうしても思えないのだが…。

そこで、もう一度、この摩訶不思議でしかない病気を、明確にしておきたい。
通常、「マタニティ・ブルー」は、一過性のもので、発症後、1~2週間ぐらいで、自然治癒するものだという。
月経前不快障害、月経前症候群、神経質なタイプの女性はかかりやすいとも言われている。
具体的には、焦り、不眠、食欲減退、頭痛、疲労感、落胆、思考力減退、情緒不安定になるという。
これらの症状は、女性なら誰もが日常絶えず感じているようなものだから、余程繊細に注意していなければ、本人はもちろん、周りが気づきにくいのは仕方ないかも…。
女性に限らず、今や、1億2千万人、総自律神経失調症、鬱病と言っても、過言ではない社会なのである。
実際、産後鬱病患者は、毎年増加傾向にあり、不安感、イライラ感、激しい動悸、息苦しさ、切迫感、自暴自棄などが顕著である。
また、「ベビー・ブルー」では、エストロゲン分泌が妊娠前より一気に増加し、妊娠初期には、ツワリ、ムクミ、貧血、便秘、倦怠感などが著しく酷くなり、自分が、産まれてくる子どもが健全かどうかに半ばノイローゼ状態になり、『赤ちゃんそのものに、興味さえ、わかないケース』まであるという。
事実、25~45歳の女性鬱病患者の8~13%が、その「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」で、次の生理が始まるまでの1~2ヶ月までの再発病率は、日本で40パーセント以上、英国では87%もあるという。
これで明らかなように、「ちょっと産んでみたい」や「そろそろ産んでおかないと」と言うような、軽いノリで、出産なんか絶対にできないと思うのは、東仙坊だけなのか?
そもそも、現代女性、政府やマスコミの悪巧みに引っかかっているのでは?
少子化のどこに何の問題があるのだろうか?
税金をネコババしたいだけのアホの政治屋や官僚が、都合よく子どもは増加し続けるものと想定した長期予算組みをして、困っているだけなのである。
誰が考えても、国土の大きさを考慮すれば、今の半分ぐらいの人口になれば、住宅問題も、食糧問題も、一気に片付くと思わないか?
美しき停滞のためにも、その方がイイと思うが、どうだろう?

どちらにしても、満足に泣くことさえできない生後18日の乳児が、ガムテープを貼られ、残虐にも母親によって殺されたという現実は、他山の石にしなければならない。
出産する女性には、「マタニティ・ブルー/ベビー・ブルー」という病気が付きまとう。
だから、周りはそれを念頭において心身ともに、きめ細かく丁寧にサポートしなければならないということだけは忘れてはいけない。
いくらショックを受けようとも、非運の守口の乳児への弔いのためにも、そう思わないか、どうだろう?

We would never ever kill any kind of baby who couldn't cry enough(満足に泣けないような乳児を殺してはいけない)!


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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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