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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

Oh,my God! これこそ、C'est la vie-7 今、「ディープインパクト」は?

Can you remember the Deep Impact at once(すぐにディープ・インパクトを思い出せる)?

「ディープ・インパクト」という名のサラブレットがいた。
日本で最強と言われ、果敢にフランス凱旋門賞に挑んだ。
まだ外国の馬が勝ったことのないレースで、もしかしたら勝つのでは?と期待された。
東仙坊、パリにいる部下が、「珍しくパリでも、もしかしたら日本の馬が…と評判になっている」と言ったので、柄にもなく興奮しながら、結果に注目した。
相当人気にもなったが、残念なことに、最後の直線の叩き合いで負けて、3着に沈んだ。
「やっぱり、キング・オブ・スポーツと言われている競馬だから、そう簡単ではないのかな…」と意気消沈させられた。
そのうえ、レース後のドーピング検査で、フランスでは禁止薬物イプラトロピウムが検出され、失格になってしまい、さらに暗澹たる気持ちにさせられた。
もちろん、ディープインパクトを責めてはいない。
フランス競馬のレギュレーションのマイクロチップまで埋め込みながら、そんな禁止薬物のチェックをしていなかったなんて、あまりにも恥ずかし過ぎる。
本当に情けなくてみっともない関係者たちと思うが、どうだろう?
この情報化社会で、事前情報を完璧に取らないなんて、まるでお笑い草。
ところで、あれは何年前のことだったのか?
今、ディープインパクトは何をしているのか?と調べてみて、ショックだった。
もう3年前のことで、その年の暮れには引退し、とっくに北海道で種牡馬になっていて、来年にはその初年度産駒がデビューするという。
光陰矢のごとし…。
絶え間なく情報の耳を立てていないと、すぐに何も思い出せないし、何も対応できない。
時の流れの速さと情報の重要性を再認識しながら…、今度はそう言えば、「ディープ・インパクト」という名の映画もあったけど、どんな映画だったっけと必死で思い出している。
生まれて以来、死に向かってまっしぐら…。
忘れやすくなるのは、そうなれと言われているのかなと感じたりしてもいるが…。
その映画「ディープ・インパクト」を、いやでも思い出すような話が起きた。

まさか、そんな、本当なのか、という出来事で、思わずショックでしばらく声も出なくなった。
どうして生きている人間に、こんな重大な情報をくれないのか、と考えて、震え続けている。
確かに、たかが人間。
このことを知っても、何もすることはできなかったであろうが…。
3月3日午前0時40分、直径30~50mの小惑星が、地球のすぐそばをかすめ去ったというのである。
それはただの幸運でしかなく、万が一地球と衝突していたら、軽く1都市は消滅していたというのだから、吃驚仰天しないか?
本当に地上6万kmまで接近したというから、冷や汗もの。
6万kmも離れていたんならって?
それはとんでもない情報不足。
宇宙空間的には、地球の衛星である月との間が、38万km。その6分の1も地球に近いところ、まさに鼻先をかすめてただけですんで、奇跡的な幸運だというのである。
では、これだけ天文科学研究が進んだ現在、そんな重要な情報を天文学者たちが、それぞれの政府が気づいていなかったのかというと、2月27日の段階で、地球から200万km離れたあたりに、地球に時速3万1千kmでまっすぐ向かって近づいてきている未確認物体を確認していたというから、何をかいわんや。
凄く変で、凄くイヤな話だと思わないか?
どうやら、無知蒙昧のいたいけな羊たちがパニックを起こしては困ると、高い見地の立場(?)で政府によって情報コントロールされたらしい。
…まあ、そんなものだとは思うけど…結構、悲しい気持ちにならないか?
結局、無事に終わったからこそよかったものの釈然としないのは、東仙坊だけではあるまい。
せめて、わかっていたら、最後ぐらい一緒にいたい人と過ごしていたいに決まっていると思うが…。
その未確認物体、太陽の周りを1年半かけて公転していた小惑星だったという。
それが、なぜ?という気持ちもあるが、ここでは止めておく。
この小惑星が再び地球に接近するのは、100年後らしい。
実は、同じようなことが1908年6月にも起こっていた。
そのときは、ロシア・シベリアのツングースカの空中で、小惑星が爆発し、2000平方kmの森林がなぎ倒されただけですんだというのだが、その破壊力を想像するのは難しくはない。
とにかく、ホッと胸を撫で下ろすしかない。
というのも、6万5千年前、直径10kmの巨大隕石が、メキシコ・ユカタン半島に秒速10kmで衝突し、火山爆発を誘発し、そのチリが地球上を覆い尽くし、太陽光を遮断し、生物を絶滅させたというからである。
ちなみに、その衝撃度は、最大級の水爆、200万個分だったという。
能天気な現代の地球人、この日を「ひなまつり」と祝うより、新しい自分たちの誕生日にして、もう一度生き方を考え直すべきだと思うが、どうだろう?

3月6日、USAの人工衛星「ケプラー」が打ち上げられた。「もう一つの地球」探しに、白鳥座の方向にある銀河の恒星(600光年~3000光年の間)に向かうという。
すでに300個以上のチェックは終わったが、どれも木星と同じにガスだったので、3年半の間に、10万個の恒星を探索するのだという。
それはそれで、微かな夢。
人類の無限の可能性は、追求すべき。
仮にすべてが有限と知らされたとしても、今、生きるという摩訶不思議な現実を与えられている以上、
普段から淡々と、いかに人間らしく生きるか、どう人間的に生きるか、それしか選択の道はないと思うが…。

Before it happens nobody should teach us it shall be able to happen(起きるまでその起きる可能性を誰も教えてはくれない)!





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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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