心のブラックホール-22 火山灰は魂の目にしみる!!-1
The volcanic ashes let a human being make a slightly sincere feeling(火山灰は人間をどこか真摯な気分にさせる)!
東仙坊、東仙坊、日本道をゆく-47 おいどんは、火山灰!?を書き込んだとき、なんとなく我が国の「桜島」の爆発も、そして、アイスランドの、「Eyjafjallajokull(エイヤフィヤトラヨークトル)氷河」の下にある火山の爆発も、きっとなかなか治まらないな!と直感していた。
と同時に、清貧の西郷隆盛なら、借金しにきた人に、本当に「「おいどんは、みんなに、かさんばい…火山灰」って断っただろうな…って、自分に受けながら、独り納得していた…。
そ、そ、それなのに、すぐに数日で、アイスランド気象庁は、唐突と「これまでは、氷河の下の噴火口が水で覆われ、水蒸気爆発が起き火山灰が大量にできていたが、噴火口が高くなって山になり、氷河の上に出たため溶岩が地表に出たので、水蒸気爆発が減り火山灰が減る」と発表したのが、4月19日のこと…。
東仙坊、「本当なのかよ…?」と、正直、半信半疑だった。
その火山灰の壮絶で重厚な噴煙を観ながら、ふと火山灰は、本当に「母さん、ばい…母さんよ」と大自然の生命の母たちの遺灰に思えてきて、戦慄していたからだった。
自分の両親の、祖父母たちの、知り合いたちの、友だちたちの遺灰も含まれているようで、空虚で虚無な気持にもさせられていた。
実際、火葬された人間一人の灰は、タバコの灰とは明白に違い、この火山灰のようにある種の威厳と諦観を感じさせてくれるものでは?
もっとも、東仙坊、自分の遺灰だけは、何が起きても、空に舞い上がることなく、そっと生まれ育った川の中で流れ続けるか、どこかの岩の下にでもこびりついて欲しいと本気で祈っているのだが…。
どちらにしても、国が破綻している市場原理主義犠牲国アイスランドらしく、命より金を選んだのでは?と懐疑的だった…。
「大噴火以降72時間で噴出した火山灰の量が1億4千万立方m。あの長崎県の雲仙普賢岳が1990年から5年間で約2億立方mだったというから、今回はその半分以上をたった3日間で噴出したことになる」とか、「世界で異常気象を起こしたアイスランドのラキ火山(1783年)は150億立方mだったから、まだ大したことはない」とか言われていたのも、ちょうどそのころ。
そもそも、火山灰は、細かいガラス状の砂と塵の粒子。噴火の爆発で粉砕された硬い岩や空に撒き散らされた溶岩が、地上に落ちる前に冷えて固まったもの。
噴火直後は、気流によって噴煙が高度の高い所に押しとどめられ、灰の粒子が落ちてくる頃には、火山灰雲はメチャクチャ広範囲に分散してしまっているもの。
その火山灰はやがて必ず落下するだろうが、それには数日間から数週間かかるはず。
ともかく、飛行している航空機は、その火山灰雲の成分がすぐわからず、どの火山灰が危険なのか判別できないために、すべての火山灰雲を避けなければならないことだけは自明の理では?
しかも、噴煙が漂流している上空9100メートルの高度での大気の動きは、まだよくわかっていないのが実情のはず。
そ、そ、それなのに、一時の栄華は今いずこ状態のEU…。
IATA(国際航空運送協会)が、航空便の欠航に伴う業界全体の損失額が17億ドル(1580億円)以上に達するとか、空港に足止めされた乗客への対応費用などを含めると、さらに被害が拡大するとか、欠航がピーク時に世界全体の航空便の29%が影響を受け、結局10万便以上が欠航、1日当たり120万人の影響が出たとか、「飛行制限を課した欧州各国政府に責任があるのだから、航空会社を支援しろ!」とか、吠えていたと思ったらまたたくまに飛行制限解除…。
どこまでも、「人の命よりも大切なの金」と平気で飛行機を飛ばし始めたから、ビックリ仰天。
そんなことをしていると、大自然を本気で愚弄していると、とんでもないことになると危惧していた。
案の定、5月5日、CAA(英民間航空局)は、アイスランドの火山で噴火活動が活発化したため、北部スコットランドと北アイルランドで、上空一部を飛行禁止とし、空港を一時閉鎖すると発表。
5日午前7時(日本時間同日午後4時)から、スコットランドのグラスゴー、インバネスなど9ヵ所と、北アイルランドのデリー空港を閉鎖。北アイルランド・ベルファスト空港も終日閉鎖。
5月8日、スペインの民間航空当局は、国内第2の空港であるバルセロナをはじめ、ビルバオ、サンセバスチャンなど北部の19空港が閉鎖されたと発表。
また、ポルトガルでもリスボンなど3空港で合わせて100便以上が欠航。
仏南部マルセイユでもほとんどが欠航。
東仙坊、「だから言ったこっちゃない」と呆れるばかり…。
大自然の怒りの前では、とにかく真摯であるべきだと思っているのは、東仙坊だけではあるまい。
Don't you think it to become serious when you ignore the natural warning(自然の警告を無視すると大変なことになると思わないか)?
To be continued…
東仙坊、東仙坊、日本道をゆく-47 おいどんは、火山灰!?を書き込んだとき、なんとなく我が国の「桜島」の爆発も、そして、アイスランドの、「Eyjafjallajokull(エイヤフィヤトラヨークトル)氷河」の下にある火山の爆発も、きっとなかなか治まらないな!と直感していた。
と同時に、清貧の西郷隆盛なら、借金しにきた人に、本当に「「おいどんは、みんなに、かさんばい…火山灰」って断っただろうな…って、自分に受けながら、独り納得していた…。
そ、そ、それなのに、すぐに数日で、アイスランド気象庁は、唐突と「これまでは、氷河の下の噴火口が水で覆われ、水蒸気爆発が起き火山灰が大量にできていたが、噴火口が高くなって山になり、氷河の上に出たため溶岩が地表に出たので、水蒸気爆発が減り火山灰が減る」と発表したのが、4月19日のこと…。
東仙坊、「本当なのかよ…?」と、正直、半信半疑だった。
その火山灰の壮絶で重厚な噴煙を観ながら、ふと火山灰は、本当に「母さん、ばい…母さんよ」と大自然の生命の母たちの遺灰に思えてきて、戦慄していたからだった。
自分の両親の、祖父母たちの、知り合いたちの、友だちたちの遺灰も含まれているようで、空虚で虚無な気持にもさせられていた。
実際、火葬された人間一人の灰は、タバコの灰とは明白に違い、この火山灰のようにある種の威厳と諦観を感じさせてくれるものでは?
もっとも、東仙坊、自分の遺灰だけは、何が起きても、空に舞い上がることなく、そっと生まれ育った川の中で流れ続けるか、どこかの岩の下にでもこびりついて欲しいと本気で祈っているのだが…。
どちらにしても、国が破綻している市場原理主義犠牲国アイスランドらしく、命より金を選んだのでは?と懐疑的だった…。
「大噴火以降72時間で噴出した火山灰の量が1億4千万立方m。あの長崎県の雲仙普賢岳が1990年から5年間で約2億立方mだったというから、今回はその半分以上をたった3日間で噴出したことになる」とか、「世界で異常気象を起こしたアイスランドのラキ火山(1783年)は150億立方mだったから、まだ大したことはない」とか言われていたのも、ちょうどそのころ。
そもそも、火山灰は、細かいガラス状の砂と塵の粒子。噴火の爆発で粉砕された硬い岩や空に撒き散らされた溶岩が、地上に落ちる前に冷えて固まったもの。
噴火直後は、気流によって噴煙が高度の高い所に押しとどめられ、灰の粒子が落ちてくる頃には、火山灰雲はメチャクチャ広範囲に分散してしまっているもの。
その火山灰はやがて必ず落下するだろうが、それには数日間から数週間かかるはず。
ともかく、飛行している航空機は、その火山灰雲の成分がすぐわからず、どの火山灰が危険なのか判別できないために、すべての火山灰雲を避けなければならないことだけは自明の理では?
しかも、噴煙が漂流している上空9100メートルの高度での大気の動きは、まだよくわかっていないのが実情のはず。
そ、そ、それなのに、一時の栄華は今いずこ状態のEU…。
IATA(国際航空運送協会)が、航空便の欠航に伴う業界全体の損失額が17億ドル(1580億円)以上に達するとか、空港に足止めされた乗客への対応費用などを含めると、さらに被害が拡大するとか、欠航がピーク時に世界全体の航空便の29%が影響を受け、結局10万便以上が欠航、1日当たり120万人の影響が出たとか、「飛行制限を課した欧州各国政府に責任があるのだから、航空会社を支援しろ!」とか、吠えていたと思ったらまたたくまに飛行制限解除…。
どこまでも、「人の命よりも大切なの金」と平気で飛行機を飛ばし始めたから、ビックリ仰天。
そんなことをしていると、大自然を本気で愚弄していると、とんでもないことになると危惧していた。
案の定、5月5日、CAA(英民間航空局)は、アイスランドの火山で噴火活動が活発化したため、北部スコットランドと北アイルランドで、上空一部を飛行禁止とし、空港を一時閉鎖すると発表。
5日午前7時(日本時間同日午後4時)から、スコットランドのグラスゴー、インバネスなど9ヵ所と、北アイルランドのデリー空港を閉鎖。北アイルランド・ベルファスト空港も終日閉鎖。
5月8日、スペインの民間航空当局は、国内第2の空港であるバルセロナをはじめ、ビルバオ、サンセバスチャンなど北部の19空港が閉鎖されたと発表。
また、ポルトガルでもリスボンなど3空港で合わせて100便以上が欠航。
仏南部マルセイユでもほとんどが欠航。
東仙坊、「だから言ったこっちゃない」と呆れるばかり…。
大自然の怒りの前では、とにかく真摯であるべきだと思っているのは、東仙坊だけではあるまい。
Don't you think it to become serious when you ignore the natural warning(自然の警告を無視すると大変なことになると思わないか)?
To be continued…