新・日本砂漠化-69 「ホワイトベア・ダンディー」と結びつくべき!!
What a hell is the strategic two-way street(戦略的互恵関係って、一体何)?
結局、外交の原点は、relationship(リレーションシップ:結びつき)。
容認できる範囲内での互恵関係のの構築であって、それはどこまでも非戦略的でなければ、不可能。
それが戦略的とわかった段階で、互恵とは極めて矛盾のはず。
ということは、戦略的互恵関係とは、お互いにトクするところは目をつぶり合いましょうということ以外の意味はなく、ただの卑屈な慣れ合いということでは?
にもかかわらず、戦略的互恵関係などという不可解な日本語を駆使し、詐欺的言動をするヒトは、すでに日本人ではないのでは?
そして、日本人でないということは、日本国の代表ではないのでは?
東仙坊、心から愛する日本は、まず日本人であることを自負し、日本人の魂のために命を懸ける日本人の国家であって欲しいが…。
正々堂々と他者を思いやり、愚鈍なほどもののあわれを大切にし、儚さを全面に押し出し、その日本人との結びつきこそ自分の国にどれだけの美徳をもたらすかを真摯に感じさせるためにも、日本人としてのidentity(アイデンティティ)を絶対に喪失してはいけないと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
その見地から、かねてから着目している国がある。
その名だたる「インテリジェンス(諜報)」の機能を駆使し、巧妙というより狡猾なくらい外交を展開しているロシア。
かつてのワイルドな熊の大国もブレインの流出が続いたせいか、今やプリミティブな資源国家。
東仙坊、いろいろな知性を持つロシア人とつき合った結果、その本性に感じる厭世感は、かなり日本人に近いと思っている。
そのせいか、ほとんどの人が、かなりの日本好き。
プロファイリング-6 「世界不可視的戦争」今すぐそこにある重大危機-11 で、書き込んだ通り…。
個人的には、そのidentity(アイデンティティ)はアントン・チェーホフに感じる通り…。
どちらかというと繊細なくせに妙に鈍臭く、恥ずかしがり屋で木訥としているくせに大胆で、確かに「White bear dandy(ホワイトベア・ダンディー)」のイメージ。
今なら、マリア・シャラポワか?
どうあれ、まさにウオッカ。
それでいて、実際は、「ロシアンルーレット」的儚さを知っていて、かなりヒューマンなところもある。
そして、それは、日本酒、焼酎の日本人に類似する部分。
足りないのは、日本酒のような滋味…。
けれども、そのウオッカの飲み方同様、かなり粗雑で表現ベタ。
そのことをきちんと理解し、ちゃんとrelationship(リレーションシップ:結びつき)を築くと、結構義理堅い面もある。
ただし、これはあくまで知性のあるロシア人限定。
実は、東仙坊、USAに行くたびに、ロシアン・アメリカンの友人に助けられている。
そこまでになるには、かなりの年月がかかった。
何しろ、父親から「露助は世界一最低のヤツらだ。メチャクチャな強姦魔」と言われながら育ったのだから、大変だった。
事実、日本が第二次世界大戦で降伏した8月15日以降も、当時のソ連軍は戦いを止めず、樺太を占領し、略奪と強姦の限りを尽し、9月2日、降伏調印をさせられている。
そんなロシアと結びつきを作れるかって?
その赤の国家では、先頭最前線には無学で貧しくて野蛮な兵士が送られていただけ。
崩壊し解放されたロシアの知性ある人は、必ずしもそうではない。
でも、そのロシアは、その9月2日を戦勝記念日とし、「勝利を祝うことは戦争の結果の見直しを許さないという警告」と、北方領土を返さないと、中国と結託して恫喝しているって?
それは、ロシアを無視する我が国の外交の単なる失敗。
東仙坊、「ホワイトベア・ダンディー」は、ナイーブなイジケムシ、893と同じで、いつも存在を意識してあげる必要があると思うが…。
「怖い!」とか、「どこかカワイイ」とか?
どうあれ、USAと中国の2国だけでなく、ロシアをこちらこそ巧妙に利用すべきだと思うが…。
そして、それが本当にできるのも、透明な酒を好む日本人だと思わないか?
そのいい例がある。
9月5日、ロシア政府は、9月23日から導入する予定だった日本車禁輸のための自動車の新たな登録規制を見送る方針を決定した。
もともと、日本の中古車ビジネスの盛んな極東などで導入反対の意見が相次いでいたこともあるが、あの極寒の国では、性能のいい日本車は必需品。
確かに、ロシア政府は昨年9月、「VINコード(17の車両識別番号)がある車しか国内で車両登録できない」という規制を施行すると発表した。
VINコードは欧米の車にあり、日本車にはないのだから、日本車を狙い撃ちしたのは明白。
しかし、ウラジオストクなどのように、走る車のほとんどが日本の中古車という実情を加味し、禁輸は撤回。
それでも、昨年1月、輸入関税を2倍以上に引き上げられたから、日本車の輸入台数は激減しているって?
そのうえ、さらに輸入関税を段階的に引き上げるって?
東仙坊、すべては恋のさや当てと同じだと思うが…。
そんなロシアの告白を無視し続ける日本政府の問題だと思わないか?
ロシアは、2008年9月、「地球上の炭化水素資源の4分の1があると想定されている北極を21世紀ロシアの資源基地」と表明しているのである。
それに対し、我が国は「2020年までの北極の発展と開発戦略」などという絵にかいた餅を策定するより、2030年には北極海の氷がなくなる前提で、日本の高い測候・水理・海氷探査技術や高度な砕氷船を提供する正式条約をロシアと交わし、USAとの仲立ちをしたりしてあげればいいと思うがどうだろう?
そして、ロシアが主張する北極海中央部とロモノソフ海嶺の周辺120万平方km大陸棚はロシア領に賛同するから、北方領土を返してと折衝すべきでは?
そういうやり取りを通して、結びつきを作り上げてゆくのが外交だと思うが…。
それで、メチャクチャ危惧していることがある。
10月22日、独立行政法人「JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)」が、ロシア独立系石油会社「INK(イルクーツク石油)」と共同で探鉱していた東シベリアの鉱区での油田発見。
その発見場所は、2009年に試掘を開始したイルクーツク州北部のセベロ・モグジンスキー鉱区。
中東産原油と比べて軽質で、硫黄分の少ない良質原油で、可採埋蔵量は少なくとも1億1千万バレルと推定。
現在は鉱区南東部だけが探鉱された段階で、鉱区全体の可採埋蔵量は3億7万バレル?
イルクーツク州では他の2鉱区についても共同で試掘が進められており、天然ガスなどの産出が確認。
3鉱区の合弁開発会社には、JOGMECが%、INKが51%を出資。
これらには2014年までに3億ドル(約243億円)が投じられるというから、必ず成功させたいもの。
未開発鉱区の多い東シベリアで日本の探鉱が初めて成功。
商業生産に移行した場合、第2段階を建設中のESPO(東シベリア-太平洋パイプライン)を通じて日本に輸出される見通しで、その際にはJOGMECが日本企業に委託。
ロシアは、東シベリアからナホトカ南東部のコズミノ・ターミナル経由でアジア太平洋地域向けに輸出するためのパイプラインを建設中。
すでに稼働している区間もあり、日本にもESPOブランドとして運ばれていて、今回の油田も開発が進めばこのパイプラインに接続されるというから、実に喜ばしい。
日本への輸出は今年3月から本格化。
7月には約70万キロリットルに達し、日本のロシアからの総輸入量は前年同月比2倍強の154万キロリットル。
2009年度に約90%だった日本の中東依存度が80%を切ることも可能というから、一石二鳥。
どうか、三井物産、三菱商事、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが参画して1999年から生産を始めたロシア・サハリン島沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」のように、2007年に事業会社経営権が政府系企業ガスプロムに移行した二の舞にならないようにと、祈るばかりでは?
しかも、東シベリアでは中国と露国営石油企業による共同探鉱も行われているというから、余計に注意が必要では?
ようは、卑屈になることなく自分たちの主張をし、打打発止で渡り合うことだと思うが…。
それには、ウオッカを飲み暑いからと川に飛び込んで溺死してしまう「ホワイトベア・ダンディー」に、何ともいえない奥行きのある清酒の美味しさを教えるべきだと思わないか?
It may be only Japan in this world to be able to make the good relations with the white bear dandy(世界でホワイトベアダンディーといい関係を作れるのは、日本だけかも)!
結局、外交の原点は、relationship(リレーションシップ:結びつき)。
容認できる範囲内での互恵関係のの構築であって、それはどこまでも非戦略的でなければ、不可能。
それが戦略的とわかった段階で、互恵とは極めて矛盾のはず。
ということは、戦略的互恵関係とは、お互いにトクするところは目をつぶり合いましょうということ以外の意味はなく、ただの卑屈な慣れ合いということでは?
にもかかわらず、戦略的互恵関係などという不可解な日本語を駆使し、詐欺的言動をするヒトは、すでに日本人ではないのでは?
そして、日本人でないということは、日本国の代表ではないのでは?
東仙坊、心から愛する日本は、まず日本人であることを自負し、日本人の魂のために命を懸ける日本人の国家であって欲しいが…。
正々堂々と他者を思いやり、愚鈍なほどもののあわれを大切にし、儚さを全面に押し出し、その日本人との結びつきこそ自分の国にどれだけの美徳をもたらすかを真摯に感じさせるためにも、日本人としてのidentity(アイデンティティ)を絶対に喪失してはいけないと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
その見地から、かねてから着目している国がある。
その名だたる「インテリジェンス(諜報)」の機能を駆使し、巧妙というより狡猾なくらい外交を展開しているロシア。
かつてのワイルドな熊の大国もブレインの流出が続いたせいか、今やプリミティブな資源国家。
東仙坊、いろいろな知性を持つロシア人とつき合った結果、その本性に感じる厭世感は、かなり日本人に近いと思っている。
そのせいか、ほとんどの人が、かなりの日本好き。
プロファイリング-6 「世界不可視的戦争」今すぐそこにある重大危機-11 で、書き込んだ通り…。
個人的には、そのidentity(アイデンティティ)はアントン・チェーホフに感じる通り…。
どちらかというと繊細なくせに妙に鈍臭く、恥ずかしがり屋で木訥としているくせに大胆で、確かに「White bear dandy(ホワイトベア・ダンディー)」のイメージ。
今なら、マリア・シャラポワか?
どうあれ、まさにウオッカ。
それでいて、実際は、「ロシアンルーレット」的儚さを知っていて、かなりヒューマンなところもある。
そして、それは、日本酒、焼酎の日本人に類似する部分。
足りないのは、日本酒のような滋味…。
けれども、そのウオッカの飲み方同様、かなり粗雑で表現ベタ。
そのことをきちんと理解し、ちゃんとrelationship(リレーションシップ:結びつき)を築くと、結構義理堅い面もある。
ただし、これはあくまで知性のあるロシア人限定。
実は、東仙坊、USAに行くたびに、ロシアン・アメリカンの友人に助けられている。
そこまでになるには、かなりの年月がかかった。
何しろ、父親から「露助は世界一最低のヤツらだ。メチャクチャな強姦魔」と言われながら育ったのだから、大変だった。
事実、日本が第二次世界大戦で降伏した8月15日以降も、当時のソ連軍は戦いを止めず、樺太を占領し、略奪と強姦の限りを尽し、9月2日、降伏調印をさせられている。
そんなロシアと結びつきを作れるかって?
その赤の国家では、先頭最前線には無学で貧しくて野蛮な兵士が送られていただけ。
崩壊し解放されたロシアの知性ある人は、必ずしもそうではない。
でも、そのロシアは、その9月2日を戦勝記念日とし、「勝利を祝うことは戦争の結果の見直しを許さないという警告」と、北方領土を返さないと、中国と結託して恫喝しているって?
それは、ロシアを無視する我が国の外交の単なる失敗。
東仙坊、「ホワイトベア・ダンディー」は、ナイーブなイジケムシ、893と同じで、いつも存在を意識してあげる必要があると思うが…。
「怖い!」とか、「どこかカワイイ」とか?
どうあれ、USAと中国の2国だけでなく、ロシアをこちらこそ巧妙に利用すべきだと思うが…。
そして、それが本当にできるのも、透明な酒を好む日本人だと思わないか?
そのいい例がある。
9月5日、ロシア政府は、9月23日から導入する予定だった日本車禁輸のための自動車の新たな登録規制を見送る方針を決定した。
もともと、日本の中古車ビジネスの盛んな極東などで導入反対の意見が相次いでいたこともあるが、あの極寒の国では、性能のいい日本車は必需品。
確かに、ロシア政府は昨年9月、「VINコード(17の車両識別番号)がある車しか国内で車両登録できない」という規制を施行すると発表した。
VINコードは欧米の車にあり、日本車にはないのだから、日本車を狙い撃ちしたのは明白。
しかし、ウラジオストクなどのように、走る車のほとんどが日本の中古車という実情を加味し、禁輸は撤回。
それでも、昨年1月、輸入関税を2倍以上に引き上げられたから、日本車の輸入台数は激減しているって?
そのうえ、さらに輸入関税を段階的に引き上げるって?
東仙坊、すべては恋のさや当てと同じだと思うが…。
そんなロシアの告白を無視し続ける日本政府の問題だと思わないか?
ロシアは、2008年9月、「地球上の炭化水素資源の4分の1があると想定されている北極を21世紀ロシアの資源基地」と表明しているのである。
それに対し、我が国は「2020年までの北極の発展と開発戦略」などという絵にかいた餅を策定するより、2030年には北極海の氷がなくなる前提で、日本の高い測候・水理・海氷探査技術や高度な砕氷船を提供する正式条約をロシアと交わし、USAとの仲立ちをしたりしてあげればいいと思うがどうだろう?
そして、ロシアが主張する北極海中央部とロモノソフ海嶺の周辺120万平方km大陸棚はロシア領に賛同するから、北方領土を返してと折衝すべきでは?
そういうやり取りを通して、結びつきを作り上げてゆくのが外交だと思うが…。
それで、メチャクチャ危惧していることがある。
10月22日、独立行政法人「JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)」が、ロシア独立系石油会社「INK(イルクーツク石油)」と共同で探鉱していた東シベリアの鉱区での油田発見。
その発見場所は、2009年に試掘を開始したイルクーツク州北部のセベロ・モグジンスキー鉱区。
中東産原油と比べて軽質で、硫黄分の少ない良質原油で、可採埋蔵量は少なくとも1億1千万バレルと推定。
現在は鉱区南東部だけが探鉱された段階で、鉱区全体の可採埋蔵量は3億7万バレル?
イルクーツク州では他の2鉱区についても共同で試掘が進められており、天然ガスなどの産出が確認。
3鉱区の合弁開発会社には、JOGMECが%、INKが51%を出資。
これらには2014年までに3億ドル(約243億円)が投じられるというから、必ず成功させたいもの。
未開発鉱区の多い東シベリアで日本の探鉱が初めて成功。
商業生産に移行した場合、第2段階を建設中のESPO(東シベリア-太平洋パイプライン)を通じて日本に輸出される見通しで、その際にはJOGMECが日本企業に委託。
ロシアは、東シベリアからナホトカ南東部のコズミノ・ターミナル経由でアジア太平洋地域向けに輸出するためのパイプラインを建設中。
すでに稼働している区間もあり、日本にもESPOブランドとして運ばれていて、今回の油田も開発が進めばこのパイプラインに接続されるというから、実に喜ばしい。
日本への輸出は今年3月から本格化。
7月には約70万キロリットルに達し、日本のロシアからの総輸入量は前年同月比2倍強の154万キロリットル。
2009年度に約90%だった日本の中東依存度が80%を切ることも可能というから、一石二鳥。
どうか、三井物産、三菱商事、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが参画して1999年から生産を始めたロシア・サハリン島沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」のように、2007年に事業会社経営権が政府系企業ガスプロムに移行した二の舞にならないようにと、祈るばかりでは?
しかも、東シベリアでは中国と露国営石油企業による共同探鉱も行われているというから、余計に注意が必要では?
ようは、卑屈になることなく自分たちの主張をし、打打発止で渡り合うことだと思うが…。
それには、ウオッカを飲み暑いからと川に飛び込んで溺死してしまう「ホワイトベア・ダンディー」に、何ともいえない奥行きのある清酒の美味しさを教えるべきだと思わないか?
It may be only Japan in this world to be able to make the good relations with the white bear dandy(世界でホワイトベアダンディーといい関係を作れるのは、日本だけかも)!