新・日本砂漠化-90 「コンビニ」のハムレット!?
I wanna work for there, I don't wanna work for there.That's a problem(働きたいけど働きたくない。それが問題)!
東仙坊、パートをやりたがっている。
それもコンビニエンスストアでやりたい。
けれども、住んでいるところの周りに、雨後の筍のようにコンビニエンスストアあるのに、なぜかオヤジが働いていない。
それどころか、かなり若い男の子や女の子が多い。
それもどこから見ても女子高校生が多いことに、逡巡している。
もちろん、気を引きたいとか、嫌われたくないとか、魚心や水心があるわけではない。
何ともいえない負けん気が湧いてきて、ナーバスになる。
違った意味で、危ないお爺さんになりそうで怖い。
どういうことだって?
マナーやエチケットを守らない、モラルなき相手に容赦ない自分に怖いだけ。
お客さまはもとより、従業員として同じパートの分際になれば、どこまでもフラットな関係。
いくら探偵団の団長と言っても、ヤングに叱責などできないと必死で自制していると、脳梗塞になりそうな気がするからである。
それでも、「人間ウォッチングには、コンビニエンスストアがコンビニエント」とこだわり。
元部下たちに、「バーコードのスキャンできないでしょ?」、「(機械がやってくれるわい)」、「お客さんに笑顔になれないでしょ?」、「(バカ言え。何十年も接客のインストラクターやってきてるわい)」、「早くしろ!ジジイって言われるのがオチよ」、「……」、「お札を数えられないでしょ?」、「……」、「結構、力仕事よ」、「……」、「コンビニ強盗の餌食よ」、「…………」と脅かされて、すっかり意気消沈。
今年の初めに、ついにあるパート募集中のコンビニに電話。
「あの…。パートの件でお聞きしたいことがあるのですが? この電話でいいのでしょうか?」、「今、店長いないから、また後で電話して!ガシャン!」、「……」。
そして、摩訶不思議なことに、そういうときに限って、コンビニ強盗が起きるもの。
1月21日午前1時ごろ、岐阜市又丸柳町のコンビニエンスストア「ココストア岐阜又丸店」にノコギリを持った(!)オンナが押し入り、アルバイト女性店員（27歳）を脅し、店のレジから現金16万2000円を奪おうとした事件が起きた。
そして、店にあった荷造り用のヒモで、女性店員を後ろ手に縛ろうとしたが、店の奥の事務室にいたアルバイト男子大学生店員（21歳）が異変に気づき、オンナを取り押さえ、通報で駆けつけた岐阜北署員が強盗現行犯逮捕。
当時、客はおらず、店員2人にもケガなし。
ニット帽、マスク、眼鏡で、犯行時も声を出さずに、ジャスチャ―で手提げ袋に金を入れるよう要求したという松嶋美保子（51歳）なるコンビニ・バーグラー、「金が欲しかった」と供述しているというが、それだったら銀行に行くか政治屋のところだろ!と笑うだけ。
それにしても、昨年度の秋以降、強盗が急増。
特に、コンビニ強盗は所持金がほとんど0円といったヒトの強盗だというから、切実?
全国の警察が今年1～6月に認知した刑法犯のうち、強盗やひったくりなど金銭目当ての犯罪が昨年同期より大幅に増加。
刑法犯全体が4．6％減の83万8355件と7年連続で減ったのに、強盗は17．5％増の2399件。
このうち、コンビニ強盗は487件で65．6％増。
コンビニ強盗は手っ取り早く特殊な技術も道具も必要としないから…というから、困ったもの。
また、コンビニ強盗は深夜に発生。
午前3時から午前4時までが29.0%と最も多く、午前2時から午前5時までで全体の68.5%。
立地場所別では、「住宅街」が全体の71.0%。次いで「商店街」が19.1%。
被害にあった時の従業員数は、単独（1人）が全体の56.2%、2人が40.1%、3人以上は4%。
被害時に複数従業員が配置されていた店舗について、レジ勤務以外の従業員は「商品整理中（35.2%）」、「休憩・待機（32.4%）」、「事務処理中（9.9%）」、被害者と一緒に店番中でも16.9%。
被害時の客の有無は、「客がいなかった（87.0%）」。
脅迫された状況は「カウンター越し（62.3%）」、「カウンター内に侵入された（24.7%）」、「商品整理中（10.5%）」。
凶器は97.5%にて使用されており、「刃物類（90.3%）」、「拳銃のようなもの（2.4%）」、その他「木刀」「スタンガン」、「スプレー」「火炎瓶」など。
犯人の変装に関しては「帽子をかぶる（51.1%）」、「サングラス」、「マスク」、「タオル」などで顔を隠しての犯行で「ヘルメット（9.6%）」着用も。
被害に遭った店のうち、75.3%が現金被害に、「10万～20万円（22.1%）」、次いで「5万～10万円（19.8%）」、「20万円以上（18.9%）」、「5万円以下（8.0%）」。
東仙坊、こりゃダメと諦めムード…。
いくら、駐車場、ATM、レジ、バックラード、店内に監視カメラを設置されていても、 緊急通報装置、腕時計型送信機、フットスイッチなどの自動通報装置があるといっても、 カラーボール・カラースプレイ・強盗対策シールドなどをレジに常備されていても、やっぱりムリかも…。
11月27日午前3時半すぎ、東京都世田谷区梅丘のコンビニエンスストア「スリーエフ梅丘2丁目店」で、男がカッターナイフのようなものを取り出し、男性店員（21歳）に突きつけ、「金を出せ」と脅し、商品棚を整理していた店員をレジまで連れて行き、現金およそ26万円を奪ってそのまま走って逃走。
店員にケガなし。
男は20歳前後?、身長170ｃｍ?、黒のニット帽を目深に被り、ネックウォーマーで顔を隠していたというのだが、夜中は絶対危ないかも。
11月21日群馬県警太田署は、太田市東長岡町で富士重工業従業員の37歳と40歳の男を、建造物侵入で現行犯逮捕。
2人は午前7時ごろ(?)、太田市内のコンビニエンスストアにバイクに乗ったまま侵入。
2人は当時、酒に酔っており「店の外で酒を飲んでいたが、つまみのおでんがほしかった?」というのだから、徹底的にバカにされるのかも。
それでも、11月12日、近所のコンビニに押し入って現金を奪った強盗罪に問われた、青森市金沢に住む、無職、工藤栄子（70歳）なる「破れかぶれの破れ傘のお栄」の青森地裁（児島光夫裁判官）での初公判を知ると、また興味がわいてくる。
何でも、この破れかぶれの破れ傘のお栄、「強盗したらどうなるか?」と警察に相談したうえで、月9万円の生活保護費をアパートの家賃などで使い切り、おにぎりを買ったら50円しか残らず、強盗を決意。
9月14日早朝、近所のコンビニに包丁を持って押し入り、現金5万9000円を奪い、徒歩で逃走。
ところが、「足が悪く、ゆっくり歩いて帰るより仕方がなかった」と店からわずか25ｍ先の路上で逮捕。
それで、懲役5年を求刑されるのだから、かなりの重罪。
こんな間尺に合わない強盗もないと思うが…。
けれども、8月30日午前3時45分ごろ、福井県越前市片屋町のコンビニエンスストア「ファミリーマート越前片屋町店」に男が押し入り、紙袋から包丁のようなものを取り出し、男性店員（32歳）に「金を出せ!」と脅し、レジ内の現金約10万円を奪って逃走。
店員にケガはなし。
男は40～50代で、身長約170センチ。黒い上下に目出し帽。
これ自体は、コンビニ強盗の定番。
でも、たった3日前の8月27日未明、そこから約30ｋｍ離れた福井県大野市のコンビニエンスストア「サークルK牛ケ原店」で、男性店長（46歳）が殺害され35万円が奪われる強盗殺人事件合ったばかりというから、ショック。
何しろ、司法解剖の結果店長の死因は、腹部や背中を複数は刺された出血性ショック死。
同一犯か、コピーキャットか知らないが、本当にやる方もやる方だと怒りがこみ上げてくるのは、東仙坊だけではあるまい。
どうあれ、今や、迷える子羊…。
まるで、コンビニのハムエッグならぬハムレット?
コンビニで働いてみたいけど、強盗にやらたくはない。
ところで、仮に働いていて強盗に襲われ、過剰防衛で強盗を殺してしまったら、一体どうなるのか?
そこまで考えて、まだどのコンビニにも電話できないでいるのだが…。
I can't believe that the convenience store was convenient for a robber(コンビニエンスストアのコンビニエンスとは強盗のためだたったとは)!
東仙坊、パートをやりたがっている。
それもコンビニエンスストアでやりたい。
けれども、住んでいるところの周りに、雨後の筍のようにコンビニエンスストアあるのに、なぜかオヤジが働いていない。
それどころか、かなり若い男の子や女の子が多い。
それもどこから見ても女子高校生が多いことに、逡巡している。
もちろん、気を引きたいとか、嫌われたくないとか、魚心や水心があるわけではない。
何ともいえない負けん気が湧いてきて、ナーバスになる。
違った意味で、危ないお爺さんになりそうで怖い。
どういうことだって?
マナーやエチケットを守らない、モラルなき相手に容赦ない自分に怖いだけ。
お客さまはもとより、従業員として同じパートの分際になれば、どこまでもフラットな関係。
いくら探偵団の団長と言っても、ヤングに叱責などできないと必死で自制していると、脳梗塞になりそうな気がするからである。
それでも、「人間ウォッチングには、コンビニエンスストアがコンビニエント」とこだわり。
元部下たちに、「バーコードのスキャンできないでしょ?」、「(機械がやってくれるわい)」、「お客さんに笑顔になれないでしょ?」、「(バカ言え。何十年も接客のインストラクターやってきてるわい)」、「早くしろ!ジジイって言われるのがオチよ」、「……」、「お札を数えられないでしょ?」、「……」、「結構、力仕事よ」、「……」、「コンビニ強盗の餌食よ」、「…………」と脅かされて、すっかり意気消沈。
今年の初めに、ついにあるパート募集中のコンビニに電話。
「あの…。パートの件でお聞きしたいことがあるのですが? この電話でいいのでしょうか?」、「今、店長いないから、また後で電話して!ガシャン!」、「……」。
そして、摩訶不思議なことに、そういうときに限って、コンビニ強盗が起きるもの。
1月21日午前1時ごろ、岐阜市又丸柳町のコンビニエンスストア「ココストア岐阜又丸店」にノコギリを持った(!)オンナが押し入り、アルバイト女性店員（27歳）を脅し、店のレジから現金16万2000円を奪おうとした事件が起きた。
そして、店にあった荷造り用のヒモで、女性店員を後ろ手に縛ろうとしたが、店の奥の事務室にいたアルバイト男子大学生店員（21歳）が異変に気づき、オンナを取り押さえ、通報で駆けつけた岐阜北署員が強盗現行犯逮捕。
当時、客はおらず、店員2人にもケガなし。
ニット帽、マスク、眼鏡で、犯行時も声を出さずに、ジャスチャ―で手提げ袋に金を入れるよう要求したという松嶋美保子（51歳）なるコンビニ・バーグラー、「金が欲しかった」と供述しているというが、それだったら銀行に行くか政治屋のところだろ!と笑うだけ。
それにしても、昨年度の秋以降、強盗が急増。
特に、コンビニ強盗は所持金がほとんど0円といったヒトの強盗だというから、切実?
全国の警察が今年1～6月に認知した刑法犯のうち、強盗やひったくりなど金銭目当ての犯罪が昨年同期より大幅に増加。
刑法犯全体が4．6％減の83万8355件と7年連続で減ったのに、強盗は17．5％増の2399件。
このうち、コンビニ強盗は487件で65．6％増。
コンビニ強盗は手っ取り早く特殊な技術も道具も必要としないから…というから、困ったもの。
また、コンビニ強盗は深夜に発生。
午前3時から午前4時までが29.0%と最も多く、午前2時から午前5時までで全体の68.5%。
立地場所別では、「住宅街」が全体の71.0%。次いで「商店街」が19.1%。
被害にあった時の従業員数は、単独（1人）が全体の56.2%、2人が40.1%、3人以上は4%。
被害時に複数従業員が配置されていた店舗について、レジ勤務以外の従業員は「商品整理中（35.2%）」、「休憩・待機（32.4%）」、「事務処理中（9.9%）」、被害者と一緒に店番中でも16.9%。
被害時の客の有無は、「客がいなかった（87.0%）」。
脅迫された状況は「カウンター越し（62.3%）」、「カウンター内に侵入された（24.7%）」、「商品整理中（10.5%）」。
凶器は97.5%にて使用されており、「刃物類（90.3%）」、「拳銃のようなもの（2.4%）」、その他「木刀」「スタンガン」、「スプレー」「火炎瓶」など。
犯人の変装に関しては「帽子をかぶる（51.1%）」、「サングラス」、「マスク」、「タオル」などで顔を隠しての犯行で「ヘルメット（9.6%）」着用も。
被害に遭った店のうち、75.3%が現金被害に、「10万～20万円（22.1%）」、次いで「5万～10万円（19.8%）」、「20万円以上（18.9%）」、「5万円以下（8.0%）」。
東仙坊、こりゃダメと諦めムード…。
いくら、駐車場、ATM、レジ、バックラード、店内に監視カメラを設置されていても、 緊急通報装置、腕時計型送信機、フットスイッチなどの自動通報装置があるといっても、 カラーボール・カラースプレイ・強盗対策シールドなどをレジに常備されていても、やっぱりムリかも…。
11月27日午前3時半すぎ、東京都世田谷区梅丘のコンビニエンスストア「スリーエフ梅丘2丁目店」で、男がカッターナイフのようなものを取り出し、男性店員（21歳）に突きつけ、「金を出せ」と脅し、商品棚を整理していた店員をレジまで連れて行き、現金およそ26万円を奪ってそのまま走って逃走。
店員にケガなし。
男は20歳前後?、身長170ｃｍ?、黒のニット帽を目深に被り、ネックウォーマーで顔を隠していたというのだが、夜中は絶対危ないかも。
11月21日群馬県警太田署は、太田市東長岡町で富士重工業従業員の37歳と40歳の男を、建造物侵入で現行犯逮捕。
2人は午前7時ごろ(?)、太田市内のコンビニエンスストアにバイクに乗ったまま侵入。
2人は当時、酒に酔っており「店の外で酒を飲んでいたが、つまみのおでんがほしかった?」というのだから、徹底的にバカにされるのかも。
それでも、11月12日、近所のコンビニに押し入って現金を奪った強盗罪に問われた、青森市金沢に住む、無職、工藤栄子（70歳）なる「破れかぶれの破れ傘のお栄」の青森地裁（児島光夫裁判官）での初公判を知ると、また興味がわいてくる。
何でも、この破れかぶれの破れ傘のお栄、「強盗したらどうなるか?」と警察に相談したうえで、月9万円の生活保護費をアパートの家賃などで使い切り、おにぎりを買ったら50円しか残らず、強盗を決意。
9月14日早朝、近所のコンビニに包丁を持って押し入り、現金5万9000円を奪い、徒歩で逃走。
ところが、「足が悪く、ゆっくり歩いて帰るより仕方がなかった」と店からわずか25ｍ先の路上で逮捕。
それで、懲役5年を求刑されるのだから、かなりの重罪。
こんな間尺に合わない強盗もないと思うが…。
けれども、8月30日午前3時45分ごろ、福井県越前市片屋町のコンビニエンスストア「ファミリーマート越前片屋町店」に男が押し入り、紙袋から包丁のようなものを取り出し、男性店員（32歳）に「金を出せ!」と脅し、レジ内の現金約10万円を奪って逃走。
店員にケガはなし。
男は40～50代で、身長約170センチ。黒い上下に目出し帽。
これ自体は、コンビニ強盗の定番。
でも、たった3日前の8月27日未明、そこから約30ｋｍ離れた福井県大野市のコンビニエンスストア「サークルK牛ケ原店」で、男性店長（46歳）が殺害され35万円が奪われる強盗殺人事件合ったばかりというから、ショック。
何しろ、司法解剖の結果店長の死因は、腹部や背中を複数は刺された出血性ショック死。
同一犯か、コピーキャットか知らないが、本当にやる方もやる方だと怒りがこみ上げてくるのは、東仙坊だけではあるまい。
どうあれ、今や、迷える子羊…。
まるで、コンビニのハムエッグならぬハムレット?
コンビニで働いてみたいけど、強盗にやらたくはない。
ところで、仮に働いていて強盗に襲われ、過剰防衛で強盗を殺してしまったら、一体どうなるのか?
そこまで考えて、まだどのコンビニにも電話できないでいるのだが…。
I can't believe that the convenience store was convenient for a robber(コンビニエンスストアのコンビニエンスとは強盗のためだたったとは)!
