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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

検証プロファイリング  日本の「インテリジェンス」の凋落-3

It must be first for us to make the quality of the police officer better than to make economy better(景気をよくするよりも警察官の質をよくすることが先決)!

結局、警察官が警察官としての自負を喪失し、教師が教師としての自覚を喪失していることこそが、この国を内側からメルトダウンさせているといっても過言ではない。
東仙坊、経済の停滞、政治不信よりも、そのことがこの国の矜持をグシャグシャにさせていると痛感している。
それにしても、この国のコア・コンピタンスの警護という名誉あるSPまで、正月早々、ノゾキで逮捕されるテイタラクだから、もう救いようがないのかも。
千葉県警に住居侵入(?)で、千葉県習志野市東習志野に住む、警視庁警備部の警部補、加藤正博(47歳)が逮捕された。
何でも、1月5日午後11時10分ごろ、船橋市習志野の契約社員の男性(63歳)宅の敷地に侵入し、1階浴室の窓付近に立っているところを男性の息子に見つかり、「何をしているんだ!」ととがめられたため走って逃走。
その後、男性宅付近に自転車を置き忘れたことに気づいて戻り、路上にいた息子ら家族3人に「何かありましたか?」などと無関係を装ったが、不審に思った息子らに取り押さえられたというから、あまりにも低劣。
しかも、「尿意を覚え(?)脇道に入ったとき、男性宅の風呂場の明かりを見て、のぞき目的で敷地に入った」と供述しているというから、もう最悪。当時、男性宅では女性(?)が入浴中だったというが…。

■警視庁公安部外事3課が作成した国際テロに関する資料がインターネット上に故意に流出された事件

●流出した国際テロに関する秘匿性の高い「コンフィデンシャル・インフォメーション」の内容

住所など名前以外の個人情報が記載されているのは延べ1000人超。
イスラム系外国人や捜査員の個人情報などが記載された、主に2007~2009年に作成された114件。
捜査協力者の実名や捜査対象者の個人情報やFBIのテロ対策研修内容や事情聴取計画資料など海外機関の絡む秘匿資料。
イスラム系外国人の「捜査協力者」との面会記録や行動確認記録、イスラム圏の在京大使館の給与口座照会結果。
特定の人物が国際テロ組織「兵士」の通報内容なども記載。
国内のモスクに通う人物の行動確認記録。
警察庁国際テロリズム対策課からの指示内容。
大規模国際テロ事件発生時の初動捜査体制など対テロ捜査の実践手法。
警視庁公安部外事3課が宗教施設の出入りを視察し、外国政府関係者らを追尾した記録。
東京都内にある複数の宗教施設で、外国人の「出入り状況」や「不審者リスト人物の動向」が記載された資料。
大使や武官らが大使館に出入りするのを確認し、来日した大統領秘書官らを追尾した記録。
2008年7月の北海道・洞爺湖サミット、2001年の米同時テロ以降、国内で初めてとなる大規模国際会議だったため、警察当局が日本を取り巻く国際テロ情勢の把握した資料。
2004年に判明した国際テロ組織関係者の国内潜伏状況。
国際テロ組織「アルカイダ」とも関係が指摘される捜査対象者のイスラム教徒などの周辺で警視庁の捜査に協力している人物の情報。名前や住所などのほか、接触状況や「聞き取った捜査情報」も顔写真つき普段の生活の様子詳述。
大規模国際テロ事件が発生した際の初動捜査の手順、国内の外国大使館の関係者の銀行口座の記録。
「要警戒対象視察結果報告」には、細かい時間、そして「マル対帰宅」など。
国内のイスラム教徒の動向把握を継続したり、海外情報機関から渡航情報などの提供を受け、テロ組織と関係が疑われる人物の監視記録。
国内のモスクに出入りした人物を追尾した記録。
国内在住のイスラム系外国人ら数十人の顔写真や旅券番号、家族の状況などの個人情報。

東仙坊、よく整理できないまま列記したが、その重大性だけは感じ取れるはず。
今のところまでで、偽計業務妨害で国内プロバイダーから押収した契約者情報や接続記録が、計12社から20件。
何が何でも、この二重スパイ、売国奴を特定し断罪すべきであることだけは、明確だと思うが…。
というのも、このクソッタレ、流出2日前の10月26日、データ共有サービスサイト「オンラインストレージサービス」に掲載しただけでなく、送信元アドレスに安藤隆春警察庁長官の名前で、中国大使館、イラク大使館などイスラム系在京大使館、警視庁から警察庁に出向中の捜査員(?)など10数ヵ所に掲載を知らせるメールを送付していたというから、断じて容赦できない。
ところが、反応がなく、改めて「ウィニー」上に公開し、そのときも「ヤマダイチロー」のアドレスで、公安部経験のある埼玉県県警幹部のキャリア警察官(?)やイスラム文化日本人研究者にも資料を「BCC」設定で添付しメールを送付していたというから、かなり執拗。
これらから考えると、未成熟な大バカ警察官による妬みの犯行か?
どちらにしても、このクソッタレの卑怯さ卑劣さは目に余るものがある。
おそらく、そのクソッタレ、国益を真剣に考えたことがないどころか、人間としての最低限のモラルも持ち合わせていないに決まっている。
東仙坊、なぜこんなプロファイリングをする気になったかと言うと、どこまでもこの国のモラルの再生を夢見、もう一度貧しくても心の美しい国になって欲しいと本気で願うから。
それはそうだと思わないか?
ヒキコモリとか何とか言いながら働かず衝動的に人を殺めるヒトの人権は守っても、必死で自分の生きる目標に向かって精進する人の人権は無視される世の中なのである。
警察官にだって、カッコいいからやってみたかった、他に仕事がなかったという程度のノリだけでなる時代。
人の命を守ろうとか、正義のためになどと微塵も考えていないのが現実。
そのうえ、警察というタテ社会の中で、その矛盾や不正や欺瞞と面と向かって戦おうともしない臆病ものばかりが警察官になっているブラックユーモア。
どうあれ、このままでは、この国の矜持は木端微塵に粉砕されてしまうに違いないという危機感から、看過できなかっただけ。
それにしても、このクソッタレ、メールの件名に「秘密資料」と書き、「WikileaksJapan日本の現在に関する記事」というブログを立ち上げ、「ツイッター」にまで書き込んだというから、本当にゴクロウサン。
しかも、匿名性の高いフリーメールを使い、匿名化ソフト「Tor(The onion router)」まで使っていた、ビビリヤさん。
それゆえ、また犯行を繰り返すと思わないか?
バカは死んでも治らないはずだから…。
それより何より、世界にその「インテリジェンス(知性)」を誇る日本人の中から、しかも「インテリジェンス(諜報)」に携わる人の中から、これほどまでに卑屈なヒトを輩出してしまったことを恥辱とすべきでは?
なぜなら、これからは核抑止力より、「インテリジェンス」に基づく「インフォメーション」のパワーこそが国益をもたらせてくれるはずだから…。

The excellent intelligence must be absolutely indispensable to follow the national interest(国益を守るには、優秀なインテリジェンスが絶対不可欠)!
 
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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