新・日本砂漠化-138 凄くジレッタイ、自衛隊の真実-3
It must be certain that Operation TOMODACHI let us deepen Japan-U.S. alliance(「TOMODACHI作戦」が日米同盟を深化させたことは間違いない)!
東仙坊、いい悪い、オシャレか無様かは別にして、どうあれ、場末の劇場の大道具係のような存在だった自衛隊が、顔を真っ赤にして怒り始めそうだった宗主国を落ち着かせ、「TOMODACHI作戦」を具現化させたことをメチャクチャ評価し、称賛している。
イライラしている相手にヘタな言い訳をせず黙々と控えめに行動することは、どんな関係においても、相手にイラつくこと自体がバカバカしいという気持ちにさせるのでは?
では、今回、宗主国をなぜそこまでイラつかせてしまったのか?
一体、我々の見えないところで、どんな恥知らずなことが起きていたのか?
そのディスコミュニケーションの発端と原因は何?
そのことをじっくり検証してみたい。
3月11日、誰もが内心どこか起こるかも知れないと思いつつも本当に起こらないでほしいことから意識的に考えないようにしていた巨大地震が発生…。
そして、神もが驚いたに違いない巨大津波が襲来…。
甚大な被害がもたらせられたと同時に、日本中を震撼させる想定外(?)の大人災が起きた。
設計上の想定を超える大幅に超えるメルトダウンの深刻な事故を防ぐために、「アクシデント・マニュアル(過酷事故対策)」なるパーフェクトな安全対策を用意してあると豪語していた原発で想定外(?)のトラブルが起きてしまった。
実にオモシロいコメディーの幕が開いたのである(?)。
何しろ、万一、原子炉の電源喪失が起きた場合、「電源融通」で素早く対応するから絶対大丈夫と言われていた化け物がガッと目を開き、立ち上がってしまったのである。
「一体、何がどうして? なぜ? こんなことになってしまったのか?」
原発に携わる関係者たちも、我々同様、目を白黒させているに違いない。
「uncharted territory(海図なき領域)」は、誰にとっても初体験の世界…。
例え1号機が停電し、外部電源が途絶え、非常用ディーゼル電源がオンできなくても、2号機から(?)、あるいは3号機から(?)、4号機から(?)電源供給が受けられるはずだったのでは?
そ、そ、それなのに、たちどころにメルトダウンさせてしまったというのだから、まさしく開いた口が塞がらない。
それはそうだと思わないか?
すべての原子炉は同じように海のすぐそばに立ち並び、そして、その電源は同じように濡れたらダメになる造りだったというのだから、まさに唖然茫然。
この地震大国日本で、地震や津波を想定せず、一斉に1~4号機までの電源が喪失してしまうことを考慮していなかったというのだから、こ、こ、これは誰が考えても、人災…。
事実、福島第一原発の1~6号機の中で、辛うじて6号機の電源が残っただけだというのだから、何をかいわんや。
だったら、なぜ?その電源を利用できなかったのかって?
答えは簡単。
1号機とは2号機、3号機とは4号機、5号機とは6号機が「電源融通」できるようになっていただけ。
そのうえ、第一原発と第二原発との「電源融通」さえも当然なかっただけ。
これで、誰もがバカバカしいと驚くだけでなく、そんな程度でパーフェクトと宣言している大ウソツキどもに、改めて呆れるだけ。
その意味で、すっかり忘れ去られてしまった感のある第二原発の現状も、かなりアヤシイと思わないか?
どちらにしても、歴然とした人災で、福島第一原発の1号機と2号機はメルトダウンし、3号機と4号機の使用済み核燃料プールから放射能の大漏出が始まってしまったことだけは、確実。
そうして、ダイヤモンド婚式さえ終え、完全倦怠期に入っていたオールドカップル、日本国とアメリカ合衆国との「もう一度TOMODACHI作戦」物語は始まった。
いくらめくるめく愛が冷めていようと夫婦は夫婦…。
本妻である日本の犯した決定的過ちを目にして、夫はその社会的責任の一端を担おうとした。
もっとも、それはどこまでも周りの他の愛人に対するポーズ、自分の立場の保全に他ならないのかも知れないが…。
3月11日夜、駐日米大使館は、提供可能な支援内容約20項目を書いた「オファーリスト」を何度も何度もファクスで外務省北米局に送付(?)。
それには、無人偵察機など原発対応の装備も含まれていたというから、メチャクチャ真剣だったはず。
と、と、ところが、すでに東仙坊指摘してきた通り、「原子力保安・安全院」なる大バカ者ども、「日本でできることは、米国に頼む前にまず日本がやる」とムゲに断ったというから、ビックリ仰天…。
それはそうである。
震災翌日の3月12日には、最新鋭の無人偵察機グローバルホークが、グアム・アンダーセン空軍基地を飛び立ち、約4時間かけて三陸沖上空に入り、上空18kmの高高度の原発上空を旋回。
カリフォルニア州ビール空軍基地から衛星通信を通じた遠隔操作で、東北の被災状況を撮影。
その段階で約1万5000枚を撮影し、大半を日本側に提していた(?)というから、何をかいわんや。
3月12日の福島第一原発1号機水素爆発、大量の放射性物質が放出直後にNRC(米原子力規制委員会)先遣隊が日本に到着。
同じころ、「救援のため速力を上げて三陸沖に向かっている」と西太平洋を航行していた原子力空母ロナルド・レーガンに、米国防総省から災害派遣命令。
これはあくまで日本の要請ではなく、米国の自発的な申し出(?)。
実際、その約1万6000人の米軍「トモダチ作戦」なる「有事対応シミュレーション」は迅速かつ的確だった。
米揚陸艦トーテュガは、陸上自衛隊の隊員273人、車両93両を北海道・苫小牧港から青森・大湊港まで運搬。
無論、米軍艦艇が自衛隊部隊の輸送を災害でするのは初めて?
山形空港を米軍が資機材を蓄える後方補給センターとして有効利用しながら、仙台空港には沖縄・嘉手納基地所属の353特殊部隊。
普天間飛行場所属海兵隊ヘリ部隊も強襲揚陸艦エセックスで、孤立状態となった宮城県気仙沼市の離島・大島に米海兵隊約300人が「上陸」。
そこまでの支援してもらっておきながら、宗主国のヤケボックリに火的好意を拒むとは、決定的な亀裂になるものも自明の理。
案の定、その不誠実に宗主国は、どこまでも宗主国らしく物理的に反応。
3月14日、そんな原子力空母ロナルド・レーガンも、乗員から放射性物質が検出されたと三陸沖から離れ、「日本政府からの情報を頼りにして対応が遅れれば、米兵の命に関わる」と冷たい言葉。
3月14日にはNRCヤツコ委員長が「4号機の使用済み核燃料プールには水がない」と、ベッドの中での秘密を暴露。
3月17日未明、駐日米大使が日本の避難指示より広範な原発から半径50マイル(80km)以内の米国人に圏外避難を勧告。
まさに、「よくオマエの気持ちがわかった。そういうことなら、離婚するのもやぶさかではない」との強硬姿勢。
とたんに、我が保育園児政府と頭の腐った官僚ども、スゴスゴと弱気。
「お願い。そんなつもりじゃなかったの。アナタにはこれ以上迷惑かけたくなかったから、何とか自分の力で片づけたかっただけなの。いつもいつもアナタばかりを頼っていて、悪いと思って…。別れるとつもりなんか全くないのよ」と女々しく懇願。
それだけじゃない。
お願いついでに、3月18日、ようやく、1日の飛行費用は約24万ドル(約2000万円)という「グローバルホークによる撮影を可能な限り実施し情報提供してほしい」と虫のいいリクエスト。
「unclassifed」。
つまり、グローバルホークの写真はすべて「公開可能」に分類されているので、どうぞ!と米国は寛大。
それなのに、情けなくてみっともないウソツキ政府、「秘匿区分のない画像であったとしても、公開に極めて否定的」と恥ずかしげもなく、宗主国のせいにして、写真は未公開。
あくまで、陰の愛人を気づかってか、はてまた宗主国に危機管理を依存していることがバレたくないからか、自分たちの保身に走るばかり…。
それは、とりわけ、原発対応に関しては顕著。
米国は真水注入を支援するバージ船の提供、注水を海水から真水に替えるアドバイスを受けながらも、3月30日、「米軍専門部隊CBIRF(シーバーフ)約150人を原発内に入れると『日本は自力での対処をあきらめた』という誤ったメッセージを発信してしまう」との認識で一致し、拒絶したというから、ビックリ仰天。
本当に呆れないか?
ともあれ、「われわれは日本とともにある」とのオバマ大統領の声明で始まり、ピーク時で兵員約2万人、航空機約140機、艦船約20隻を投入した「TOMODACHI作戦」は、4月4日、原子力空母ロナルド・レーガンが日本を離れ、4月4日、在日米軍が宮城県気仙沼市の離島、大島で行っていた瓦礫撤去作業が終了し、ほぼ完全終了した。
東仙坊、我が国の自衛隊に対して同様、宗主国にも、率直に感謝しているのだが…。
残った杞憂は、やっぱり、福島原発。
ところで、その廃炉への進捗状況はというと、その根幹である「水棺」作業だって、このまま予定通り、燃料棒上部まで水位が上がるかどうかについては全くわからないというから、実に不安。
損傷が推定70%と最も激しい1号機は、燃料棒の圧力容器にこれまで約7000トンを注水して冷却を続けてきたが、ここで発生した蒸気が格納容器に移って水になっている可能性、圧力容器と直結する配管などが地震で損傷し、格納容器に水が漏れ出ている可能性まであるというのだから、何をかいわんや。
どうあれ、格納容器下部にある圧力抑制プールはすでに満水で、「ドライウェル」と呼ばれるフラスコ状の球形部(直径17.7m)も深さ約6mの水が溜まっているというから、憂鬱。
2、3号機も同様に圧力容器への注水が続けられているが、2号機では圧力抑制プールが破損し、高濃度の放射性汚染水が外部へ漏れ出ており、格納容器内の水の溜まり具合はまだわかっていないというから、呆然。
格納容器には容量(約6000立方m)の2倍近い窒素約1万700立方mを注入しているが、一定以上に圧力が高まっていないというから、いやいや…。
容器自体の損傷も考えられ、このまま水位が上がれば、損傷部からの水漏れが起きる心配もあるというのだからか、いつ終息するやら…。
そ、そ、それ以上に、そんなに水を貯めて、もし今、再び巨大地震が起き、そんな損傷が拡大したら、一体どうなってしまうのか?
こうなったら、1億2000万人の我々国民全員で、テルテル坊主でも作って、地震が起きないように祈るしかないのでは?
えっ、テルテル坊主は雨だって、雨は、アメで、天では?
Even if anyone thinks, the Fukushima nuclear plant accident couldn't converge within one year(誰が考えても、福島原発事故は1年以内で収束できない)!
東仙坊、いい悪い、オシャレか無様かは別にして、どうあれ、場末の劇場の大道具係のような存在だった自衛隊が、顔を真っ赤にして怒り始めそうだった宗主国を落ち着かせ、「TOMODACHI作戦」を具現化させたことをメチャクチャ評価し、称賛している。
イライラしている相手にヘタな言い訳をせず黙々と控えめに行動することは、どんな関係においても、相手にイラつくこと自体がバカバカしいという気持ちにさせるのでは?
では、今回、宗主国をなぜそこまでイラつかせてしまったのか?
一体、我々の見えないところで、どんな恥知らずなことが起きていたのか?
そのディスコミュニケーションの発端と原因は何?
そのことをじっくり検証してみたい。
3月11日、誰もが内心どこか起こるかも知れないと思いつつも本当に起こらないでほしいことから意識的に考えないようにしていた巨大地震が発生…。
そして、神もが驚いたに違いない巨大津波が襲来…。
甚大な被害がもたらせられたと同時に、日本中を震撼させる想定外(?)の大人災が起きた。
設計上の想定を超える大幅に超えるメルトダウンの深刻な事故を防ぐために、「アクシデント・マニュアル(過酷事故対策)」なるパーフェクトな安全対策を用意してあると豪語していた原発で想定外(?)のトラブルが起きてしまった。
実にオモシロいコメディーの幕が開いたのである(?)。
何しろ、万一、原子炉の電源喪失が起きた場合、「電源融通」で素早く対応するから絶対大丈夫と言われていた化け物がガッと目を開き、立ち上がってしまったのである。
「一体、何がどうして? なぜ? こんなことになってしまったのか?」
原発に携わる関係者たちも、我々同様、目を白黒させているに違いない。
「uncharted territory(海図なき領域)」は、誰にとっても初体験の世界…。
例え1号機が停電し、外部電源が途絶え、非常用ディーゼル電源がオンできなくても、2号機から(?)、あるいは3号機から(?)、4号機から(?)電源供給が受けられるはずだったのでは?
そ、そ、それなのに、たちどころにメルトダウンさせてしまったというのだから、まさしく開いた口が塞がらない。
それはそうだと思わないか?
すべての原子炉は同じように海のすぐそばに立ち並び、そして、その電源は同じように濡れたらダメになる造りだったというのだから、まさに唖然茫然。
この地震大国日本で、地震や津波を想定せず、一斉に1~4号機までの電源が喪失してしまうことを考慮していなかったというのだから、こ、こ、これは誰が考えても、人災…。
事実、福島第一原発の1~6号機の中で、辛うじて6号機の電源が残っただけだというのだから、何をかいわんや。
だったら、なぜ?その電源を利用できなかったのかって?
答えは簡単。
1号機とは2号機、3号機とは4号機、5号機とは6号機が「電源融通」できるようになっていただけ。
そのうえ、第一原発と第二原発との「電源融通」さえも当然なかっただけ。
これで、誰もがバカバカしいと驚くだけでなく、そんな程度でパーフェクトと宣言している大ウソツキどもに、改めて呆れるだけ。
その意味で、すっかり忘れ去られてしまった感のある第二原発の現状も、かなりアヤシイと思わないか?
どちらにしても、歴然とした人災で、福島第一原発の1号機と2号機はメルトダウンし、3号機と4号機の使用済み核燃料プールから放射能の大漏出が始まってしまったことだけは、確実。
そうして、ダイヤモンド婚式さえ終え、完全倦怠期に入っていたオールドカップル、日本国とアメリカ合衆国との「もう一度TOMODACHI作戦」物語は始まった。
いくらめくるめく愛が冷めていようと夫婦は夫婦…。
本妻である日本の犯した決定的過ちを目にして、夫はその社会的責任の一端を担おうとした。
もっとも、それはどこまでも周りの他の愛人に対するポーズ、自分の立場の保全に他ならないのかも知れないが…。
3月11日夜、駐日米大使館は、提供可能な支援内容約20項目を書いた「オファーリスト」を何度も何度もファクスで外務省北米局に送付(?)。
それには、無人偵察機など原発対応の装備も含まれていたというから、メチャクチャ真剣だったはず。
と、と、ところが、すでに東仙坊指摘してきた通り、「原子力保安・安全院」なる大バカ者ども、「日本でできることは、米国に頼む前にまず日本がやる」とムゲに断ったというから、ビックリ仰天…。
それはそうである。
震災翌日の3月12日には、最新鋭の無人偵察機グローバルホークが、グアム・アンダーセン空軍基地を飛び立ち、約4時間かけて三陸沖上空に入り、上空18kmの高高度の原発上空を旋回。
カリフォルニア州ビール空軍基地から衛星通信を通じた遠隔操作で、東北の被災状況を撮影。
その段階で約1万5000枚を撮影し、大半を日本側に提していた(?)というから、何をかいわんや。
3月12日の福島第一原発1号機水素爆発、大量の放射性物質が放出直後にNRC(米原子力規制委員会)先遣隊が日本に到着。
同じころ、「救援のため速力を上げて三陸沖に向かっている」と西太平洋を航行していた原子力空母ロナルド・レーガンに、米国防総省から災害派遣命令。
これはあくまで日本の要請ではなく、米国の自発的な申し出(?)。
実際、その約1万6000人の米軍「トモダチ作戦」なる「有事対応シミュレーション」は迅速かつ的確だった。
米揚陸艦トーテュガは、陸上自衛隊の隊員273人、車両93両を北海道・苫小牧港から青森・大湊港まで運搬。
無論、米軍艦艇が自衛隊部隊の輸送を災害でするのは初めて?
山形空港を米軍が資機材を蓄える後方補給センターとして有効利用しながら、仙台空港には沖縄・嘉手納基地所属の353特殊部隊。
普天間飛行場所属海兵隊ヘリ部隊も強襲揚陸艦エセックスで、孤立状態となった宮城県気仙沼市の離島・大島に米海兵隊約300人が「上陸」。
そこまでの支援してもらっておきながら、宗主国のヤケボックリに火的好意を拒むとは、決定的な亀裂になるものも自明の理。
案の定、その不誠実に宗主国は、どこまでも宗主国らしく物理的に反応。
3月14日、そんな原子力空母ロナルド・レーガンも、乗員から放射性物質が検出されたと三陸沖から離れ、「日本政府からの情報を頼りにして対応が遅れれば、米兵の命に関わる」と冷たい言葉。
3月14日にはNRCヤツコ委員長が「4号機の使用済み核燃料プールには水がない」と、ベッドの中での秘密を暴露。
3月17日未明、駐日米大使が日本の避難指示より広範な原発から半径50マイル(80km)以内の米国人に圏外避難を勧告。
まさに、「よくオマエの気持ちがわかった。そういうことなら、離婚するのもやぶさかではない」との強硬姿勢。
とたんに、我が保育園児政府と頭の腐った官僚ども、スゴスゴと弱気。
「お願い。そんなつもりじゃなかったの。アナタにはこれ以上迷惑かけたくなかったから、何とか自分の力で片づけたかっただけなの。いつもいつもアナタばかりを頼っていて、悪いと思って…。別れるとつもりなんか全くないのよ」と女々しく懇願。
それだけじゃない。
お願いついでに、3月18日、ようやく、1日の飛行費用は約24万ドル(約2000万円)という「グローバルホークによる撮影を可能な限り実施し情報提供してほしい」と虫のいいリクエスト。
「unclassifed」。
つまり、グローバルホークの写真はすべて「公開可能」に分類されているので、どうぞ!と米国は寛大。
それなのに、情けなくてみっともないウソツキ政府、「秘匿区分のない画像であったとしても、公開に極めて否定的」と恥ずかしげもなく、宗主国のせいにして、写真は未公開。
あくまで、陰の愛人を気づかってか、はてまた宗主国に危機管理を依存していることがバレたくないからか、自分たちの保身に走るばかり…。
それは、とりわけ、原発対応に関しては顕著。
米国は真水注入を支援するバージ船の提供、注水を海水から真水に替えるアドバイスを受けながらも、3月30日、「米軍専門部隊CBIRF(シーバーフ)約150人を原発内に入れると『日本は自力での対処をあきらめた』という誤ったメッセージを発信してしまう」との認識で一致し、拒絶したというから、ビックリ仰天。
本当に呆れないか?
ともあれ、「われわれは日本とともにある」とのオバマ大統領の声明で始まり、ピーク時で兵員約2万人、航空機約140機、艦船約20隻を投入した「TOMODACHI作戦」は、4月4日、原子力空母ロナルド・レーガンが日本を離れ、4月4日、在日米軍が宮城県気仙沼市の離島、大島で行っていた瓦礫撤去作業が終了し、ほぼ完全終了した。
東仙坊、我が国の自衛隊に対して同様、宗主国にも、率直に感謝しているのだが…。
残った杞憂は、やっぱり、福島原発。
ところで、その廃炉への進捗状況はというと、その根幹である「水棺」作業だって、このまま予定通り、燃料棒上部まで水位が上がるかどうかについては全くわからないというから、実に不安。
損傷が推定70%と最も激しい1号機は、燃料棒の圧力容器にこれまで約7000トンを注水して冷却を続けてきたが、ここで発生した蒸気が格納容器に移って水になっている可能性、圧力容器と直結する配管などが地震で損傷し、格納容器に水が漏れ出ている可能性まであるというのだから、何をかいわんや。
どうあれ、格納容器下部にある圧力抑制プールはすでに満水で、「ドライウェル」と呼ばれるフラスコ状の球形部(直径17.7m)も深さ約6mの水が溜まっているというから、憂鬱。
2、3号機も同様に圧力容器への注水が続けられているが、2号機では圧力抑制プールが破損し、高濃度の放射性汚染水が外部へ漏れ出ており、格納容器内の水の溜まり具合はまだわかっていないというから、呆然。
格納容器には容量(約6000立方m)の2倍近い窒素約1万700立方mを注入しているが、一定以上に圧力が高まっていないというから、いやいや…。
容器自体の損傷も考えられ、このまま水位が上がれば、損傷部からの水漏れが起きる心配もあるというのだからか、いつ終息するやら…。
そ、そ、それ以上に、そんなに水を貯めて、もし今、再び巨大地震が起き、そんな損傷が拡大したら、一体どうなってしまうのか?
こうなったら、1億2000万人の我々国民全員で、テルテル坊主でも作って、地震が起きないように祈るしかないのでは?
えっ、テルテル坊主は雨だって、雨は、アメで、天では?
Even if anyone thinks, the Fukushima nuclear plant accident couldn't converge within one year(誰が考えても、福島原発事故は1年以内で収束できない)!