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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・日本砂漠化-142 土下座させて、どげんさするの!? -2

We are surprised it is only mass demonstration tactics to do the cooling of the nuclear power plant where we should have collected the scientific best originally forever(科学の粋を集めたはずの原発の冷却を、どこまでも原始的に人海戦術でやるしかないしかないとは、ビックリ)!

アポロ13号に乗って宇宙旅行に行って、地球に帰還した一人の爺さんが開口一番に言った。
「ついに神様と出遭えたよ」
「どんな顔をしていた?」
「私と瓜二つだったよ」
「……何か話した?」
「どうしようもない人間のことは、どうしようもないオマエに任せたって言われたよ」
「……」
「ゴメン。うそだよ」
と、爺さんが謝ったときには、当然、そこにいた人たちは、一人も残ってはいなかった。
それこそが、本当のアポロ爺、アポロジー、apology(謝罪、弁解)、apo(相手から離れて)+logy(話すこと)…。
我々日本人が、最近、やたら観させられる謝罪会見は、正式には、弁解会見。
それで簡単に許す我々も、弁解人間なのかも…。
どうあれ、俗に言う、「いくら謝っても許せるものと許せないものがある」という言葉は、今回のフクシマノブイリに当てはまると思うが…。
ついでに、日本の子どもたちにも一言。
我が国の首相は、「sorry、sorry」と謝ってばかりいるから、総理ではないということだけは忘れずに…。
えっ、そんなこと誰でも知っているって?
本当にそうならいいのだけど…。
さて、フクシマノブイリの話に戻そう。

■福島第一原発の最新状況

●2号機

トレンチに溜まった高濃度汚染水を、集中廃棄物処理施設へ移送する作業が4月30日から再開され、4月19日からこれまでに約2560トンの汚染水が移送完了。
汚染水2万5千トンは、うち1万トンを移送する予定の4分の1、全体の10分の1が済んだということ?
これにより、トレンチの水位は、5月1日午前7時の時点で地上から84cm。
移送を始める前より4cm低下したから、万々歳(?)。
取水口付近で4月30日採取した海水の放射性のヨウ素131が1cc当たり130ベクレル検出。
これは国の基準のたった3300倍(?)。
2500倍だった4月29日を30%上回っただけだから、心配なし?
それはそうでは?
4月2日に基準の750万倍のヨウ素131が検出され、4月24日にいったんは730倍まで下がっていましたのだから…。
同じ場所で採取した海水の放射性セシウムの濃度は、基準に比べて、セシウム134が120倍、セシウム137が81倍で、いずれも3日続けて下がったというから、もう安心?
と、と、ところが、その移送計画を緊急中止することになったというから、ビックリ仰天。
その理由が、3号機の水位が上昇し、溢れ出そうだからというのだから、東京電力の社長を土下座させている場合ではないのでは?

●3号機

トレンチでも汚染水が増加、5月1日午前7時の時点で水位は地上から90cm。
4月30日からの24時間で、さらに2cm上昇し。
汚染水が溢れ出すのを防ぐため、急遽、3号機と集中廃棄物処理施設をホースでつなぎ、移送作業中。
何でも、突然(??)、立て坑では水位が19cm上がり、5月下旬にもあふれる恐れが出てきたというから、もう大変。どうだろう?
戯言を言ったり、謝罪している場合ではないと思わないか?
それなのに、余震による津波で海水が流れ込むのを防ぐため、汚染水が溜まっている立て坑開口部のうち4ヵ所を、「マグニチュード8級の余震による津波で1、2m浸水する可能性がある」から、5月中旬までにコンクリートで塞ぐというような付け焼刃的対応に追われているのが実情では?
3、4号機海側の海抜10mの場所に仮設の防潮堤を設ける、6月中旬の完成を目指すというが、それはそれで重要だとは思うが、それ以上に急ぐことがあるのでは?
それは、原子炉の炉心の燃料棒の本当の状態を目視することでは?
土下座して謝罪するくらいだったら、自分でそれをやれば!と感じているのは、東仙坊だけではあるまい。

それでは、4号機、5号機、6号機は一体どんな現状なのか?
相当デリンジャラスだと思わないか?
それを仄めかすのが、5月1日、唐突と公表された、被爆限度を超えていた女性作業員の2人目いたという話。
福島第一原発医務室勤務の40代女性社員が、国の規則で定められた女性作業員の被ばく限度のおよそ1.5倍に当たる7.49ミリシーベルトの被爆していたというのだが、これはフェイントだと思わないか?
というのも、この女性社員は、震災があった4日後の3月15日まで働いてはいたものの、その後、福島県内の別の事業所で働いていて、健康への影響はないというのだから、何で今ごろ今さらと思わないか?
我々は、土下座や謝罪の向こうに隠された真実を見抜く必要があると思うが…。
もう一度繰り返しておきたい。
あのチェルノブイリは、たったの原子炉1基。
このフクシマノブイリは、少なくとも原子炉6基が危機的状況なのでは?
それが万一メルトダウンしたら…どうなるのか?
そして、地震は恒久的に起きるのでは?
つまり、我々が生きているのと同様に、地球が生きている限り地震は起こり続けるのである。
まさに、その地震の核に日本があるのである。
ところで、東仙坊が今回の書き込みをしていると、フクシマノブイリで思わぬ進展があった。
5月5日、1号機の原子炉建屋内に、事故後初めて作業員が立ち入ったと聞いて、茫然自失。
事前にロボットで内部放射線量などをチェックしていたとはいえ、いよいよ神風特攻隊的作業が始まったのかと、秘かにその日本国のために勇気を払った人たちに拍手喝采…。
その作業員に志願した(?)、もしくは選出された勇敢なる人々は、東京電力社員2人(4人?)と協力企業(??)11人(9?)の計13人…。
9人は50代6人、40代3人、後は?
やむを得ない建屋内の換気の実現に向け、換気装置から延びる配管計8本を建屋内部まで運び入れる作業を行ったというから、原子炉冷却のための大きな一歩。
原子炉なる恐竜のような化け物の対し、人間が蟻になって立ち向かうのだから、凄いと思わないか?
何でも、午前11時32分にスタート。
まず東電の社員2人が建屋内に入り、約25分間、内部の放射線量を計測し、安全性の確認後、午後1時半から配管の搬入を開始。
約1時間半で、11人の作業員が交代で直径約30cmポリエステル製配管、「換気用ダクト(大型ホース?)」計8本を運搬。
配管の設置場所は最も遠いところで、入り口から約25m。
1人あたり10分以上は中に留まらないように、慎重な作業が行われたというから、ホッ。
何でも、2日前からリハーサルを何度も行い、作業工程を確認したというから、用意周到。
内部の放射線量は平均で毎時10~40ミリシーベルトと高いことがロボット測定で判明しており、作業員らは防護服に全身を包み、放射性物質を吸い込まないように、スキューバダイビングで使うような空気ボンベを背負って作業を行ったというから、ただただリッパ。
事前推計の被曝線量は1人当たり3ミリシーベルトだったのに、作業終了後に測定された13人の被曝線量は0.24~2.8ミリシーベルト(???)。
それだったら、一気に何もかもをやれよ!と思いたくなるのは、東仙坊だけではあるまい。
どうあれ、これで、ダクトは放射性物質を吸着するフィルター付き空気浄化装置4台に接続され、無事運転開始。
3日程度で、原子炉の代替冷却装置、すなわち、内部の1次系ポンプや配管、外部の2次系ポンプ、熱交換器、空冷式冷却塔の設置作業などを行える環境になる見込みというのだが、果たして?
そして、それが順調なら5月8日から2次系、5月16日から1次系の設置工事を始める予定というが、捕らぬタヌキの皮算用にならないことを祈るばかりでは?
それにしても、どこまでもプリミティブで、メチャクチャ美しくて、涙が出てこないか? 

Firstly you should check the present furnace state of mind directly to make nuclear power generation an abolished furnace safely speedy(フクシマノブイリを無事に素早く廃炉にするには、今の炉心の状態を初めに直接チェックすべき)!
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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