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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・日本砂漠化-148 現代の主流は、「ミート」脱法!?-2

What the young used to say a person each must be the evasion that is convenient(ヤングがよく言う人それぞれは都合のいい言い訳)!

東仙坊、今までになく近ごろヤングと直接話す機会に恵まれている。
自分自身、メンターにでもなれたらと、柄でもなく懸命に耳を傾けている。
そんな中で、凄く気になるヤングの言葉がある。
「それはそうだと思うけどさ。人それぞれだから…。人には人の考えがあるのだから、関わらずに放っておいていいと思うけど…」
その言葉を聞くたびに感じるのは、それを言うことで必死に自己防衛をしているということ。
自分に本当の自信がないので、あるいは、確固たる信念がないので、他人に触れると逆にそれが露呈してしまいそうでコワいのだということ。
つまり、自分がどうこう言われたくないので、その予防の意味で、どうやら人と関わりたくないらしい。
それは恋愛でも同じ。
いくら一緒にいても、相手に深く関わることをひどく恐れるあまり、何もかもを曖昧糢糊のままにしまいがち。
ともすると、目と目を合わせることすらなく、一緒に時間を過ごしながらも相手のことを想像するばかり。
そうなると、ジコチュウ的に自分のいいように思い込むばかりで、相手の心根などには無頓着。
ハナから、本当のコミュニケーションなど不可能状態。
せっかくのたった一度の人生なのに、その一番大切なことを躊躇して、逸したりムダにしてしまうなんて、メチャクチャもったいないと思うが…。
仮にお互いに自信がなくても、本気で関わることで成長し合うのが人間では?
そのためにも、まず人間として修養と知性を身につけるべきだと思うが…。
どうやら、それだけは面倒臭いらしい。
それを象徴的に証明しているのが、ヤングによる日本の食文化の崩壊。
むやみやたらと、マヨネーズやケチャプや七味をかけたりで、驚かされるばかり。
先人たちが試行錯誤の中で培ってきた味覚、テーブルマナーどこへ消えてしまったのか?の観。
今回の食中毒だって、ほんの少しの知識さえあれば起きなかったと思うのだが…。
それはデキチャッタ婚やSTD(Sexually Transmitted Diseases:性感染症)の蔓延と同じだと感じているのは、東仙坊だけではないと思うが…。

さて、今回のO111食中毒事件で、どうしてもわからないことの2つ目。
それは、ヤングの生肉や生焼け肉などへの異常なまでの「生好き」嗜好。
特に20~30代ヤングが、生肉や生焼けの肉を食べて食中毒を発症するケースが後を絶たず、東京都は今年初めてヤング向けに生肉注意のCMを制作したというから、切実。
実際、昨年国内で発生した食中毒は1048件。
最も多いのは、牛や鳥の腸管に生息する細菌「カンピロバクター(345件、2206人)」によるもの。
新鮮な肉にも付着していることがあり、少量の菌でも発症しやすいのが特徴だというから、不気味。
下痢や嘔吐などの症状が現れる「カンピロバクター」、ほとんどが肉類の生食、加熱不十分が原因。
そのうえ、生肉には、病原性大腸菌O157もあるはず。
事実、山口県や奈良県で昨年8月、同一チェーン店(?)で飲食した客38人がO157を発症。
このうち37人が自ら加熱する「角切りステーキ」を食べていたというから、歴然。
食肉や内臓を調理する際に、中心部分を75℃以上、1分以上加熱すべきというのだから、まるで自分でわざわざ食中毒を引き起こしていると言えるのでは?
東京都が昨年9月、20歳以上の都民1000人にインターネットで行った生食に関する調査によると、3ヵ月以内に鳥わさやレバ刺しなど生肉を食べた人は40%。
20代53%、30代47%。
これは、ある種の生肉信仰に近いものがあるのでは?
東京都は一昨年、生食の意識調査し、過去3ヵ月間に生肉を食べた約400人中、29人が体調不良を訴えた経験を持ちながら「その後も生食を続けた」と回答。
食中毒になる可能性を示した上で「今後も生食を続けるか」との問いに、1000人中669人が「食べる」「場合によっては食べる」と答えたというから、もはや方なし(?)。
そのせいか、今や抗体ができたのか、食中毒発生件数は1998年が3010件だったのだから、1048件は減少傾向(?)。
1998年当時、最も多かった原因菌は「腸炎ビブリオ」で27.9%。
汚染された魚介類を介して感染するというが、今や1.3%。
ということは、圧倒的に生肉や肉の生焼きが原因。
まさに、「just meat!(ジャスト・ミート?)」。
それをこうして死亡者がでるまで放置していたのは、間違いなく行政の責任だと思うが…。
でも、その情報も知らず、自分から食べるだけでなく、自分の子どもにまで食べさせるは、一体誰の責任?
実際、東京都が2009年に行った飲食店への調査では、3ヵ月以内に食肉の生食料理を提供した店にきっかけを訪ねたところ、半数近くが「客の求めに応じた」と回答しているのでは?
誰も言わないので、東仙坊、どうしても言わざるを得ない。
何をどう食べようと、それこそ、誰をどう好きになろうと、カラスの勝手。
けれども、食べ物にも、人間にもそれぞれに自分の抱える問題があるもの。
その結果、自分の望まぬ思わぬ展開になっても、食べ物を、相手を恨んだり責めたりしてはいけないということ。
それこそが、「生好き」の運命と潔く諦めるべきだと思うが…。

The straight enthusiast taste should expresse the intellectual lack and randomness of that man(生好き嗜好は、その人の知性のなさといい加減さを表しているだけ)!







profile

東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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