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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・新日本砂漠化-19 「謝ってすむなら警察はいらない」の本義!?

Because the police would regard stalking as the trouble between merely men and women, this kind of case that only this is cruel might happen(警察がストーキングを単に男女間のトラブルと捉えているから、これだけ残虐な事件が起きるのかも)!

東仙坊、独りテレビを観ながら、思わず声を出して笑っていた。
傍から見たら、かなり、危ない状況だったかも…。
それもこれも、「旧中山道」を「一日中ヤマミチ」と読んでいた女子アナを思い出したからである。
えっ、何でかって?
「謝ってすむなら警察はいらない」というセンテンスが、まるで「警察たるものがその無能さから信じがたい不祥事を起こしておいて、内心ペロって舌を出しながら謝ってすむと思ったら大間違い」という意味になってしまうかもと感じ、「一日中ヤマミチ」に繋がってしまったのである…。
人間は何かモメゴトがあって簡単に謝って解決できないときには、警察を頼りにする。
みっともなくても、それが大きなトラブルになってしまうことを避ける自衛手段だからであり、法の番人のフロントランナーだからでもある。
つまり、「謝ってすむなら警察はいらない」とは、「謝ってすむ問題じゃないのだから、冷静沈着かつ厳正中立な警察のようなものを介在させよう」という意味に他ならない。
それが、「仮にも法の番人である警察がこんなヒドイことをやっておいて、謝るだけで誤魔化すのか!」という意味になってしまうとは?

東仙坊、検証プロファイリング 「長崎西海祖母・母親代行ストーカー惨殺事件」と「千葉県連続殺人死体遺棄事件」の共通点で、声を大にそのテイタラクを断罪していた、千葉県警、三重県警、長崎県警の3県警が、3月6日 雁首揃えて謝罪会見。
「検証してみれば(??)」、「今思えば(?)」、「危機管理が足りなかった。切迫感がなかった(?)」と、検証結果から、対応の遅れ、横の連絡不徹底、たらい回しの実態、ストーカーの凶悪性を軽視した見込みの甘さを認め、頭を下げ、情けなくみっともなく卑屈にチョンにしようと試みたから、許し難い。
そこで、いくつか明瞭になったことがある。
①10月29日、ストーカー被害女性の父親が、「三女が暴力を受けている」と、自宅近くの長崎県警西海署管内駐在所を訪れたこと。
その相談内容は千葉県警習志野署にも伝えられていたこと。
それなのに、12月6日、父娘が被害届を出そうと千葉県警習志野署を訪れると、「1週間待ってほしい」と告げられたこと。
千葉県警習志野署は、実際に暴行を確認(?)、傷害事件として捜査する方針を固めていたが、男女間トラブルだと軽視したため(?)、変死事案など他の事件の対応を優先したということ。
②12月9日、三女はすでに長崎県西海市の実家に避難していたが、千葉県内の三女自宅前にストーカーがいるのを父親が発見し、千葉県警習志野署に通報。
しかし、「反復行為が認められなかった(?)」と口頭警告のみですませ、ストーカーは上京した自分の両親に三重県桑名市の実家に連れ戻された、姿を消し12月16日の残忍非道な蛮行に至ったのである。
ストーカーが三女の自宅前をうろついているのを複数回見られていたが、習志野署が確認できたのは1回(?)。
三女が執拗なメールを受け取っていないかどうかも確認せず、やるべき捜査をしていなかったというというから、開いた口が塞がらない。
しかも、三女が実家に避難して以降、長崎県警西海署と習志野署は互いに「被害者の住所地はこちらでない」と勝手に判断。いわばお見合い状態で双方とも捜査をしなかったというから、「危機管理意識が欠如していた」反省したところで、後の祭り。
ちなみに、この謝罪会見の前日、3月5日、警察庁は、ストーカー事件で警察署長が積極的に指揮を執ることなど、組織による的確な対応の徹底を盛り込んだ再発防止策をまとめ、全国の警察本部に通達。
全国のストーカー行為の認知件数は2010年で約1万6千件
うち約1割は複数の都道府県にまたがっているため、こうした場合は、主管となる警察本部を決めるとともに、連絡担当者を指定して密接な連絡体制を維持し、情報共有を徹底することで、被害者と親族などの保護に空白が生じないようにすることも盛り込んだというが、これもまたお茶を濁しているだけでは?
そもそも、ストーカー犯罪で、「遠くに隔離したから危険が低くなった」とか、「解決」という安易な発想が一番の問題だと思わないか?
どうあれ、「情報共有できなく、命を守れなかったことについては申し訳ない」と今さら謝れても、その被害者はどうすればいいの?
どちらにしても、東仙坊、その謝罪会見での気になるヤリトリを少々。
「12月14、15日、三重県でストーカーが実家から逃走した際、三重は千葉に連絡したが、なぜ長崎に連絡しなかったか?」
「長崎に行く可能性まで思い至らなかった。長崎に実家があるとは認識していなかった」
「12月6日に被害届を出そうとした際、千葉が1週間待ってほしいと言ったのは、被害者の安全よりも、捜査の都合を優先させたのでは?」
「変死事案が2、3件あった。捜査員を確保できる12月12日からとした」
「千葉が被害届の受理を1週間遅らせたことについて、連携していた長崎は2人の命を守れなかったことをどう思うか?」
「3県警の連携がとれなかった点は大変残念で命を守れなかったことに申し訳なさを感じる」
「再三相談を受けていながら、ストーカーとして確認に至らなかった理由は?」
「反復してつきまとうというのが定義だが、反復の認定が取れなかった」
「三重は筒井容疑者が実家からいなくなった際、事前に家族から危険性を伝えられていながらなぜ対応できなかった?」
「危険性を当直員が認識していなかった。情報共有していなかった」
どうだろう?
やっぱり、こんなアリサマでは、到底警察なんか頼れないと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。
実は 、それを決定的に証明する最悪の不手際がある。
2月7日、山梨県警笛吹署生活安全課署員2人が、女性から出されたストーカー被害届を受け、ストーカー行為をしたとされる山梨県笛吹市の男性宅を訪れ、「女性に近づかないように」警告した際、男性は「もうしません」と答えたのでそこを離れた。
と、と、ところが、被害を届け出た女性の供述調書、名前や住所などの個人情報が書かれた捜査資料を、なんとそこに置き忘れていたというから、ビックリ仰天。
2人は忘れたのに気づき、あわてて40分後に男性宅を再び訪れ回収し、その日のうちに、置き忘れを女性に報告し、謝罪。
山梨県警笛吹署は、「資料に書かれていたのは男性が元々知っていたことが中心。女性から新たな被害の訴えはない」と釈明しているが、根本的にストーカー犯罪というものを全く理解していないとしか言えないのでは?
山梨県警笛吹署渡辺茂署長が「再発防止を徹底したい」とコメントするも、2月28日にシブシブ公表しているようでは、お先真っ暗だと思わないか?
そして、このことから、世の女性が学び取らなければならないことは、ストーカーになるようなオトコとわざわざつき合わないこと。
そのために、人を見る目を養うこと。
それだけだと思うが、どうだろう?

Ladies! Please don't go out with such a low-grade man not to match stoker damage(女性たちよ。ストーカー被害に合わないためには、そんな低級なオトコと付き合わない)!




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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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