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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・新日本砂漠化-82   流行遅れの黄昏泡沫無理心中事件!?-1

By intellectual show and display and ignorant show and display, it must be the moon and a terrapin(知的な虚飾と無知な虚飾とでは、月とスッポン)!

東仙坊、かつてお世話になったある先達のことを、やたらと思い出している。
いつもその知性にとことん感心させられていたが、自然と疎遠になった原因は、たった一つ。
いわゆるオンナ癖。
それも平然とその場しのぎのウソを女性につくこと。
口幅ったくても、何度ストレートにアドバイスしたことか…。
「モテるのは、男の甲斐性…。次から次へと自分の社員を食べまくるのも、それは自由。あくまでポリシーの問題だから、何も言わない。だから、思わず失笑したくなるようなウソをつき、ボクにそのウソの片棒を担がせるのだけは止めて!! 男同士の暗黙のルールとして、懇意にさせてもらっている奥様や息子さんたちには話さないし、彼らが巻き込まれることだけは何とか避けられるように協力はするけど、騙した女の子たちへのフォローにボクを利用しないで!」
それなのに、その邪気のあるアプローチを止めないばかりか、東仙坊をたびたび共犯者に…。
そして、裏切られることを怖れて、こともあろうに東仙坊の部下にまで手を伸ばそうとしたから、ジ・エンド。
会社経営、高級車、別荘、高級マンション、クルーザー、高級クラブ…。
確かに、あの先達とほとんどアイテムは同じ。
今も、30歳ぐらいは若い内縁の妻に欲しかった娘を産ませて喜んでいるらしいが、あの先達なら、何が起きても内縁の妻と実の娘を殺害するはずはない。
それどころか、何が起きても2人だけは守ろうと、巧妙な資産運用をしているに違いないはず。
結局、知性の違いは、最終的に決定的な違いになるかも…。
つくづくそう思わせる事件が起きた。
そのせいで、東仙坊、ふとあの先達が健康で相変わらずのおバカさんを続けていることを、なぜか祈っているのだが…。

JR山手線「原宿」駅から歩いて3分の本格派高級マンション「ブリスベージュ神宮前」。
24時間体制のコンシェルジュサービス。ジャクジーを完備したプール、フィットネスルーム、さらにロッカールーム、シャワールームとサウナまでを確保した充実設備の共用部。
「超高層は苦手だが、駅から離れた邸宅街も遠慮したい」という贅沢な人に最適のロケーション。
もちろん、セキュリティは万全。
何しろ、IDキーがあっても、フロア間の移動さえできないというから、物凄い。
分譲価格が約2億円~16億円?
賃貸でも、月100万円超というから、懐かしのバブリー?
その7階150㎡(分譲で5億円?)に、中沢慶夫(61歳)なる黄昏泡沫ラッキーマンは、38歳の内縁の妻、その内縁の妻に産ませた5歳長男を囲って、男にとって理想の暮らしをしていた(??)。
もっとも、不幸にも殺された2人は英語で挨拶を交わしていたなんていう報道まであると、思わず不謹慎でも、苦笑してしまうのは、東仙坊だけではあるまい。
その意味で、最初から内縁の妻と娘を海外で生活させているあの先達は、やっぱりさすがかも…。
どうあれ、東京都内の目白、麻布十番、御徒町などで飲食店3店舗(?)を経営していた(?)黄昏泡沫ラッキーマン、2005年から埼玉県で乗馬クラブオーナー(??)、競走馬の馬主(??)、クルーザー所有(??)、2007年には5億円以上売上???
それが2008年のリーマン・ショック後の外食不況、昨年3月の東日本大震災直後から様相は一変??
固定客の利用低下で売上が2億円ほども減少し経営が厳しくなったからと言って、乗馬クラブにはほとんどこなくなり、店舗家賃を滞納し、先月閉店していたというから、もうミステリー。
それはそうだと思わないか?
とりあえず、Gクラスのベンツを売ったり、その高級マンションを引越せば、何ヶ月分の店舗家賃に充当できたのでは?
もっと精確に言えば、その高級マンションに引っ越したのが昨年4月というところがミソでは?
つまり、東日本大震災以後なのでは?
それ以上に、ダイニングバー的飲食店経営が3年前からというのもメチャクチャ変では?
つまり、頭はどこまでもバブリーだったと思うが…。
とにもかくにも、黄昏泡沫ラッキーマン、約3ヶ月前から、経営難、知人の借金をかぶったこと、高齢家族の介護負担、内縁の妻の更年期障害などから無理心中を仄めかしていたというから、予定の無理心中。
①9月12日、まず内縁の妻の首を絞め、頸部圧迫による窒息死で殺害。
②9月12日午後、内縁の妻殺害後半日以内に、長男を幼稚園に迎えに行き、自宅に連れ戻し殺害(死因は特定できず)。
③黄昏泡沫ラッキーマンは、殺害した2人を寝室のベッドの上に仰向けに並べ、顔にタオル、体にタオルケットをかける。
ちなみに、2人に目立った外傷はなく、室内に争った跡もナシ。
④別の部屋に、「内縁の妻が暴れて手に負えないので、押さえたら死んでしまった(??)」というメモ、「後を追う」という走り書き。
⑤9月13日夜明け前、黄昏泡沫ラッキーマン、親族に「一緒に住んでいる女性と子どもに手をかけた」と電話。
⑥9月13日午前4時ごろ、自慢のベンツ(?)Gクラスで、玄関の鍵も閉めず、マンションを出発。
⑦9月13日6時半ごろ、中央自動車道・小淵沢インターチェンジ下車。
⑧黄昏泡沫ラッキーマンの親族が携帯電話にかけ直しても繋がらない状態なので、9月13日午前6時45分ごろ、「2人の安否を確認してほしい」と110番通報。
⑨9月13日午前7時過ぎ、原宿署員が駆けつけたところ、マンションの部屋で2人の遺体を確認。
⑩9月14日午前10時半すぎ、長野・原村に黄昏泡沫ラッキーマンの別荘があることから、長野県内を捜索していた長野県警が、茅野市豊平の温泉施設の駐車場で、黄昏泡沫ラッキーマンの車を発見。
ちなみに、車には直前のコンビニで買った缶ビールが…。
⑪9月17日、黄昏泡沫ラッキーマンの自殺遺体を長野県茅野市の山中で発見。
どうだろう?
どこか解せない気がしないか?
なぜわざわざ経営難になってから高級マンションに引っ越したのか?
なぜ最後までベンツに乗ったままなのか?
なぜ自分の子どものような内縁の妻と自分の孫のような長男を自分勝手に殺害したのか?

The key to this case is moving to supercondo after it should become for financial difficulties(この事件の鍵は、経営難になってからの超高級マンションへの引っ越し)!

To be continued...








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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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