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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

ああ日本砂漠-2  Puさんと晋ちゃんの「ヤワラかな関係」!?-4

At first it must be basics of the diplomacy we marry formally, and to make a child(まず正式に結婚して子どもを作ってしまうことが、外交の基本)!

東仙坊、日露平和条約締結のためにも、イヤでも北方領土問題に触れざるを得ない。
これだけ放置し、実効支配させておいて、今さら、何かを言うのもおこがましいが、仕方がない。
そもそも、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島をきちんと読める日本人も少ないのでは?
もっと言えば、志発島、勇留島は?
それなのに、「スターリン下の旧ソ連が日ソ中立条約を侵犯し、四島を武力占拠したんだ」とか、「日本人シベリア抑留と同じ国際法違反なのだから、謝罪し速やかに返還に応ずべき不法行為だ。国際法上、占有する法的根拠などどこにもない」とか、正論を声高に叫んでいて何になるのか?
それだけ理不尽ならば、とうの昔に返還されているのでは?
まさに、世界のパワーバランスそのもの。
ロシアは、締結もしていない「サンフランシスコ講和条約」を持ち出したり、「戦争結果不動論」を唱えたりして、何が何でも返還を拒否。
だからといって、韓国が実効支配したままの竹島、日本が実効支配もどきをしている尖閣諸島同様、自分たちがパワーで奪還しない限り、誰も何もしてくれないのが現実なのでは?
それができないなのなら、相手の状況を熟知したうえでの現実的かつ深慮遠謀的外交交渉、それしかないと思うが、どうだろう?
東仙坊、どうしても気になって仕方がないのが、Puさんの熱視線…。
「北方領土問題を極東シベリア開発のために解決すべき。極東・シベリア地域で強まる中国の影響力を抑えきれない。日本はもっと積極的に進出してほしい」というロシアの積極論…。
「ロシアは尖閣、竹島で好意的中立だ。そのことを日本はわかっているのか? 尖閣で発言することは、結果として中国を利することになるので避けているんだぞ」という腹ヅモリ…。
実際、プーチン大統領側近の知日派セルゲイ・ナルイシキンが、「日露双方が勝ち負けなしの解決を追求すべき。北方領土も一部を引き渡し、日本と関係を強化することは、われわれの国益にかなう」と主張していることにも着目。
そして、マスメディアがやたらと取り上げているPuさんの昨年3月に言及した北方領土問題の「引き分け」も気になるけど、それ以上に注目すべきは、国際平和財団カーネギー・モスクワセンターのドミトリー・トレーニン所長の提唱。
①ロシアは日ソ共同宣言に基づき「2島返還」として歯舞・色丹両島を引き渡す。
②日本は島々でのロシア側の経済活動を支援する。
③両国は四島に共同経済圏を設ける。
④択捉、国後両島は50年後に日本側に主権を移す、香港返還に似た解決策。
すなわち、「香港の発展モデルが中国南部の成長の原動力となったように、北方四島は極東発展の原動力になりうる」と、現在、ロシアには何が何でも日本の技術が不可欠という提唱。
どうだろう?
このカタチを巧妙に活用するのが、日本外交だと思うのは、東仙坊だけではあるまい。
ようは、この時代、すべてが取引なのでは?
たかだか5000平方㎞の北方四島なんて、約1700万平方km強の国土のロシアにとって、中国と150万平方kmの紛争地域を抱えるロシアにとって、まさしくスズメの涙なのでは?
もう一度明言すると、2島返還だろうと、3島返還だろうと、2分の1ずつのシェアだろうと、Puさんのいる間に一歩前進させるしかないはず。
「日本語の引き分け…。非常に哲学的な内容だ。ラグビーの『ノーサイド』のような意味で、北方四島の一括返還は『4対0』だから日本の勝ちとなる。逆に現状維持なら日本からすると『0対4』になる」とかのんきなことを言っていないで、超大国の自負を持つロシアのメンツを立てながら、とにかく北方領土を実効支配をすることが先決のはず。
どうあれ、「早い時期にモスクワを訪れて、10年ぶりに公式首脳会談を開く。首相とプーチン大統領で何とか知恵を絞って話し合ってほしい。勝ち負けなしの解決は大変難しいことだが、知恵を絞れば解決案は出てくる」というのは、真実では?
その意味で、2月7日の日本の北方領土の日を前に、ロシアが「太平洋艦隊の軍艦、戦闘機、砲兵と千島列島の国境警備隊との協力能力向上のため」と千島列島で大規模な軍事演習を実施したのも、表向きは中国へのパフォーマンスで、「早く妊娠してしまえよ、日本」というPuさんからの愛のメッセージだと思わないか?
どちらにしても、日本好きPuさんと丁々発止で外交交渉するには、肝の据わったサムライが必要なのでは?
その意味では、覚悟を決めている安倍晋三首相に大きな期待ができるのでは?
少なくとも、マキャヴェッリの『君主論』を「目的のためなら手段を選ばなくてもよい」とは錯覚せず、きちんと「国家が危機に陥った場合、政治家は国家存続の目的のために有効ならば、手段を選ぶべきではない」と解釈していると思うが…。
Puさんと晋ちゃん、メチャクチャうまくいくと思わないか?
もっとも、その際、これこそが嘉納治五郎の唱えた「自他共栄」と話すこと、「時間を最も有効に利用した者に、最も立派な仕事ができる」と嘉納治五郎が言っていたと言ってもいいが、1891年1月、欧米視察より帰国する船上で、嘉納治五郎に挑戦したロシア人士官が投げ飛ばされたとは言ってはいけないと思うが…。

Only as for the generosity Japanese as for a true friend being able to do it in Russia which is apt to become a world orphan(世界の孤児になりがちのロシアを、真の友にできるのは、日本人の寛大さだけ)!






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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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