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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

彷徨う大和魂-32 「サプア」を水槽に入れて飼い続ける「カンパンゴ」-69

At least in China, the voice of the nation may become the big human undulation(少なくとも中国には国民の人間的な声が大きなウネリになる可能性がある)!

東仙坊、中国とUSAの真意を整理しようとしつつ、ついつい中国国民の声に気を取られ、脱線気味。
そこで、逆にその中国国民の声から、中国の真意を探ることを先にしてみたい。
昨年12月6日、中国国営新華社通信系・新華毎日電訊は、「日本を見る。排斥と敬意」。
侵略されたという歴史のせいなのかどうかわからないが、日本に対して常に何とも言えない不愉快感を持っていた。
相手が日本人だと分かると、いつも心の底から排斥する気持ちが沸き起こっていたのだ。
だが、昨日、日本留学経験のある女医とオシャベリをしていたときに突然、日本に対する敬意の念があふれてきた。
ぜひとも皆さんにお話しして、この気持ちを共有したいと思う。
その女性は訪日したばかりのころ、日本語が全く話せなかった。
語学学校で2ヶ月学んだ後、日本で最も著名な大学院を受験して、英語の試験でトップの成績を収め、見事入学を果たした。
日本は彼女に奨学金を与えてくれた。
彼女と夫は無収入に属するため、日本はかなり安い家賃で部屋を貸してくれた。
彼女は博士課程在籍中に妊娠。日本は毎月、母体の栄養補給のための粉ミルクを2袋、国籍にかかわらず妊婦全員に支給してくれた。出産後も毎月、国籍を問わず牛乳手当を支給してくれたという。
医療条件が最もよい病院で出産することができた。
収入に関係なく、早産で生まれた赤ちゃんは一流の看護を受けることができる。
出産祝い金も受け取った。
覚えておいて欲しいのは、日本は出生地を原則とする国ではないということ。
そこで生まれた子どもは日本人であろうとなかろうと歓迎される。
みな平等に神様が与えて下さった贈り物なのだから、と。
彼女は出産に際して大学院を3ヶ月間しか休まなかった。
日本の法律によると、生後3ヶ月以降でないと1日預けることができない。
看護師が常駐する託児所は収入によって保育料が決まる。
収入がなければ無料。
託児所では全員が同じようにお世話してもらえる。
託児所の保育士も幼稚園の先生もスバらしいの一言だそうだ。
正月に先生へのゴマスリとしてお歳暮などを渡す必要もない。
彼女と彼女の子どもは日本で5年間お世話になり、中国に帰国した。それ以降、日本には戻っていない。
彼女は、日本に頂いた支援、日本で学んだ科学技術を中国人にも体験させてあげたいと話す。
彼女はここまで話すと、胸がいっぱいになってしまったようだ。
彼女だけではない。聞いていた筆者も日本に対する敬意の念でいっぱいになった。
日本に対する印象が根本から覆った瞬間だった。

1月8日、軍事関連net掲示板・米尓社区の「中国の歪んだ愛国主義教育が、純粋な子どもの心をねじ曲げてしまったことを如実に示すエピソード」。
日本人男性と結婚した従姉が、夫と彼の親戚の男の子を連れて中国に里帰りした。
男の子は俊夫という名の小学校1年生。
見知らぬ国で言葉の通じない人々に囲まれて、とても緊張している様子だったが、一生懸命カタコトの中国語で私たちに挨拶し、深々とお辞儀をした。
その姿がとても愛らしく、私たちはいっぺんで俊夫のことが大好きになった。
だが、その従姉の一番上の姉の子、小学3年生の鵬鵬だけは違った。
最初から敵意むき出しの顔で俊夫を睨みつけ、コブシを振り上げると「打倒小日本!」と叫んだのだ。
これには俊夫も周りの大人もビックリ。
鵬鵬の父親が彼を叱ると、「だって、日本人は中国人の敵じゃないか!学校の先生もそう言ってたもん。パパたちは中国を愛してないんだ!」と言って泣き出した。
そこで、「先生が言っているのは歴史だ。今は日本と仲よくしなきゃ。それに俊夫は私たちの大切なお客さんなんだから」と言い聞かせると、「じゃあ、パパやママはなぜ毎日、日本が中国の土地を奪ったから日本製品をボイコットするなんて言ってるんだよ?学校で見せられた教育アニメでも、日本帝国主義を打倒しろって言ってたよ!」と反論した。
幸いなことに、中国語のわからない俊夫に鵬鵬と父親の会話の中身を知られることはなかった。
俊夫は本当にいい子で、自分でできることは自分で全部する。
礼儀正しく、大人を敬い、食事の際は全員が箸をとり、従姉が日本語で「いただきます」と言ってから、自分の箸をとる。それに比べて、鵬鵬はどうだ。部屋は汚い。自分では何もしない。食事は当然のように自分が好きな料理を一人占めし、彼を溺愛する大人たちもわざわざ好物を取り分けてやる。
私たちは「鵬鵬が俊夫みたいだったらいいのに」と心から思ったものだ。
そんな鵬鵬もだんだん俊夫に打ち解け、2人で遊ぶことも多くなった。
お互いに日本語や中国を教え合っている姿を見て、「やっぱり、子どもは子ども同士だ」と安心した。
最後の晩、従姉とその夫は買い物に出かけていて、私たちはみんなでテレビを見ていた。
そこへ鵬鵬が得意げな顔で俊夫を連れてきて「俊夫がみんなに言いたいことがあるって」と言った。
俊夫は顔を赤くしながら恥ずかしそうにほほ笑んで、たどたどしい中国語でこう言った。
「僕は死んで当然の日本人です。僕は中国人に謝ります」
俊夫のこの言葉にその場の大人たちは全員凍りついた。
鵬鵬の父親はすぐさま彼をトイレに引きずって行き、中から「パン!」と引っぱたく大きな音が聞こえた。
真相はこうだ。鵬鵬は俊夫に「みんなが喜ぶ言葉がある」と騙して、あの言葉を覚えさせたのだ。
こんな小さな子どもがここまで日本を憎むとは、あまりにもオカシイ。
鵬鵬の愛国観はすでに歪んでしまっている。
善良で純粋で友好的な日本の子どもを前にして、中国の子どもがどれほど恐ろしい敵意と憎しみを日本に抱いているかを私たちは思い知らされた。
中国の愛国教育はもっと客観的で冷静であるべきではないのか?

1月12日、新浪網、ある作家(?)による「中国はなぜいまだに日本を恐れるのか?」。
ある日、「2050年、日本は中国を滅ぼす」と題された日本のBBS(掲示板)の中国語訳メールで送られてきた。
友人によると、これは安倍晋三首相の対中政策の最終目標だとのことで、日本では話題沸騰だという(?)。
そこで、日本のインターネットサイトで原文をあれこれ探してみたのだが、当該のBBSはおろか、安倍晋三首相の最終目標”の参考資料すらどこにも見当たらない。もしや、文章の出所は中国国内か…?
1972年の中日国交正常化以来、「日中友好」というフレーズが何度となく叫ばれた。しかるに、この現状は一体どうだ。もちろん、責任の9割は日本にあるのだが、中国にもいくばくかの責任があるのではないか?
かつて、仕事相手と議論になったことがある。
「なぜ我々中国人は、日本の一挙手一投足を気にするのか? 」、「なぜ日本の国会議員の発言にいちいち目くじらを立てるのか?」、そこで得られた結論は、結局中国人は、先の大戦が終わって70年になろうというのに、依然として日本を恐れているのだ。奴らはまた攻め込んでくるのではないかと…。
かつて中国は日本軍に徹底的に叩きのめされた。
しかし、その敵を最終的にひざまづかせたのは我々中国人ではない。
アメリカ人であり、ロシア人なのだ。
読者諸君にはこうした発言は愛国的でないとお詫びするが、実際のところ、広島や長崎に原爆が投下されなかったとしたら、日本は中国に白旗を上げただろうか?…だから、21世紀になっても我々は被害者意識から抜け出せない。
そして、いつまでも特別な感情を抱きながら日本を見つめている。
メールを送ってきた友人にはこう返信した。
「現在、軍事力では圧倒的な優勢を誇るのは中国だ(?)。万一日本と戦っても勝つのは我々だし、軍事以外の部分でもいずれ中国は総合的な国力で世界一を獲得する(?)。日本はもう終わった国だ。50年後、中日両国のパワーバランスは今の米英関係のようになるだろう。つまり、超大国と没落した斜陽国だ。中国が日本に負けることは、もう2度とない(???)」
1つはっきりさせておきたいのは、日本人が日本人としての尊厳を持つのは理にかなう主張だ。
もしかしたら、安部晋三首相は日本を本当に正しい方向に導こうとしているだけなのかもしれない。
日本が中国の発展を妨げられなかったのと同様、中国や韓国は、日本のやり方に口出しすることはできないはず。
中国は中国の立場を主張し、尊厳を守る…それだけのことだ。
だが、日本だって同じだろう?
今、すべきことは不要な警戒を解いて交流を進めることだ。日本に学ぶことはまだまだ多いのだから。
「中国人よ、もっと自信を持つんだ」

どうだろう?
少なくとも、中国人は日本と戦争をする気など全くないと感じないか?

The tolerant love of we Japanese might be necessary to let China make the mature large country with true confidence(中国を本当の自信を持つ成熟した大国にさせるには、我々日本人の寛大な愛情が必要かも)!

To be continued...







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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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