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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

緊急プロファイリング  北海道南幌町祖母&母刺殺事件-2

I believe the woman grows up as one human being for the first time by growing up as one woman(女性は一人の女として成長することで初めて一人の人間としても成長する)!

東仙坊、高校1年のときには、「女性は一人の女として成長することで初めて一人の人間としても成長する」と結論していた。
では、男は?
「男は一人の人間として成長することで初めて一人の本物の男になる」。
それが結論だった。
だからこそ、単に自分の恋愛の対象者としての女性だけでなく、少しでも煌めこうと努力している女性をより煌めかせることこそが、男の使命、甲斐性だとも結論していた。
最近、社会進出が著しい女性だが、本当に煌めいている女性のそばには必ず本物の男がいて、どこか煌めきが仄かな女性のそばには本物の男がいないと思うが…。
さて、この祖母と母親を惨殺し、強盗を装い、姉の協力まで得ていた(?)17歳高校2年女子生徒の家に何が起きていたのか?
まさに、現代人の心の芯がメルトダウンしてしまっている状況を、適切に示唆しているようで、東仙坊、本格的にプロファイリングしてみたい。

■北海道南幌町祖母&母刺殺事件

●東仙坊がプロファイリングする、この悲劇の一家の真実

①すべての負のスパイラルは、約18年前に、この家に転居し2世帯生活を始めたときに始まったはず。
そのとき、祖母は53歳、母親は29歳、父親(?歳)、長女は5歳、二女は2歳、三女に至っては、まだ生れていない。
ここで気になるのは、祖母は更年期障害に悩んでいたかもしれないが、まだ53歳の熟女(?)だったはず。
しかし、祖父、すなわち、祖母の伴侶の匂いがどこにもしないのである。
もちろん、今や定番の離婚(?)をしていたのかもしれないし、死別(?)していたのかもしれない。
では、それはいつごろだったのか?
どうだろう?
そのこととこの引っ越しがどこかリンクしていると考えるのは、極めて自然なのでは?
そこで、さらに気になるのが、この新居購入費用。
娘夫婦にそれなりの貯蓄があったようには、全く思えない。
と同時に、この祖母がヤリ手でがっぽり稼いでいたようにも思えない。
その自分の伴侶との離婚もしくは死別で、何らかの臨時収入があったように思えるのだが、どうだろう?
そして、このまだ幼子2人を抱えた娘夫婦と同居することで、その経済的なバックボーンをベースに、娘夫婦との間に明確な主従関係ができ上がったのでは?
そうでなくても、もともと娘、すなわち母親は依存心が強く物心ともに自分の母親、すなわち祖母の言いなりだったから、この引っ越し機にほぼ母親の完全奴隷状態になってしまったのでは?
と同時に、まだまだ一人の女としての自負を誇示する姑である祖母と婿状態の父親との確執も、一気に高まったはず。
おそらく祖母にとって、娘の夫である父親が外見的にも内面的にも自分のタイプじゃなかったはず。
それ以上に、その稼ぎのなさがガマンできなかったはず。
それも、子育てにかかる膨大な費用を顧みず、平気で子どもを創る不躾さに怒りさえ覚えていたはず。
とにかく、祖母と父親との確執は瞬く間に修復不可能なほどの状態になってことは火を見るより明らか。
なぜなら、2人のクッションになるべき母親がその立場をハナから放棄してしまっているのだから当然と言えば当然では?
そんなとき、祖母が父親の顔を二度と見たくなるほどのことが発覚する。
自分たちの生活すら自分たちの力で賄えないみっともない娘夫婦なのに、また子どもができたというのである。
それは、祖母を怒り心頭にさせた。
そして、その怒りの矛先は婿である父親に集中的に注がれた。
なぜ、本来ならオメデタイはずの新たな孫の妊娠なのに、そこまで逆上したのか?
それは、もっともっと稼ごうともしないでよくまたそんなことだけはやっていられるという全面扶養者としての婿への憤慨であり、怠惰な娘への激高であり、自分だってまだ現役の女と思っているのにそれが起きないことへの娘への羨望と嫉妬でもあった。
そして、その怒りは、世間に恥ずかしいことかのような表現となって娘夫婦に襲いかかったはず。
祖母と父親との間の言葉による激しい殴り合いは、すでにグラブを外し素手になっていたはず。
そうして三女が誕生すると、娘夫婦の亀裂は致命的なものになった。
娘夫婦は協議離婚することになった。
それにも、祖母は積極的に関与した。
父親が親権を全部娘に押しつけて逃げ出すことを許さなかった。
もっとも、父親の方もそんな気持ちは毛頭なかった気がするのだが…。
その結果、すでに小学校に通い始め手のかからなくなっていた長女ではなく、二女を連れて父親は出て行くことになった。
そして、このことがどれだけの負のスパイラルを呼ぶかということを、祖母も、母親も、生まれたばかりの三女はわかっていなかった。
もしかしたら長女はなんとなく感じていたかもしれないが…。
というのも、長女の方がどちらかというと母親似のような気がするからである。
どちらにしても、祖母はこの娘夫婦の離婚という結末に「この家の主である私にこんな肩身の狭い思いをさせるなんて…」と恥をかかされた気分になったに違いない。
そして、その祖母の不快感と母親の焦燥感は、そのまま三女を生まれながらの悲運のヒロインにさせることになったはず。
すなわち、三女はその離婚のネガティブなシンボルになってしまったはず。
おそらく祖母や母親にとって三女は父親ソックリに見えたはず。
もしかしたら、実際にソックリなのかもしれないが…?
とにかく、この一家は、娘夫婦の離婚&三女の誕生によって、積み木の家というよりも砂の家になり、機能不全に陥っていたはず。

②三女は生まれながらに祖母と母親のダーツ盤に貼られた父親の顔写真だったに違いない。そのストレスとフラストレーションの解消のための単なるパンチングボールでしかなかったはず。
このような機能不全の母子家庭で見られる多くの現象が、「共依存」の関係である。
お互いに共依存者や被共依存者の役割を臨機応変に持ち回り、他者の価値にのみ依存することで自分の考えを持たなくてすむからである。
それがどこまでも受動的な女同士の世界では、モルモットのブランコの回転と同じでただただ堂堂巡りで解決策はナシ。
その結果、いつか必ず誰かが白雪姫の王妃のように真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ死ぬまで踊らされることになるもの。
どうあれ、生まれながらにネグレクトとチャイルドアビューズを17年間味合わされていた三女が、「Battered Child Syndrome(バタードチャイルドシンドローム:被虐待児症候群)」であったことは間違いないのでは?
この状況下で、抵抗する意欲を失わず虐待を当然のこととして甘んじて受けるようになってない子どもがいたら、その方がもっと恐ろしいのでは?
どうあれ、三女がとっくのとうに「お祈りするカマキリ」であったことは間違いない。
なぜなら、そんな祖母と母親なのにその愛情を欲しがったに違いないから。
そして、そういう子どもが、自然に「Schizotypal personality disorder(スキッツオティパル・パーソナルディザスター:統合失調型人格障害)」になってしまったのムリはないのでは?
実際、家出もせず、これだけ味方してくれている周囲の人びとにも一切訴えず、明るく元気に学業に励んでいたなんて、それの方が不気味なのでは?
三女のツイッターを観る限り、その感情表現に被害妄想的な疑い深さと執拗さと異様さ感じるし、人と関わろうとしていないことは伝わってくるのでは?
とにもかくにも、小公女セーラに対するベッキーのような長女が出現したのだから、この一家の異常さは本物なのでは?
少なくとも、この長女は、「ストックホルム症候群」であり、「リマ症候群」でもあったはず。
そもそも、「世界で一番キレイなのは誰?」的な女だけの世界は、こう言う結果になる運命なのでは?
これを何とか抑止できるとしたら、それぞれの男の存在だったと思うが、どうだろう?
三女や長女にはもちろん、母親や祖母にも本当に愛せる男が存在していたら、もしくは、その中の1人にでもそういう存在がいれば事件は止められたのでは?
その意味で、今、20歳になる二女を育てているはず(?)の三女の父親に、この事件をどう感じているのか?と訊いてみたい気がしないか?
ついでに、二女にも?
もしかして、2人はとっくに別々に生きていたりして?

③この三女の実行した冷酷無比な祖母&母親刺殺事件、それが作為的か不作為的かまだわからないものの、長女が手助けしたということで、「虐待」事件かのようになってしまった。
本能的に我が子を命懸けで守るはずの母親までが我が子を虐待する。
つまり、我が子を母親として育てられない情けないオンナが多い。
そして、そのオンナも自分の母親から虐待を受けている場合が多い。
まるで虐待の連鎖、不幸のバトンタッチ。
この一家では、祖母も、母親も、長女も、三女も、全員が人間性を喪失し心の芯をメルトダウンさせたオンナモンスターになってしまっていたと言っても過言ではない。
それが、お互いに「愛されたい」と欲求しながら「愛されなかった」結果の裏返しだということは、誰にも理解できる。
我が日本人が伝統として守ってきた「家」というソフトでカインドなシステムが崩壊し、機能を失ってしまっているからに他ならない。
では、なぜ簡単にそうなってしまうのか?
東仙坊、一家の中に父親という確固たる存在がないことでは?とついつい思ってしまうのだが、どうだろう?
仮にその父親が経済力や男としての魅力に欠けるタコだとしても、家という傘の下で本気でケンカし合いながら育むものが子育てにおいて大切なのでは?
それをないがしろにすることが、家族全体のコミュニケーション不足に繋がってしまうのでは?
本当にいつのまにかこの一家のような家庭が日本中に広がってしまっているのでは? 
どちらにしても、この事件の核心は長女がどこまで語るかということにかかっているのでは?

④東仙坊、この事件で最も不可解なのが、三女の「躾が厳しくて、今の状況から逃げたかった」という供述。
それはそうだと思わないか?
実の祖母と母親をその寝込みを襲い抵抗されても包丁でメッタ刺しに殺害し、強盗を偽装までしておきながら、なぜ「虐待に遭っていてそのささやかな復讐だ」と言わないのか?
それなのに、なぜ簡単にゲロしてしまったのか?
となると、偽装はあくまで長女の三女をとっさに守ろうとした機転でしかなかったということなのでは?
つまり、三女はオンナならでは狭量な袋小路に追い込まれていて、2人を殺害する以外に問題解決の道を見つけられなかったということなのでは?
選択肢がそれだけでないことを諭せるのは、本物の男だけのはず。
その意味で、三女のそばに本物の男がいなかったことが一番の不幸かも。
どうあれ、すでに指摘したように、三女は列記とした「統合失調型人格障害」だったと思うが、どうだろう?

The providence of all nature must be a plus and negative magnetic balance. It might be the same in a human being(すべての自然の摂理は、プラスとマイナスの磁力のバランス。それは人間においても同じ)!







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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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