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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

ああ日本砂漠-87 ハワイの一番新しい島「ロイヒ島」を空想しながら!?

To think Nature performing the working such as the life in the same way as us to be able to just control a human being must be the haughtiest(我々と同じように生命のような営みを行っている大自然を、たかが人間がコントロールできると考えること自体が、このうえなく不遜)!

御嶽山の水蒸気噴火から1ヶ月。
不運にもも亡くなった方々への追悼の意を表すことは、日本人らしく大切。
誰も活火山に登れ!とは言っていないのにのスタンスの、東仙坊でさえ、さすがにご冥福をお祈りしている。
それでも、我々日本が世界有数の地震と活火山の国であるということへのリアリティをどれだけ本当に持っているのか?ということに疑問を感じることを禁じ得ない。
地元が風評被害で青息吐息だという論調が強くなってきているからである。
やはり、この国も市場原理主義の魔の手に毒され切っていることなのか?
それで、ふと思い出したのが、高校時代に取りつかれていた「ツァラトゥストラはかく語りき」。
その中の「綱渡り」のバージョン。
すでにうろ覚えだが、確か「人間は気がついたときには、綱の上にいることを知る。その高さから下を見ただけで恐怖に慄く。もちろん、後戻りすることも、前に行くことも、そこに止まっていることさえ単に恐怖でしかない。そのとき、どうせ同じ恐怖なら、どうなっているのか、何があるのかさえわからなくても、前に進んでゆくしかない。それが人生でしかない。そして、それすら永遠ではない。やがて誰もが不気味な下に落下するしかないのだから…」というようなことだったはず。
「神の死んでいない」一神教信者で市場原理主義の虜になったヒトびとは、これを「モアベター求めて前向きに生きるポジティブさに繋げ、生きている限り経済活動に勤しめ!」と人間に求めている。
果たして、それが我々日本人の生き方に本当に合っているのか?
結局、人生とは生まれてから死ぬまで「wonder(ワンダー: 驚嘆すべき不思議なモノやヒトやコト、自然界などのミラクル)」の連続でしかないのでは?
一人の人間も、人類も、地球も、太陽系も、銀河系も一刹那でしかないのでは?
だからこそ、生きている限り目を見開いてそれを凝視し続けるしかないのでは?
そして、それをし続けるからこそ、人生は「wonderful(ワンダフル:驚愕の連続)」で「beautiful(ビューティフル)]なのでは?
実際、10月22日、 日本に壊滅的な被害をもたらす「巨大カルデラ噴火」と呼ばれる最大規模の破局的な火山噴火が100年以内に1%の確率で発生するとの予測を神戸大の巽好幸教授(マグマ学)らがまとめ発表した。
最悪の場合、日本の総人口にほぼ匹敵する約1億2千万人が死亡すると試算している。
まさに、我が日本が消滅しかねない危機的脅威でしかない。
何しろ、火山灰などの噴出物は東京ドーム約8千杯分に相当する100億立方m以上、通常の大規模噴火の数倍から100倍以上に当たるというのだから、そうなったら対処の方法などあるはずがない。
それから、噴火後、直径2㎞以上の巨大なカルデラ(くぼ地)を形成するというが、想像のしようもない。
何でも、日本では過去12万年間に熊本県阿蘇、青森・秋田県十和田などで、その「巨大カルデラ噴火」が13回発生。
ともかく、これらの規模と頻度を統計学的に解析し、初めて今後の発生確率を算出した結果が、それとか。
そして、100年以内に1の%確率は首都直下地震などと比べるとはるかに低いものの、いつ起きても不思議ではないと認識すべき数値とも。
もっとも、次にどこで発生するかは特定できないというから、そんなものでしかないのでは?
なお、被害想定は九州中部で起きるケースが最悪で2万8千年前に九州南部で発生した「姶良カルデラ噴火」の火砕流や火山灰の到達域を基に算出したとか。
その結果、2時間以内に火砕流で九州の700万人が死亡。
本州のほぼ全域で偏西風で運ばれた火山灰が厚さ10㎝以上積もり、その重みによる家屋倒壊やライフラインの途絶などで壊滅するとか。
何でも、「巨大カルデラ噴火」は、日本では1万年に1回程度の頻度で発生。
最も新しいのは(?)、7300年前に噴火した鹿児島県南方沖の「鬼界カルデラ」で、このときは南九州の縄文人が死滅し、生態系の回復に1000年近くかかったとか。
それはそうである。
火砕流は一般に半径100㎞の広範囲に及ぶため、噴火後ではいかなる警報も役に立たないはず。
実用的な予測が実現しない限り、周辺住民の全域避難も現実的には不可能なのでは?
事実、内閣府の検討会も、、昨年5月、大規模噴火対策の提言をまとめたものの「巨大カルデラ噴火」については具体策を先送りしてしまったほど。
東大地震研究所前野深助教授(火山地質学)は「噴火を繰り返す可能性が高く、リスクが大きいカルデラは九州の阿蘇、姶良、阿多、鬼界、北海道の洞爺、支笏、屈斜路などだ」と言いつつも、「噴火の周期などは未解明で予測は困難。観測で何らかの前兆現象を捉えたとしても、カルデラ噴火に発展するかを的確に判断するのは現状では非常に難しい」と結論。
名古屋大山岡耕春教授(地震・火山学)は「巨大噴火の予測研究は手付かずの状態。国は研究の充実を急ぐべきだ」と提言。
藤井敏嗣火山噴火予知連絡会会長は「巨大カルデラ噴火の発生確率を統計学の手法で示したのは評価できる。災害規模から見て100年以内に1%という確率は非常に高く、猛烈に危ない状態だと言っていい。ただ、根拠となった過去の噴火のデータベースは精度に疑問が残るところもある。昨年5月、内閣府の検討会で大規模火山災害対策の提言をまとめたが、その後も国の対策が大きく進んだとはいえない。火山学にとどまらず、政治など国レベルで早急に対策を検討しなければならない段階にきている」と弁解。
そして、「地下のマグマの状態を正確にとらえる技術を向上させ、発生メカニズムの解明を急ぐ必要がある」と口を揃えているあたりは、予算が欲しいだけか?
もっとも、このことは鹿児島県の九州電力川内原発再稼働を巡る議論でも表面化。
原子力規制委員会は、7月、九州で巨大カルデラ噴火が発生する可能性は現時点で十分に小さいとする九州電力の見解を妥当としたが、火山学者からは「リスクの認識を誤っている」と疑問の声も。
どうだろう?
誰も彼もが、「何万年先のことなどオリャ知らない」と言っているようなものでは?
だからこそ、核燃料棒の最終処理場さえないままに原発を再稼働してゆくのでは?
そのリアリティのなさには、改めて反吐が出てくるが?
実際、今だって桜島や霧島連峰をはじめ、蔵王山、秋田駒ケ岳、吾妻山、八甲田山などの火山活動が活発化しているのでは?
それはまるで9世紀の日本のようだとか?
また、過去マグニチュード9以上の地震は7回発生していて、その数年後には巨大火山噴火が必ず1度か2度は発生しているのでは?
そこで、もう少しリアリティを持つために、誰もがご存知のハワイ島キラウエア火山の溶岩流の実態を観るべきなのでは?
ハワイ語で、「キラウエアとは山から頻繁に溶岩を吹き出すとか多くまき散らす」という意味だと言う通り、20世紀中に45回の噴火が記録され、1983年1月にプウ・オオ火口から始まった噴火は幾度かの活動の不活発化はあるものの現在も継続。
カラパナの町を埋め尽くしてしまった1990年の噴火、2010年の噴火では、溶岩は南の海側方向へ流れて行ったはずだったのに、それが6月27日に新たに生じたプウ・オオ火口の割れ目から溶岩が流れ出し、反対側にあるカオヘ・ホームステッド住宅地へ向かって進み始めたというのである。
そして、その悪魔の舌なめずりのようなゆっくりとした不気味な真っ赤な炎を隠した黒っぽい溶岩は、この10月26日午前9時(日本時間10月27日午前4時)、ついに近くの村の主要道路から直線距離で760mの所まで緑の大地を焦がし炎を上げながら急接近。
そのために、10月28日には言い知れぬ愛おしさのある小さな町だったオールドパホアの街に避難勧告が出されるとか。
では、今後どうなるのか?
この状況を調査し続ける地質学者ですら、どうなるかわからないとか。
それに対し、そのパホアに住むロコなる地元民たちも、「全ては火山の女神ペレのお導き。ここまで1人の負傷者もいないこともその証」と何十年も住み慣れた町をほぼ諦めムード。
それはそうである。
その火山の女神ペレの魂の眠るキラウエア火山のやっていることである以上、何らかの意図があってなされていることなのだとか。
全長17m、幅140m、毎時10m強ほどのスピードで1093℃という高温を保ちながら1日250mずつ進んでくる溶岩流、今までも無人地帯を選んで進んできたのだから、うまくいけばこのまま130号線を超え、ハワイアンショアーズ分譲地とハワイアンパラダイスパーク分譲地のちょうど間の無人地域を進み、やがて海へ流れて出る可能性も残っているのだとか。
どちらにしても、パホアの町がグシャグシャになることはすでに覚悟。
しかし、ロコなる地元民たちはもう言っている。
「また困っている隣人同士手を差し伸べ会って、水や食べ物を分け与え合って、目の前に困っている人をまず助ける。自分のできることをする。余計なことを考えないで、今できることをする、今すべきことをする、先を憂いていても仕方ない。みんな火山とともに生きているオハナ(家族)なのだから」と町の再興を誓い合っているというから、ワンダフル。
実は、東仙坊、正直、そんなに行った経験があるワケではないが、ハワイアン航空の東京羽田-ハワイ島コナ線への直行便が就航したら行ってみたいと思っていた町がパホアだったので、かなりショック。
もしかしたら、これも2004年ごろのUSA住宅バブル期に、USA本土からリタイア組のニューリッチ層の住民たちが加わって、ヒロから車で30分くらいの昔ながらのオールドパホアをグジャグジャに変えたせいなのでは?と勝手に恨み節。
そ、そ、そんな中で、不躾でも最も感銘を受けたのが、ゴージャスな墓地をグシャグシャにしている溶岩流の映像…。
だから、死んでも墓などいらないという自信が確信に変わったから。
それを裏づける予兆がある。
ハワイ諸島の北西にはロシア・カムチャツカ半島沖の千島海溝まで延々5000㎞も続いている長い海山列があるのだとか。ちょうどハワイ島の南東にある海底では、今、ブクブクと火山性ガスを吹き上げている海山が成長を続けていて、すでに海底から3000mの高さになっているとも。
そして、ロイヒと名づけられたこの海山、あと1000mほど高くなれば、最も新しい島としてハワイ諸島に仲間入りするのだとか。
もちろん、自分が生きている間にその瞬間を観ることはできないに違いないが、それが自然の法則なのでは?
どうだろう?
日々ゆっくり生きたくならないか?

Like the local people who is Hawaiian local people, it is all important to think with a thought of goddess Pele of the volcano(ハワイの地元民であるロコのように、すべては火山の女神ペレの思し召しと考えることが大切)!






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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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