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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

検証プロファイリング 東京世田谷60代夫婦無理心中事件-2

It must be impossible that true child care is by own all family, because each of family is so selfish like this(こんなに家族がそれぞれにジコチュウでは本当の子育てなど不可能)!

■東京世田谷60代夫婦無理心中事件

●現時点で知り得る限りの事件の時系列的概要

①昨年12月2日午前10時過ぎ、大阪府大阪市中央区の駐車場(?)で、オトコが飛び降り自殺しているを発見。
その所持していたIDから、東京都世田谷区船橋に住む、職業不詳(?)、金子文雄(66歳)と判明。
また、そばにオトコの子どもに宛てたと思える「おわびのしようがない。けじめはつける」とのメモ。
②大阪府警が、そこで自宅に連絡するも、応答ナシ。
そのために、長女(32歳)を探し当て連絡。
そして、長女が自宅と母親の携帯電話に連絡するも、応答ナシ。
やむを得ず実家に長女が向うも玄関は施錠。
しかし、12月2日午後4時ごろ、まだ実家の鍵を持っていた長女が家に入り、2階の寝室のベットの上で、母親(62歳)が仰向けに血だらけの状態で倒れているのを発見。
母親の顔には激しく殴られた痕があり、かたわらにバール。
そこへ、やってきた長男(30歳)が「母が亡くなっている」と110通報。
警視庁成城者が駆けつけ、ほぼ無理心中と確定。
そうなると、夫婦のプライバシーということですべてが片づけられるのか、以後、一切の情報もナシ。
もちろん、司法解剖の結果も未公表。
何もかもが、蚊帳の外…。
現場、小田急線千歳船橋駅から約600mほど、小田急線経堂駅の西約1㎞のマンションや戸建て住宅の並ぶ住宅街。
妻の顔には殴られた痕が数ヵ所あり、死後数日が経過したとみられているということと夫婦だけの2人暮らしだったということが、最終情報。

●東仙坊がプロファイリングするこの事件が象徴する我が国の家庭の現状

①66歳と62歳の老夫婦で、別居する32歳長女と30歳長男がいるということは、すでに祖父母である可能性も高い。
どうあれ、全部で何人の子どもと孫がいるかもわからないが、結婚して30年以上であることは間違いない。
そんな長年連れ添った妻の顔をバールで撲殺するとは、夫に相当の動機、強い殺意があったあったと考えざるを得ない。
無論、所詮、他人同士の結婚。
その2人の間にどんな確執があったのか?は、想像の域を超えない。
人間が1人として同じ人間がいないように、夫婦も千差万別。
誰にも理解できない何かが2人の間にあったことは確実。
そして、残虐非道に撲殺したことで、そこの愛情のカケラが微塵もないことも確実。
つまり、突然、ガンと宣告された妻を見るに忍びなくてというような動機ではないことだけは、間違いない。

②では、表面上は仲睦まじく一緒に犬散歩をしていたという2人に何があったのか?
考えられる動機を、2人暮らしの60過ぎの老夫婦ということで挙げてみたい。
1)夫に若い愛人がいることが妻にバレてにっちもさっちもいかなくなった?
ありうるが、それなら流行の熟年離婚をするか、巧妙に資産を持って愛人のところへ逃げればいいだけ。
2)全くその逆で、すでにsexレスなことに不満を持っいた妻が若い情夫とつき合っていたことを知ってしまった?
これもかなりありうる。
62歳では性的欲求もまだまだかなり強いはず。
この場合、日本のほとんどのオトコどもはみっともないことに自分のことを棚に上げ一方的に逆上しがち。
3)夫婦の老後の生活のために準備していた貯金を夫婦のどちらかがヒマを持てあまし、黙ってギャンブルやショッピングや孫に遣い過ぎて取り崩してしまった?
どうだろう?
その残虐な殺害方法、一瞬のうちで妻との30年以上の夫婦生活、30歳を超えた子どもたちやカワイイ孫たちとの関わり、妻の62年の人生、自分の66年の人生、何もかもに「back space」か「delete」とボタンを身勝手に押したことを考慮すると、そのくらいが動機では?
まさか、子どもや孫と同居できないことかそのプレゼントのこと、自分たちの旅行の行き先か食事のことで、そんな殺し方をできないのでは?
どちらにしても、口ゲンカで終わらなかったことに、空恐ろしさを覚えるのは、東仙坊だけではあるまい。
どうあれ、この老夫婦が日本中にゴロゴロいる典型的な外面いい夫婦の仮面夫婦であったことは間違いないのでは?
とにかく、どう考えても、今、我が国の家庭の中で、とっくに大事な何かが喪失してしまっていると思うが…。
そして、この2人の子どもや孫たち(?)は、一体どんな気持ちでこの正月を迎えたのか?
それを考えると、本当に罪深い夫だと思わないか?
 
実は、この事件をあえて取り上げたのには、重要なワケがある。
我が大甘政府が、年明け早々、子育て支援策について今年度に約5千億円を投入し、保育所整備などを加速し、安倍晋三政権が重視する女性支援を後押しするのが狙いと言い出したからに他ならない。
何でも、4月開始の「子ども・子育て支援新制度」を実行し、保育園の新設のほか、幼稚園や保育園を統合した「認定こども園」への補助や保育士の処遇改善などを進め、2017年度までに待機児童の解消を目指すなのだとか。
というのも、厚生労働省の調査では、新制度に沿って各自治体が保育所を整備しても、2017年度に0~2歳児で保育の受け皿が約5万人分不足する見通しなのだとか。
実は、東仙坊、こんな世相なのに子どもを産む奇特な(?)女性だけをとにかく優遇しようとする行政の姿勢に抵抗がある
一体どこに有能な保育士や幼稚園教師がいるのか?
それより何より、これだけロクでもない子育てを満足にできない親たちになぜ物質的にばかり甘やかすのか?
どうせ誰も言わないだろうから、東仙坊、言わざるを得ない。
こんな世の中に子どもを産むことなどできないと断腸の思いで意識的に出産しない女性だって、いっぱいいるのでは?
この世界の一体どこに本物のユートピアや本物のパラダイスがあるの?
そもそも、物質的に甘やかすからこそ、本物の親に成長しないのでは?
本気で子育てで苦労するからこそ、自分たち自身が逆境に強い忍耐強い人間に成長し、子どもに忍耐や修養を教えられるようになるのでは?
なぜ、ここまで「児童虐待」が増え続けているの?
それも、「心理的虐待」、「身体的虐待」、「ネグレクト」、「性的虐待」と何でもあり。
そして、最も多いのが、言葉による脅しや無視といった「心理的虐待」というから、ハナから親の資格ナシなのでは?
実際、2013年度児童相談所への虐待相談対応件数計7万3802件のうち、「心理的虐待」は2万8348件と全体の約38%
また、兄弟姉妹間で差別的な扱いをしたり、子どもの目の前で家族に暴力をふるうDVなども「心理的虐待」に含まれるとか。
ちなみに、2番目が、殴る蹴る激しく揺さぶる「身体的虐待」で2万4245件約33%
3番目は、炎天下の自動車内に乳幼児を放置したり、食事を与えないなどの「ネグレクト」で1万9627件約27%
最後は、東仙坊、最も憤怒させられる「性的虐待」。
もっと詳しく言おう。
厚生労働省集計の児童相談所虐待対応件数は、被虐待者の対象を「18歳未満」。
そこで、被虐待者を「0~3歳未満」、「3歳~学齢前」、「小学生」、「中学生」、「高校生・その他」の5つに区分すると、2013年度最多は小学生で2万6049件約35%
それに、3歳~学齢前1万7476件約24%、0歳~3歳未満1万3917件約19%を加えると、な、な、なんと全体の4割超
しかも、虐待加害者側をみると、実母が4万95件約54%で最多
実父2万3558件約32%の約1.7倍。
実母が再婚した相手や内縁の夫などを含めた「実父以外の父(?)」も4727件約6%。
さらに言うと、2003年7月~2013年3月、児童虐待で死亡した子どもは546人
そして、生後1ヶ月未満111人と2割
そのホシは母親が101人91.0%
そのうち、実母19歳以下が28人、「望まない妊娠だった」74人
実父に関しては、所在不明が大半、年齢すら不明が77人69.4%
こんな現状なのに、なぜこんな母親になるべきではないとしか言えないオンナどもに子どもを産ませるの?
これもそれも、机上で少子化で大変だ! 大変だ!、国難だ!とバカ騒ぎする無能な官僚どものバカさ加減が問題なのでは?
昨年の出生数は約100万1千人で戦後最少だったとか、団塊ジュニア世代に第3次ベビーブームは到来しなかったとか、出産可能な年齢の女性が減れば出生数の大幅増は望みにくいとか、昨年の婚姻数は戦後最少の64万9千組だとか、このままでは年間50万人を下回ることになり100年後には25万人にも達しないとピントのずれた戯言自体が問題なのでは?
どうだろう?
多くのヤングレディが、この人の子どもがどうしても欲しいとか、この美しい国で子どもを育ててみたいとか、なぜ思わないのか?
その答えは、単純明快なのでは?
そんな気持ちにさせてくれる男が本当に少ないことが一番の問題なのでは?
ようは、モラルやハートのある魅力的な男がいないのでは?
すべては心の未成長が原因なのでは?
第一、そうでもなければ、結婚して子どもまで産んだ女性がなぜ簡単に別れるの?
東仙坊、日本人を必要以上に恐れたUSAの思惑だったのでは?と本気で疑っているのだが…。
どうあれ、修養をオロソカにした戦後教育の失敗の結果なのでは?
いくら安倍晋三政権が「2060年に1億人程度維持」との政府目標を掲げたところで、「身体的虐待」、「性的虐待」、「ネグレクト」、「心理的虐待」を受ける子どもばかりが増えて、どうするの?
長期ビジョンで合計特殊出生率を2020年に1.6程度、2030年に1.8程度、2040年に人口が一定となる2.07が達成されると道筋を示したところで、何になるの?
そもそも、子育てを物質的に支援したところで、子どもがハッピーになるの?
いい加減、もうわかるべきでは?
本気で子育てに勤しんでいる女性は、とにかく人に頼らず自分で我が子を何が何でも自分で育てるという心身ともに強い意志を持っていると思うが、どうだろう?
どちらにしても、子育て支援にばかりに税金を投じるということは、子どもを作らずに必死で社会貢献をしている女性たちへの新たな差別に繋がるのでは?
1月5日、高知県警土佐署は、同居する義理の82歳母の両手足を粘着テープで縛って暴行し殺害したとして、高知県いの町枝川の介護士前原美和子(49歳)を逮捕。
何でも、1月3日午後11時ごろ、「オムツを替えようとしたら暴れたのでやった」と自宅居間で義母の手足を粘着テープで縛って顔を殴ったというから、何をかいわんや。
夫(54歳)が1月4日夕に帰宅した際、母に意識がないのに気づき119番。
ちなみに、一家は、姑殺し、義母、夫、娘の4人暮らし
どうだろう?
メチャクチャ皮肉な蛮行だと思わないか?
とにもかくにも、「児童虐待」を阻止するためにも、お金ではないのでは?
無論、東仙坊、これに憤怒するのは、そのために自分のわずかな年金がさらに減少することからなどではない。
また、先に早く増やしてあげるべき介護士の給料をなかなか上げないからでもない。
子育てや結婚が経済的な問題かのように決めつけることが問題と言いたいだけ。
そもそも、本当に現代社会の腐り方、世界のカオスを真剣に考えたら、子どもを産まない決断をする女性の方がよっぽど人間的なのでは?

Only abuse remains to children when we don't let I let a parent become independent together and make mind and body patient(心身ともに親を自立させ忍耐強くさせないと、子どもたちには虐待しか残らない)!
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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