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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

検証プロファイリング 19歳名古屋大女子大生高齢女性殺害事件-1

Oscar Wilde said “Life is not complex. We are complex. Life is simple, and the simple thing is the right thing(オスカー・ワイルド曰く「人生は複雑じゃない。私たちの方が複雑だ。人生はシンプルで、シンプルなことが正しいことなんだ」)”

長崎県佐世保市で昨年7月20日、被害女子生徒の父親が代理人弁護士を通じ、「徳勝もなみの公開の裁判を開いてもらいたい」という手記を公表。
「悲しみも寂しさも変わらない。今後の司法手続きについて厳罰を望んでいる。理不尽に娘の命、将来を奪った罪は重大だ」と刑事裁判を要求。
その徳勝もなみは、昨年8月から1月16日まで長崎県外の医療施設で鑑定留置。
同級生女子生徒への殺人では処分保留とされたものの(???)、「父親を殺して解体するつもりだった」と供述する実父に対する殺人未遂で1月20日に再逮捕。
再び検察が長崎家裁送致し、家裁が刑事処分相当と判断すれば検察官送致(逆送)され、起訴されれば公開の刑事裁判で審理されることになるというのだが…。
一体どうなることやら?
また、北海道南幌町の祖母と母親を刺殺したとして、殺人で札幌家裁に送致された高2女子生徒(17歳)について、1月21日、医療少年院送致とする保護処分を決定。
決定理由で、栗原壮太裁判長は「祖母と母から虐待を受けていた事実があり、殺害に至る経緯や動機に影響している」と認定。「検察官送致(逆送)をして刑事責任を問うよりも、治療などによる社会適応が必要」と判断。
少年法では、故意に被害者を死亡させた16歳以上の少年は原則、逆送すると規定。
考慮すべき事情がある場合は例外的に保護処分にできるのだとか。
付添人弁護士は、「加害女子生徒は虐待によりPTSDを発症している」と主張。
札幌地検は鑑定留置の結果、「生徒の刑事責任能力に問題はない」と判断し、昨年12月25日に家裁送致。
それらに対し、栗原壮太裁判長は、決定理由で、「生徒には事件当時、完全に責任能力があった」と認定。
「原則として逆送すべき事案。結果は極めて重大で、計画性も認められる」と前置きしたうえで、「虐待が及ぼした影響」を指摘し、「精神状態や年齢を考えると刑事処分は相当でなく、医療少年院に送致して治療や矯正教育で社会適応を図るべきだ」と判断したというのだが…。
付添人弁護士によると、生徒を調査した家裁調査官は報告書で「壮絶な虐待」と記載。
「決定は治療を受けながら更生にもつながり、順当な判断だ」と評価しているというのだが、こちらも果たしてどうなることやら?
さて、そんな2人の逮捕後のプロセスに安心したのか?
あるいは、2人に挑戦し、私の方が本物よと証明したかったのか?
またしても、本物の未成年女子サイコパスによる殺人事件が起きた。
東仙坊、放っておくワケにはおけないと、必死でプロファイリング。

■19歳名古屋大女子大生高齢女性殺害事件

●現時点で知り得る限りの事件の時系列的概要

①19年前、宮城県仙台市青葉区上杉の中心部からほど近い高級住宅街にある豪邸で、大内万里亜なるマスキュリン・バージンが誕生した。
父親は、東北大学の講師を経て、現在はマンション経営。
母親は、長い間、生協に勤め、現在は生協役員(?)。
2人は、仙台市の高校を卒業し、同じ東北の大学(?)の農学部の同級生で、卒業と同時に結婚。
祖父は、物理学者で、東北大学教授、岩手大学名誉教授を歴任し、2003年2月、心臓疾患で84歳で死去。
祖母は、仙台市では高名な画家で、ピアノ教室と絵画教室を主宰。
そして、敬虔なプロテスタント。
それゆえ、聖母マリアから、マリアと名づけたに違いない。
ともあれ、マスキュリン・バージン一家は、その祖父母の豪邸の別棟で、2歳下の妹と2世帯同居。
また、父親は東北大学農学部大学院に進み、畜産学の専門家として家畜の品種改良に専念、USA留学を経験し、30歳を過ぎても学者バカ。
また、祖父母は、同じ青葉区内に3階建てマンション、作並温泉に別荘も所有。
その別荘には、祖母のアトリエ。
それゆえ、やがて父親はその祖父母の不動産を中心にマンション経営に転向。
②8年前、マスキュリン・バージン小6のとき、同じ仙台市青葉区の北西部に新築した現在の家に転居。
祖母は、マスキュリン・バージンに100万円のグランドピアノをプレゼント。
そして、父親の兄からピアノレッスン。
かなりの才覚を示し、ショパンが好きで、「別れの曲」が得意だったとか。
ともあれ、この祖母と離れて暮らし始めたことは、マスキュリン・バージンに大きな影響を与えたことだけは確か
また、父親はマスキュリン・バージンの小学校のPTAの役員。
マスキュリン・バージンは学区内の公立中学に行かず、旧居近くの地元名門高校に多数進学をさせているという
公立学校に越境入学。
直線距離で2㎞の道のりを通学

このことが、マスキュリン・バージンに心的な大転換を与えたことは確か
「護身用だ」とカッターやハサミを制服ブレザーの胸ポケットやカバンに常時携帯
2008年6月、中1のとき、東京・秋葉原で無差別殺傷事件が起きると激しく反応。
事件翌日、学校で『あれ見た? 凄いじゃん、あの加藤って』、『あんな人に会ってみたい。ゾクゾクする』と大興奮していた」とか。
「マスキュリン・バージンはサバサバして男っぽく、女としてみられていなかった。中2のころ、netで10年前の佐世保事件の加害者少女の名前を知ったらしく、『辻菜摘は凄い』と話していた」とも。
中3になると、「サリンがどうとか、薬品の話もするようになった。話し出すと突然スイッチが入って止まらなくなり、呼びかけても無反応。自分の世界に入り込んでいた」とか。
「『今日はサカキバラの日』と言うので何かと思ったら、あの殺人やった人のこと(1997年神戸連続児童殺傷事件のホシ酒鬼薔薇聖斗)。高校時代に会ったときは財布に酒鬼薔薇の写真を入れていて、『酒鬼薔薇と秋葉原事件の聖地巡礼に行きたい』と話していた」とも。

それだけじゃない。
すでに、「誰でもいいから人を殺してみたい」と言い始めていたというから、何をかいわんや。
実際、事件後、マスキュリン・バージンは、「子どものころから(中学生のころ? 小学生のころ?)、人を殺してみたかった」とか、「事件に使用した手斧は室内でケースに入れて保管していた」と供述。
それだけじゃない。
友人の猫のシッポをハサミで挟み、笑ながら「切ってみたいなぁ」とか、「毛を全部剃って同じ毛が生えるか調べてみたい」と言っていた。
マスキュリン・バージンが拾って飼っていた猫にはシッポがなかった。
マスキュリン・バージンに自宅周辺では猫の謎の死が続出。
5~6年くらい前、猫2匹が、車で轢かれたワケではないのに頭を潰され道路の真ん中で口から少量の血を流して一緒に死んでいた。
3年前にも猫が1匹が白っぽい液体を背中にかけられて背中をただれさせて帰ってきてそれを猫が舐めたら激しい嘔吐を繰り返し1週間後に死んだ。
同じ時期に、前足とシッポを痛めつけられてフラフラの状態で帰ってきた猫も死んだ。
実は、名古屋のマスキュリン・バージンの自宅周辺でも、「マスキュリン・バージンが猫をイジメている」という目撃情報が警察にあったというから、ただただ戦慄。
また、2004年に長崎県佐世保市内小学校で同級生少女をカッターナイフで殺害する事件を起こした11歳の辻菜摘の情報に夢中だったとも。
どうあれ、中学では学年で常時10番以内の成績で、特に数学は95点以上だったとも。
芸能人やテレビには無関心で、ギロチンなど世界の処刑の仕方、イエス・キリストの磔刑に興味を持っていたとも。
ハムスターに薬品をかけたり、薬品を飲ませたりしたし、特にタリウムに興味を持ち、何g使うと人体にどういう影響が出るとか、目が見えなくなると言って、2005年静岡で発生した少女が母親にタリウムを飲ませた殺人未遂事件の情報をwebで探していたとも。
オウム真理教に関心があり、「サリン事件をやってみたかった。あのとき、一緒にやれればよかった」と言っていたとも。
殺人の方法を研究し、「包丁をカラダに刺すときはただ刺すだけじゃダメなんだ。刺した包丁ごと回転させることによって、圧力がかかって死ぬんだ」と力説していたとも。
毒キノコ図鑑を熱心に研究していたとも。
東仙坊、とりわけ着目するのが、次の5点。
1)ほとんど鍵っ子で、妹といつも外食していたということ。
2)神聖かまってちゃんというグループの「夕方のピアノ」という曲がお気に入りで、「死ねよ佐藤」というフレーズを繰り返し、カラオケでも歌っていたということ。ピアノの上手な年下の男の子に片思いし(??)、その子のコンサートパンフレットの顔写真を携帯の待ち受けにしていたということ。
3)自分の部屋をゴキブリやハエでいっぱいの臭いゴミ屋敷にしていたということ。
4)髪はいつもボサボサで、襟や裾が真っ黒のブラウスやシワシワグシャグシャの制服をいつも着ていたということ。
5)中学の卒業式の前日だった3.11のとき、「家がグチャグチャだ。私もうすぐ死ぬんだ」と友人にメールしていたこと。
それ以上に、その卒業文集の「部活動の代わりに」の字体が、どこから見ても、精神分裂のようであったこと。
そして、いつも独り言を言い、机に「死」と彫り込んで弁償させられていたということ。

④幼稚園から高校までの一貫校、宮城県私立聖ウルスラ学院英智高等学校というキリスト教学校に入学。
高2の2012年6月、マスキュリン・バージンの同級生男子生徒が「カラダがだるい」と訴え始めた。
2012年10月、杖がないと歩けないほどの視力低下で入院。
そして、2012年12月5日、休学。
そのうえで、被害届を提出。
タリウム中毒とされ、宮城県警は捜査を開始。
すると、理科室にない薬品? 学校管理の薬品について事情を聞くも? 未解決。
マスキュリン・バージン自身、周囲に「警察がきて、話を聞かれた。先生にも呼ばれた」と言っていたのに、メチャクチャ不可解では?
それだけじゃない。
静岡のタリウム少女が05年に読んでいたと報じられたUKの連続殺人犯についてのノンフィクション「グレアム・ヤング 毒殺日記」を愛読し、「何度も読み返している」と内容を同級生に話してもいたというのでは?
やはり、徳勝もなみと同じこと?
どうあれ、その男子生徒、2013年7月になんとか復学するも、自由に体を動かすことができず、2014年3月に特別支援学校に転出。
そこで、生徒が「普段から薬がどうこう話している『薬オタク』とか『薬局』と呼ばれているマスキュリン・バージンがアヤシイ」と学校に言うも、学校はそのままもみ消し。
今回の事件後、マスキュリン・バージンが「高校生のころ、同級生に毒を盛ったことがある。その同級生が体調を崩し、学校にこられなくなった」と供述すると、初めて、校長が「マスキュリン・バージンと同じクラスだった男子生徒が薬物の影響とみられる症状で入院していた。男子生徒は視力が低下するなどの障害が残った」と公表。
そして、これらの出来事を公表しなかった理由として、「在校生に動揺を与えたくなかった」と事なかれの解答。
そうしたら、高校では過去3年ほどの間に生徒が目に大ケガを負うトラブルが発生していたというから、何をかいわんや。
結局、こういうヤカラどもが、サイコパスを養成することだけは間違いナシ。
事実、宮城県総務部私学文書課が、今回の事件報道を見て初めて知り、高校に問い合わせたら、「事件に当たらないと判断した」と言われたというのだから、唖然。
SNSに「とにかく辛い、目が見えない」と書き込んでいるという男子生徒、今年4月から4年制大学に入学するというから、ただただガンバって!と願うだけ。
⑤マスキュリン・バージンは、名古屋大学理学部に現役合格。
そのスバらしい高校でトップクラスだったというのだから、当然か?
オメデトウ、メチャクチャ人間的な宮城県私立聖ウルスラ学院英智高等学校!!!
ともあれ、昨年4月、マスキュリン・バージン、名古屋市営地下鉄名城線名古屋大学駅から西へ約1㎞の住宅街、愛知県名古屋市昭和区のアパート1階で1人暮らし開始。
な、な、なんとその家賃が6万円ちょっと。
学校近くには、1人暮らしの名大生のための家賃3万~4万円のアパートがたくさんあるというのに、かなり贅沢。
しかも、バイトしている雰囲気は皆無だから、摩訶不思議。
その19歳のプロフィールは、マスキュリン・バージンが入学と同時に始めたtwitterなどのプロフィールに委ねたい。
自己紹介:上中→聖ウルスラ→名古屋大学理学部1年(今ここ)→名古屋大学大学院→自宅警備員→刑務所→(?)拘置所
血液型:A型
特技:しりとり
趣味:薬品コレクション(?)
今後の目標:警察のお世話にならないようにガンバります
ひとこと:私は清楚です
そして、名古屋大学リーダー部(応援団?)1人の女性部員。
それから、そのtwitterのアドレスが辛辣。
「オオウチ@thallium123 」。
thallium(タリウム、原子番号81の元素)。
硝酸タリウムはネズミ駆除などに使用されていて、入手困難の厳しい劇薬。
タリウムを摂取すると、神経系にダメージがあり、体中いろんなところがオカシクなるとか。
視力低下、胃痛、歩行困難。
ちなみに、かつてKGBは、放射性タリウムを毒殺用毒物として使用。
有名な例では、元KGB工作員ニコライ・ホフロフが1957年に放射性タリウムを盛られ、瀕死の重態となったが一命を取り留めたものの2007年に死去。これは、初めて公式に確認されたKGBの放射性元素による殺人事件(?)。

Oscar Wilde said “Most people are other people. Their thoughts are someone else’s opinions, their lives a mimicry, their passions a quotation”(オスカー・ワイルド曰く「ほとんどの人々は他の人々。彼らの思考は誰かの意見、彼らの人生は模倣、そして彼らの情熱は引用」)!

To be continued...





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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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