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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

ああ日本砂漠-128 中国の大ウソを擁護する日本のマスメディアのウソ八百-3

While we call the world one comfortably, the Japanese soul must be polluted for Friday by countries of the no holds barred(世界は一つとノホホンと言っている間に、金のために何でもありの国々によって、どんどん日本人の魂は汚されてゆく)!

東仙坊、すでに再三再四、市場原理主義の世界では、いかなる国も自国の国益のためにしか動かないと断言している。
簡単に言えば、それぞれの国がそれぞれに金のためにはジコチュウこのうえなく、そのためには顏の泥を塗ったり、生殺しのヘビに噛まれたり、煮え湯を飲ませられたり、軒を貸して母屋を取られたり、後ろ足で砂をかけられたりすることは、年がら年中。
その意味で、世界一のお人好し国家の我が国には、平和ボケ丸出しに世界ユートピア発想のようなものがあって、大量のネギを背負った世界のカモ。
実は、歴史も同じ。
歴史などというものは、すでに終わってしまっていて、こうあってほしかったとか、こうなるべきだったとか、後で言ったところで、どうしようもできない、何もできないもので、それでも確かに存在しているもの。
あえて言うなら、生まれるときに、その国、その地域、その親、すべての条件を選べないのと同じ。
ただただ、それぞれが1人の人間としてそれなりにつき合うしかないのもの。
そこには、いかなるドラマチックな物語もなく、金がすべてのアングロサクソンじゃないが、単なる事実として謙虚に受け入れるしかないもの。
極論すれば、1人1人の心の中でどう考えるかの問題であって、他人からどうこう言われるものではないもの。
ところがである。
あろうことか、我が日本人は、古から中国に、明治維新後はドイツに学習してしまったから、最悪。
なぜなら、中国もドイツも歴史認識にやたらこだわる民族。
中国は、その独特の中華思想と事大主義で、今そこにあるのは古代と近代だけ。
特に、中国はその5000年にわたる大中華正統史の物語をやたらと自慢するが、その隋・唐は鮮卑族で、元はモンゴル族で、清は満州族で、自分たちの漢民族の王朝など宋と明の2つだけ。
それだって、多数の異民族が入り乱れ、中国の正しい歴史なんて、異民族が創り上げた歴史的事実ばかりで、純粋な漢民族の歴史などないも同然。
だからこそ、この21世紀に、漢民族の「大中華の夢」などという幻想を声高に叫んでいるのでは?
それこそ、何が「南シナ海は古代から中国の領海だ」だと思わないか?
ゲルマン民族のドイツだって、似たようなモノ。
ナチスのホロコーストで明らかになったように、旧約聖書の神の民であるユダヤ人を滅ぼそうとしたり、その贖罪から戦後はEUのリーダーを目指し、東ドイツ人だけでなく東欧人を労働力にし、現在、中東の難民を大量に受け、EUの中でもとりわけ太っ腹で人道的な大国を標榜しているのでは?
そして、中国とドイツに歴史的に共通することは1つ。
他国との戦争に勝利したことがないという事実。
中国はありとあらゆる他国に蹂躙され、ドイツはナポレオン戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦でもあえなく敗戦。
どうあれ、そんな中国とドイツに学習してしまった日本人の中には、必要以上にその歴史にこだわり、誇大に自己流解釈し、歴史はこうだったはずとエラそうに吹聴するサプア人のような方が多いから、実に始末が悪い。
誰がどう言おうと、歴史はそれぞれに自分の心の中で凝視すればいいだけなのでは?
その点で言うと、歴史のないUSAは極めて合理的で功利的。
国益のためなら、朝令暮改、毀誉褒貶など当たり前。
そう、さすが金のためなら何でもありのジコチュウな現代人の代表格。
オバマ大統領を観ていればよくわかるように、優柔不断で、臨機応変。
とっくの昔に、福沢諭吉が、「夜陰に人を突倒してその足を挫き、翌朝これを尋問して膏薬を与るが如し。仁徳の事とするに足らず」と喝破してるがごとし。
えっ、どういうことか?って?
日本を戦争に陥れておいて、民間人を非人道的に焼夷弾の絨毯爆撃や原爆で殺戮しておいて、戦後、チューインガムやチョコレートや家畜のエサを与えてくれ、日本女性との間に混血児をたくさん産んでくれ、日本が奇跡的な経済復興するのを支えてくれたということ。
表向きは従属国にはしなかったものの裏では従属国のように扱い続けていること。
もっとも、それは今もあまり変わりないが…。
1985年9月、「プラザ合意」締結以来、お人好しのUSAにクレジーの日本は、対米協調一筋、自分たちの国益など後回し。
ほとんど恋は盲目状態。
そもそも、「プラザ合意」が先進5ヵ国によるドル高是正が目的だったのにEUがそそくさと逃げ出し、ドル安に歯止めがかからなくなると、USAを支えるのは親孝行の愚弟の日本だけ。
1987年10月、史上最大の株価暴落「ブラックマンデー」が発生すると、日本は超金融緩和政策で、対米証券投資をしまくり、健気に下支え。
そのために、我が国は不動産と株式市場がバブルとなって、1990年代初めにはあえなく破綻。
ところが、USAの方は、その日本を中心とした外国からの投資で株式市場が持ち直し、景気も一気に好転。
一方、日本は不景気うえ、1997年、USAのFRBの言いなりになって消費税増税をしたから、慢性的デフレスパイラルに陥り、奈落の底。
そ、そ、そうしたら、そんな日本を見捨て、USAはさっさと2000年代以降、ウォール街が世界の余剰資金を集約して、こともあろうに中国など新興国などに再配分するUSA債務主導型グローバル金融を確立し、さらにボロ儲け。
これが中国をノボセさせた。
中国の反日が本格化したのもこれが副因。
それなのに、2008年9月、あの「リーマン・ショック」でUSAの金融は破綻しかけ、苦肉の策の量的緩和でドル資金3兆ドルを増発すると、それはいったん海外に流れた後、2倍の6兆ドル以上の資金がUSAにしっかり還流。
その隠し技を陰に日向に一貫して支えたのも、デフレのために国内で金の回らないUSA命のバカ正直な日本。
そして、本来それをストップし、国内の余剰資金を国内で使って経済を再生する「アベノミクス」だったのに、経済音痴の対米追随しか脳裏にない日本のおバカ財務省が、昨年4月に再び消費税増税。
おかげで、内需は萎縮し、再びマイナス成長。
いくら対米協調が大切だとしても、自国の国益を考えない政策はこのうえなくナンセンス。
国益を第一に考えないなんて、国ではないのでは?
そ、そ、それなのに、今度はそのUSAのFRBまでが、外国為替に関する議会報告書で、「日本の財務省の緊縮財政路線が継続され、消費税増税をさらにしたら日本の景気減速、デフレに舞い戻る」と警告しているのに、2017年4月消費税率を10%引き上げると決定し、軽減税率導入がどうたらこうたらばかり議論しているのだから最悪。
それどころか、TPPを過大評価し、自国の国益しか眼中にないUSAに期待するというのだから、お笑い種。
確かに、雪ダルマ式に借金を増やしている日本が、USAのマネをして「円」資金発行量を181兆円増やし、円安・株高に成功したことは事実。
おかげで、大企業と金融機関は収益を順調に増大させ、内部留保となる利益剰余金を80兆円増やし、対外資産も250兆円増やせた。
しかし、それで内需を拡大せず、相変らず海外に回すというのは、ただのおバカでは?
ましてや、中国の「元」を欲しがるなんて、愚の骨頂で、今や売国奴そのものでは?
そんなに内部留保をする前に、経済の大原則通り、勤労者に還元し個人消費を拡大した方が、よほど景気がよくなるのでは?
それこそ、法人税の軽減などとタワケタことを言っていないで、その内部留保自体にでも課税すべきなのでは?
イケない、イケない。
また、本題から外れて、東仙坊、個人的に大嫌いな経済の話になってしまった…。
ようは、今、日本のトンチンカンなマスメディアが、南シナ海で米中が危機一髪かのように取り上げていることが、いかにバカバカしいかを指摘しようとしていただけ。
もう一度、東仙坊、明言しておく。
このメクラマシは、USAが中国の「元」を国際準備通貨単位である「SDR(特別引き出し権)」にさせたいためのもの。
USAは、今、一番重要な経済パートナーである中国がいくら落ち目でも、まだまだそこから稼ぎたいだけ。
そのために、世界で数少ない赤の非人道893国家の手助けがしたいだけ。
だからこそ、入念に中国と打ち合わせて間違っても衝突しない公海を選んで航行するハナから米中のマッチポンプのパフォーマンスをしただけ。
それはそうだと思わないか?
世界の警察を辞め、世界の集金人になったUSAは、あの小国シリアのためにさえ、世界の敵となったISIS退治のためにさえ、本格的に参戦しないのに、何で南シナ海でイミテーションとはいえ巨大軍事国家である中国と戦うの?
中国は中国できちんとウジャウジャいる自国のインテリジェンスからUSAの情報をキャッチしているからこそ、あれだけ893らしく強気で怒鳴るのでは?
一体どこの誰が世界の最強軍事大国と戦うの?
その摩訶不思議さに気づかないようでは、この生き馬の目を抜くグローバル金融社会で生き残れないのでは?
事実、いくらオバマ大統領が腰抜けだといっても、本当に一触即発の状況だったら、「中国のような国ではなく、我々が世界経済のルールをつくる」などと的外れなことを言ってはいないのでは?
そんなことよりも、どれだけ米中がベッタリかを証明することがある。
中国の軍拡が一気に加速したのは、2008年9月の「リーマン・ショック」後。
なぜ世界中が真っ青に震え上がったときから、そんなことが可能になったのか?
それは、USAのFRBが膨大な量的緩和を実行したとき、その資金がUSA金融市場でまず増殖。
それから、最も景気がよかった中国にジャンジャン流入したのである。
すると、金がありあまり始めていた中国人民銀行が、そのドルを買い上げ、それを元手に「元」をUSAのように膨大に発行し、不動産開発など固定資産投資を急増させ、それでさらに増やした膨大な資金で軍備を拡張したのである。
それゆえ、昨年10月、FRBが量的緩和政策をストップすると、そのドル流入が見込めなり、中国は困ってしまった。
一方、中国の不動産ブームも冷え切ったまま。
そこで、上海株価で夢を見て、よせばいいのに株式市場を意図的にテコ入れ。
ところが、それが裏目に出て、バブル崩壊。
それはそうである。
中国での投資家の大半は、華僑資本、海外拠点を持つ中国国有企業、USAやUKを中心としたEUの投機家たち、そして、株の初心者たち。
メチャクチャ金にだけはシビア。
ちょっとでも損をしたらすぐ逃げ出すのは当たり前。
そんなとき、FRBが利上げする気配が出てきて、資本の流出はますます加速。
まさに、日本のような状態。
そのせいで、FRBが利上げを見送ったほど。
このあたりでも、USAと中国がいかにベッタリ連携しているかが、よくわかるのでは?
そう、もはや金のためには切っても切れない仲。
明言すれば、チャイナリスクはとっくにUSAが担っているし、仮にチャイナリスクで大損しても身から出たサビ。
もっとも、そうなると一番困るのは、USAを盲目的に愛している日本ということになるのだが…。

What happens in the future of the love with a world's best rich person and the world's best poverty(世界一の金持ちと世界一の貧乏との恋愛の行く末はどうなるのか)?

To be continued...




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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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