腐乱した大和魂-12 消えゆくサプアへのファイナル弔辞!?
Is Korea more likely to be militarily hostile than North Korea or China or Russia(北や中国やロシアよりも、軍事的に敵対しそうなのはサプアなのでは)?
東仙坊、今まで明確にサプアにモノが言えなかった原因は、育ての親であるUSAから北や中国やロシアと戦うには、日米韓の軍事連盟的連帯が必要なのだから兄弟仲よくしなさいとキツく戒められてきたせいと確信している。
別の言い方をすれば、国としての最低限の自己責任である国防をも、育ての親であるUSAの役目と何もかもをオンブにダッコだったことの自分たちの責任、その当然のツケ。
さらに言えば、兄のマネをして、イヤイヤ、兄を気遣って、国防を本気で考えてこなかったせい。
それが、北にミサイルで脅迫され、中国軍艦にまで尖閣領海を侵犯され、サプアが全くアテにできないとようやく身に染みて感じて、それこそ、兄同様に育ての親に見棄てられそうになって、何とか真剣になったご様子。
それにしても、とうとう、本気で北と中国とサプアを敵性国家とみなすときがくるとは、他の民主主義国家もビックリしてくれるはず。
もっとも、北はサプアとの関係を強化する必要性を感じていないだけでなく、やたらエラそうな中国との関係も好きではなく、何とかロシアにすがろうとしているようだが、Puサンの強かさをご存じないご様子。
どうあれ、や、や、やっと、我が国はそんな国々を睨んだ日本防衛システムを構築しようとなさっているご様子。
防衛大綱にある「サイバー・電磁波兵器(マイクロウエーブ兵器、電波妨害兵器)」の早急な開発、装備化、日本全土への展開を開始。
そして、3月下旬、奄美大島に、対艦ミサイル、防空ミサイル、普通科部隊を中核とする島嶼配置型部隊を新編。
これは、陸上自衛隊とUSA陸軍とUSA海兵隊が共同で、「第1列島線」沿いに対艦ミサイルによる「壁」を作る戦略と装備。
実は、「クロスドメイン(領域横断作戦)」作戦、すでに10年前に開始されていたというから、ほんの少しホッ。
何でも、2009年、非公開の陸海空自衛隊の統合演習において、対艦ミサイル部隊が初めて海を渡り、奄美大島に展開し、統合訓練をしていたとか。
すると、USAで前USA海軍大学トシ・ヨシハラ教授が、地上発射型対艦ミサイル防衛の有効性を広め、2015年、「CSBA(戦略予算評価センター)」アンドリュー・クレピナビッチ所長によって、「列島線防衛」が具体化したとか。
ところが、当初、USA陸軍は陸上自衛隊の作戦・編成を学ぶべきだと言っていたのに、USA海軍が頑なに拒否。
それが、昨年、「CSBA」の計画がハリー・B・ハリス前太平洋軍司令官に伝わり、新たな海軍戦略である「打撃力の分散」と連動し「船を沈めよ」に集約され、陸上自衛隊とUSA陸軍の対艦ミサイル部隊がUSA海軍のリムパック演習に参加。
海兵隊司令官も、上陸作戦一辺倒の考え方を変更し、シーコントロールの戦いで海軍を支援するため、可及的すみやかに長射程対艦ミサイルを選定し配備する戦略に賛同。
ジョセフ・ハナセック海軍大尉が、地上兵力はエアシーバトルで価値を持つとして「島の砦(Island Forts)」を具体化。
INF条約破棄から、USA陸軍とUSA海兵隊ともに長距離対艦ミサイル保有。
航空自衛隊も、約1000㎞の射程を持つF-18空母艦載機用の対艦ミサイル「LRASM」を導入。
これは、イージス艦からも発射可能なだけでなく、簡単に地上発射型に応用できるスグレモノとか。
仮にこれを対馬に配備すれば、南西諸島防衛は盤石とも。
どちらにしても、朝鮮戦争前に、USAが、朝鮮半島と日本との間に引いた防衛線「アチソンライン」時代に逆戻り。
これもそれも、国家間の合意を順守するという国際政治の基本ルールさえ守らないサプアに対し、日米両方が懐疑的になったから。
それはそうだと思わないか?
300トンに上る石油製品を北に提供するとか、ロシア経由で北の石炭を輸入するとか、北の船舶と「瀬取り」をするとか、国連の規定違反までして、一方的に北との融和を推進しているのだから。
それなのに、脆弱な我が政府は、民間でさえ5月にソウルで開催される予定だった「第51回日韓経済人会議」を延期したにもかかわらず、対抗措置として100程度の選択肢をリストアップしたとか、茶髪大統領の首脳会談開催打診を留保したとか、日韓通貨スワップの再開に応じないつもりだとか、口先ばかり。
どうだろう?
ここは、内心、サプアを好きではない中国やロシアを引き込み、サプア包囲網を形成することを考慮するときなのでは?
えっ、中国は、2012年11月、ロシアとサプアに「反日統一共同戦線戦略」を提案しているって?
確かに、1)中国、ロシア、サプアで、「反日統一共同戦線」、2)目的は、日本の領土要求を断念させること(?)、3)断念させるべき領土とは、北方4島、竹島、尖閣と沖縄、4)日本に沖縄の領有権はない、5)反日統一共同戦線には、USAも引き入れなければならないと提案していた。
でも、それは、USAとの関係が良好だったときだからでは?
今の経済戦争状態では、何とか日本にUSAとの間を取り持ってくれと懇願してきている状況なのでは?
えっ、ロシアは北とイイ感じじゃないか?って?
Puサンはあくまでパフォーマンス。
北よりも日本のいろいろな力が必要なはず。
だったら、なおさらロシアは信用できないって?
世界一の戦略家エドワード・ルトワックは言っている。
「日本がサバイバルできるかどうかは、ロシアにかかっている。もちろん、日本自身の決意とUSAからの支持が最も重要な要素になるが、ロシアがそこに参加してくれるのかどうか?という点も極めて重要で、むしろそれが決定的なものになる可能性がある」と。
実際、世界のプラグマティックな戦略家たちの間では、「日本、USA、ロシアが組めば、世界覇権を目指す中国の野望を阻止することができる」というのが常識だというのでは?
Why isn't Japan really gonna be sanctions that Korea is serious about(なぜサプアが本気で懲りるような制裁を、日本は本当にサプアにしないのか)?
To be continued...