Home  |  All  |  Log in  |  RSS

甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

心のブラックホール-63 三流の「俳優」のたった一度の計算尽くしの「名演」!?

An asshole who works on illegal drugs must be a nut who only loves himself and can't love others(ヤクに手を出すヤツは、自分しか愛せず、人を愛せないヤツ)!

◆LSD
1938年、スイスのバーゼルにあるノバルティス研究室で、スイス人化学者アルバート・ホフマンが合成した、「リゼルグ酸ジエチルアミド」という非常に強烈な作用を有する半合成幻覚剤。
俗に、「アシッド」、「エル」、「ドッツ」、「パープルヘイズ」、「ブルーヘブン」などと呼ばれているもの。
感覚、感情、記憶、時間が拡張、変化する体験を引き起こすのが、ポイント。
この博士自身が体験し、「日光が異常に眩しく感じ、意識がボンヤリとし、異常な造形と強烈な色彩が万華鏡のように戯れるといった幻想的な世界が目の前に展開していた」と言っているところが、ミソ。
通常、吸い取り紙のような紙にLSDをスポットした、「ペーパー・アシッド」として使用されるとか。
MDMAに触れるには、イヤでも、「アンフェタミン」、「メタンフェタミン」に言及せざるをえない。
◆アンフェタミン
USAでは、列記とした薬剤として販売されているもの。
ナルコレプシーや注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬、特定の条件下での肥満に対する体重減少薬、空軍パイロットに対して疲労抑制剤、「レッドネック・ドラッグ(野外で働いていて首筋が赤く日焼けしているような白人労働者用ドラッグ)」。
1887年、ルーマニアの化学者ラザル・エデレアーヌがベルリン大学で初めて合成した、強い中枢興奮作用を持つ向精神薬。
ただし、食欲減退、持久力や身体能力の向上、性欲・性感の増加、不随意運動、発汗量の増加、活動亢進、神経過敏、吐き気、掻痒感、デキモノ・油肌、頻脈、不整脈、血圧の上昇、頭痛などの副作用。
そして、不穏状態、不安、鬱、不眠、妄想、開口障害、失神、異常高熱症、痙攣を起こし昏睡、自殺衝動から、勃起不全、心臓障害、脳卒中、肝臓・腎臓・肺への損傷、高血圧や不整脈までの悪影響。
さらには、興奮期の後に疲労・抑鬱状態になったり、殺人や暴力など他害行為に及ぶことも。
◆メタンフェタミン
「アンフェタミン」より強い中枢神経興奮作用を持つ、いわゆる「覚醒剤」そのもの。
そう、「シャブ」。
かつての「ヒロポン(メタンフェタミンの商品名)」で、今では、「エス」、「スピード」、「ice(アイス)」、「meth(メス)」、「crystal meth(クリスタル・メス)」、「ナチ・ドープ」、「the queen of ice(氷の女王)」。
えっ、何で「シャブ」と言うのだって?
それは諸説紛々。
「アンプルの水溶液を振るとシャブシャブという音がしたから」? 
「英語で『削る、薄くそぐ』を意味する『shave』が由来だから」? 
「骨までシャブるから」? 
「静脈内注射すると冷感を覚え、シャブい、となるから」? 
「人生をとことんシャブられてしまうから」?
「イタリア語で、『shaboo(シャブ)』と呼ぶから」?
ともあれ、「メタンフェタミン」は、脳内報酬系で、腹側被蓋野から大脳皮質と辺縁系に投射するドーパミン作動性神経のシナプス前終末からのドーパミン放出を促進しながら、再取り込みをブロックすることで、特に側座核内のA10神経付近にドーパミンの過剰な充溢を起こし、覚醒作用や快の気分を生じさせるとか。
それゆえ、関係妄想を中心に、被害・追跡・注察・嫉妬妄想、幻聴を覚えるとも。
そして、副作用として、不安、興奮、頭痛、不眠、手の震え、動悸、味覚の異常、蕁麻疹などの過敏症があるとか。
さらに、急性中毒、精神病、失見当識、一時的な統合失調症様症状、攻撃性の増加、妄想、開口障害、動悸、不整脈、失神、異常高熱症、痙攣を起こし昏睡を起こすとも。
それから、オーバードーズしやすいとか。
東仙坊的に、実に興味津々なのが、1888年、日本の薬学者長井長義が麻黄研究物質第33号として合成、1919年、日本の薬学者緒方章がその結晶化に成功したということ。
そう、日本人制作ということ…。

The only way to surrender to unnecessary curiosity must be to try and live desperately(不要な好奇心に身を委ねないためには、正直に、今を必死に生きようとするしかない)!

To be continued...























profile

東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

■Mail■
ご意見・ご感想など
東仙坊へのメールはこちらから

■Link■
まさに介護は悔悟。
Kaigo Kaigo 会合リポート

最近の記事
カテゴリーリスト
カテゴリー
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク
RSSフィード