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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

恒久不変な日本砂漠-44 「五輪夢中」で外国人観光客を「五里霧中」にしてはいけない!?

Koalas that eat only eucalyptus called the “gasoline tree” must be truly mysterious(「ガソリンツリー」と呼ばれるユーカリしか食べないコアラって、実にミステリアス)!

山火事を一向に消火できず太陽のようになってしまったオーストラリア。
歴史的記録的な干魃、降水量、強風、異常高温などによって、すでにサプア全土の面積以上が焼失し、一度消えても再び自然発火する状況だというのだから、人間などではとても手に負えないご様子。
すでに、野生動物10億匹以上が焼死してしまったというから、メチャクチャ残酷。
東仙坊、そんなオーストラリアで、雨が降り出したというから、凄く期待しているのだが…。
ところで、オーストラリアから高気圧が動かなくなってしまった原因は、「ダイポールモード現象(IOD:Indian Ocean dipole mode)」の影響と聞いて、必死に学習。
「ダイポールモード現象」とは、「インド洋熱帯域において、初夏から晩秋にかけて東部で海水温が低くなり、西部で海水温が高くなる大気海洋現象で、それにともなって起こる風や気候の変化で、世界の気候に大きな影響を与えるものとか。
また、1999年、海洋研究開発機構山形俊男、サジ・N・ハミードらによって発見された、太平洋の「エルニーニョ現象」に類似した、「エルニーニョ現象のポン友」のような存在とも。
さらに、「エルニーニョ現象」との違いは、海水温の分布様式が、東西が逆とか。
ともあれ、その「ダイポールモード現象」、インド洋東部の南東貿易風が異常に強いときに発生することが多く、「エルニーニョ現象」とは独立に発生することもあれば、「エルニーニョ現象」を誘発することもあるというから、メチャクチャ厄介。
ちなみに、インド洋で南東貿易風が強まると、東側にあった高温海水が西側に移動。そのせいで、東側では深海からの湧昇や海面から蒸発が盛んになり、海水温が低下。
これが、「正のダイポールモード」。
インド洋で南東貿易風が弱まると、東から西への海流が滞るため高温海水が東側に滞留。そのせいで、西側で海水温が低下し、高温となった東側では対流活動が活発化。
これが、「負のダイポールモード」。
そして、「正のダイポールモード」現象が発生すると、インド洋の西側にある東アフリカでは海水温の上昇により蒸発が盛んになり、降水量が増加。
一方、インド洋の東側にあるインドネシアでは蒸発が抑えられ、降水量が減少。
どちらにしても、インド洋の東西両地域の大気の性質が、インドから日本にかけてのモンスーンアジアの気象に多大な影響を持っているために、「ダイポールモード現象」による大気の変化が伝播し、これらの地域で異常気象を引き起こすのだとか。
事実、真冬のはずの日本が、現在、雪不足、氷が張らない、桜が咲いたなどと気持ちの悪い暖冬と大騒ぎ。
それで、東仙坊、慄然となったのが、地震の発生を勝手に心配していたインドネシアのジャカルタが、大晦日から元旦にかけて、信じ難いような豪雨による大洪水に見舞われ、60人以上が死亡し、40万人以上が避難しているというから、ただただ新年早々お気の毒。
そ、そ、そうしたら、世界三大瀑布(?)の1つであるアフリカ南部ジンバブエとザンビアの国境にある「ビクトリアの滝」が完全に干上がってしまったというニュースに、ビックリ仰天。
何でも、滝の落差が、「ナイアガラの滝」の約2倍の108mもあって、水が隙間なく流れ落ち地上に落ちる前にで水煙になってしまうことから、「雷の煙」とか「落水のカーテン」と呼ばれている滝なのだとか。
そして、見物客を虜にしていた「デビルズ・プール」が、今や完全に「デビルズ・ランド」。
もともと、普段から雨季と乾季との差がヒドかったが、年々、その干魃が激化していたのだとか。
そう言えば、つい数年前、地球上で最も暑い場所のはずのアフリカのサハラ砂漠で、過去40年で3度目の積雪があったというニュースもあった気がする。
どこか止めどない人類の傲慢さが地球を怒らしている気がしないか?
ところで、かなりヤバそうな我が国、1月14日までの1週間の地震の発生回数は28回で、そのうち震度3以上の地震は2回、最大が、1月14日午前4時53分ごろの茨城県南部を震源としたマグニチュード5.0。
そ、そ、そうしたら、1月15日、東京大学生産技術研究所海中観測実装工学研究センター横田裕輔と海上保安庁海洋情報部技術・国際課火山調査官石川直史が、「南海トラフ巨大地震震源域の観測の困難な海底下における新たな『ゆっくり滑り』を検出した。それは、強固着域の浅部の外側で発生した」とUSA科学誌に発表したというから、メチャクチャ緊張。
それはそうである。
「ゆっくり滑り」とは、プレート境界の断層がゆっくりと滑り、地震を起こす「ひずみ」が徐々に解消される現象のこと。
つまり、それ自体は、大きな地震にはならなかったという朗報なのだが、その反動で、次にさらなる大地震が発生する可能性が強くなったとも言えるからである。
実際、東日本大震災が起きる前にも、その「ゆっくり滑り」があったとか。
今回の研究でも、南海トラフに近い場所で、昨年までの13年間に計8回確認。
そのうち、発生場所が特定できたのはうち1回で、一昨年末から昨年半ばにかけて、潮岬から室戸岬までの沖合でマグニチュード6.6に相当する「ひずみ」が解消されたことを突き止めているとか。
そして、そのすぐ北側に、プレート境界が固着して「ひずみ」がたまっている場所があり、南北で「ひずみ」の蓄積量の差が拡大したカタチで、巨大地震が誘発される可能性もあるとも考えられるというから、いよいよかも?と言えるのでは?
どうだろう?
せめて、オリンピックとパラリンピック開催中は、どうか起きないで!!!と祈るしかないのでは?

I was silently crying at Koala's gesture of not drinking water and requesting more water from a plastic bottle provided by a firefighter(日ごろ水を飲まないというコアラの、消防士の差し出したペットボトルの水をもっと頂戴という仕草に黙って涙していた)!












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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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