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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

プロファイリング-20  兵庫県西宮市夫婦惨殺事件-1

If the politics becomes doltish, such cruel crimes should increase by all means(政治が腑抜けになると、残虐な犯罪が必ず増加する)!

東仙坊、情けなくてみっともないsengoku官房長官が言う「尖閣」が「千掻く」と聞こえるようになったせいか、世界最大の「オオシャコガイ」の動きを観ながら、「こりゃ、現代の女性みたい」と苦笑していた。
もっとも、「オオシャコガイ」には、敵を敏感に察する青いセンサーのようなものがついていること、夜には閉じていることが人間の女性とは違うし、実際「オオシャコガイ」は雌雄合体…。
政治が堕ちるとこまで堕ちると、自然、世の中全体がますますグシャグシャになるもの。
国益の代弁者であるはずの首相ともあろうご仁が、正々堂々と渡り合わなければならない相手国の代表に、「二言三言声をかけられた」ので、「APECでもお会いできますよね」と言ったと、喜色満面にテレビカメラに向かって話すような国は、滅亡も時間の問題かも…。
そんな卑屈な国では、人心までが激しく揺れる。
わけのわからない心ない犯罪が増加する。
大阪府池田市で11月3日以降、複数の幼児を撮影した写真200枚以上が路上にバラまかれ、半数以上に幼児の顔の部分にフェルトペンで「死」と書かれていたというから、ただただオゾマシイ。
そして、またしても、卑怯で卑劣な殺人事件が発生した。
11月12日、兵庫県西宮市小松西町の古い家が密集する住宅地の中にある、新築の外壁がコンクリート打ちっ放しの4階建ての「オシャレでモダンな家」で、そこに住む1級建築士(62歳)と妻(62歳)が刃物で刺殺される残忍な事件…。

■兵庫県西宮市夫婦惨殺事件

●現時点で知りうる限りの事件の断片的概要

11月12日午後5時すぎ、兵庫県西宮市小松西町の民家の「ガレージ扉に血が付いている」と、通行人男性(46歳)が近くの兵庫県警甲子園署小松交番に届け出た。
駆け付けた兵庫県警甲子園署員が2人の遺体を発見。
男性はガレージで仰向けに主に右腹を複数刺され、妻は1階事務所内で首を中心に集中的に何度も刺され仰向けに死亡していたというから、かなりの殺意。
1階事務所内の机やイスが倒れるなど争った跡があったが、建物2階作業場と3、4階の自宅スペースが荒らされた形跡はなく、金銭目的というより、殺害自体が目的か?
ガレージの引き戸は施錠され、事務所入り口の鍵は掛かっていなかったうえ、2人とも手の甲などにかなりの防御瘡があり、抵抗したというから、残酷。
また、ガレージには建物内から出入りできる構造で、凶器は見つかっていない。
さらに、殺害現場には大量の血…。
なお、被害者宅は、南北に延びる片側2車線の道路に面して東側にあり、血痕が道路東側歩道に1m弱の間隔で南方向に続き、この道路が東西の道路と交差する約30m先までは確認。
そのまま南に約350m進むと国道43号にぶつかるので、少なくとも交差点までは徒歩でホシが逃走したと思われる(???)。
ちなみに、被害者夫妻は10年ほど前に引っ越してきたばかり。
夫は竹中工務店に30年ほど勤務、退職後、設計事務所をオープン。
阪神大震災で住宅が壊れた被災者のために、通常より安い料金で住宅の設計を請け負うなど、その仕事ぶりが「金じゃなく、人のために仕事をする人」と多くの顧客に慕われていたというのだが…。
そして、妻は独学で英語やフランス語を勉強する努力家で、仲がいい夫婦でもあったというのだが…。

●東仙坊がプロファイリングする、この事件の不可解な点

①この凄惨な事件に触れ、誰もが最初に痛感するのが、我が国のコミュニティの崩壊。
それはそうだと思わないか?
独り暮らしや空き家の多い住宅街で、突然、オシャレでモダンな家のガレージ北側の鉄製扉に血痕が、北側玄関前の路上に約30cmの血だまりが、玄関のドアノブにも血がついていたのに…、明かりが消えたままで「何かあったのか?」と噂になっていたのに、「通報しても事件じゃなかったらどうしようと思い、みんな通報できなかった」と、3日間放置していたというのだから、開いた口が塞がらない。
逆に、すぐ110番するのがスジだと思うが…。
どうあれ、こんな風に我が国の美徳の一つであった近所の絆が崩壊しているのは事実と感じて、悲嘆にくれているのは、東仙坊だけではあるまい。
どちらにしても、偶然、雨が降らなかったので、現場の血痕が残ることになったが、もし雨でも降っていたら、そうでなくても、あまり有能ではなくなっている日本の警察のこと、またしてもすぐに迷宮入り(?)になったのでは?

②全く同じ意味で、我が国の家族構造の崩壊。
詳細はまだよくわからないが、このオシャレな被害者宅には、他に住んでいる人はいなかった様子?
ということは、子どもがいても家を離れているのか?
あるいは、同い年の結婚であるということは、子ども作らなかったのか?
もしくは、できなかったのか?
どちらにしても、家族の絆が密でなかったことは確実。
それはそうだと思わないか?
少なくとも、突然、一切連絡が取れなくなり、3日間もコンタクトできないのに、誰も大騒ぎしないばかりか、誰も家に尋ねてはいないのだから…。
その点、11月8日昼おそらく殺害される前に最後に被害者である妻と会った妻の姉が、被害者宅近くで会ったということは、その姉が近くに住んでいるか?
もしくは、安易に自宅を訪ねなかったのでは?
東仙坊、死者に鞭打つつもりなど毛頭ないが、ここらあたりに今回、被害者夫婦が襲われる要因の一つがある気がするのだが…。
どういうことかって?
被害者夫婦が、巷間言われているような純粋に人のために犠牲になるようなタイプではなかった気がするのだが…。

③被害者夫婦の殺害状況に見る、ホシの意図。
司法解剖の結果がまだ出ていないが、間違いなく2人とも失血死。
どうやら、そのぐらい執拗に刺されているようである。
そこで、気になるのがその殺害方法…。
夫は腹部周辺で、妻が首周りである点。
どちらが先に殺されたのか?
ターゲットは夫婦だったのか?
それとも、本当のターゲットはどちらかで、片方は道連れなのか?
一体何時ごろの犯行なのか?
ホシは家のそばに車を置かないほど用意周到で、現場に凶器を残さなかったことも、メチャクチャ、ハイレベル(?)だと思わないか?
それどころか、モノ取りの犯行に見せる証拠隠滅工作もしなかっただけでなく、放火さえしていないのは、なぜ?
そもそも、ホシは、ホシではなく、ホシs、つまり1人ではないのでは?
なぜなら、夫婦は別の場所で刺殺され、かなりの防御瘡があるのでは?
と同時に、かなりの返り血を浴びながら、そのまま逃走しているということは、少なくともホシ、もしくはさらにホシたち(?)を迎える第3者が車で待っていたと考えるべきでは?
どちらにしても、これは殺し屋(ども?)による犯行と直感するのは、東仙坊だけではあるまい。

When those poor assassins who easily undertake homicide for money come out, that kind of the civilization must collapse(金で簡単に殺しを請け負うヤツらが出てくると、その文明は間違いなく崩壊する)!

To be continued...



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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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