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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

緊急プロファイリング 「鉄砲オヤジ」の終着点!?-3

Oh,daddy! You should usually show it off before it is tried the courage father by a wife and a son(父親よ! 妻と息子にその勇気を試される前に、日頃から、それを見せつけておくべき)!

東仙坊、このプロファイリングを急ぎたい。

■ある「鉄砲オヤジ」の悲哀

●5月30日の千葉県成田市の「パワーレス・ダディ」の場合

④ここからは、そのパワーレス・ダディの立場になって書き込む。
店が終わって、お腹を空かして家に帰ると、家の様子がかなりオカシイ。
イヤな胸騒ぎを覚えながらも、着替えて早く夕飯を食べたいので、そそくさと自分の部屋に行こうとするのを、血相を変えた妻に止められる(?)。
「アナタ。大変なことが起きたのよ。ワタシ、絶対にもう許せないのよ。アナタ、早く行ってトッチメテください(?)」
妻はすっかり興奮している。
そばで、こちらを長男がじっと見つめている(?)。
「どうしたんだよ。何があったのか、話してくれなきゃ、何もわからないじゃないか?」と言うと、妻が「うちの子が、何も悪いことをしていないのに、すぐ近くに住んでいる変な若いオトコに叩かれたんですよ。アナタ、許せます? ワタシ、絶対に許せないわ。アナタ、しっかりうちの子の仇を取って下さいよ(?)」
おそらく、そんな感じでまくし立てられたに違いないと思うが…。
とにかく、その顛末を一通り聞くと、その勢いの押され、不承不承、ようやく応える。
「わかった。パパがきちんと言ってきてやる」と立ち上がる。
ところが、何と2人とも、一緒に行くというのではないか(?)、そのことに困惑する。
「確かに、こんな時代だ、万が一、自分が殺されるようなことになるとイヤだから、それも手かも…(?)」
お腹がペコペコなのをガマンして、靴をはく。


⑤5月30日午後8時15分ごろ、アンポンタンの家に着く、ベルを押すと、驚くほど大柄なオトコが出てくる。
「は、は、話が違うじゃないか? こんなことは聞いていない…(?)」
一瞬たじろぐが、2人がすぐそばで見ている以上、もう後には引けない。
アンポンタンの前で、「子ども叩くなんて、しかも、遊んでいただけのうちの子どもを叩くなって、酷過ぎると思わないか? とにかく、うちの子に謝罪してくれ!(?)」
清水から飛び降りる気持ちで、ようやくそれだけのことを言う。
すると、アンポンタンが真っ赤に顔面を紅潮させて、怒鳴った。
「バカも休み休み言え! テメエんところのガキが、ウルサクしやがったくせに、謝るのはそっちの方だろうが…(??)」
典型的な不毛な口論の後は、これまた定番の力勝負。
本心はイヤでも、もう遅い。
何しろ、自分の年頃の息子とウルサイ女房の前なのである。
「もうやるっきゃない…」
気が遠くなって行く過程で、ふと頭をよぎる。
「やっぱり、独りでくればよかった。独りでくれば、こんなことにはならなかったのに…それにしても、息子は、いや女房のヤツはなぜ黙って見てるだけなんだろう…(??)、一緒に連れてくるんじゃなかった…」
どうだろう?
このへんが真実だったのでは?

実際、一緒にいた(?)息子であるマナーレス・キッズが119番したのは、パワーレス・ダディが倒れて後頭部を踏まれたりして動かなくなった後(??)。
病院に運ばれても、悲しきパワーレス・ダディは、外傷性くも膜下出血で意識不明の重体。
実際、アンポンタン、「謝りにきたと思ったのに、逆だった。自分に謝らせようとしているとわかり、そういうことならと殺すつもりでやった」と供述しているのでは?
どちらにしても、自分の夫が露骨な「鉄砲オヤジ」になっているのに、自分の父親が自分のために「鉄砲オヤジ」になっているのに、一体そこで何をしていたのか?
それこそ、行きがかりはどうあれ、そのへんにあるものでも持って、あるいは素手でも、夫を、父親を助けようとするのが、家族なのでは?
どちらにしても、このパワーレス・ダディはこんなことで何よりも大切な命を失いかけ、その家族は何よりも大切な稼ぎ手を失いかけていることだけは、事実なのでは?
どうせ、誰も言わないだろうから、東仙坊、言わざるを得ない。
もしこのことがなくても、この家族の終焉は極めて間近だったはずなのでは?
メチャクチャそう感じないか?
どうあれ、仮に、パワーレス・ダディがアンポンタンのようなヒトだったら、とっくに一人で乗り込んでいたはずだと思うが…。

最後に、もう一度明言しておきたい。
東仙坊、そのポリシーからアンポンタンをサポートするつもりは全くないが、この家族よりも、アンポンタンの心模様の方がまだどこか理解できると思わないか?
その最大の根拠は、自分の夫が、自分の父親が本当にオトシマエをつけてくれるかどうか疑って、ノコノコ一緒について行った妻と息子の存在。
父親が精神的支柱になっていない家庭は、ハナから崩壊しているようなもののはずだから…。
本当にそうだと思わないか?
結果的に極論すれば、ある意味、その根幹的な家庭の崩壊が、一人の悲しくて哀れな「鉄砲オヤジ」を創り上げ、笑うに笑えない結末をもたらしたと感じているのは、東仙坊だけではあるまい。

The daddies in this world! Please don't become poor father murdered indirectly by a wife and a son(世の父親たちよ!妻と息子に間接的に殺されるような、哀れな父親にならないように)!

To be continued...
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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