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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

検証プロファイリング 「人災」は忘れたころに明らかになる!?-10

If a buzzer indicating high numerical value abnormally sounds from the dosimeter of the child, what does the child do(子どもの線量計から異常に高い数値を示すブザーが鳴ったら、子どもは何をするの)?

東仙坊、寝起きにボーと観ているフランス2チャンネルのニュースに、苦笑している。
長野県松本市で震度5強の地震が起き、ケガ人が出ていること、国宝である松本城にヒビが入ったことなどを伝えた後、東京から180km、フクシマノブイリからも300kmと暗に何かを仄めかし、福島でも今なお地震が頻発していることを報告していた…。
次に、福島県で子どもたちに線量計を配布したことを伝え、それを子どもに持たせた母親に、「もし線量計が高い数値を示したら、どうするんですか?」と質問し、「何にも私たちにはできないんですよ」と答えさせ、これまた暗に何かを仄めかした…。
東仙坊、フランスのこういうエスプリ、シニスムは、やはり嫌いじゃない。

■フクシマノブイリの真実

●東仙坊がプロファイリングする、フクシマノブイリの不可解な点

⑥結局、我々は、フクシマノブイリ事故から学び取るべきことは、何も難しいことではない。
それどころか、いたって簡潔明瞭。
もちろん、金、金、金の拝金主義に毒されていなければ…。
そのキーワードは、東仙坊、ずうっと指摘してきた「uncharted territory(海図なき領域)」
つまり、たかが人類が、地球上にない物質を空間に創造する以上、どこまでもその責任を負う覚悟をすればいいだけ。
その便宜、利便性のためだけに叡智を集めて作り上げた原発なる化け物なら、されど人類とさらなる叡智を集めて徹底した安全管理をすればいいだけ。
それこそ、地球も生きているという事実を無視せず、最先鋭の最新科学技術を駆使し、最悪のケースを想定した(???)安全対策が可能と判断できたら、運転すればいいだけ。
その際、原発が「strange monster(得体の知れない化け物)」ということを忘れなければいいだけ。
にもかかわらず、頭の腐った詐欺師でしかないヤツラは、それを巧妙にゴマカすばかり…。
どちらにしても、我々が人間として、その小手先のマヤカシに引っかからないことでは?

6月29日、佐賀県の古川康知事は、定期点検で運転停止中の玄海原発に関し、海江田万里経済産業相から、「安全性が確認された原発は政治が動かす(?)」と直接の説明を受けた後、「安全性についての問題はクリアされた」と記者会見。
ただし、「国の責任をより明確にするために(??)、菅直人首相の再起動についての真意を確かめたい(???)」と、国策としての原発政策を明確にすることも条件になるとの立場を示した?
これだって、佐賀県の古川康知事が単に万一の場合に責任を負いたくないと言っているだけでは?
しかも、前日の6月28日午後9時18分ごろ、震源地はが近くの熊本県熊本地方のやや強い地震があったのでは?
ちなみに、その地震の震源の深さは、10km、地震の規模を示すマグニチュードは4.1。

昨年5月ナトリウム漏れ事故(?)以来14年ぶりに運転を再開した、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」。
昨年8月、核燃料を交換するための、長さ12m、重さおよそ3tの金属製装置が原子炉内に落下し、装置が原子炉のフタに引っ掛かり、抜けなくなっていた???
ようやく今年6月24日に回収し装置を調べたところ、筒状になった装置のつなぎ目の部分が変形していたうえ、先端部分に接触してこすれたような幅およそ10cmの傷がついていることが、7月1日、判明したというから、開いた口が塞がらない。
それはそうだと思わないか?
なぜ、すぐに検査せず、10ヵ月も放っておけたの?
そもそも、核燃料の交換などという重要注意作業をタコったのは、明らかに人災では?
当然、接触しているのだからほかの装置にも傷がついているのでは?
それより何より、本当に核燃料に何の問題もなかったのか?
これだって、全くコントロールできていないということの証明ではないのか?

どうだろう?
情けなくてみっともない詐欺師どもは、フクシマノブイリ事故から、何一つ学んでいないのでは?
まさか、言われたとおりいくつか外部電源の確保に留意したから、安全と言い出しているのではないと思いたいが…。
東仙坊、すでに何度も指摘してきたが、これほどまでの地震大国で原発なる化け物を解き放つ以上、その前に、それこそ何重にもそれを御すための「fail-safe(絶対的安全策)」を施せ!と思うのだが…。
実際、フクシマノブイリ2号機で、原子炉建屋地下に溜まった、深さ約6.1mの高濃度汚染水の水位監視するための水位計を設置する作業を始めた、千葉工業大と東北大などが開発した国産の災害対策支援ロボット「クインス」を、では、全国の原発に配置したのか?
決してそうではあるまい。
それだけで、東仙坊の危惧がわかってもらえると思うが…。
その意味で、メチャクチャ気になることがある。
東日本大震災後、湯ノ岳断層が福島県いわき市で、13.5kmも地表に現れたことでも歴然なように、今、日本中の地殻で大きな異変が起きているのでは?
それを象徴しているのが、全国の温泉の急変。
東日本震災後、急に温泉が噴き出したり、逆に今まで出ていた湯が止まったり、不気味な現象が起きているのでは?
事実、山梨県甲府市内の、かつて公衆浴場として使われていた民家の庭で、震災後に突如地中から湯が噴出。
そのほか、山梨県内の温泉では、「湯が濁った」、「湯が出なくなった」との報告が数件。
岐阜県飛騨市の割石温泉では湯量が急増。
神奈川県箱根や湯河原の温泉でも、2割ほど湯量が増加、温度も1~2℃上昇。
山形県大江町の柳川温泉では、源泉の湯がほとんど枯渇。
長野県の切明温泉では、自噴がいったんストップし、すぐに元に回復。
凄くイヤな予感がしないか?
節電だとか、電気料の値上げだとか、経済の停滞だとか、ノホホンとしたことを言っている場合ではないのでは?
どちらにしても、フクシマノブイリにおける一条の光明は、たった一つ。
6月30日、フクシマノブイリ事故の収束作業を志願する、元技術者らリタイア組による「福島原発行動隊」に、「若い人よりも被爆による影響が小さい引退組が作業に当たった方がいい。金目当てのシロウトに作業させていては、ミスばかり」と60歳以上の約400人が参加を表明したほか、約1200人が支援を申し出たというから、東仙坊、「アナタ方こそ、新たなFUKUSHIMA OVER60's、ヒーロー」と、パチパチパチ。
これこそが、廃炉への長い道のりの本当の第一歩になるかも…。 
とにもかくにも、フクシマノブイリの現実を見つめることを、一時も忘れてはいけないと思わないか?

We must never look away from the truth of Hukushimanobyl(我々は、一時も、フクシマノブイリの真実から、目を背けてはダメ)!
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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