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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

真実イチロー  2011の「や、まー、もっと言うぞ」-2

I didn't feel concentration in the turn at bat of Ichiro of this season(今シーズンのイチローの打席に、集中力を感じなかった)!

東仙坊、基本的に監督に重きを置いていないが、監督の独善が選手のコンセントレーションとモチベーションに大きく関わっていることは、否定しない。
その意味で、なぜか使われない矢野謙次を心配しているのだが…。

3)シアトル・マリナーズのエリク・ウェッジ監督(44歳)の分析

今季調子が悪かった原因は、積極性の欠如…。
「これまで1年を通して見たことがないから完全に説明するのは難しいが、以前はもう少し積極的だったかもしれない。それがいい結果につながっていたと思う。イチローの打撃フォームが独特で、基本的にイチロー本人がスランプ脱出の方法を見つけるしかない。イチローこそイチローにとって最良のコーチ。誰よりも自分のことを分かっている」
実は、この監督、我がイチローに11年間で初めてのダメ出しを通告した6月に、「少し積極的過ぎるかな。ボール球に手を出している」と、コメントしているから、???
実は、東仙坊、今シーズンのイチローの何にイライラさせられたかというと、『ほとんど初球ど真ん中のファーストボールのストライクを見送ったこととファールが圧倒的に少なかったこと』。
どう観ても、集中力に欠け、モチベーションがないように観えたからでもある。
実際、ノーアウトでのバッターボックスでの打率が、245。
特に、初回第1打席の打率が、今季はメジャーで自己最低の233。
「立ち上がりの1本」が出ないと固め打ちが困難になるだけでなく、単純に残りの打席数が減り、中盤以降は打席ごとに投手が代わり、強力な救援投手との対戦が増えるマイナス面がかなりある。
そのうえ、勝負所では、今シーズンでさえ得点圏打率302なのだから、敬遠が増える。
まさに、負の連鎖…。
実際、「インサイドエッジ」はイチローの球種別の対応を解析。
「直球系、スライダーに対する打率の低下と、カーブ、チェンジアップへのチェース率(ボール球に手を出す確率)の上昇、すなわち悪化。一般的にベテラン選手は徐々に速い球への対応能力が低下するが、今季のイチローも直球、スライダーへの打率がメジャー平均以下になったというから、かなりショック。
確かに、イチローは通常の打者よりストライクゾーンが広いため、かなりのクソボール球にも手を出す。
しかし、「遅球系」へのチェース率が上がっても、安打数キープ不可能だったということになる。
そのうえ、近年、100マイル(161km)級の剛腕投手が急増し、投高打低の傾向が強まっていることも、それに輪をかけた。
つまり、「速球系」を打ちあぐみ、「遅球系」のボール球を振らされているということになり、これはかなり深刻。
データ分析精鋭集団が運営している「fangraphs」によれば、イチローがボール球に手を出す確率は36.4%と確かにキャリアワースト。
けれでも、昨年は35.6%、一昨年も32.1%とやはり高く変わりないというから、???
最悪だった5月全体でも、イチローがボールに手を出す確率は36.7%。
打率が急下降していった5月16日~31日までの15試合では40.4%に上がり、この間の打率は186。
しかも、近年、明らかにストライクゾーン広がり、ボール臭い球でも手を出さざるを得ない。
これは、ロスアンジェルス・エンゼルスのトリー・ハンターも、「ストライクゾーンはここ数年、広がっている。低めと外にね」と明言している。
東仙坊、これには、試合時間の短縮を目指すMLBの意向が間違いなく働いていると思うが、ストライクゾーンはメチャクチャデタラメと確信している。
とりわけ、再三再四憤慨し指摘してきたように、『外角の球が多少外れていてもストライクとされることは、イチローにおいて、恣意的かつ露骨に多かった。それこそ、徒党を組んでJapイチローを排斥しようとしているようにさえ思えた』。
そもそも、これは飛ぶボールの開発とともに、打高投低が長く続いてきたMLBで、ノーマークでしかなかった薬物問題が顕著化、その対策の一つとして、投高打低を容認したことも関係している。
それは、2006年のプレーオフから「PITCHf/x」というシステムを導入し、投球分析するようになって明確になった。
それによって、条件によってストライクゾーンが拡張したり、規定通りであったりするというデータだ上がった。
例えば、3ボール0ストライクのときと0ボール2ストライクのときでは、ストライクゾーンが違う傾向が強く、ボーダーラインと呼ばれるストライクともボールともいえるような球の判定で、3ボール0ストライクであればストライクになることがと圧倒的に多い。
また、投手によってもストライクゾーンが違う傾向も顕著で、データ分析に定評がある「ベースボール・プロスペクタス」によると、2010年ワシントン・ナショナルズのリバン・ヘルナンデスとシアトル・マリナーズフェリックス・ヘルナンデスを比較した場合、リバン・ヘルナンデスの方がボール球でもストライクとコールされる確率が高いというから、実に興味深い。
東仙坊、これにはアンパイアの作為的心理が働いていると確信している。
しかし、「ベースボール・プロスペクタス」は、捕手のミットが動いたどうかによると結論づけている。
つまり、最初からややストライクゾーンから外れたところに構えていてもそこにズバッとくればストライクと判定され、逆にストライクゾーンの外角いっぱいに構えていて、少し外れてミットが動くとボールと判定される確率が高いというのである。
どうあれ、我がイチローが、今シーズン6月に入ってから休むまでの9試合のボールを振った確率は49.2%で、ボール球を打って凡打になったのは38打数で14回、ボール球を打ってヒットになったのは1度。
マルチ安打を連日のように重ねた6月11日からの8試合では、ボールに手を出した確率が33.8%で、ボール球を打って凡打になったのは34打数で8回、ボールを打ってヒットになったのは3度。
やっぱり、ボール球を振るのは、適切ではないのかも…。

4)ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、ジョージ・ベッシー(72歳)の分析

揺るがない強い意志のせいで、200本安打は達成されなかった…。
米国ではベーブ・ルースの時代から本塁打が好まれてきた。本塁打は「今、すぐに答えがほしい」という米国人の気質を満足させる。
筋肉増強剤の使用が問題になっても、「本塁打を打つためなら構わない」と言う人さえいた。
だから、ヒットを数多く打つことへの関心は低かった。
この価値観は米国の個性。
一般的には「チームとしていかに点を奪うか」という技術や作戦が野球を考える上での基礎になっている。
日本独自のスタイルであり、イチローもこうしたスタイルのたまもの。
米国と異なった文化の選手だと思う。
イチローはもっと本塁打が打てるはずだが、打率を下げるようなまねはしない。
体格の不利など己をよく知り、批判されても正しいと思わないことはやらない強い意志がある。
イチローは「試合で何をすべきか」と自らの考えを持つことが正しいということを思い起こさせてくれた。
イチローが達成した素晴らしい記録や、その個性を思えば、米国野球殿堂入りが考慮される初めての日本選手となるだろう。
私は実現すると確信している。
東仙坊、このジョージの見解に賛同する。
『我がイチローは、今なお、USAの野球文化そのものと格闘していることは、間違いない』

When Ichiro should be sacrificed for the racial discrimination and the anti-Japanese movement in USA,there can be the thing(イチローが、USAの人種差別や排日運動の犠牲にされているところはある)!

To be continued...




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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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