恒久不変な日本砂漠-46 本当に地球上の人間社会は「ワンチーム」なのか?
Don't you think it would have been better if they had made it the 51st province instead of making it a half-hearted vassal(中途半端に属国にするくらいなら、51番目の州にしておいてくれればよかったのにと貴方は思わないか)?
■世界は一つと寝言をのたまわっているヒトたちは、893国家やマフィア国家やチンピラ国家が好き勝手に世界を蹂躙している現実をどう感じているのか?
●人類が今までに創設した数々の国際機関には、自国から落ちこぼれた無能な官僚どもが集まっているということを、日本人も頭に入れて置く必要がある。
○日本が、世界の人々の訪れたい国NO.1になったのは、国や地方自治体が、オリンピックや万博などの巨大イベントを開催したからでも、いろいろなゆるキャラを作っていろいろなイベントで集客しているからでもなく、世界に誇る世界で8番目の「日本文明」を見事に開花させているからではないのか?
USAが、どこまで我が日本を信頼しているのか?
イヤイヤ、同盟国で義理の二男である我が日本を一体どう捉えているのか?
その本音を探るには、戦後、我が国を占領したUSAが、どういう国に作り替えようとしたのかということから始めるしかない。
何しろ、こんなアジアの島国の小国なのに、世界一のジャイアント軍事大国の自分たちに戦いを挑んできたトンデモナイ国。
二度とそんな気を起こさないように、徹底的にその肝を抜いてやるというのが、その第一義。
そして、自分たちUSAへのリベンジなど冗談でも企ませないというのが、その第二義。
それから、決定的な理由が、自分たちが焦土にしてしまった我が日本を、自分たちと違い一神教の王道であるキリスト教を信じず、万世一系の天皇制を擁する摩訶不思議な我が日本を占領することによる復興費用を捻出したくなかったことである。
と同時に、極貧の東アジアに全く興味を持てなかったこともある。
実際、本来内向きのUSAなのに、第二次世界大戦で、多大な出費をして、真っ青になっていたはず。
それだけじゃない。
1945年7月26日、「ポツダム宣言」なる全13ヵ条の「日本への降伏要求の最終宣言(米英支三国宣言)」が出されると、1945年8月14日、日本はこの宣言を受諾し、1945年9月2日のミズーリ号で「降伏文書」に調印、その休戦協定(停戦協定)が即時発効するに至って、第二次世界大戦は終結。
ところが、ここで実に奇妙な粉飾がある。
1945年9月2日の「降伏文書」には、「天皇および日本政府の国家統治の権限は、本降伏条項を実施するため適当と認むる措置を執る連合国最高司令官の『制限(subject to)』の下に置かれる」とあるというのである。
まあ、簡潔に言えば、「日本の主権は、事実上、連合国最高司令官に従属する」とあるというのだが、「ポツダム宣言」には、このような条項などどこにもないのである。
それなのに、日本の主権は、あえて制限されるとしているのである。
そう、敗戦国の政府が、形式上は、まるで主権を維持しながらも、その政府が占領軍に支配されるという異常な事態になってしまったのである。
敗戦後のドサクサがあったとはいえ、主権国家にとってもっとも大切な問題をどうしてこんないい加減なモノにしてしまったのか?
イヤイヤ、何でそんなことが可能だったのか?
それは、我が日本も、そして、USAも、「国体護持」として天皇制度の保持のみにフォーカスしていて、占領政策とか主権性の帰属とかいう難題に、全く無関心だったからに他ならない。
また、GHQも、占領し、主権を剥奪したなどとあからさまに日本国民に言うワケにはいかなかったはず。
そして、形式上でも、日本政府に与えているように見せ、一貫して日本政府を存続させ、軍国主義的勢力を取り除き(?)、戦争遂行能力を破壊尽くした(?)という確証が得られるまで、実質的に「従属」させている日本の領域内の諸地点を占拠し、自分たちの意のままにコントロールしたはず。
つまり、事実上、日本に主権は帰属せず、あったのは不完全な主権もどきだけ。
そう、GHQは、主権を奪いながら、あたかも日本政府に主権があるかのように装わせたのである。
厳密に言えば、1945年9月2日から、「サンフランシスコ条約」が公布される1952年4月28日まで、日本に完全な主権はなかったということになるのである。
えっ、どういうことか?って?
1951年9月8日、サンフランシスコで、第二次世界大戦に関連して連合国諸国と日本との間に締結された平和条約、通称「サンフランシスコ平和条約」を締結するのだが、このためには、形式上、日本とこのときまで交戦状態である必要があり、占領も戦争の延長上ということから、日本に不完全であれ主権がなければならなくなったというのである。
メチャクチャ奇妙だと思わないか?
ともあれ、この平和条約締結で、第一条b「連合国は、日本国およびその領水に対する日本国民の完全な主権を承認する」と不完全な主権状態から、主権を名実ともに回復。
けれども、同時に、「日米安保条約」を締結し、USAは、「主権を持つ日本国の国内の諸地点」を、依然として占拠。
そして、独立国家であるはずの日本の防衛を、自分たちに任せろと命令。
そう、国防なる主権の一番の権利の発動を「制限」したまま。
つまり、事実上日本を「従属」しているということ。
その意味で、いまだに日本は「不完全な主権国家」。
どうだろう?
史実に「もし」を言うほどノーテンキではないが、これだったら、そのまま占領しておいて、北方領土も、尖閣諸島も、竹島も、属国の日本のモノにきちんとしておいてくれたらよかったのに…と思わないか?
と、と、ところで!!!
Don't you find it shocking that Japan has been a member of the international community for about seven years with imperfect sovereignty(我が国が、不完全な主権のままで、約7年間も国際社会の一員でいたことには、衝撃を覚えないか)?
To be continued...
■世界は一つと寝言をのたまわっているヒトたちは、893国家やマフィア国家やチンピラ国家が好き勝手に世界を蹂躙している現実をどう感じているのか?
●人類が今までに創設した数々の国際機関には、自国から落ちこぼれた無能な官僚どもが集まっているということを、日本人も頭に入れて置く必要がある。
○日本が、世界の人々の訪れたい国NO.1になったのは、国や地方自治体が、オリンピックや万博などの巨大イベントを開催したからでも、いろいろなゆるキャラを作っていろいろなイベントで集客しているからでもなく、世界に誇る世界で8番目の「日本文明」を見事に開花させているからではないのか?
USAが、どこまで我が日本を信頼しているのか?
イヤイヤ、同盟国で義理の二男である我が日本を一体どう捉えているのか?
その本音を探るには、戦後、我が国を占領したUSAが、どういう国に作り替えようとしたのかということから始めるしかない。
何しろ、こんなアジアの島国の小国なのに、世界一のジャイアント軍事大国の自分たちに戦いを挑んできたトンデモナイ国。
二度とそんな気を起こさないように、徹底的にその肝を抜いてやるというのが、その第一義。
そして、自分たちUSAへのリベンジなど冗談でも企ませないというのが、その第二義。
それから、決定的な理由が、自分たちが焦土にしてしまった我が日本を、自分たちと違い一神教の王道であるキリスト教を信じず、万世一系の天皇制を擁する摩訶不思議な我が日本を占領することによる復興費用を捻出したくなかったことである。
と同時に、極貧の東アジアに全く興味を持てなかったこともある。
実際、本来内向きのUSAなのに、第二次世界大戦で、多大な出費をして、真っ青になっていたはず。
それだけじゃない。
1945年7月26日、「ポツダム宣言」なる全13ヵ条の「日本への降伏要求の最終宣言(米英支三国宣言)」が出されると、1945年8月14日、日本はこの宣言を受諾し、1945年9月2日のミズーリ号で「降伏文書」に調印、その休戦協定(停戦協定)が即時発効するに至って、第二次世界大戦は終結。
ところが、ここで実に奇妙な粉飾がある。
1945年9月2日の「降伏文書」には、「天皇および日本政府の国家統治の権限は、本降伏条項を実施するため適当と認むる措置を執る連合国最高司令官の『制限(subject to)』の下に置かれる」とあるというのである。
まあ、簡潔に言えば、「日本の主権は、事実上、連合国最高司令官に従属する」とあるというのだが、「ポツダム宣言」には、このような条項などどこにもないのである。
それなのに、日本の主権は、あえて制限されるとしているのである。
そう、敗戦国の政府が、形式上は、まるで主権を維持しながらも、その政府が占領軍に支配されるという異常な事態になってしまったのである。
敗戦後のドサクサがあったとはいえ、主権国家にとってもっとも大切な問題をどうしてこんないい加減なモノにしてしまったのか?
イヤイヤ、何でそんなことが可能だったのか?
それは、我が日本も、そして、USAも、「国体護持」として天皇制度の保持のみにフォーカスしていて、占領政策とか主権性の帰属とかいう難題に、全く無関心だったからに他ならない。
また、GHQも、占領し、主権を剥奪したなどとあからさまに日本国民に言うワケにはいかなかったはず。
そして、形式上でも、日本政府に与えているように見せ、一貫して日本政府を存続させ、軍国主義的勢力を取り除き(?)、戦争遂行能力を破壊尽くした(?)という確証が得られるまで、実質的に「従属」させている日本の領域内の諸地点を占拠し、自分たちの意のままにコントロールしたはず。
つまり、事実上、日本に主権は帰属せず、あったのは不完全な主権もどきだけ。
そう、GHQは、主権を奪いながら、あたかも日本政府に主権があるかのように装わせたのである。
厳密に言えば、1945年9月2日から、「サンフランシスコ条約」が公布される1952年4月28日まで、日本に完全な主権はなかったということになるのである。
えっ、どういうことか?って?
1951年9月8日、サンフランシスコで、第二次世界大戦に関連して連合国諸国と日本との間に締結された平和条約、通称「サンフランシスコ平和条約」を締結するのだが、このためには、形式上、日本とこのときまで交戦状態である必要があり、占領も戦争の延長上ということから、日本に不完全であれ主権がなければならなくなったというのである。
メチャクチャ奇妙だと思わないか?
ともあれ、この平和条約締結で、第一条b「連合国は、日本国およびその領水に対する日本国民の完全な主権を承認する」と不完全な主権状態から、主権を名実ともに回復。
けれども、同時に、「日米安保条約」を締結し、USAは、「主権を持つ日本国の国内の諸地点」を、依然として占拠。
そして、独立国家であるはずの日本の防衛を、自分たちに任せろと命令。
そう、国防なる主権の一番の権利の発動を「制限」したまま。
つまり、事実上日本を「従属」しているということ。
その意味で、いまだに日本は「不完全な主権国家」。
どうだろう?
史実に「もし」を言うほどノーテンキではないが、これだったら、そのまま占領しておいて、北方領土も、尖閣諸島も、竹島も、属国の日本のモノにきちんとしておいてくれたらよかったのに…と思わないか?
と、と、ところで!!!
Don't you find it shocking that Japan has been a member of the international community for about seven years with imperfect sovereignty(我が国が、不完全な主権のままで、約7年間も国際社会の一員でいたことには、衝撃を覚えないか)?
To be continued...