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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・新日本砂漠化-113 「核」の比ではない「隕石雨」の落下!?

It must be natural for anyone to feel to see that scene with doomsday(あの光景を見て、この世の終わりと感じるのが、自然)!

世界戦争が始まった!
この世の終わりだ!
ヤバい。とにかく逃げろ! 寒いからコートを取ってきたいけど…そんな時間はない、逃げろ!
大パニックになったロシア・ウラル地方西部チェリャビンスク州など4州とカザスタンの人々の気持ちが、本当によくわかる気がしないか?
東仙坊、太陽よりも凄い目のくらむ閃光、信じ難い火球のスピード、不気味な飛行機雲(?)、原爆が落ちたような(?)衝撃音、おそらく現場にいたらショック死したに違いないと、震撼…。
その映画「ハルマゲドン」をイヤでも思い出させられた「raindrops of meteor(隕石雨)」、直径10m(?)、重さ1トンなのに、何しろ秒速40㎞で落下していたというのだから、まさにミラクル。
そもそも、この隕石、元々は宇宙空間を飛んでいる小惑星のカケラなどの小さな天体のことで、地球の引力の及ぶ範囲に入って、地上へ落ちてきたもののこと、いわゆる「Space stone(宇宙岩)」。
実は、毎日のように落ちてきているが、そのほとんどは大気圏に衝突した段階で消えていると知って、ビックリ。
直径約20cm、重さ10kgのもので年間約800個というから、さらにビックリ。
それが空気中を音が伝わる速さ(マッハ1:毎秒約340m)よりも速く大気圏に入ると、前方にある気体が急激に押しつぶされ、これに伴ってエネルギーが高くなる「断熱圧縮」をし、高温になってる含まれるケイ素や鉄などが溶けて燃え始め、周りの気体も燃焼し、火の玉になるのだと知って、さらにビックリ。
もっとも、それでも、地上に達する前に空気抵抗を受け、多くの破片に分裂して広い範囲にわたって落ちるのがほとんどで、夜なら「流星」。
なかには、秒速70㎞になるものもあるというから、たかが人間、逃げようがないことだけは確か。
どうあれ、2月15日午前9時23分(日本時間午後0時23分)ごろ、ロシア・ウラル地方チェリャビンスク州付近を中心に、隕石が東から南へ通過し、上空約20㎞で爆発し、約直径1cmの破片になって、物凄い衝撃波が発生。
半径約100㎞に及ぶ広い範囲で、割れた窓ガラスの破片などで1200人以上が負傷うち3人は重傷、112人が入院したものラッキーなことに死者はナシ。
被害を受けた建物も、チェリャビンスク州だけで集合住宅が2692棟、学校や幼稚園が計361施設、スポーツ施設が5ヵ所。
凍結した湖に直径最大約8mの穴をはじめ、5ヵ所に落下の破片跡。
約200㎞離れたセベルドロフスク州でまで窓ガラスが破損。
そして、怖れられている携帯電話の受信障害も発生。
夜間気温が氷点下20℃以下になるから、窓ガラスの復旧を急ぐ必要があるというのだが…。
どちらにしても、隕石落下によって負傷者が出るケースは世界的にも極めてメズラシイというから、かえって不思議では?
NASAの発表では、この隕石、大気圏突入前の大きさは直径約17m、時速6万4000㎞で、半径20㎞にわたって森林の木々がなぎ倒した1908年のロシア・シベリアの「ツングースカの大爆発」のときに落下した隕石に次ぐ大きさだったというから、メチャクチャビックリ。
つまり、約100年ちょっと振りだったというのである。
もし仮に地表到達時に直径1m規模だったら、直径100mのクレーターができて壊滅的な被害となっていたはずというから、またまた戦慄。
で、で、では、なぜ前もって予測できなかったのか?というと、軌道が予測できる天体は、直径45m程度が限界でこれより小さい隕石の接近を事前に把握するのは困難なのだそうである。
ということは、日本時間2月16日午前4時25分ごろ、太陽の周りをほぼ1年間で1周していて40年に1回地球に最接近する「asteroid(小惑星)」の一つ「2012DA14(直径45m、重量13万トン)」の影響?
どうやら南から西に向かっていて軌道が違うというのだが…。
今回、そのフットボール競技場の半分、大型客船超の大きさの小惑星は、地球に衝突することはなく、地球からおよそ27700㎞の地球を回る気象衛星よりも近い場所を秒速7.8㎞の猛スピードで通過して行ったが、1200年に1度は地球と衝突するというから、またまたまたビックリ。
ちなみに、そのスピードは銃弾の飛ぶ速度の8倍というのだが…。
もっとも、6500万年前メキシコのユカタン半島付近に直径10数㎞の小惑星が衝突し、大量のチリが巻き上げられ太陽光が遮られ、気温が下がって恐竜絶滅を招いたというのだから、別にメズラシイことではないのかも。
それだって、まだ宇宙全体の1%ぐらいしか地球に衝突していなくて、まだ99%が地球に衝突する可能性があるということ。
結局、宇宙のメカニズムの前には、降参するしかないのかも。
実際、2004年に発見された小惑星アポフィスは、2036年4月13日に地球に衝突する可能性が「25万分の1」あるというから、その前には死んでしまっていたいもの。
何しろ、「エジプト神話の邪神」という意味の直径270mのアポフィスは1月9日現在、地球から約1450万㎞離れた距離。
それだって、最初は、2029年に2.7%の確率で地球に衝突と言われていたはず。
どうあれ、地球衝突した場合、その威力は広島型原爆の2万5000倍というから、もう………。
と、と、ところで、今回、突然、ロシア・ウラル地方西部の落下した「隕石雨」、何でもっともっと東に、もっともっと南に、お天道様の鉄拳のように落下しなかったのか?と地団駄踏んでいるのは、東仙坊だけではあるまい。
そうすれば、地球上はほんの少し平和になったのでは?
核、核、核と喚いているキチガイの国の核がなくなって…。

I wonder why The Sun shouldn't let this meteorite fall to that country(お天道様は、なぜこの隕石をあの国に落下させなかったのか)!
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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