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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

心のブラックホール-32  明日は明日のカゼイが吹く!?-3

I guarantee it must be the usual way of the fraud to easily give a number as the statistics(統計として数字を簡単に出すのは、詐欺師の常道)!

◎たばこ税増税に関する偽善者どもの論拠

③受動喫煙減少──
「国民の健康改善のためのたばこ税増税!」とのたまいながら、「吸っている人が自分で命を縮めるのは止めないが、周りの人の方が被害を受ける受動喫煙はきちんとしないといけない!」と、まるで暗に「生きる価値のない最低の喫煙者は死んでいい!」とまで断言する、毎日家計簿の多寡に一喜一憂する主婦目線の直情的な小宮山洋子厚生労働相なる偽善者…。
喫煙者に限らず、もう誰もが、その正体見たり!と痛感しているはず。
ところで、この最大の嫌煙の論拠とされている受動喫煙に関し、未成年喫煙のstats(スタッツ:statistics、統計)同様、本当に信憑性があるのか?
メチャクチャ疑義を覚えているのは、ヘビースモーカーの東仙坊だけではあるまい。
もちろん、「たばこの先から立ち上る煙」、「漂うタバコの煙」、「タバコのくすぶりの煙」などの「副流煙」、目に見えない薄く広がっ煙粒子成分有害物質が多くETS(有害物質を含む環境たばこ煙)を不本意に吸入させられるSeconding smoke、喫煙後のThirdhand Smokeに、何らかの健康への影響があることぐらいは、百も承知。
そもそも、タールに何らかの問題があるのは、必然。
けれども、何十年も1日100本以上喫煙してきて、自分を含め周りに肺ガンになった人が一人もいないばかりか、一度も厚生労働省をはじめいかなる調査機関からも調査を受けたことがないので、東仙坊、合点がいかない。
それはそうだと思わないか?
WHOまで、全世界で、受動喫煙によって毎年数十万人の非喫煙者が死亡し、2004年で受動喫煙を原因とした全世界の死亡人数推定約60万人(?)と明記。
さらには、職場の受動喫煙によって毎年世界で約20万人の労働者の命が失われているとまで報告しているのだから、余計に悩まないか?
世界中で1年に6千万人死亡しているのだから、60万人ということは、ちょうど1%。
個人的には、少ないと思うが、世界的には何だかあまりに多過ぎて、大変な問題過ぎて、マユツバ臭くないか?
それにしても、今、世界人口70億人、仮に世界の喫煙人口を日本と同じくらいの20%と考えると、非喫煙人口56億人。
そのうち、受動喫煙など全く心配のない環境に住んでいる人が半分としても、28億人。
一体どうやったらそんなリサーチが可能なのか?
しかも、健康被害が顕在化したとき、その原因が明確に喫煙なのか、それ以外の理由なのか判別しようがないはずなのに、16~30年間受動喫煙を続けると肺ガンリスクが1.33~1.59倍とまで言い切っているから、もうミステリーの世界。
28億人近くの人を16~3年間追跡して統計を出すなんて、やっぱりインポシブルでは?
えっ、積分を知らないのか?って?
実は、その数学的発想が、この国をグチャグチャにしていると思うが、どうだろう?
世論調査しかり、70億人の千差万別の人間を勝手に数値化しあたかも概論のように決め込むこと自体が、世界に大きな矛盾を与えていると感じているのは、東仙坊だけではないと思うが…。
もともと、その発想がcapitalism(資本主義)を歪め、単なるジャイアント・ギャンブルでしかない株価を経済の指標にしたり、デリバティブやサブプライムのようなワケのわからない詐欺社会を世界に広げていると思わないか?
それは、今、日本人にとって喫緊の問題である放射能に関しても同じでは?
何ベクレルとか何シーベルトとか数値を挙げておきながら、それはTokyo─New York何回往復したときの被爆量だから安全とか?
一体世界のどこにプラトニウムやストレンチウムの被爆を治験している人がいるのか?
本当にデタラメな振り込め詐欺社会だと思わないか?
また、話が脱線しそうなので懸命に元に戻す。
ところで、この受動喫煙による禁煙のムーブメントが、一体誰が始めたのか?
それを知るだけで、どれだけいかがわしい思惑から始まったのか?
その底辺に恐ろしいまでの人種差別、選民思想があるかがわかると思うが…。
Passivrauchen(受動喫煙)という言葉は、アドルフ・ヒットラーのナチス・ドイツ時代の1939年、フリッツ・リキント医師が初めて使用し、最初の公共禁煙キャンペーンを先導したというから、メチャクチャ納得しないか?
実は、東仙坊、このコトを知って、喫煙者イジメのルーツが理解できたと思っているのだが…。
それはそうである。
本来、紀元前10世紀にマヤ文明やアメリカンインディアン先住民にすでに愛されていたというタバコには、その効用に限らず、それなりの人間に愛される側面が間違いなくあったはず。
なかでも、古代の人々が自然を畏怖し、自然と共生し,自然の中に宿る神や精霊たちとコミュニケーションを図るための唯一のツールとしてタバコを捉え、神や精霊たちをなだめつつ勇気を授かり、と同時に自分自身が癒される気分を味わえることで、心からタバコを愛したということには、メチャクチャ共感を覚える。
東仙坊、まさに日本人のための恵みとさえ感じてしまうのだが…。
実際、1543年のポルトガル人の種子島から始まった南蛮貿易で、南蛮渡来の珍品としてタバコが我が国で急速に広まった理由もよくわかる気がしないか?
また、そのころまでには、世界でタバコは紛れのない万能薬との評価を受けていて、ペスト流行のときには予防薬になるとまで言われたというのでは?
どちらにしても、タバコだけを寄ってたかって悪者にするのは、お門違いだと思わないか?
それでも、どうしてもスケープゴートにしたいというなら、やはり法律で禁止すべきものなのでは?
それに対し、禁止すると、USAの禁酒法を引き合いに出し、密輸が横行するとか、ネットでの直接輸入が増えるとか、闇社会の資金源になるとか、その取り締まりコストがかかるとか詭弁を弄しているのは、何が何でも今や社会的弱者でしかない喫煙者から金を絞り取ろうとしか考えていないからだと思うが…。
それに、仮に国民の健康維持を名目にいくら値上げしてもタバコを吸う人は吸うはず。
ということは、どう言い訳しようと、肝心の目的はどうやっても達成できないはず。
本当になりふり構わぬ詐欺だと思わないか?
事実、数字の真偽はともあれ、1950年代53%だった日本人喫煙率は、2000年33%、2009年には25%と低下し続けているのでは?
このままでも、その喫煙率は十分に自然に減っていくのでは?
そのこと自体は喜ばしいことだったのに、それとともに、当然のごとくッたばこ税収入が減り続けることに、危機感が生まれただけなのでは?
確かに、年間2兆円前後だったたばこ税収入は、この9年間で約20%落ち込んでいる。
そして、昨年、増税すると、禁煙治療の飲み薬が在庫不足になるほどの禁煙ブームが起き、タナボタ。
禁煙に挑戦した喫煙者は約30%いたが、60%超以上が失敗。
ところが、紙巻きたばこ月次販売実績は、増税直後の昨年10月には前年同月比69/9%減61億本と激減したものの今年7月には200億本と前年同月並みに回復。
つまり、陰険な厚生労働省は、ここが喫煙率の下げ止まりと読み、何が何でも喫煙を続けるだろう20%をもう一度絶好のターゲットにしようと考えただけに違いない。
その証拠に、その間、厚生労働省のやったことと言えば、事業所の全面禁煙や分煙を「努力義務」から「義務」に厳格化する労働安全衛生法の改正案を提出しただけで、本気で国民を禁煙させようとなどしてはいない。
自治体だって、神奈川県に続き、全国2例目の受動喫煙防止条例の制定を兵庫県が目指しただけ。
それより何より、政府や官僚が、禁煙に限らず国民に健康であることを強要し、不健康を断罪すること自体は、ファシズムでは?
しかも、それを増税によって制限しようとするのは、民主主義の根幹である個人の自由を侵害することになるのでは?
それにしても、為政者どもが国民の心の芯を溶かしておいて、「ただただ健康であるべし! 明日は明日のカゼィが吹く!」と標榜し、国民を何が何でも世界一長生きさせておいて、医療費が不足すると慌てふためく国って、一体何なのかと思わないか?
誰がどう言おうと、人間はどう生きるか? 何がしたくて生きるのか? それだけが大切なのでは?
そんな中で、「明日は明日の風が吹く!」と前向きに、「せめてタバコと酒ぐらいは好きにさせて!」と欲する、東仙坊が身勝手でオカシイのだろうか?

Did you know that it was Hitler to have carried out a public smoking cessation campaign for the first time in the 20th century(20世紀に初めて公的禁煙キャンペーンを実行したのが、ヒットラーだと知っていたか)?

To be continued...



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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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