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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

彷徨う大和魂-12 日本の「夫婦の絆」のメルトダウン-4

The husband who pretends ignorance “I don't murder my wife”when he murdered his wife... That must be the worst problem why he married her(妻を殺し、殺していないととぼける夫…。どうして結婚したのか?それが一番の問題)!

東仙坊、好きではないが、財団法人法務総合研究所の「平成22年版犯罪白書のあらまし」、法務省犯罪被害実態(暗数)調査 なるものを通読した。
他殺による死亡者数は、自殺者数の50分の1の600人前後。
殺人と傷害は、親族および面識のある者に対して、多い。
都道府県別殺人事件被害者数、 単位人口あたり被害者数が多いのは、1位大阪、2位沖縄、3位香川。
総数順では、1位大阪、2位東京、3位神奈川。
結局、大阪が最悪?
これでは、正直、都構想どころではないのでは?
認知件数について見ると、殺人は最近20年間ほぼ横ばい。
被疑者と被害者との関係別に検挙件数を見ると、殺人では,近年、嬰児殺の減少と親に対する殺人の増加が顕著。
全体として,親族に対する殺人は、増加。
最近では、親族率(検挙件数に占める被害者が被疑者の親族である事件の比率)は、5割程度。
傷害致死でも、親族率は5割程度。
親族に対する犯行は,殺人でも傷害致死でも,憤懣・激情によるものが最も多いというから、やっぱり「絆」は風前の灯なのでは?
どうあれ、これもそれも、夫婦だろうが、家族だろうが、何に怯えているのかわからないが、本気で対峙する勇気がないことが原因なのでは?
とりわけ、夫婦間で本物のコミュニケーションがなく、無味乾燥な仮面夫婦でいることはかなり問題なのでは?
そして、その悪影響が家族に蔓延してしまっているのでは?
それより何より、自分の明確な意思を持って結婚しないことが、一番の問題なのでは?
つまり、結婚とは、一人の相手を正々堂々と束縛するためのものでも、タダでsexをするためのものでも、もちろん一度してみたいからするものではないのでは?
人間としての意思と情熱を持った人間同士が感化し合い、成長し合い、最低でも三人分以上のパワーやエネルギーを発揮し合い、生きる歓びを得ることだと思うが、どうだろう?
とにかく、本当にスパークし合うべきなのでは?
それは本気で愛し合うということで、打算や妥協の産物ではないはず。
もっとも、実は、それは結婚しようがしまいが関係のないことだと思うが…。
どちらにしても、東仙坊、今回取り上げた3つの悲惨な事件のように、結局、妻を殺害したうえ、その犯行をとぼけたり、自殺するような結果になる結婚は、最悪では?

そもそも、sexによるフィジカルなコミュニケーションも、重要なファクターではあるが、それ以上に重要なのはメンタルなコミュニケーションのはず。
つまり、メンタルなコミュニケーションに繋がるsexでなければ、ナンセンスなのでは?
さらなる想像を超えたインスピレーションやバイブレーションを得ることができること、それこそがsexの意義や価値なのでは?
その意味で、sexを必要以上に意識することはないが、ないがしろにしていいものでは絶対にないと思うが…。
ところが、東仙坊、どうも最近のヤングカップルは、そのサジ加減がうまくないと感じている。
お互いの意思、情熱、モラル、マナー、エチケットのないsexほど、メンタルなコミュニケーションを破壊するものもないと思うが…。
2月11日、妊娠を望んでいないにもかかわらず、「男性に嫌われたくない(??)」と、約60%の女性が効果的な避妊をしていなかったことが、「バイエル薬品」が実施したインターネット調査で判明した。
ネットアンケートは妊娠を望んでいなかった20~49歳女性614人が対象(?)。
何でも、 過去1年以内のセックス避妊状況は、
44.5%が「避妊しないことがあった」、 55.5%は「必ず避妊した」。
ところが、問題はその方法で、 約20%の人が「膣外射精」???
膣外射精は確実な避妊法でないだけでなく、逆に妊娠率が27%に上ることも知らないということ?
第一、それでは究極のフィジカルなコミュニケーションが不可能なのでは?
そこで、膣外射精を選んだ人を「避妊しない」とすると、全体の約60%になるというから、ビックリ…。
では、なぜ妊娠を望んでいないのに避妊をしないのか?
20代で最も多かったのは、「大丈夫な気がしたから(?)」、
30代では、「もし妊娠してしまったら、産んでもイイと思った(?)」、
40代では「安全日だったから(?)」がトップだというから、開いた口が塞がらなくならないか?
ちなみに、月経初日から数えて約2週間後に排卵日。
妊娠するのは排卵日の前後数日間なので、そこから次の生理までが「安全日」。
仮に生理が比較的順調な女性でも、1~2日程度の周期のズレは当然。
基礎体温を計って「体温低下=排卵日」と杓子定規に考えている人もいるが、体温はちょっとした体調の変化に影響を受けやすいうえ、個人差も大きいのでは?
ましてや、これだけのストレス社会なのでは?
どう考えても、排卵日をピンポイントで特定すること自体が、容易ではないと思わないか?
いくつかの具体的なサンプルもある。
「雰囲気を悪くしたらだめだと思い(?)、避妊を言い出せなかった」(33歳、会社員)
「精子がないと説得されたので(?)、大丈夫かなと思った」(41歳、会社員)
「その人のことを信頼していたので、何が起こっても大丈夫だと思った(??)」(21歳、学生)
「子どもはいらないが、相手が好きだから」(26歳、会社員)
「何かあったら、責任を取らせようと思った(???)」(24歳、パート)
さらなるデータがある。
2010年9月の厚生労働省「男女の生活と意識に関する調査」…。
日本人女性の15.5%が人工妊娠中絶を経験し、そのうちの35.6%が2回以上の「反復中絶」しているというから、茫然。
最初に中絶を決めた理由は、
「相手と結婚していないので産めない(?)」
「経済的余裕がない(??)」
「相手との将来を描けない(???)」が主なもの。
反復中絶では、
「初めてのセックスのときに避妊しなかった(???)」
「初体験の相手も街で声をかけられた(???)」という回答が目立ちつというから、何をかいわんや。
どうだろう?
出遭いからして、こんな発想だから、やがて妻殺し(もしくは、夫殺し)の惨劇を犯すのでは?

A couple without each other's clear intention must be a problem before the marriage(お互いの明確な意思がないカップルなんて、結婚以前の問題)!

 





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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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