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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・新日本砂漠化-17 さようなら、「ディドリーム・ビリーバー」!? 

Still am I supposed to go on board if I get a coupon of the luxurious cruising(それでも豪華クルージングのクーポンをもらったら、乗船してしまうかも)?

東仙坊、ほとんどのことに達観したつもりだったが、どうしてもダメなのが、気温の変化。
特に、大きな気温変化には、自然災害かのように、なすスベがない。
長い長い睡眠不足、運動不足、ヘビースモーキングのせいか、情けない心臓病のうえ、みっともない眼病と歯病(?)、つまり、満身創痍というより、単なる老化?
どうあれ、極度の低体温症ゆえ、寒いのが、メチャクチャ辛い…。
そうなると、ふと思い浮かべてしまうのが、若いころに描いた老後の夢。
オアフのカハラあたりの小さなアパートで、静かにのんびり。
それは、カウアイ、マウイ、ハワイでも、もちろんモロカイ、ラナイ、ニイハウ、カホオラウェでもなく、オアフ。
どうしても、ある程度のアーバンライフから離れ切れないところが、典型的な都会育ちの悲しい性。
夢でそれでは、あまりにも情けない。
しかも、そんな夢ですら、今やどんどん遠くなりにけりで、まさにかなわぬ夢。
そんな毎日に、ただただ苦笑するばかり。
そ、そ、そんなとき、若いころ、「ニューカレドニア」、「モーリシャス」に行って結構満足していたら、旅のエキスパートの友人に、「セーシェルはもっといいわよ」とあっさりバカにされていたことを思い出すニュースが入ってきて、不謹慎にも、爆笑している。
とっくに「人の不幸は蜜の味」という次元から涅槃していたはずなのに、本当に恥ずかしい。
でも、この話だけは、どうしても笑いがこみあげてきてしまう。
それはそうだと思わないか?
「大きな窓から息をのむほど美しい海を見晴せ、ゴーギャン、ドガ、モディリアニなどの天才画家の作品にインスパイアされた装飾と壮麗でカラフルなインテリアの豪華クルーズ船、水晶の船」、「インド洋の真珠、セーシェル」、「40℃」、そこまでは、ただただ垂涎…。
「だからといって、高齢になってからでは、ニュータイプの姥捨て山でしかないのでは?」
それでも、やっかみ半分でシニカル。
ところが、「停電で、エンジン停止。エアコン、エレベーター、シャワー、トイレ使用不能。バケツで海の水」、「マグロのソテーでなく、果物と冷たいジャムパン」、そして、新・新日本砂漠化-5  コスタ・コンコルディア級の狂乱のカーニバル!?で書き込んだ「コスタ・コンコルディアと同じ運航会社コスタクルーズのCosta Allegra(コスタ・アレグラ)」と聞いたら、やはり、笑ってしまわうのは仕方ないのでは?

何でも、その「コスタ・アレグラ(約2万9千トン、乗客・乗員1049人)」、2月25日マダガスカルのディエゴスアレスを出港、予定では2月28日セーシェル到着。
それなのに、2月27日、インド洋西部セーシェル南西約320㎞沖で、エンジンルームがなぜか(?)火災を起こし、停電のために、無残に航行不能(??)。
火はすぐに消火され、乗客636人と乗員413人に負傷者はいなく、非常電源を使って船内照明や無線などを稼働させているものの、40℃の暑さなのに、エアコンや冷蔵庫がパー。
何とか救援ヘリコプターが、食料を届けてくれても、3日間72時間、暑さと非難のためデッキで雑魚寝していたというから、クックックッ、お気の毒。
それはそうである。
まさに、船上は、洗浄なしの戦場のごとし…。
それでも、近くにいたフランスの大型漁船が時速8㎞で曳航、3日間でセーシェルのマヘ島にある首都ビクトリアに、無事入港。
豪華クルージングは、あえなく、ここで中止。
もっとも、相次ぐ不祥事にコスタクルーズ側も、懸命にリカバー。
旅行代金の2倍返還、セーシェルでの1~2週間のバカンスを無償提供。
バカンスを望まない場合は、運航する別のクルーズを2年間無料で利用できるクーポン提供。
さらに、今回の事故処理について、「手際のよさ、我々がジェノバから行った応援、事態に対する乗員の対応は称賛に値する」と自画自賛(?)。
それもムリのないこと。
何しろ、コスタ・コンコルディアの事故後、予約が35%も落ち込んだというのだから…。
そこで、東仙坊、急にあることが気になって、乗船客リストをチェック。
フランス人が127人、イタリア人126人、ドイツ人38人、英国人31人、カナダ人13人、米国人8人、子ども4人、インド洋の海賊対策用イタリア海兵隊員9人…。
そう、日本人がいないということに、二重の意味でホッ。
そ、そ、それでも、正直、40℃は少し羨ましいかも…。
というのも、保育園児国家、モラル完全崩壊社会、我が日本は、あまりにも寒すぎるから。
どちらにしても、寒さは、カラダに悪い。
それで他人事ではないのが、2月29日、「ザ・モンキーズ」のリード・ボーカル、デイビー・ジョーンズが、就寝中に心臓発作のため66歳で死去したこと。
これで、ハワイで暮らしたいと考えていた、東仙坊のDaydreamは、ほぼ消滅かも?
ああ、さようなら、白日夢、Daydream believer…。

I think my dream to live in Kahara of Oahu has become extinct in the old age(老後はオアフのカハラで住むという夢は消滅してしまった)!









profile

東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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