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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・新日本砂漠化-28  マスメディアによる「子どものウソ国家」創造-2

At first say the disposal of spent nuclear fuels if you say nuclear power generation re-operation(原発再稼働を言うなら、まず使用済み核燃料処理を言え)!

東仙坊、前回、産経新聞の方々に、デンマーク製作の2010年国際環境映画祭グランプリ受賞作品「Into Eternity(地下深く永遠に~100000年後の安全)」をチェックすることを提案した。
本当は日本人のすべてが観るべきと考えているが、原発問題を単に生活問題にしておっしゃれているヒトびとが、到底、理解したくないと思うはずだから。
どうあれ、その中で最も興味深かったのは、仮に10万年後人類が生存していても、その未来人類を信頼できるか? どんな言語や文字でコミュニケーションできるのか?
というようなシニスムとアイロニー…。
それと、6万年後には、氷河期がきて、地球上は永久凍土になってしまうということ…。
さらに、ウランだってすぐ枯渇するから、せいぜい21世紀中に原子力エネルギーはなくなるということ…。
ついでに、原子力に関しては、知っていることは知っている、知らないことは知らないとクリアにオープンにすべきということ…。
とにもかくにも、このことに触れないマスメディアは、金のために魂を売っていることになると思うが、どうだろう?

さて、見るも無残なおバカぶりの保育園児政府による、インスタント原発安全基準策定などというオタメゴカシはともあれ、原発の実情は、予断の余地は全くナシ。
フクシマノブイリ人災問題は、決して福島県だけの問題ではなく、日本全体の問題では?
明日は我が身。
そのことを肝に銘じて考えるべきだと思うが…。
どうあれ、使用済み核燃料処理を、そこからとらぬ狸の皮算用で抽出してしまったプルトニウム処理を考えない原発稼働は、マヤカシそのものでは?
もしかして、本気で10万年間安全に水の中で冷却し続けられるとでも言うのか?
それとも、どうせ10万年後まで人類が日本人が生きながらえるワケもないのだからと開き直るのか?
その意味で、21世紀の情けなくてみっともない人類が、人類史上最大の犯罪人になるかどうかの問題なのでは?
特に、たかが人間の叡智を過信し、使用済み核燃料を再利用し、次世代の高速プルトニウム増殖炉を絵に描いた餅で終わらせた我が国では、その45トンの抽出プルトニウムと約2万本の使用済み核燃料棒をどう始末するかが先なのでは?
まさか地震がない(?)青森県の六ヶ所村にでも放置しようというのではあるまいな?
ということは、今回のフクシマノブイリ4号機で明白になったように、リスキーなまま水槽に入れ続けるということ?
それだって、乾式貯蔵に換えるべきでは?
再稼働をどうこう言うより、それを何より優先するべきでは?
そうしないと、この狭い地震だらけの日本に54基もある原発のそばにある使用済み核燃料棒貯水槽のリスクは、メチャクチャ高いままなのでは?
どちらにしても、このことを厳密に追及しないマスメディアは、その使命を放棄していると思うが、どうだろう?
東仙坊、唯一信頼している産経新聞にも、それを怠ってほしくないのだが…。
とにかく、原発再稼働を急ぐより、原発の安全性を見せかけで高めたりするより、使用済み核燃料棒、放射能廃棄物、放射能汚染水の処理を、その最終処理場を急ぐべきなのでは?
そんなことより、フクシマノブイリの廃炉を迅速かつ適切に進めるべきでは?
あんなプラスチックの積み木みたいな装置で大地震に本当に大丈夫なの?
これから高濃度放射能に対応できる作業ロボットを作るとか悠長なことを言っていて、本当に何とかなるの?
ここは、冷静に熟慮すべきでは?
ちなみに、東日本大震災後、すぐに2034年までに国内全5基の原子炉を順次廃炉にすると決めていたスイスで、メチャクチャ気になるスイス連邦行政裁判所の判決が、3月7日にあった。
首都ベルン近郊にあるミュールベルク原子力発電所の原子炉について、速やかな閉鎖を求めた地元住民の訴えを認め、安全対策が取られなければ、2013年6月までに運転停止するよう命じるというのである。
この1972年運転開始の原発は、フクシマノブイリと同じ沸騰水型で、2009年、スイス連邦エネルギー省は継続検査を前提に2012年末までだった運転期限の無期限延長を認めてられていた。
ところが、原子炉にヒビがあることが判明。
それを受け、より早い脱原発を目指す地元住民が無期限延長の取り消しを訴えていたもの。
判決は、震災対策の欠如や冷却水をそばを流れるアール川だけに頼る危険性を指摘。
運営会社に安全対策の提示を求め、来年6月までにできない場合は運転停止を命じたというのである。
では、東仙坊、なぜこの原発に注目するかというと、フクシマノブイリとは明確に違い、ベントのハンドルも建屋の外にあり、放射性物質を1000分の1にするベントのフィルター装置まであるくらい、安全性に配慮していたからである。
それでも、稼働停止するということを重く受け取るべきでは?
また、日本のマスメディアは、こういうことをきちんと報道すべきでは?
そこで、参考までに、東日本大震災後のスイスの新聞報道を…。
「世界で最も安全な原発所有国で事故は起きた。あり得ないことが起きた。それは2008年、2009年の経済危機があり得ないのに起き、エジプトのムバラク大統領の失墜、リビアのカダフィ大佐の失脚もあり得ないのに起きたのに似ている。多くのことがあり得ないのに起きている。気候変動、インターネットの崩壊、極端なインフレーション、石油資源の終わり…。人間は突然無力な存在になった。無力さにただ泣くしかない存在。恐らく地球を怒らせてしまったのではないか? もっと速い自動車が欲しい、もっと原子力発電所が欲しいと、欲望のままに進んできた。ただそれが可能な限りだが…。日本は、人間の限界がどこにあるかを再び見せてくれた。後、何回こうした限界を見せつけられないと人間は納得しないのだろうか? 地球は後どれだけ我々に耐えてくれるのだろうか?」
どうあれ、我々は、明らかにすぐウソとバレる子どものウソをつく、情けない政治屋ども、みっともない官僚ども、ゴウツク張り経営者ども、それらにオモネりまくるマスメディアに、十分注意すべきだと思うが…。

We should think about reason Switzerland which considered safety from Japan operates nuclear power generation and to stop(日本より安全性に配慮していたスイスが、原発を稼働停止するわけを考えるべき)!
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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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