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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

彷徨う大和魂-31  JR-Nに、イヤ、JRにNOを!?-3

A dictionary of JR of the Japanese governmental management doesn't have the word security of the passenger(親方日の丸のJRの辞書に、乗客の安全という言葉はない)!

実は、JR-Nのレールの異常放置という安全管理の杜撰さは、昨日今日の話ではなく、旧国鉄時代の1985年に変更された規定の適用を誤っていた当時から継続的に誤認してきているというから、ますます開いた口が塞がらない。
つまり、28年間、デタラメだったということ。
何でも、カーブのレール幅は旧国鉄時代に5mm狭く変更。
それに伴い、列車の走行の振動などでレールが広がった際、広がった幅が一定の数値を超えると補修が必要となる基準値も、そのカーブのレール幅の変更と同時に変更。
当然、1985年以降に設置されたレールには新基準値を適用しなければならないはず。
けれども、1985年以前に設置された170ヵ所にまで新基準値を何も考えず適用してしまい、補修の必要ナシとしてしまっていたために、旧基準値を当てはめるとすべて5mm未満の範囲で数値をオーバーすることになってしまったというのである。
よくわかんないって?
ようは、単に手抜きしたということ。
97ヵ所のうち、本線で函館線や札沼線など7路線14区間の49ヵ所、副本線で48ヵ所。
主だったところでは、特急「スーパー北斗」が走行する室蘭線の本輪西-萩野間など6ヵ所、特急「スーパーカムイ」が走行する函館線の納内-旭川間、特急「おおぞら」が一部を通過する根室線の庶路-東釧路間でも2ヵ所、留萌線の深川-増毛間の2ヵ所、札沼線の石狩太美-新十津川の14ヵ所。
副本線では、石北線の遠軽駅構内、室蘭線の豊浦駅構内など少なくとも4ヵ所。
詳細が全部出ないのは、JR-Nが異常箇所の地点などのきちんとしたデータを持ち合わせていないということ。
そして、浮き彫りになった問題点は、異常放置が保線に当たる44部署のうち15部署に集中しているといこと。
それから、保線業務レベルが、部署ごとに異なっているということ。
ちなみに、44部署には、各地の「保線管理室」のほか、駅に置かれた工務部門。
特に函館線大沼駅構内で起きた貨物列車脱線事故現場を担当している部署である「大沼保線管理室(北海道七飯町)、その放置数は97ヵ所のうち、23ヵ所。
次いで「苫小牧保線管理室(苫小牧市)」、16ヵ所。
当別町の「石狩当別駅」、14ヵ所。
遠軽町の「遠軽管理室」、12ヵ所。
一方、運行本数が多い「札幌保線管理室」など残りの29の部署ではゼロ。
どうだろう?
部署ごとの意図的な組織ぐるみの手抜きの臭いが、プンプンでは?
実際、異常放置をしていた部署では、「失念していた」とか「他の作業を優先した」などとどこまでもとぼけているから、恐ろしくないか?
また、レールの異常がわかる「軌道検測チャート図」というデータが保線区から本社に報告される仕組みになっているともいうから、JR-N本社も数値を見ればすぐに気づいたはずでは?
ということは、すでにJR-Nでは、「北鉄労」をコントロールできないということなのでは?
どうあれ、2009年113億円でJR石勝線の特急脱線炎上事故前年の2010年58億円に減少していた安全関連の設備投資、そのJR石勝線事故で事業改善命令を受け、昨年11月に今後10年間で1300億円を投じる安全基本計画を発表したのでは?
そのお金はどうなっているの?
とにもかくにも、9月23日、国土交通省は事故につながる危険があったとしてJR-Nに事業改善命令。
そして、鉄道事業法に基づく特別保安監査の範囲を大幅に拡大することを決定し、通常4人程度の監査員を9人で当たらせていたのを、9月25日からは本省鉄道局技術企画課長を主任に据え、「常識では考えられない。著しい安全意識の欠如。最低限の情報さえ本社の担当部門に上がっていないのは異常な状態だ」とさらに前例のない規模の20人態勢に増強。
それはそうだと思わないか?
国土交通省は、その特別保安監査に入るたびに、監査員を現場に派遣し、点検記録などを確認していながら、レール異常の放置を見抜くことはできなかったのでは?
つまり、ある意味、グルだったのでは?
「これだけJR-Nの信頼回復に知恵と力を注いできたのに裏切られた気持ち。今回はこれまでとは状況が異なる。根本的な体質に問題があり、小手先だけの改善・改革ではすまされない」と意気込むのも、責任転嫁されると困るからでは?
東仙坊、ただただ2016年春に新青森-新函館(仮称)が先行開業する予定の北海道新幹線を早く軌道に乗せたいだけと思っているが…。
どちらにしても、事故の原因分析や安全対策推進のために、JR東日本に協力を求めるようJR-Nに指導しているようでは無能の極みでは?
ところで、10月25日、国土交通省の瀧口敬二鉄道局長は、10月9日から12日まで2回目の特別保安監査を行った結果、事故などの原因究明や再発防止策を調査、審議するJR-Nの安全推進委員会が機能していないことが判明したと、2度目の改善指示。
そして、エンジンの出火やATSのトラブルなどの際も一部についての報告にとどまっており、原因究明などが行われていなかったと、原因究明と対策を調査審議するよう提案(?)。さらに、いくつかの「保線管理室」では、枕木の管理について老朽化などに伴う交換基準を定めた検査の規定やマニュアルが存在せず、現場に徹底されていなかったと、基準の整備と現場への周知徹底、現場での枕木1本ずつの状態把握と管理を要求(?)。
それでも、なぜかJR-Nが恐れる2度目の事業改善命令はナシ。

す、す、すると、早速、JR-Nのテロリストどもが露骨に反発。
10月25日午後7時35分ごろ、旭川の隣、北海道当麻町のJR石北線当麻駅で、駅に入ってきた2両編成の遠軽発旭川行き普通列車が線路の上になぜか置かれていた長机と接触。
もちろん、乗客40人と運転士にケガはナシ。
その線路上に置かれていた長机は幅121㎝、奥行き40㎝、高さ86㎝。
列車の運転士が気づきブレーキをかけたが間に合わず接触したもののオオゴトにはならなかったというけど、実にいやったらしい事件では?
無人駅の当麻駅の構内から長机が1つなくなっていて、何者かが構内から持ち出して線路の上に置いたものとみられるというから、陰湿。
北海道警旭川東署は、列車往来妨害事件として捜査し始めたというから、絶対にホシを逮捕して欲しいと思わないか?
どちらにしても、この事件に、JR-Nの本当の正体が垣間見れるのでは?
そして、とにかく、北海道でJRにお乗りになる方々は、地震や津波や台風や竜巻と同じくらい命懸けだということを自覚すべきでは?

The Japanese citizen should use JR after JR recognized that it must be a weird terror group well(日本国民は、JRが不気味なテロ集団であることをよく認識したうえでJRを利用すべき)!



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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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