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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

彷徨う大和魂-32 「サプア」を水槽に入れて飼い続ける「カンパンゴ」-82

As long as China should sue the ICJ for the Senkaku problem solving, the war won't occur(中国が、尖閣諸島問題解決にために国際司法裁判所に提訴しない限り、戦争は起きない)!

東仙坊、中国が戦争を起こさないと確信している理由の一つに、中国が尖閣諸島問題解決にICJ(国際司法裁判所)での提訴をしないことがある。
実際、中国対日交流団体「中日友好協会」会長である唐家璇元国務委員は、我がカンパンゴの国会議員の「尖閣は歴史的にも国際法上も日本領であり領土問題は存在しない。それでも、どうしても異論があるならICJに提訴してはどうか?」との問いに、「2国間で解決すべき問題だと思っている」と明確に否定。
どうだろう?
中国が初めから尖閣問題をアヤツケとみなしているということなのでは?
つまり、国際的な法廷闘争では負けると判断しているということでは?
そんな無理難題を理由に本気で非合理的な行動である戦争をする893はいないと思わないか?
どちらにしても、東仙坊、ここまで中国が戦争を起こさないと断言する根拠は、中国の最高指導者と人民解放軍の関係性をベースに独自の卓見を披露しているUSA亡命中の中国民主化運動活動家、陳破空からのメッセージ。
1963年に四川省三台県に生まれ、湖南大学、上海同済大学で学ぶなかで、1985年に大学院生たちと連名で中国共産党総書記の胡耀邦へ改革を訴える意見書を提出。1987年広州・中山大学の教員となり、1989年天安門民主化運動に呼応して、広州でも民主化運動を進め投獄されたたのに、出獄後も民主化運動を展開。
1993年に強制労働収容所で服役するが、1994年苦心惨憺のすえ、獄中から国連などの国際機関に、強制労働による製品の輸出や人権蹂躙の実状を訴えたという気骨の人。
1995年釈放されるが出国を暗に示唆され、1996年USAに亡命しコロンビア大学客員研究員となり経済学の修士号を取得。
そんなN.Y在住の「永遠の亡命者」である陳破空が出版した「赤い中国消滅 張り子の虎の内幕」。
中国内外に巡らせた情報網と元大学教授の分析力を活かし、腐敗極まる中国共産党の実態と赤い支配に幻滅し尽くしている国民感情を徹底的に暴露…。
◆軍権を掌握できていない習近平は、人民解放軍の面子を保つため沈黙?
文革・尖閣諸島・権力闘争・長老支配・外交・経済・民族主義・人民解放軍。
あまりにも有名な毛沢東語録「鉄砲から政権は生まれる」は、中国共産党の政権獲得後60年が経ってもいまだ死文化せず、軍の掌握こそが安定した政権運営のキモ。
そのキモである軍権を習近平はいまだ掌握できておらず、ヘタをすれば軍部の暴走という状況。
「習近平は就任したばかりのころ、ほぼ全神経、全勢力を軍に注いだ。頻繁に軍を視察して軍幹部に取り入り、軍人を激励した…対外的には、軍のやりたいようにやらせて隣国との領海、領土をめぐる争いを激化させ、自分に有利な人事配置をおこなって統帥権を強化している。自分が強硬な軍事指導者であるとのイメージを作り出し、威風を吹かせて軍を治めようとしている。これは歴代の中国共産党指導者のやり方で、習近平が日本に対して強硬なのは、このためである」
毛沢東や鄧小平は日本軍や国民党軍との戦闘を生き残る中で軍事的権威を獲得。
江沢民、胡錦濤、習近平は、実戦を知らない文民出身の最高指導者であり、彼らが軍部の支持を得るためにはアメを与え続けるしか方策はない。
軍部にとって尖閣諸島への軍事展開を容認することが軍部の面子を保つためのアメ。
だが、ここで問題となるのは軍の暴走にブレーキをかけるためのムチがないということ。
では、そのアメを与えられた人民解放軍の実力はというと、疑問符が付かざる得ない。
近年は入隊するにも賄賂が必要という腐敗ぶりに加え、軍内部の士気はだだ下がり。
「大学や公務員試験に受からなかった場合に、子どもの進路をどうするか。中国の親たちは苦慮の末、世間体も保たれる軍隊に入れようと殺到する。かくして人民解放軍は大人気の就職先となり、入隊するにはそれなりに金が…つまり、賄賂が横行している。兵役に就くために必要な賄賂の相場は、農村出身の男子が2万元、都市部出身者の男子が5万元」。
カネの魔力に取り憑かれた軍幹部たちの暴走はとどまることを知らない。
国の資源から武器まで、あらゆるものを横流しして私腹を肥やしている。
その額は中国のGDPの20%。
「武器の販売と密貿易は解放軍国境警備部隊の専売特許である…2012年12月、USAブルームバーグは、中国共産党の元老だった王震の息子の王軍、鄧小平の娘婿の賀平、陳雲の息子(陳元・現政協副主席)らは皆、武器の密貿易で巨万の富を得たと暴露。
これら3ファミリーの企業資産の合計額は、中国の1年分のGDPの5分の1超。
近代国家の軍隊とは、所属する国家の道徳と規律を最高レベルで体現する存在。
それと真逆の道を行く状況に悲鳴をあげたのは一部の人民解放軍幹部。
人民解放軍機関紙では兵士が敵前逃亡する可能性に言及するという前代未聞の論説。
昨年1月20日、解放軍報は「戦争に備えよ!まずは平和の陋習にメスを!」
人類共通の目標である平和を「陋習(悪い習慣)」という2文字で綴っていることは、中国共産党の平和を無視した暴力的体質を暴露するもの、それ以上に中南海が軍に対して抱く危惧を吐露。
人民解放軍が長期間戦争をしていないため、一部の兵士の間でだんだんと「平和の陋習」が蔓延。
これらの陋習が「部隊の訓練の隅々に潜んでおり、戦争をしたら大敗するだろう」。
それは驕り高ぶった解放軍の贅沢三昧と、頂点に達した腐敗。
「平和の陋習」が「部隊の訓練の隅々に潜んでおり、戦争をしたら大損を食うだろう」…このような危機感を政府指導者が抱いており、自信をなくした解放軍が敵を恐れ、戦争を恐れていることが、紙上で明らかにされたのだ。
そして、敵前逃亡をした者には厳しい罰則をもって対処することを政府は決定。
2013年3月27日付の『解放軍報』は『軍人違反職責罪案件立案標準規定』を公布。
同規定は、戦時における兵士の国家への裏切りと敵への投降行為に主眼を置いたもの。
中南海は、ひとたび戦争が起きれば、大量の解放軍兵士が逃亡するのではと危惧しているのだ。
この軍人違反職責罪案件立案標準規定によれば、敵前逃亡したり、政治亡命した兵士は起訴されるべき大罪だと断じている。だが、腐敗の温床である賄賂などについてはほんの少ししか触れられていない。

こうした状況に頭を痛めているのは他ならぬ習近平。
習近平は軍事委員会主席に就任して以降、解放軍の腐敗について非常に憂慮。
習近平は南方軍を視察した際、「買官売官、派閥づくり、汚職」がはびこっているというと語り、気持ちが高ぶった様子でそばにいた兵士に質した、「もう長いこと軍隊にいて、一体オマエは戦えるのか戦えないのか、どうなんだ?」と…
◆中国政府の対日最大の武器、それはハッタリ!
習近平は、政権の安定のために軍の歓心を買う必要があり、軍の腐敗にはメスを入れず、軍が局地的な摩擦を起こすことも容認。
その際、摩擦相手が日本であれば、毛沢東支持層にアピールできる点でより望ましい。
一方、解放軍の高級幹部は、自軍のモラル・士気・規律・風紀が軍事作戦に耐えられないほどの危険レベルにあることを認識。以上を満たしたうえで中国が日本に対して実行できる選択肢は、ほぼ一つしかない。
ハッタリ…。
武力衝突で勝つよりも、戦わずして敵を屈服させるほうが戦略としては上。
孫氏の兵法の故郷を自負しているのか、中国はこの手を多用してきた過去がある。
2010年、朝鮮半島での天安艦沈没事件に対処するために米韓は黄海で合同軍事演習をおこなうこととした。
これに対して副総参謀長を含む解放軍幹部がメディアに登場し、「黄海に進入すれば、中国の第2砲兵隊と海軍原子力潜水艦は飽和攻撃を開始する。USAの空母が黄海地区に到達したなら、それは中国に『生きた標的』を捧げる行為に等しい。解放軍は反応の敏捷さと総合的な攻撃能力を試すことができ、弾がうまく当たるか、攻撃の精度と破壊力を確かめることができる」とまくしたてた。

◆このハッタリを完全無視してUSA艦隊が黄海に入ってしまったあとの中国の絶叫は無残なもの!
「中南海はまた、心理作戦の効果がなく、USA軍が中国の脅しをものともせずに、黄海で軍事演習がおこなわれることになった場合も考慮済み。早めに土俵を下りるための梯子を用意しておく一方、故意に『未来形』の言葉を作り出して恨みを発散する。例えば『USAの黄海での挑発行為は必ずやその報いを受けるであろう』『報復しないのではない、そのときがまだきていないだけのことだ』…自らを強く見せかけようとして『対抗』するため、中国側は自分たちの軍事演習を専攻しておこなったが、演習に選んだ場所は黄海ではなく東シナ海。敵を恐れて戦争を回避しようとしている意図は明白なのに、『東海で軍事演習をおこなうことによって、黄海で軍事演習をする米韓海軍に対し、『封じ込め』を実施できる』と自ら解説している」
結局、中国の本音は「USA怖い」ということ…。
◆毛沢東は媚日だった?
現在の国家主席である習近平が自らの体制を堅固なものとするため、中国国内の毛沢東左派を味方にしている。
ところが、毛沢東は反日でもなければ、尖閣諸島にまるで興味がなかった。
「歴史について多少の知識があれば、本物の毛沢東は反日でも抗日でもなく、むしろ媚日であったことはすぐにわかる。日中戦争の際、毛沢東は抗日を装いながら、陰で日本軍と通じ、共同で当時の中華民国政府を瓦解させたのだ。…そもそも、中国共産党か政権を樹立した後、毛沢東は尖閣諸島は日本の領土であるとはっきり認めている。こんなちっぽけな島など取るに足りない、と
今や強気に尖閣周辺での軍事的圧力を増している中国だが、以前は日本に対し衝突を回避しようとしていた。
国民に対して権力を誇示したい、いわゆる中国共産党の思惑と面子。
「北京はあらゆるルートを通じて、再三にわたって日本政府に対し、中国政府の面子を保ってくれるよう求めたが、日本は聞き入れなかった。…日本政府の尖閣国有化によって、中国政府の面子は丸潰れとなった。 日本の尖閣諸島国有化によって、中国国内の世論が沸騰することは明らかであり、中国政府は国民に対して面目が立たない。必ずや何らかの意志表明、あるいは行動を起こし、 面子を挽回しなければならない。それが、海監の船艇・航空機や、海軍の艦艇、戦闘機を 再三にわたって尖閣諸島へ接近させた理由である」
尖閣諸島近辺での挑発的な行動も、弱く見られたくないというコンプレックスの裏返し。
◆人民日報でも「尖閣諸島は日本のもの」!!
尖閣諸島が日本のものだと主張しているのは毛沢東だけではない。
共産党のお抱えメディアである人民日報にいたっては、尖閣が日本のものだと認めるばかりか、「そんなこと言ってませんから!USAの捏造ですよ!」と逆ギレ。
「1953年から1958年までに中国共産党機関紙『人民日報』が発表した社説と論文は、『琉球諸島は尖閣諸島を含む』と指摘したうえで、『これらの島嶼は過去いかなる国際協定においても日本を離脱したとの規定がなされていない』と認めている。さらに、いわゆる『中国は琉球の主権を絶対に放棄しない』との言葉は『USAが捏造したもの』であり、中日両国に対する『邪悪な挑発』で、『その目的は日本への帰還を強く望む(沖縄 住民の)感情に打撃を与えることにある』とUSAを激しく非難する声明を発表した」

最近では沖縄も中国のものだと主張していたはずだがが、かつては人民日報までがこう書いていたのである。
とても今の紙面からは想像もできないような内容である。
仮にも公器である新聞で、こうも簡単に手のひらを返すところがいかにも中国らしいといえば、中国らしい。
そのうち「実はあの発言は日本によって捏造された」と言いかねない。
ちなみに、なぜこのような発言を当時行っていたのかというと、日中国交正常化に際し、尖閣や沖縄の領有権を主張する勢力が中国国内にもいたのだが、それが日本側に伝わると国交正常化の妨げになると当時の毛沢東など中国政府は懸念したのである。そのため、そういうことを言ってる人たちはアメリカが仕込んだことだと流布したワケ。
どうあれ、腐敗まみれの中国人民解放軍は日本に勝てるワケがない。

If there is time to have retorted to China in an awkward manner, Japan should be full support for Chinese is “exile eternal ”living in NY(無様に中国に言い返しているヒマがあったら、日本はN.Y在住の「永遠の亡命者」である中国人を全面支援すべき)!

To be continued...
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東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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