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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

彷徨う大和魂-32 「サプア」を水槽に入れて飼い続ける「カンパンゴ」-79

Giving priority to that the prime minister lets at first domestic traitors fall silent if he proposes the principle of active peace(首相は、積極的平和主義を提唱するなら、まず国内の売国奴どもを黙らすことを優先すべきでは)?

中国の誤算に、我がカンパンゴの歴史的になかったと言っても過言ではない「事なかれ的で曖昧ではない反応(?)」があるはず。
まさかあの弱腰のカンパンゴが…ここまで強気に出るとは…というのが、中国の率直な気持ちなのでは?
それゆえ、その後の対応に窮している面があるのでは?
何しろ、USAのAEI研究員ダン・ブルーメンソールが指摘した通り、「安倍晋三政権がまとめた国家安全保障戦略の積極的平和主義を『21世紀におけるアジア史の転換点』になる」とカンパンゴは臆することなく威風堂々。
そして、AEIマイケル・オースリン日本研究部長が指摘した通り、「韓国が安倍晋三首相の歴史認識を非難するばかりであることと、中国が尖閣上空を含む東シナ海上に防空識別圏を設定したこと。そして、バイデン副大統領が北京で防空圏を撤回させることに失敗したこと。それらによって、安倍晋三首相が2014年を守勢に立って始めるより、反撃に出ることを決めたのでは?と、これもそれもオバマ政権の不甲斐なさが原因」とどこまでも冷静沈着。
これで、さらに、福沢諭吉の1855年「脱亜論」を思い起こしながら考察してくれたら、もう完璧と期待しているのは、東仙坊だけではあるまい。
そう、あの開国・明治維新から日清・日露戦争にいたる時代の「面映ゆくてイライラさせられた不愉快さ」…。
せっかく中国とサプアを何とかしなければと粉骨砕身した福沢諭吉をして、「我輩をもってこの二国を視れば、今の文明東漸の風潮に際し、とてもその独立を維持するの道あるべからず。むしろその伍を脱して西洋の文明国と進退をともにし、その支那、朝鮮に接するの法も隣国なるがゆえにとて特別の会釈に及ばず、まさに西洋人がこれに接するの風に従て処分すべきのみ」と、憤怒の念に駆らされた空しさ…。
「西力東漸」。
西の巨大勢力が東の方へどんどん押し寄せてきて、大清帝国と朝鮮はおろか我が日本まで風前の灯…。
とにかく、その時点でアジアにおいて独立国でいられたのは、シャム王国(タイ)、ネパール、ブータンぐらい…。
今中国が夢見る大清帝国だってアヘン戦争ですでにグジャグジャ。
香港をイギリスに奪われ、ほとんど独立国としての体をなしていなかったアリサマ…。
北の方は、外興安嶺から黒竜江まで全部ロシアに奪われ、南の方の沿海州も全部ロシア。
そして、太平洋の島々も、UK、フランス、オランダ、ドイツ、USAなどの国々に完全分割され、インド、ビルマ、ベトナム、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、西洋の植民地。
とりわけ、親分の大清帝国が同じ属国のベトナムをフランスに奪わていたというのに、手下のサプアは政争と内乱に明け暮れ、末期的状況…。
そこで、我がカンパンゴ、どこまでもカンパンゴらしく「向こう三軒両隣」などとノーテンキに考え、よせばいいのにサプアを助けなきゃとイージーに男気を発揮。
1851年「我ためにはあたかも火災の火元を隣家に招きたるものにして、極度の不祥をいえば日本国の独立も疑なきにあらず」と言っていた福沢諭吉までがサプアの自主独立を目指す開化派を支援。
多数のサプア留学生をその慶應義塾に受け入れ、また門下生をサプアに派遣してまでハングルの「漢城周報」を刊行しつつ、密かに開化派へ武器供与。
それはそうだと思わないか?
ほんのわずかのリスクマネージメント能力があれば、「朝鮮が清国との服属関係を断ち日本の明治維新を模して近代化を成し遂げねば、列強の餌食となることは火を見るより明らか。 そうなれば日本も危うい」と考えたのも無理からぬこと。
どうあれ、その甲斐あって、サプアで開化派による守旧派打倒のクーデターが見事成功。
ところが、大清帝国の介入によって、あえなく三日天下。
首謀者が日本に亡命し、ジ・エンド。
すると、宗教団体である東学党が減税やなぜか反日を掲げて暴動
その結果、お人好しの我がカンパンゴ、よせばいいのに日清戦争に突入。
ところが、驚いたことに眠れる獅子と呼ばれていた大清帝国を打ち破り、遼東半島を割譲。
そうなると、それをヨシとしないロシアが独仏を巻き込んで三国干渉。
すると、よせばいいのロシアの南下政策に対抗して日露戦争。
そして、な、な、なんと、それにも勝利し列強の一角。
そのために、世界からサプアを何とかしろ!と要求され、自分たちも本気でサプアを何とかしなきゃ…とのぼせてしまったのも事実。
東仙坊、明確にしておきたいが、サプアは安穏と中国のユリカゴの中でボーッとなんとなく生きていたいだけのヒトたちなのである。
それを謹厳実直に一生懸命生きるようにさせたのだから、ここまで気の狂ったサイコパスにしてしまったと思うが…。
イケない、イケない、また話が脱線してしまう。
ともかく、中国は失った20年の日本を間違いなく見下していた。
それは、日本の後ろ盾のUSAの話からも安心してそう思い込んでしまっていた。
そ、そ、それなのに、あのUSAと本気で戦争した国らしくメチャクチャ手強かった。
昨年6月、自衛隊は、USAカリフォルニア州でUSA軍と離島奪還を目的にした合同演習「dawn_blitz2013(ドーン・ブリッツ)」を展開。
護衛艦「ひゅうが」は「アパッチ」を搭載。
USA海兵隊の「MV-22オスプレイ」の着艦訓練。
イージス護衛艦「あたご」の艦砲射撃訓練。
輸送艦「しもきた」、搭載航空機「SH-60K」、CH-47JA、AH-64D
基本的に、空からの機動的な兵力投入について実戦的訓練。
そして、万が一、特殊車両や戦車を尖閣に上陸させれば、陸上自衛隊の2010年開発「10式戦車」
現在の陸上自衛隊の主力である90式戦車に比べて、機動性が飛躍的に向上したスグレもの。
その特徴はC4I機能、C4Iとは「指揮(コマンド)、統制(コントロール)、通信(コミュニケーション)、コンピューターの頭文字C4つ+インテリジェンス(情報)のIのことで、通信ネットワークを戦車同士が情報共有したうえ、歩兵部隊と連携した作戦行動をスムーズに行えるのが特徴。
最高時速70km/hでの高速移動をはじめ、変則的な動きをしながらでも目標を捕捉でき、大型輸送艦「おおすみ」で目的地まで輸送し、沖合から「LCAC(エア・クッション型揚陸艇)」に乗せ換えて上陸させられるというから、力強い。
それだけじゃない。
昨年8月下旬、富士山山麓で陸上自衛隊2400人、戦車・装甲車など約80両、航空機約30機を集結させ「富士総合火力演習」。
もちろん、メーンテーマは「島嶼奪還」。
火力演習には、「第一空挺団」も参加。
最新兵器も登場し、目標識別能力が飛躍的に向上し、再装填時間も短縮され、ターゲットへの同時多数攻撃を確実に実行できる「12式地対艦誘導弾システム」。
装甲車両破壊能力が高いことから「タンクキラー」と呼ばれる最新型攻撃ヘリ「AH-64DAロングボウ・アパッチ」。
100以上の対象物を瞬時に識別し、より危険度が高い相手に攻撃できrだけでなく、対戦車ミサイル「ヘルファイヤー」、30mm機関砲、空対空ミサイル「スティンガー」、70mmロケット弾を装備した世界最強最新鋭ヘリを十数機所有。
どうだろう?
兵力の数ではないのでは?
どうあれ、どんどん最新兵器を用意することこそが抑止に繋がるのでは?
それ以上に、日本人の「自国の領土、領海を守る」という強い覚悟があればそこそこ大丈夫なのでは?
第一、張り子の虎の訓練用空母「遼寧」などは何の役にも立たないのでは?
まあ、東仙坊、それ以前に、今の中国に戦争なんかにエネルギーを注ぎ込む余裕など全くないと思うけど…。
実際、日本の毅然とした態度に中国は困惑。
昨年8月12日、香港・亜洲週刊で、「日本の準空母『いずも』(?)は中国人民解放軍に対抗(?)」と台湾国際関係学者で東アジア統合研究財団会長蔡翼にさせたほど。
昨年8月6日、日本の海上自衛隊の22DDH型ヘリコプター搭載空母「いずも」が横浜で進水。
ここ数年、日本の海上自衛隊の新整備計画「八八艦隊」は質的向上が顕著。
「金剛」、「愛宕」、イージスクラスの駆逐艦のほか、日本は独自に開発した「19DD」や「高波」クラスの駆逐艦も所有 。
海上自衛隊が22DDH型準空母を有したことで、潜水攻撃も可能。
日本の「八八艦隊」はすでに空母戦闘群の主戦力であり、その実力を決してあなどってはならない。
自衛隊と中国人民解放軍ではハード面やソフト面の装備に大きな開きがある。
さらに、人民解放軍は実践経験に乏しいため、実際に戦闘が始まれば日本軍の勝算はかなり大きくなる。
人民解放軍は、今後、日米との軍事衝突をできるだけ避ける道を選んでもらいたい。

どうだろう?
かなり婉曲的に戦争回避を必死で計っていると思わないか?

If we really think the future of the country of Japan, we should be the arms of self-defense as much as infrastructure and disaster prevention(日本の国の将来を本気で考えるなら、防災のインフラと同じくらい自主防衛の軍備をすべき)!

To be continued...














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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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