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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

ああ日本砂漠-100 ケンケンGoGo、犬犬業業、喧喧囂囂!?

The world of the dog must be to the dog, and there may be the world of the vindictive spirit of the dog(犬には犬の世界があり、犬の怨霊の世界があるのかも)!

東仙坊、基本的に犬が好きではない。
それは、小学校5年生のときに、犬に噛まれたからに他ならない。
それも、「お願いだから、噛まないで!」と心から頼んだにもかかわらず、尻をガブッと噛みつかれたから、余計にトラウマになってしまったのかも。
とにかく、足を引きずり、片足跳びのような格好で、肩からかけたヒモの中の新聞をバラマキながら、懸命に逃げたことを昨日のことのように思い出す。
しかし、それはある意味で天罰でもあった。
小学校でイイ子(?)だとか優秀な子(?)だとか言われることに抵抗して、決して豊かなワケでもなかったが貧しいワケでもなかったのに、新聞配達を始め独りで配達するようになって間もなくのころだった。
えっ、なぜ新聞配達をしたのか?って?
実は、そのころ、心を奪われていた同級生女子がいた。
しかし、その子は、同級生たちが勝手に作るウワサを信じ、こちらが必死で想いを寄せているのに悪い冗談としか思ってくれなかった。
そこで、子ども心に、一計を案じた。
朝、新聞配達をしているこちらを偶然見たら、イメージとは違い大したことない、苦労しているんだと思ってもらえるかもしれないと期待したからだ。
事実、まだ配達見習い期間中だったときに、バッタリ出遭い、彼女が酷くビックリした顔をしていたので作戦は半ば成功していた。
そして、そのときの彼女の今で言う淡いラベンダーカラーのタンクトップのようなシャツ、タイトなブルマー型のショートパンツ、長い脚は今なおこの目に焼きついている。
次、会ったときには、軽く話ができる…してやったりの気分だった。
そ、そ、それなのに、犬に噛まれて以来、父親に付き添ってもらうようになり、そのうち、朝の新聞配達は父親だけの仕事にさせてしまっていた。
それを思い出して、夜空に向かって、今ごろになって慌てて謝っているが…。
えっ、その彼女とはどうなったか?って?
なんとか3対3でグループ交際するようにまでなったけど、ちょっとした誤解で、もちろん、失恋…。
そのせいで、彼女の家の近くになると、遭わないように夢中で走るようになっていた。
どんなパピーラブも、それなりに複雑な背景があるもの?
11月19日午前7時半ごろ、大分県中津市是則の路上で、登校中の小学生と幼稚園児の計7人が相次いで犬に脚や腕などを噛まれ、病院に搬送される悲惨な出来事が起きた。
小1男児(7歳)が右脚に2週間のケガ、他の6人も軽傷を負ったというから、さぞや戦慄を覚えたに違いない。
負傷したのは、小学1~5年の男児6人と幼稚園女児(6歳)。
何でも、約10人で一緒に登校・登園中に、突然現れた犬が女児に襲いかかり、それを助けようとした男児らも噛まれたというから、その男児らにパチパチパチ。
犬は首輪をしていたがリードのなかった体長65cmのオス。
大分県警中津署員が約2時間後に、現場から約2kmの路上で見つけ、確保したというのだが…。
どうあれ、中津市内の40代男性が、「自分が飼い主である」と警察に名乗り出て、過失傷害に問われるとか。
さて、東仙坊、この事件がメチャクチャ気になったのは、昔のことを思い出したからでない。
もしかして、栃木県内の河川敷や山中に棄てられた大量の犬のタタリでは?と感じたからに他ならない。
そう、11月18日、栃木県警生活環境課などに、廃棄物処理法違反(?)と動物愛護法違反などで逮捕された、栃木県那須塩原市共墾社に住む、元ペットショップ店員、無職(?)、木村正樹(39歳)なるクソッタレのせいと思ったから…。
何しろ、このクソッタレ、ただただ目の前の現金100万円が欲しいだけで、愛知県の犬繁殖業者から小型犬80匹を引き取り、たった3つの木箱にギュウギュウ詰めにして、借りたトラックで運搬。
それも5時間、水もエサも与えないまま。
それでいて、「販売や譲渡目的で引き取った(?)。静かすぎるなと思って、開けてみたら、死んでいてパニックになり、10月30日夜、宇都宮市の鬼怒川河川敷と那珂川町の山林に、計72匹の小型犬の死骸を、生きた小型犬8匹を困って捨てた」と言い訳しているというから、断じて許し難し。
それはそうだと思わないか?
もし本当に販売や譲渡目的だったのなら、とりあえずどこにどうやって保護飼育するつもりだったのか?
誰が考えても、犬を引き取った後のことなどこれっぽっちも考えていなかったことは明白では?
にもかかわらず、 「報道を見て怖くなった」と11月11日、栃木県警宇都宮東署へ出頭したとは、実に卑劣。
東仙坊、ドッグセンターに保護された4匹の小型犬の目を観ながら、なぜかメチャクチャすまない気持ち…。
ジコチュウなヒトどものなんともいえない傲慢さに、改めて憤慨。
すると、新たにわかったことが1つ。
何でも、 今、全国で犬の大量遺棄が続発しているというから、何をかいわんや。
その最大の理由が、「直接、お客様に見せて全部説明してからしか販売できなくなってしまった」という昨年9月の動物愛護管理法改正なのだとか。
つまり、ペットを販売する際には業者と客が対面することが義務づけられたために、ネット販売に頼っていた地方業者が大きな痛手をこうむったのだとか。
そして、最終的に廃業に追い込まれ、犬たちの処理に困惑。
それはそうである。
儲けるために始めたのに儲からないのに、犬が生き物である以上、エサ代などの金と世話する手間がかかるというのである。
本当に情けない話だと思わないか?
一方、ジコチュウな飼い主どもにも大きな問題があるとか。
一度購入した犬や猫をペットショップやブリーダーに返したり、別の飼い主に譲り渡すヒトが一気に増加。
その理由が、飼い主自身の高齢化と飼い犬の高齢化が原因というから、実に切実。
実際、飼い主が高齢になり飼いたくても飼えない、でも殺処分はしたくないというケースが増え、全国に「老犬ホーム」施設がどんどんできているのだとか。
もちろん、そこに愛犬を入所させられるのは、お金持ちだけ。
どうだろう?
笑えない話だと思わないか?
と、ここまで書き込んできて、ここからが今回の犬のテーマの本番…。
「盲導犬オスカー刺傷事件」は、日本中にあまりに大きな波紋を投げかけた。
東仙坊も、事実、ああ日本砂漠-65  今、日本人全員がモスキート・バスターになるべきとき!?で少し触れている。
その人間として許し難い蛮行である埼玉県さいたま市に住む全盲男性(61歳)が連れていた盲導犬オスカー(オス・8歳)が被害に遭ったのは、彼が自宅を出て職場に着くまでの通勤経路のどこか?
しかも、白昼、通勤客で溢れる人目につく場所での犯行?
.「フォークのようなもので強く刺された」という獣医師の診断を受け、飼い主は警察に被害届を提出。
通常、犬の傷害事件の被害届などを警察が受理することはありえないのに、埼玉県警は受理し、異例の40人の捜査員を投入。
しかし、3ヵ月が経った今も、ホシは捕まっていない。
また、警察の無能さの証明なのか?
何でも、埼玉警察はまず「犯行現場の特定」から始めたとか。
男性の自宅から最寄り駅まで、そして降車駅から職場までの経路では、防犯映像に何もなく、目撃証言もなく、路上での犯行の可能性はないと断定。
次にほぼ満員の電車内でフォークを取り出して犯行に及ぶとも考えにくいと断定。
そこで、犯行場所は、必然的に駅構内での通り魔的犯行。
それも、身につけていた犬用のシャツに穴が空いていないので、ラブラドール・レトリバーの皮膚は相当分厚く、片手で服をまくり上げてもう片方の手だけであそこまで深い傷をつけるのはかなりの困難だが、ホシは一度シャツをめくって刺して、再びシャツを元に戻して逃走したと想定。
そのために、駅に設置されている100台以上の防犯カメラを徹底的に解析。
駅で3000枚のビラを配布し、聞き込み。
それでも、映像も目撃者もいまだに一切ナシ。
当然、警察がホシを捕まえられないまま。
そうこうしているうちに、別方面から、新情報が続出。
飼い主は『オスカーが鳴き声を上げたり、暴れたりするような気配はなかった』と言っています」。
ということは、いくら飼い主に忠実な盲導犬とはいえ自らの身に危険が迫ったときには、防衛本能が働き声すら上げないというのは「フォークで強く刺された」という犯行様態と矛盾しているのでは?
盲導犬協会も「盲導犬は痛みに耐えるような訓練は受けていない」。
ある獣医からは、「大型犬が夏にかかる皮膚病の『膿皮症』ではないのか? 数日前から腫瘍ができていて、膿が溜まって、それが破裂した傷跡だと考えても、不自然ではない。その傷跡がフォークで刺されたように見えた可能性も? 実際、『膿皮症』はラブラドール・レトリバーがもっともかかりやすい病気の一つで、ニキビのような小さな腫瘍が毛の下にできて、やがて弾けて出血したのでは?」
そ、そ、それに対し、 「フォークで刺された」と診断したなぎの木どうぶつ病院の内田正紀院長。
「最初から私は『フォークで刺された』と断定はしていませんよ。皮膚病の可能性も十分あると思っていました。ただオスカーをうちに連れてきた飼い主の友人の話によると、飼い主は『オスカーが耳を掻くのもわかる』と言うほど、行動を把握しているという。そして、その飼い主が『出血の数日前に皮膚に異常はなかった』と言っていると聞いたので、刺された可能性も否定できないと答えた。私の診断が発端で、これほどの騒ぎになってしまい、戸惑っているのも事実です」???
また、飼い主の男性も、マッサージ師の仕事を辞め、自宅で療養中。
さらに、オスカーの傷はすでに完治していて、今となっては皮膚病だったか否かを確かめるのも困難。
どうやら、最初からホシなんていないというのが真相なのかも…。
では、何でここまでの大騒ぎになってしまったのか?
ここで、また、俄然注目されだしたのが、捏造新聞でしかない旭日新聞。
な、な、なんとコトの起こりは、飼い主の職場の同僚の家族が、義憤に駆られて送った「全盲の方の愛犬が、お尻をフォークのようなもので刺されました。(中略)。こんなことをしたアナタ。これは、イタズラではすまされないことですよ」という旭日新聞への一通の投書だというから、どこか納得しないか?
またしても、得意の独自取材ナシのニセ報道?
おかげで、普段なら突っぱねる被害届を受理して、何十人もの捜査員を投入し、存在しないホシを税金の無駄遣いをしながら捜査していたことになる埼玉県警も真っ青。
ちなみに、埼玉県警武南署副署長、「監視カメラにオスカーが映っていたか? それは捜査の関係上申し上げることはできません。一つ言えるのは、オスカーと一緒にアヤシイ人物が映っていたとしたら、とっくに捜査をしている。捜査を止めますとは、もちろん言えない」とメチャクチャ辛い立場。
評論家呉智英が、このことを「オスカー事件に現代社会の問題が表れている」と一刀両断。
「今回の事件は、事実の検証がすんでいないにもかかわらず、飼い主より周囲が先に動いてしまったがために、これほど大きな騒ぎとなってしまった。個人的な『善意』と、自分も社会に参加しているという『使命感』、この2つの暴走が招いた事件」。
どうだろう?
民意、旭日新聞、警察のテイタラク、この3点セットはこの国をどんどん歪めてゆくのでは?
どうあれ、東仙坊、これをupする前に、埼玉県の友人に電話。
「あの言っていた盲導犬のフォーク殺傷事件、どうやら事件そのものがなかったみたいだよ」
「ウソー、何、それ?」
「単なる皮膚病だったみたいだよ」
「そんなのちゃんと調べればわかることじゃない?」
「その通り…。警察のCSIには犬用の人がいないからじゃない? それに拡散のキッカケは、旭日新聞だって」
「じゃあ、仕方がないかもね」
どうだろう?
マスメディアを簡単に信じてはいけないのでは?
それにしても、いまだに旭日新聞を購読しているヒトがいることの方がビックリでは?

Why are there the people who still read the Asahi Shimbun(なぜ、いまだに旭日新聞を読むヒトどもがいるのか)?

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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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