Home  |  All  |  Log in  |  RSS

甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

プロファイリング-34 静岡県浜松市女性介護士刺殺事件-追補1

Please don't do forgetting that a brutal murderer is let run loose around Hamamatsu-shi, Shizuoka in this December(この師走に、静岡県浜松市周辺には凶悪殺人犯が野放しにされたままだということをどうか忘れずに)!

東仙坊、よせばいいのにまたサプアについて書き込み始め、かなりウンザリ。
そのせいなのか?
あるいは、なぜか亡くなった母親の夢を見るせいなのか?
ここのところ、1977年に発表した自伝的随筆「私の浅草」で第25回日本エッセイスト・クラブ賞まで受賞した、稀代の本格派女優、沢村貞子のことを想い出している。
その随筆が、人気NHK朝の連続テレビ小説「おていちゃん」の原作となっていたからか?
どにかく、沢村貞子がインパクトのある日本人らしい母親像や祖母像を茶の間に提供してくれた女優だったことは、紛れのない事実。
東仙坊、個人的には溝口健二監督の「赤線地帯」での演技が強烈に残っている。
そんなとき、なぜ沢村貞子を突然思い出した理由がわかった。
最後に沢村貞子が自分の遺骨を夫の遺骨とともに相模湾に散骨させたということ。
そして、その沢村貞子の本名を今回のある事件が引き金で知るハメになったこと。
そう、自分の中でメチャクチャ引っかかっている事件があるからである。
その事件とは、プロファイリング-34 静岡県浜松市女性介護士刺殺事件と書き込んだもの。
実は、かなり経っているのに、一切捜査情報が洩れてこないので危惧している。
二女の大学入学の足しになればと、長女の初孫がカワイイからと、 介護士として老人施設に勤めながらポスティングのバイトまでしていて、その最中に惨殺されてしまった50歳のポインセチアマム…。
東仙坊、その無念さは想像を絶するものがあるに違いないと同情するばかり。
と同時に、このホシのようなヤツは即刻逮捕しなければ、また蛮行を犯すと深刻に危惧しているのだが…。

■静岡県浜松市女性介護士刺殺事件

●東仙坊がプロファイリングするこの事件の不可解な点

①事件後に新たに確認できたこと。
現場となった民家の郵便受けにはポインセチアマムが配布していた「地域情報誌」が投函されていたこと。
ポインセチアマム宅付近に白いワゴンタイプの車が駐車していたこと。
犯行現場近くから走り出る白い車があったこと。
実は、この情報は、東仙坊から1つのケースへの想像を払拭させてくれた。
夜にポスティングをされることって、結構ナーバスにさせられる。
とりわけ、玄関ドアにポストがついているようなアパートでは、そのガサゴソという異様な音と不審者の雰囲気に緊張させられるもの。
その意味で、「何度言ったらわかるんだ。内に入れるなって言っているだろ」とすでに何度も何度もクレームをつけていたのに、ポインセチアマムが泰然自若と微笑するばかりで取り合わなかったせいで、近隣トラブルのようにブチ切れたオトコがいる可能性もあると思っていたからに他ならない。
そうだとすると、ホシの年齢が20代からそれこそ70代くらいまでに拡大してしまいそうだと懸念してもいたから、なおさらホッ。

②東仙坊、この事件でどうしても合点がいかないのは、バッグも地域情報誌(?)も持っていたのでは?
それでいて、助けて! ギャー!と悲鳴を上げられたのに、なぜ防御創がないのか?
人間は本能的に瞬時に反応するのでは?
それでいて、刃物で気道や頸動脈に達するほど深く切られ、横向きの状態に倒れてしまう惨い殺され方をしてしまうなんて、無念極まりないのでは?
結果的に、財布や携帯電話が入ったバッグもそのままということは、その殺意は異常なほど強烈だったということ。
唯一の朗報が、着衣の乱れがなかっただけ。
どうだろう?
これほどまでの殺意を抱けるヤツとは一体何者?

③2008年4月30日、静岡県浜松市中区野口町の一軒家の1階居間で独り暮らしの83歳女性が殺害される事件が発生している。
今回の現場から、直線で約1km。
遺体を発見したのが、39歳女性ホームヘルパー
4月29日午後6時20分ごろから4月30日午前9時20分ごろまでの間、家電コードで首を絞められたことによる窒息死。
2008年12月10日、事件は捜査特別報奨金制度対象事件に指定されたが、静岡県警浜松中央署は、2009年8月9日、浜松市中区領家に住む、印刷業、松島重男(79歳)を逮捕。
その理由は、電気コードなどから採取した第三者のDNA、目撃された不審な男の似顔絵、現場に残されていたタバコの吸い殻のDNAがこのオトコと一致したこと。
オトコは、殺害を否認し続けるも、2010年10月29日、静岡地裁浜松支部から、懲役13年(求刑・懲役18年)の判決。
何でも、被害女性と関わりのあった1000人ぐらいの人の中から特定したというから、実に大変。
では、もう一つ、気になる事件がある。
この現場から7kmほど離れた、周りを畑で囲まれた静岡県浜松市西区西山町の平屋建ての一軒家で、79歳女性が何者かに首を刺され殺害された事件。
被害女性は、48歳長男との2人暮らし。
4月21日午後7時ごろ、仕事から帰宅した長男が台所で首から血を流してうつぶせに倒れている母親を発見し、119番通報。
被害女性はすでに死亡していて、浜松医科大で司法解剖の結果、死因は鋭利な刃物(未特定)で首を切られたことによる失血死で、これまた一切の防御創ナシ。
実はこの事件も不可解なことばかり…。
1)発見当時、部屋の電気はついていなかった。
2)普段着のママ被害女性の着衣に大きな乱れもなく、争ったの痕跡もナシ。
3)台所は玄関から最も奧にあり、勝手口があるが家財道具で塞がれ、入れない状況。
4)タンスの引き出しが開いていたり、室内が荒らされたりした形跡がないばかりか、家の窓などに強引に侵入した形跡もナシ。
5) 被害女性は財布を複数所有していたが一切手つかず。通帳や印鑑もそのまま。
6) 台所以外に血痕が見当たらず、引きずった痕跡もナシ。
7)台所にあった包丁にも使用された痕跡ナシ。
8)台所の洗い場­には急須や料理をした形跡はなく、接客した様子はナシ。
9)長男は午前8時に出勤。
被害女性を、午前11時ごろ、自宅前の畑で独りで草むしりをしているのを近所の住民が目撃。
そうなると、犯行時間は、午前11時から午後7時までの間。
⑩長男は帰宅した際、自分の鍵を鍵穴に差し込んで玄関を開けた。
ただ、「普段は玄関の鍵がかかっていることが多いが、もともと鍵がかかっていたかどうかはっきりしない」と話し、実際、自宅からは玄関の鍵は発見されてなく、ホシが持ち去った可能性があるとか。
どうあれ、ホシは玄関から侵入した模様(?)。
⑪被害女性は、用心深い性格で、昼間も必ず玄関に鍵をかけ、インターホン越しで訪問者をしてから扉を開けるなど、防犯意識が高かったとか。
⑫東仙坊、最大のポイントは、被害女性が火曜日と金曜日だけデイサービスに行っていたことだと感じているのだが…。
どうあれ、捜査する静岡県警浜松中央署は、被害女性宅周辺は防犯カメラもなく、犯行に用いられた凶器なども見つかっておらず、物証は乏しいままと混迷しているご様子。

●東仙坊がプロファイリングするこの事件のホシ像(可能性の高い順)

①介護施設を通じポインセチアマムに思慕の念を覚えそれなりのアプローチをするも邪険にされ続け、勝手にブチ切れたタコの蛮行。
その意味で、かなりの高齢者の可能性も否定できない。

②妻の職場での浮気を疑った夫の凶行。
この可能性も全くゼロとは言えない。

③その民家宅の独り暮らしの70代女性を襲おうとしていた本格的シリアルキラーと運悪く鉢合わせしてしてしまって、顔を見られたと殺害されてしまった可能性。
そうなると、4月のホシと同一犯。
とすると、同じ犯行をまた重ねる可能性が大。

どうあれ、静岡県警浜松中央署は4月の事件の解決を優先すべきだと思うが…。
そして、このシリアルキラーは、間違いなく介護施設関係者、もしくは介護施設利用者だと思わないか?

Probably, as for this continuation murderous fiend, the trick of the barbaric act should become bold(おそらくこの連続殺人鬼は、どんどんその蛮行の手口が大胆になるはず)!
profile

東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

■Mail■
ご意見・ご感想など
東仙坊へのメールはこちらから

■Link■
まさに介護は悔悟。
Kaigo Kaigo 会合リポート

最近の記事
カテゴリーリスト
カテゴリー
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク
RSSフィード