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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

真実イチロー  イチローのギョ、ギョ、「まあ舵け」、「まあ火事け」-2!? 

Because I get well naturally when Ichiro gets well, it might be mysterious(イチローが元気になると、自然に元気になるから、不思議)!

東仙坊、日本中の男が、イヤ世界中の男も女も、イチローと黒田博樹に注目すべきと確信。
そこに、本物の男の、イヤ、人間の生き方や人間の美学が見つからに他ならないから。
そこで、もう一度、イチローの入団会見での一問一答をじっくり精査したい。
①球団に恐縮
「ただただ、恐縮しております。マイアミから計18時間(1万2千㎞?)かかったそうですが、この機会を日本で実現できるというのは通常ありえないこと。ただただ、恐縮しております。こういう会見は2000年以来になりますが、みなさんにボクがどのように料理されていくのか、という大いなる不安と、みなさんがどのようにうまく料理してくれるのか、という大いなる期待が混在している気持ちです。よろしくお願いいたします」
「球団のやたらに熱い思いが伝わってきて、この思いに応えたいという気持ちが、昨日顔合わせして、話をして大きく湧いてきました。この2年間、欲していたものというのは、これだったんじゃないかなと思っています。選手として必要としてもらえる。これが僕にとっては何よりも大切で、大きな原動力になると思います」
「マイナス要素を挙げてそれがクリアできるか考えたけど、全部クリアしちゃった。細かいことを言えば51番であったり、自分のウエートマシンを置けるスペースがあるかどうか。そうすると、NOという理由がなくなった」
「熱いです。絶対こないでしょ、マイアミからですよ。あり得ないです。ビックリしました。USAでフィジカルチェックをするつもりでしたし、シアトルに家があるので、シアトルでできないか?とお願いしたんですけど。合意ということになって、ダメもとで日本でできないかと提案したら、合意となった瞬間に日本でやりましょうと。急展開でしたね。驚きました。とにかく、気持ちでくるっていうのはこういうことじゃないかなと。段取りは後だという、その先走り方が好きでしたね」
ちなみに、東京のホテルでの入団会見に出席したのは、「2015年シーズンにイチローを迎えることをウレシク思う。我々にとって、東京にやってくるのは重要な意味を持っている。野球界に携わる全体が野球の大切さを認識している。ここにこられて大変光栄に思っている。彼はなかなか私を見てくれないが、私は彼を本当に愛している」と述べた、デービッド・サムソン球団社長。
「ここにこられて光栄。今日は球団にとって、歴史的な1日。球団にとって初の日本人選手。イチローの故郷で発表することが大事だと感じたのでこの日を迎えられて幸せに思う。プレーオフ進出、優勝をというチームをと考えていたときに、これだけスバらしい選手を獲得できたことをお知らせできるのは本当に光栄。フロリダ南部に優勝旗を持ち帰るのが重要で、選手層を厚くするのが大切だ」と述べるマイケル・ヒル編成本部長。
「イチローが加わってくれたことを感謝したい。彼は、41歳というが、彼の体を見る限り信じられない。2015年に我々が望むところ(優勝)を実現させてくれるだろう」と述べるジェニングズGM。
「マーリンズとは色々な話をしたが、私のクライアントが1年目にどういう状況になっていくのか注視する必要があると思った。我々としては全てのオプションをオープンにしておきたかった。今のところすべてがうまくいっているが、イチローは新しい町で新しいユニフォームを身に着けることになる。彼が新しい環境に愛情を持って、2年目に向けた適応がスムーズにできればいいが、そうならなかったときのために、オプションをオープンにしておきたかった。第4の外野手とはいえイチローを大きな戦力として考えているということ。若き外野トリオをレギュラーとして揃えるが、長いシーズンを戦うために選手を休ませる場合、そしてアクシデントがあった場合に、イチローほど頼りになり、計算できる控え選手はいない。野球に真摯に取り組む姿勢も、若いチームには大きな影響を与えるだろう。チームも彼のゴールを理解している。マーリンズがイチローに対して示した興味というものが、他の球団よりも際立っていた。そこが彼が納得した部分だ。1日目から情報交換なのではなく、絶対に獲得したいという姿勢を見せていた。彼の存在がチームにとって何を意味するかもわかっている。チームも彼が達成しようとするゴールを理解している。彼らはスバらしい外野手を抱えているが、第4の外野手はいなかった。イチローの存在感、そして、サブとしての貢献度をチームとしては求めていた。成功するための最高の環境を整える。もしも、状況が完璧にいかなかったときには、自分たちの状況を把握し直す必要がある。いずれにしても前に進むしかない。3000本安打という目標もある以上、そこを見据えた状況を作りたかった。契約したからといって、どんな将来が待ち受けているか分からない。でも、クリアな状況が最高の結果を引き出す。今回のマーリンズは熱意を見せてくれた。ここにいる紳士たちは18時間もかけて日本にきてくれた。この状況がいかに彼を求めているか、ということを明確にしている。マイアミ・マーリンズはそこまでしてイチローを求めていると身を持って証明してくれた。彼らの示した熱意というのは単なる4番目の外野手ではなく、すごく特別な4番目の外野手に示したものだ。そして、その外野手は打席数を熱望していることをチームは理解している。私は打席を制限した彼と契約したワケではないと考えている。他の選手も同様だが、彼を起用してシャープな状態にし続けてくれると考えている」と述べるイチローの代理人ジョン・ボッグス。
そして、約160人報道陣、テレビカメラ20台。
ついでに、ケチで話題のオーナー、ジェフリー・ロリア(74歳))のコメントも。
「イチロー選手が、私たちマーリンズのユニホームに袖を通してくれることに、とても興奮しています。彼は徹底してグラウンドの中でも外でも常にプロフェッショナルであり、スバらしいものをわが球団にもたらしてくれると確信しています」
②ファンへのメッセージ
「これは質問でなくお願いですね。そして一番ボクが苦手とすることの1つです。少し考えます。新しい場所に行って、新しいユニホームを着てプレーすることに決まりましたが、これからも応援よろしくお願いします…、とは絶対に言いません。応援していただけるような選手であるために、自分がやらなくてはいけないことを続けていくことを約束して、これをメッセージとさせていただいてもよろしいでしょうか?」
③哲学
「哲学という言葉はとても難しいですけれども…。野球選手にとって40という年齢はとても重要なポイントになる年齢ですが、人間として成熟する前に現役を退かなくてはいけないということはとても辛いこと。その過程の中で40を超えて現役でいることは、ボクにとっても重要なことで、現役でいないとわからないこともたくさんある。その哲学をボクは今、持っていないですが、この先野球を続けていく中でボク自身から出てくることを期待しています。人間が成熟していく段階というのは、40を超えてからというのは、すごく大きな意味を持つ時期なんではないかな、と思います(咳き込む)。すみません。恐ろしい質問がくるとせきをする習性がありまして…。ごめんなさい」
④現役最年長野手として開幕を迎える気持ち
「(再び咳き込んで)恐ろしいです。野球選手としていやな年齢にきたな、という印象ですね。ただ、大変申し訳ないんですが、ボクは41歳です。25歳でも45歳に見える人はたくさんいます。その反対であるように、あることができるように、ちょっとずつ前に進みたいな、と思っています。(咳をして)体力の限界がきました」
⑤移籍先の決まらない状態
「犬の気持ちは聞いたことがないけど、ペットショップで並んでいる可愛い子たちがどんどん売れていって、大きく成長した犬が残っていくという状態ですかね。それでも飼ってくれる人がいたら、忠誠を尽くす、そんな感じでしょうか?」
⑥Marlinsへの印象
「マリナーズ時代に2011年6月24~26日の対戦が、U2のコンサートとダブルブッキングになって球場が使えなくなって、シアトルでその試合をやったことがありましたよね。チームの伝統ですかね、その先走る感じ。それはあるような気がします。ただ、物凄く慎重になるよりは、ボクはその方がオモシロいと思う」
⑦MLBにきてから変わっていないこと
「(自ら湯飲み茶碗にお茶を注ぎながら)こういうのって海老蔵さんとか凄くキレイにやるんだろうね。いいよね、あの所作って。ボクこうやって肘ついて飲んでいますから。新しいユニホームを着るとテンションが上がるということです。これは変わらない。ホテルで何度も着ましたし、それは子どものころから変わらない。15年前よりもっと前から変わらないですね」
⑧Marlinsからオファーがあると聞いたとき
「おーって思いました。音にしたら『おー』ですね。これは表現できないでしょうね、文字では。一番遠い場所で、情報も最も少ないチームの一つでした」
⑨NLや新しい環境
「そんなに重いものじゃなかった。こんなことは若いうちにしかできないと思うから、これは行くべきだと思いました。若いというのは、まだ平均寿命までは39年くらいあるので、そういう観点から捉えると、という意味です。野球選手としてという意味ではなくて」
⑩現状で4番目の外野手
「3番目を望むというのは、そんな自分はどうかなと思う。5番目では辛いかもしれないけど。メジャーは年齢だけでカットされる傾向にある。4番目というのは何の問題もないこと。ボクはピッチャーもできますし、想定内。何の問題もない」
⑪背番号51
「実は昨晩、ユニホームをいただいたときは15番でした。USAは右側通行だけど、日本は左なので、そういう解釈もあるかと思った。15番は今、隠し持っています。これはボクの本能でヤンキースで31番になったときに、一番最初に書いたサインは51と書いてしまったくらい、ボクの手は51をよく覚えています。無意識下でしっかりと51と書けることは凄くウレシイ」。
⑫長い歴史のMLB中でまだ28人しか達成していない通算3000安打に残り156本。数字、記録の位置付け
「数字はもちろん大切なもの。これがなくては、現役を続けていくことはできない。ただ、それがすべてではない、ということは、はっきりと言える。もちろんチャンピオンになること、節目の数字をクリアすることはとても大事ですが、その目標があるから、という理由だけでプレーを続けるのではない。人はわかりやすい数字、目標を求める傾向にありますが、それは自由であっていい。『人の口に戸は立てられず』というような言葉もあるように、現代ではいろいろな情報が視覚化されて入ってくる。その中では、それを抑えることは難しいので、人がどう思うかは自由であると思います。けれども、ボク自身はそれがすべてではない、というスタンスでいます。数字をクリアすることはとても大事だが、その目標があるからという理由だけでプレーを続けるということではない」
⑬今年の自分のプレーのイメージ
「ちょっと早いかな、それも。まず、このユニホームがしっくり、見てくれている人たちにもしっくりくるような状態に、やっている中でそうなっていく。それがなるべく早い方がいいとは言えますけど」
⑭ヤンキースでの2年間
「スバらしい経験だと思います。なかなかあの経験はできることではない。ボクのこの先、未来の中で、大きな支えとなる2年間でした」
⑮日本復帰は選択肢
「いろいろ考えました。いろいろ考えました。それで察して下さい」

どうだろう?
マーリンズが実際には複数年契約を用意していたということは明確では?
それなのに、2年契約や1年契約プラス契約延長オプションをあえて選ばずに、本気で自分を必要としてくれたマーリンズを選んだということなのでは?
それは我がイチローが、できるだけ長く現役としてプレーする意欲を持っていて、それだけ先を見据えているということなのでは?
東仙坊、とにかくその決意にホッとしているのだが…。
もっとも、このイチローの真意がUSAには伝わらない。
「応援してください、という気はない。応援してもらえる選手であり続けたい」の微妙なニュアンスが、MLB.comで誤訳されたからである。
“Please keep rooting for me wherever I'm playing,” he said. “I will continue to work hard [to be] a player that you would want to root for(「どこのチームでプレーしても私を応援し続けて下さい」と彼は言った。「皆さんが応援し続けたいと思える選手であり続けるよう努めたいと思います」).”
これじゃ、正直、真逆。
ニューヨークのマスメディアなどは、料理されたいを「cook」と訳したから、まるで「人食い」かのようで、これだからサプアや中国のプロパガンダに弱いんだと改めて納得。
それどころか、あるスポーツ情報サイトは、「イチローが、ヤンキースの2年間、自分は望まれていなかったと話した」とまで言い出す始末。
まさに、その通りなのだが、聡明なイチローはそうは一言も言ってはいないはず。
もっともマーリンズの練習中に、さりげなく「ヤンキースのキャンプはベテランも多く、自主性に任せられるため全体練習はウオーミングアップの約30分。サボろうと思えばいくらでもサボれた」とチクリ。
どうだろう?
中韓との歴史戦でもこういうやり方が効果的なのでは?
さて、昨年、ESPNが、「偉大な選手の近くには、いつも偉大な選手がいた」と昨年限りで引退する「ヤンキースのデレク・ジーターにとって、最も偉大なチームメートは誰だったか?」を選ぶ特集を組んだことを知っていたか?
USAマスメディアが各選手の実績に基づいて選定したランキング形式で20人の選出。
1位、マリアノ・リベラ。
異論のある人間はいないだろう。歴代最多の652セーブを誇る伝説の守護神は、ジーターと同じ1995年にデビューし、昨年限りで引退するまでチームメートとしてプレー。
ホルヘ・ポサダ、アンディ・ペティットと合わせて「コア4」と呼ばれ、黄金時代を築き上げた。引退と同時に背番号42は永久欠番に指定され、ジーターと並んで将来の野球殿堂入りは確実。2位、Aロッド。
2004年からジーターのチームメートとしてプレーしているAロッドには近年、すっかりダークなイメージがついているが、禁止薬物使用という要素を取り除けば、メジャー歴代5位の通算654本塁打、同6位の通算1969打点は偉大と呼ぶにふさわしい成績。あらゆる意味で歴史に残る選手であることは間違いない。
3位、ロジャー・クレメンス。
1999~2003、2007年と計6年、ヤンキースに所属した右腕にも、実質、引退後に発覚した禁止薬物使用と公聴会での偽証罪のイメージがつきまとっている。
ただ、Aロッドと同様、メジャー歴代9位の354勝、同3位の4672奪三振と、メジャー史上屈指の豪腕が残してきた数字は凄まじい。サイ・ヤング賞8回、シーズンMVP1回という実績も輝かしい。
4位、イチロー。2012年のシーズン途中にトレードで加入した安打製造機は、ジーターも一目を置く存在。
メジャー通算2815安打は歴代48位ながら、日米通算では4093安打で、歴代6位のジーターの3438安打を上回っている。
2004年に記録したシーズン262安打も、おそらく不滅の記録。
5位、ウェイド・ボッグス。
ライバルのレッドソックスで活躍していたイメージが強いが、ヤンキース移籍後は1995、96、97年とジーターとチームメートだった。キャリア通算3割2分8厘の高打率でメジャー史に残るヒットメーカーは、5度の首位打者、8度のシルバースラッガー賞、12度のオールスター出場を誇る。1996年にはジーターとともにヤンキース18年ぶりの世界一に大きく貢献。
以降のランクイン選手は、6位イバン・ロドリゲス、7位ランディ・ジョンソン、8位ドン・マッティングリー、9位アンディ・ペティット、10位バーニー・ウィリアムズ、11位デビッド・コーン、12位ポール・オニール、13位ロビンソン・カノ、14位CC・サバシア、15位ダリル・ストロベリー、16位ドワイト・グッデン、17位マイク・ムッシーナ、18位ホルヘ・ポサダ、19位ゲーリー・シェフィールド、20位ティノ・マルティネス。
ジーターは1995年のデビューからMLB随一の名門球団で今年も含めて20年プレーしてきたとあって、球史に残る選手の名前がズラリと並んでいて、壮観では?
そ、そ、そんななか、2月25日、ニューヨーク・ポストは、「なぜイチローはジョー・ジラルディから離れることができてウレシイのか?」という記事を掲載。
ヤンキースのジョー・ジラルディ監督にイジメを受けていたことを示唆?
ケビン・カーナン署名記事で、「イチローは礼儀正しく、プロフェッショナルなので、決してそうだとは言わないが、彼はジラルディから離れてとてもハッピーだ。去年は何度も自身の使われ方に当惑し、厳しい教訓を得たが、結果的に成長した」
「イチローにとって辛い思い出になったジラルディ采配の1つとして、昨年8月20日のダブルヘッダー第1試合で日米通算3999安打を放ちながら、第2試合ではスタメンを外れて代走だけ。一気に記録を達成したかったイチローは友人に『辛かった』と語っていた。
また、3安打を放って絶好調だった試合の終盤に、1点負けている展開で、打率1割台の若手を代打で送られたこともイチローをガッカリさせた。
とにかく、ジョー・ジラルディはイチローよりマイナーの選手を優遇しそのプライドを傷つけた。
それについてイチローは、自分ではどうにもならないことが起きた。それに耐え、前進するだけだった。とてもいい教訓になった」と大人の対応をしていたが…。
とにかく、腐り切ったヤンキースから離れられたことだけは、最高では?

The people of New York and the Yankees fan must be one year when they will feel that Ichiro and Jeter disappeared acutely this year(今年は、ニューヨークの人々も、ヤンキースファンも、イチローとジーターがいなくなったことを、切実に感じる1年になる)!





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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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