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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

ああ日本砂漠-124  フィファ、フィファと金勘定に走る「FIFA」-4

It must be still reality of the human to aim at getting rich quick by sports because a poor person eats it(貧しい人が食うためにスポーツで一獲千金を狙っているのが、今なお、人類の現実)!

東仙坊、今回の「FIFAゲート事件」を中核を担っているヒトたちが、基本的に「ラティニ」であることに、どこか納得している。
それは、世界を席巻したイタリアン・マフィアと同じルーツなのだから、不正は当たり前。
それに、金がすべての市場原理主義者の源である一神教が絡んでいるのだから、ますます必然。
実際、今回明らかになっているFIFAの利権に群がったハイエナとハゲタカを見ると、アルゼンチン、コスタリカ、ベネズエラなどの南米サッカー連盟や北中米カリブ海サッカー連盟の幹部の「ラティニ」ばかり。
かといって、それで全部かと言えば、世界中のサッカー協会が同じ。
もちろん、サプアや日本のサッカー協会が例外ではないことは、前回書き込んだ通り。
そこで、それらをできるだけ具体的に詳述することで、我々がスポーツの大会への幻想を早く棄てるべきと示唆してみたい。
◇ブラジルサッカー連盟リカルド・テイシェイラ元会長が、ブラジルのマーケティング会社幹部の名義になっているマンションを市場価格よりも大幅に廉価で購入。
そして、2009年から2012年の間に、合わせておよそ4億6500万レアル(181億円)を海外の銀行口座とブラジルの国内口座間で資金の移動させたマネーロンダリング。
◇コスタリカサッカー協会会長エドゥアルド・リがコスタリカで関わっているおよそ10の企業をマネーロンダリングで徹底捜査。
◇ベネズエラサッカー連盟会長ラファエル・エスキベル・メロが持っている銀行口座の凍結を行い、保有資産の売却を禁止。
◇イタリア北部ボルツァーノで警察に出頭したアルゼンチン人のスポーツマーケティング会社幹部アレハンドロ・ブルサコは、地域大会に絡んでの契約の見返りとして南米サッカー連盟幹部に対して賄賂を渡すことで合意。
◇6月チリで開催された南米選手権の放映権獲得に向けスポンサーの権利をめぐって便宜を図ってもらい、その見返りに、FIFAの傘下にある南米サッカー連盟の幹部らに対して、4000万ドル(48億円)の賄賂を渡したアルゼンチンのスポーツ代理店幹部2人が、ブエノスアイレスの裁判所に出頭。
この2人は70歳と40歳の親子で、いずれもUSAへの引き渡しに抵抗し、自宅での軟禁を要求しているとか。
◇詐欺共謀罪などに問われたブラジルの親会社「トラフィック・ブラジル」社長ホセ・アビラが昨年12月罪状認否で起訴内容を承認してるのに、USA司法当局に起訴された14人の中の1人で、最初の出廷者になったUSAスポーツ関連代理店「トラフィック・スポーツUSA」アーロン・ダビッドソン幹部(44歳)は無罪を主張。
◇2013年から2014年に、サッカーの南米選手権である「コパ・アメリカ」の放映権をめぐって、総額1億1000万ドル(132億円)の賄賂を支払うという契約。
この契約は2015年から2023年までの間に行われることになっている4つの大会につき、マーケティングの会社と南米サッカー連盟の間で結ばれ、この1億1000万ドルの賄賂のうち4000万ドルは、FIFAジェフリー・ウェブ副会長などの幹部らにすでに支払われているとか。
というのも、 2014年FIFA組織委員会会長でブラジルサッカー連盟前会長ジョゼ・マリア・マリンらが、「コパ・ド・ブラジル」というブラジル国内サッカー大会での、2013年から2022年までの商業的権利の選定を巡って、便宜を図る見返りにブラジルのスポーツ関連企業「トラフィック・ブラジル」とそのライバル会社に賄賂を要求したから。
その談合によって利益を分け合うことで合意した2社で賄賂も分担することになったとか。
そのために、2013年、その「トラフィック・ブラジル」とアルゼンチンの「フルプレーグループ」と「トルネオス」との合弁で「ダチザ」を設立。
1大会ごとの賄賂を2000万ドルとして分配先も決定。
南米サッカー連盟会長と、ブラジル・アルゼンチンの連盟会長の3人のそれぞれに300万ドル、その他の加盟国の連盟会長がそれぞれ150万ドル。
ともあれ、賄賂総額である1億1000万ドルのうち2大会分の4000万ドルはすでに支払われていたとも。
無論、中米や南米以外にもある。
◇2010年FIFAW杯のヨーロッパ予選において、アイルランド対フランスの試合で、ティエリ・アンリのハンドの反則を審判が取らずに、試合に敗れたアイルランドのサッカー協会に対して、FIFAから法的手段に打って出ないように、500万ユーロ(6億円)の資金提供が行われた。
そのFIFAが提供した資金は当初500万ドル(6億2200万円)としていたが、アイルランドサッカー協会からの指摘を受け、通貨単位をドルからユーロに訂正されたとアイルランドサッカー協会が暴露。
すると、FIFAは、「支払った金銭はアイルランドのスタジアム建設のために貸し付けたものだ。アイルランドがその次のW杯大会の予選を勝ち抜けば返金されることで合意していた」と釈明。
そのために、アイルランドサッカー協会は、FIFAから貸付金として受け取った500万ユーロの返済義務がなくなったことについての経緯を明らかにし、それとともに、銀行口座の記録に加え、返済不要が認められた文書の資料を公表。
どうだろう?
何でも金で解決しようとするところに、FIFAの正体が垣間見られるのでは?
では、なぜFIFAのオゾマシイ金満汚職体質が発覚するハメになってしまったのか?
すべての始まりは、2010年、サンデー・タイムズ記者が、USAへのFIFAワールドカップ誘致を目指すロビイストに変装しアンダーカバーしたこと。
そして、ナイジェリア人FIFA理事に接触し、USAへ投票と引き換えに多くの金額の賄賂の支払いを約束する模様をビデオカメラに収録したこと。
そのなかで、格好のターゲットになったのが、FIFA理事で北中米カリブ海サッカー連盟事務局長だったUSA籍のチャック・ブレイザー(70歳)。
このアンポンタン、2010年の南アフリカ大会の招致活動を巡り1000万ドル(12億円)を不正に受領したジャック・ワーナー元副会長の側近でオコボレ満喫。
それだけじゃない。
2011年までに総額2000万ドル(24億円)を自分でも着服したり収賄を受けたりの10年間。
フロリダやバハマのリゾートに高級住宅を数ヵ所所有し、移動はプライベートジェットを使用、飼っていた猫に対してニューヨークのマンハッタンのある一等地に存在する高層マンションの一室を確保し、夢のVIP暮らし(?)。
そこで、FBIは、そっと巨額の脱税と資金洗浄などで検挙し、司法取引を提案。
そそくさとその提案を受け、覆面捜査協力のチクリ屋。
2012年ロンドンオリンピックの理事会で、キーホルダー型小型マイクを仕込んで、FIFA幹部らの会話を録音し、電話やメールの記録もFBIに提出。
FIFAW杯の2018年ロシア大会と2022年カタール大会の誘致活動の交渉について賄賂のやり取りの証拠を収集。
それが、そのまま今回の161ページ起訴資料。
しかも、2013年、計算上懲役100年以上の有罪判決が出て、ますます必死に減刑のためにスパイング。
カタール人理事らの不正な資金提供による集票やアフリカや北中米・カリブ海連盟選出理事に賄賂が渡る証拠まで手にしたというから、スバらしき働き(?)。
他にも、1998年フランス大会の開催地の決定を巡り、賄賂を受け取ったことを認める有罪答弁。
ある共犯理事がフランスとともに招致活動をしていたモロッコから賄賂を受け取り、「1998年W杯の開催国決定をめぐり、1992年前後にほかの人物と共謀して賄賂の授受を促すことに合意した」と証言。
これには、FIFAW杯フランス大会組織委員長ジャック・ランベール、「フランスの招致チームは何の不正も犯していないと確信している」と否定しているが…。
さらに、北中米カリブ海王者を決するCONCACAFゴールドカップ大会で1996年・1998年・2000年・2002年・2003年のそれぞれの大会放送権利の見返りに、共犯理事らと賄賂やキックバックの授受に合意したとも証言。
と同時に、そのUSAに窓口のあるUKのバークレイズとスタンダード・チャータード、スイスのジュリアス・ベア、USAのバンク・オブ・アメリカなど12以上の金融機関を利用し、財務アドバイザーや為替ディーラーなどを経由することでマネーロンダリングの流れを暴露。
そのために、FBIが、ニューヨーク州やフロリダ州内にUSA・EU金融機関の口座を持っている北中米カリブ海サッカー連盟のUSA内事務所を家宅捜索。
そこで、デルタ・ナショナル・バンク&トラストが、スポーツマーケティング会社経営者がFIFAの関係者に数百万ドルを送金する際に利用していたこと証拠を入手。
外国人犯罪者がUSAの金融機関を利用した場合、捜査の端緒になり得るとした原則を適用することになったとか。
どうだろう?
こんなスニッチャーが出てくるほどFIFAは汚職三昧の組織ということなのでは?
この不正の真相を贈賄サイドの立場から見ると、ますます鮮明になる。
今回のFIFAゲートで、USA証券取引委員会から「外国政府関係者への賄賂を禁じる」という「海外腐敗行為防止法」違反で捜査対象になっているのが、USAスポーツ用品大手「NIKE」。
何しろ、1994年FIFAW杯USA大会直後に、「世界で最も人気のあるスポーツの世界に真の足がかりを築きたい」とNIKEは、ブラジルサッカー連盟からスポンサーの契約確保を狙って活動した結果、1996年に2億ドル(240億円)の10年契約。
それは、ブラジルサッカー連盟との間で共同スポンサーになるということ、「フットウエア、アパレル、アクセサリー、用具の独占的サプライヤー」になるという契約。
つまり、NIKEは、シューズやウエアなどをブラジル代表チームに10年間提供する見返りに、1億6千万ドル(約198億円)をブラジル側に支払うことで合意。
ただし、ポイントは、そのために、NIKEが、「トラフィック・ブラジル」というサッカー連盟マーケティング仲介業者とも契約をしなければならなかったということ。
そして、スイスに銀行口座を持つその「トラフィック・ブラジル」の関連会社に、マーケティング費名目で4千万ドル(約48億円)支払うことでも合意。
この契約が締結された3日後、NIKEは、「トラフィック・ブラジル」と「ブラジルサッカー連盟がNIKEに直接請求できる権限をトラフィック・ブラジルに与えた」という別の契約を締結。
それゆえ、「トラフィック・ブラジル」は、1996年~1999年の間に、NIKEに3000万ドルを追加請求。
その3000万ドルがいろいろな賄賂に使われたとか。
にもかかわらず、NIKEは、「ビジネスでもスポーツの場でも公平さが大事であり、我々は贈収賄などに強く反対する」と声明を発表。
果たして、どこまで言い逃れできることやら…。
どうだろう?
これが今の世の中の定番の構造なのでは?
確かに、W杯でどの国もNIKEのユニフォームを着ていたのは紛れのない事実なのでは?
どちらにしても、我々は、1990年代半ば~2003年にわたって、ジョセフ・ゼップ・ブラッター会長の側近だったグイド・トノーニ(65歳)の言葉に注意深く耳を傾けるべき。
そして、イヤというほどFIFAのような組織がそこら中にあるということを認識すべき。
「長い間、FIFAでは目的を達成する唯一の手段はドル札を握り締めることだった。かねてからFIFAの内部では贈収賄がいわば常習化していた。不正以外の方法で2018年・2022年のFIFAW杯開催国がロシアとカタールになる方法はあったかもしれないね、推測だけど。たとえFIFAの人々が賄賂を受け取っていたとして何が問題なのだ? FIFAやその人たちは、それ以外の方法でW杯開催を勝ち取る方法はなかった」…。

We should keenly realize that we don't exist such as composition to act for the development of sports in one of the world at the risk of life purely(この世の中には純粋にスポーツの発展のために命懸けで働く組織など存在しないということを痛感すべき)!
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東仙坊 


人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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