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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

Oh,my God! これこそ、C'est la vie-29 マスクは芸術的お守り!?

Also the art must be the most important method for our human being(人類にとって芸術もまた重要な要素)!

5月14日、UKの科学誌「ネイチャー」に、ドイツ南西部ホーレ・フェルス洞窟で、約3万5000年前に彫られた(?)ビーナス像を、ドイツ・チュービンゲン大学研究チームが発見したと発表された。
多少欠けたところがあっても、ほぼ完全なカタチで発掘されたビーナス像は、高さ6cm、幅3.5cm、重さ33g…。
最初から頭部はなく、その部分にヒモを通すU字形リング穴(?)があり、そこにヒモを通し、ペンダントのように使われたものらしい。
当時ヨーロッパに進出していたクロマニョン(現生人類)が、マンモスの牙で作成した、人類最古の彫像になるという…。
とっても豊満な乳房と大きなヒップがユニークなフォルムで、脚は短かめで真っすぐ、2本の腕は腹部を押さえるように曲がり、指まで彫られた、細密なものらしい。
東仙坊、写真で見ただけだが、十二分にアートしていると感動している…。
そんな時代なのに、artに対する感覚があったなんて、こうして人類が生き残ってこられた所以がそこにある気がしないかどうだろう?
何かをリスペクトする感覚、それを意識的にカタチにして大切にしようという美学が、そんな昔に、すでに生まれていたなんて、凄く示唆に満ちている気がしないか?
人間が、どこまでも誠実に、謙虚に、寛大に生きてさえいれば、ジコチュウにならず思いやりを愛情を忘れさえしなければ、必ずや全てに勝てる気がしてこないか?
その当時だって、すでに生物界のイソウロウにして、先輩でもあるウイルスたちとも戦っていたはず…
タミフルやリレンザはもちろん、一切の現代医療もなしで…。
もっとも、ペーパーマネーやクルマ、愚鈍な経済感覚や政治的な陰謀やテロもなかっただろうが…。
どちらにしても、難敵ウイルスに対し、敢然と立ち向かうためには、打算抜きの人類の一致協力が必要だと思わないか?

その「弱毒性」という言葉に、偉い先生方の「感染力はかなりあっても、過度に恐れる必要はない」というコメントに安心したのか、インフルエンザA(H1N1)のことなんか、喉元を通り過ぎてしまったみたいで、東仙坊、再び絶望的な気分。
毎日チェックしているWHOのオフィシャルサイトの公式発表によると、5月15日現在、世界のインフルエンザA(H1N1)感染者は、 34ヶ国、7520人。
何だかどんどん増加している気がするのだが…。
特に、怪しいのが、再三書き込んできた宗主国。
5月15日、NYのブルームバーグ市長は、クイーンズ区の公立小中学校3校を、インフルエンザA(H1N1)に似た症状(?) を訴える生徒や児童が急激に増加したため、休校にすると発表した。
中でも、教頭1人が感染し重体に陥っている中学校では、生徒4人の感染も確認されたというから、驚かせられないか?
これがマスクをしない結果だと思うのは、東仙坊だけなのか?
もっともどこかの国のように、水際作戦と宣言し、膨大なコストをかけ、愚の骨頂な対策をしているのも恥ずかしいけど…。
それはそう思わないか?
毎年1600万人が海外渡航し、これだけ大騒ぎされているゴールデンウィークに100万人弱が海外に自ら出かけて行ったのだから…。
しかも、長いと10日間もの潜伏期間があるのである。
もし本気で、水際で食い止められるなんて考えたとしたら、頭の中が豆腐になっていると思うがどうだろう?
もう一度明確にしておきたい。
運悪く(?)我が国感染者の栄誉(?)と誹りを受けた高校生たちや高校教師だって、最初の簡易検査は陰性だったのである。
その中に、とっくのとうにカナダで発熱していた2人がいるのに…。
案の定、5月15日、神戸市で、海外渡航歴のない高校生の感染が発覚した。
「ほら、言わんこっちゃない」と思わないか?
そう思うからこそ、東仙坊、マスクマンを続け、うがい、手洗いを励行してきたのだから…。
そして、そう注意を喚起してきたつもりだが…。
実際、弱毒性といっても、致死率は0.4%で、季節型インフルエンザの0.05~0.01%よりも高く、あの世界で100万人が死亡した「アジアかぜ」と同じだというのである。

ところで、今回、新宗主国のインフルエンザA(H1N1)に関することで、柄でもなく気に入ったことがある。
どこよりも早く、「猪流感」から、豚を意味する猪の字を外し、「全球甲型H1N1流感」とインフルエンザA(H1N1)の呼称変更をしたことである。
もちろん、豚が重要な食料で、その誤解パニックを恐れてのことに違いない。
でも、東仙坊、珍しく手を叩いて喝采していた。
というのも、豚というと、映画「BABE:ベイブ」のイメージしかなく、嫌いじゃない。
かつて部下の一人が、「整理整頓」を「整理整豚」と書き間違えた。その論拠を尋ねると、「豚はいくら言っても勝手にあちこちに動いて一つにできないから」と答えられ、感動したくらい、どうしても豚に愛嬌を感じてしまっている。
だから、正直、「豚インフルエンザ」というネーミングに抵抗感があった。
それにしても、あのベイブが、ウイルスのエンジェルとは、鳥ウイルスと人ウイルスの優秀な仲人とは、本当に生命の神秘を改めて感じている…。
ちなみに、あるウイルス研究家による2005年~2007年のインドネシアでの調査では、豚402頭のうち52頭が、すでに致死率60%のH5N1に感染していたというから、怖ろしい。
ついでに、中国のテレビでインタビューを受けていた人が「私はインフルエンザA(H1N1)なんて怖くはないわ。いつも八角を食べているから」と答えていて、「なんだそりゃ」と思っていたら、その中国料理の代表的香辛料「八角」が「タミフル」の主原料だと知って、吃驚仰天。
「まさに八角の効能、発覚だな」と妙に感心していた。

さて、今回の「エーッ!やっぱりかよ?」という衝撃は、またしてもそのインフルエンザA(H1N1)に関すること!?
東仙坊、またしても直観的に感じたのに…と心底、震撼している。
そう言えば、あの「AIDS(Acquired Immune Deficiency Syndrome:後天性免疫不全症候群)」のデビューの時も、最初は、「同性愛者の間で謎の奇病が出ている」というような話だった…。

5月15日、WHOは、インフルエンザA(H1N1)の起源(?)に関し、一部に出ている人為的ウイルス説をわざわざ否定した。
これは、抗ウイルス薬「タミフル」の開発に携わったオーストラリア科学者、エードリアン・ギブズが、「インフルエンザA(H1N1)の遺伝子配列などを調査考察し、遺伝子の青写真分析をした結果、ウイルス培養実験やワクチン製造の過程で偶然発生した可能性がある」と主張し始めたからである。
それに対し、ご丁寧にもWHOは、5月9日、世界各国の研究機関に依頼し、FAO(国連食糧農業機関)
やOIE(国際獣疫事務局)とも協力し検討を重ね「自然発生ウイルス」と結論したというから、凄く可笑しくないか?
かえって怪しいと思わないか?
まだ、よくわからないのが真実のはずでは…。
そもそも、このエードリアン・ギブズ博士、豚インフルエンザの遺伝子構造分析に最初に携わった科学者の1人で、細菌の進化過程の研究で40年の実績があるというのである。
それなのに、宗主国が、急遽、1億5000万人分のタミフルを「欧州大手製薬会社の子会社?」に発注したと言い出したので、胸騒ぎがして大急ぎ、東仙坊、調べてみた。
なぜなら、「タミフル」はスイス医薬品大手「ロシュ・ホールディング」が生産しているはずだったからである。
その結果、「ギャー…………!ウソー…………」と一人大声で叫んでいた。
な、な、何と、このインフルエンザA(H1N1)が発生し始める直前の3月12日、そのスイス医薬品大手「ロシュ・ホールディング」が、USA「ジェネンテック」と友好的統合をしていたのである。
これがどう関係してるのかって?
いくら経済音痴でも、この裏はすぐわかった。
「ロシュ・ホールディング」は、未保有の「ジェネンテック」株(全体の44%)を1株当たり95ドル、総額468億ドルのキャッシュで取得した。
実は、これには大きなトリックがあったのである。
「ロシュ・ホールディング」は、昨年7月から「ジェネンテック」の完全子会社化を目指し、1株89ドルでの買収を提案。
「ジェネンテック」が大腸ガン、乳ガン、肺ガンの治療薬の承認を受けているブロックバスター(年間売上10億ドル以上)製品である抗ガン剤「アバスチン」を所有していたからである。
ところが、「ジェネンテック」は当初その提案を拒否。
そこで、「ロシュ・ホールディング」は敵対的買収に転化。
しかしながら、「ロシュ・ホールディング」は、折からの空前絶後の金融危機のあおりで、資金調達が困難になってしまった。
一方、「ジェネンテック」も同様で、株価も当初の「ロシュ・ホールディング」提示金額を下回ってしまった。
そこで、宗主国の「ジェネンテック」 、およびその株主たちが考えたのが、この悪魔のストーリーに思えてきたのだがどうだろう?
「ロシュ・ホールディング」は、3月6日、TOB(公開買付価格)を1株93ドルに引き上げると、6日「ジェネンテック」株の終値は前日比9.22ドル高の90.86ドル。
3月9日、「ロシュ・ホールディング」が、TOB(公開買付価格)を再度引き上げ1株95ドルとすると、「ジェネンテック」株の終値は、前日比1.77ドル高の92.63ドル。
???
とりあえず、この大不況下で、「ジェネンテック」の株主、株をお持ちの幸運な方々は丸儲けだったのでは?
これが市場経済原理主義者たちの実態だと思わないか?
一応、「ロシュ・ホールディング」は友好的統合後(?)の声明で、両社統合により、最初の1年間でEPS(1株あたり利益)が押し上げられるとの見通しを示し、両社統合後のグループは、年間の売上高が約170億ドルになると表明していたが…。
で、今、5月15日、その統合後の世界第2位のバイオテクノロジー会社、 「ロシュ・ホールディング」の子会社 「ジェネンテック」の株はどうなってるのかって?
な、な、何と前日比80セント安の1株69.84 ドル!!!!!
これって、どういうこと?
69.84-95.00=-25.16って言うことじゃないの?
となると、同じ大不況下で、1株89ドルで買収を目指し、拒否されて怒ったはずの「ロシュ・ホールディング」、その株主たち、株をお持ちの方々は1株95ドルで買収をし、総額468億ドルものキャッシュを払ってどうしたんだろう?
いや、どうするんだろう?
そう、どこかで、大変な穴埋めをしなければならないし、元を取り返さなきゃならないし、特需でも作るしかないと思わないか?
何か責任をアメリカに取らせたくなると思わないか?
その通り!
「ロシュ・ホールディング」のために働き、「タミフル」を開発した科学者が、一体何でインフルエンザA(H1N1)ウイルスが、人為的に作られた可能性があると言い出したのか?
凄く気にならないか?
東仙坊、マスクを3万5000年前のアーティスティックなペンダントと考え、絶えず付けながら、好きな音楽を聴き、好きな本を読み、イチローの200本安打を祈りつつ、静かに生きていようと決意している。
それしかないと思うがどうだろう?

I wonder if it might be true! Oh my God(それは本当かも!オー・マイ・ゴッド)!!!

 


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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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