恒久不変な日本砂漠-8 地震や火山爆発の啓示を無視する国は滅びる!?
I am concerned about the explosion of the volcano in the Philippines almost like Mt. Fuji(富士山そっくりのフィリピンの火山の大爆発を気にかけている)!
東仙坊、何回目かのハワイ旅行で、生まれて初めてハワイ島キラウエア火山噴火を遠巻きに見下ろし、メチャクチャ戦慄を覚えるハメになった。
そのカラダから血が「吹き出し」ゆっくりと「滴り流れ出る」ような異様な光景は、今、事件を想像するときの基盤になっているだけでなく、その犯罪抑止へのエネルギーの根源にもなっている。
とにかく、「キラウエア」とは、「吹き出す/多くまき散らす」というハワイ語の言葉のイメージ以外に何もなくなった。
そのせいか、足繁く行っていたフィリピンで、ルソン島ピナトゥボ火山の20世紀最大規模の大噴火に直面しても、大した驚きもなかった。
そのタガログ語で「生育させた」を意味する「ピナトゥボ」の凄惨な火山泥流をテレビで観ても、明日は我が身とどこか達観するだけだった。
とにもかくにも、虚血性心疾患に悩まされる、東仙坊にとって、地震は不整脈であり、火山の爆発は詰まった血流の漏れのようで、意識的に考えたくないイヤな存在でしかなかった。
それゆえ、あれだけ凄惨だった2011.3.11の東日本大震災をなんとか生き抜いたというのに、ここ3、4年前から、いくら全世界の活火山のうち7%が集中する「火山大国」の我が国だからといって、やたら火山の爆発が続くことに、胸騒ぎを覚えていた。
十和田/十勝岳/吾妻山/草津白根山/箱根山/西之島/口永良部/諏訪之瀬/雌阿寒岳/硫黄島/浅間山/御嶽山/霧島山/桜島/雲仙
阿蘇山/新燃岳…。
そんな中で、メチャクチャ気にしている火山の爆発があった。
フィリピン・ルソン島の「美しい」という意味を持つ「マガヨン」に由来するマヨン山(標高2462m)の爆発。
実は、このマヨン山、17世紀から21世紀初頭までの400年に50回以上も噴火しているという「太平洋火山帯」に属する極めて元気な活火山で、どこから観ても、想像する富士山の爆発のように思えるからに他ならない。
それはそうである。
日系人移民からは「ルソン富士」と呼ばれていたとか。
それが、1814年2月1日に破壊的な噴火を起こし、しばらく鳴りを静めていたのに、1984年9月、1993年2月2日、2000年、2006年、2009年、2013年、2014年と激化。
そして、今年1月22日、噴煙が海抜約12000mまで到達する大噴火を起こし、これまでに約9万人が避難しているとか。
ともあれ、どこから観ても、まるで富士山の爆発そのもの。
凄くイヤな予感…。
そ、そ、そうしたら、1月23日午前10時ごろ、3年前にあった草津白根山の別の場所である本白根山が噴火。
不幸にも、救助訓練をしていた自衛隊員1人が犠牲になったのに、我が国のハレンチなマスメディアは、まるで犠牲者が自衛隊員でよかったかのような報道に、東仙坊、ついついカッカ。
そうしたら、今度は、イタリアの地震火山学者が正直に「地震予知や火山爆発予知など不可能」と述懐しているのに、我が国の驕慢な地震火山学者(?)どもが、何の予兆もなかった5000年間も音なしの火山だったからと見苦しい言い訳。
それに、またカッカ。
すると、なぜか気象庁が、勝手に噴火警戒レベル(???)をレベル3に格上げ。
それに対し、草津町黒岩信忠町長が、草津町の公式HPに、「白根山の噴火レベル1の変化はありません」、「融雪泥流の問題は火山の種類から考えられません(???)」、「サイエンスの観点から対応しておりますので(???)、安心して草津温泉にお越しください」と勝手に掲載。
あまりのバカバカしさに、東仙坊、カッカすることなく、地震火山学会も、気象庁も、草津町も、相変わらず「もり、かけ、センコウ」の国会同様、イヤイヤ、SUMO協会同様、一度潰れた方がいいのでは?と、一言。
そのうえで、そんなヒマがあったら、地震火山学会も、気象庁も、草津町も、国会議員も、部下の女性隊員を救おうとして命を懸けた陸上自衛隊第12旅団伊沢隆行陸曹長(49歳)なる勇敢な戦士に真摯に哀悼の意を示せ!!!と、もう一言。
The fantasy that mankind could predict the activities of the great nature should be abandoned(たかが人類が、大自然の営みを予測できるなどという幻想は棄てるべき)!
To be continued...