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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

真実イチロー 我がイチローに日本でプレーしろ!と考えるナンセンスなヒトびと!?


Neither I nor Ichiro would have thought that honesty would be betrayed by Derek Jeter(イチローも、正直、デレク・ジーターに裏切られるとは考えていなかったはず)!

東仙坊、あの共同オーナー兼CEOのデレク・ジーター(43歳)に裏切られ、すっかりMLBに興醒め。
もはや、金の亡者どもだけが跋扈する、極めてつまらない世界のご様子。
やたらデジタルで評価されるようになったとき、この凋落はある程度見えていたのだが、ここまで下劣になるとは?かなりガッカリ。
しかも、あれだけファンから愛されたはずのデレク・ジーターまでが、そんなヤツだったとは、本当にショック。
実際、いくら彼がUSAトゥデーまで使って、「これまでの決断はすべて球団再建のためだ」とか、「ファンの不満は理解している。彼らにとってつらい状況だと思う。だから、彼らの意見をできる限り聞くようにする。しかし、究極の目的はチームを成功に導くこと」などと言い訳しようと、すでに怒り狂ったマイアミのベースボールファンの気持ちを取り戻せるはずもナシ。
とにかく、徹底的に主力を次々と放出するやり方は、ただのファン無視、そして、選手無視。
本当に何が「去年から約20人もの選手を獲得してきた。球団を立て直すにはプロスペクトが必要」、「批判はつきまとうだろう。しかし、肝心なことは、我々が現在の状況を変えられると信じていることだ」だと思わないか?
事実、「ザ・リンガー」によれば、1度のオフにトレードで放出された選手のWAR(選手評価の際に使用される代表的な指標)の合計値はすでに20.3でMLB史上2番目に高いというのでは?
つまり、彼のやっていることは、ただの経費を削減して取り分を増やすという虫のいいやり方。
マイアミ地元ファンたちからデレク・ジーター退任要求の署名活動が起きるのも、野球マスメディアからも「やっていることが意味不明」とか、「ジーターが野球人生で初めて失敗した」などと批判をされるのも、当然。
2月12日、ヤフースポーツによると、マーリンズファンの発起人ニコラス・モンカリーノが、デレク・ジーターらオーナー陣を退任に追い込むべく開幕日までに100万人署名を目標に立ち上げた、net上での署名活動ではなんと1週間で30万人というから、ハンパじゃない。
もちろん、不測の事態が起こらない限り、退任に追い込むことは不可能なだけでなく、新オーナー陣がファンの信頼を取り戻すためには長い道のり。
それにしても、あれほどまでにファンから愛されたはずのデレク・ジーターまでを単なる金の亡者にしてしまうMLBの現実には、メチャクチャ落胆させられないか?
そう、今や、MLBビジネスの主眼は、青田買い的に安い値段で手に入れた金の卵をいくらで売り飛ばすことができるかということ。
そのために、実力が知れたベテランよりも、実力が未知数でも少しでも若い選手を起用しようというのが、特にMLBの現場における主流。
つまりは、自由のメッカのUSAらしい年齢や学歴や国籍不問の実力主義などすでに雲散霧消。
それこそ、過去の実績など逆にジャマ。
それゆえ、純粋な競争の論理で選んでほしい、自分の実力を正当に評価してほしいという我がイチローの期待など、まるで年齢制限でもあるかのように粉々に粉砕。
そのMLBらしくない不条理に、さすがのイチローも、「もちろん、野球選手でいたい。ただねえ、USAって、なんか44歳っていうのが引っかかるらしいのね。USAって仕事の面接とかで年齢を聞いちゃダメなの。だけど、何となく年齢を言うと、44歳のオジサンはどうなの?っていう感じになって…。とにかく、まるでペットショップで売れ残った大きな犬の気分」と言い出したほど。
ともあれ、あのマーリンズからヤンキースに移籍したジャンカルロ・スタントンにまで、「元同僚のイチローは、まだ、メジャーレベルで活躍できる。今年も、メジャーでプレーすることを願っている。イチローは、あらゆる面で、チームに生産的な効果を与えられる選手。彼は万全に準備を整えていると思うし、移籍先が見つかって欲しいと願っているよ」とエールを送られたり、マーリンズの無能監督ドン・マッティングリーにまで、「イチは本当にスバらしい選手。どんなときでも期待通りのプレーをしてくれる。古巣への復帰はよかった」と言われる屈辱。
それもこれも、クソッタレのデレク・ジーターのセコい錬金計画「ウォルフライン・プロジェクト」のせい。
ちなみに、ウォルフラインとは、彼が育ったミシガン州などに生息するイタチの一種のこと。
それにしても、マーリンズの買収に2500万ドル(約28億円)を投じた彼、総額9000万ドル(約101億円)以内という選手年棒大幅経費節減、観客動員増加(?)、テレビ放映権料の増大(?)で、マーリンズを黒字化させ今シーズンだけでも200万ドル(約2億2400万円)のインセンティブを受け取り、2022年までにインセンティブだけで計880万ドル(約9億8600万円)を受け取る予定とか。
それだけじゃない。
なんとCEOの職務で年俸500万ドル(約5億6000万円)、その「本給」と「ボーナス」で、4年あまりで投資額を回収するというから、かなりのゴウツク。
そのために、200万ドル(約2億2400万円)から減俸になっても構わないと言っていたイチローの希望まで無視したというから、本当にイヤなヤツ。
イチローへのその冷たい仕打ちに熱狂的なイチローファンになっていたシーズンチケットを有するマイアミファンたちがブチ切れ、そのマーリンズ・パーク で開かれたタウン・ミーティングで、デレク・ジーターに直接、「球団買収に12億ドル(約1360億円)も使ってお金がなくなったのか?」、「見たい選手が誰もいなくなった。チケットを払い戻して欲しい」と直談判したというから、ザマ-ミンミン。
事実、ESPNも、「選手の年俸総額を抑えることはうまくいきそうだが、それ以外の放映権や観客動員は難航しそうだ」とデレク・ジーターの自分勝手なプロジェクトが計画倒れになると言い出しているとか。

Miami's real baseball fans must have abandoned Marlins(マイアミの本物の野球ファンたちは、マーリンズを見棄てたに違いない)!

To be continued...

























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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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