腐乱した大和魂-5 せっかくイビチャ・オシムが讃えたサムライブルーの消滅を、惜しむ!?
The Japanese delegate who won the bronze medal in the 1968 Mexico · Olympic Games, does not anyone remember that Nadeshiko Japan who won the 2011 World Cup won the fair play award too(1968年メキシコ・オリンピックで銅メダルを獲得した日本代表が、2011年W杯優勝をしたなでしこジャパンが、フェアプレー賞も獲得していたことは誰も覚えていないのか)?
東仙坊、実は、「マリーシア」なるものが支配するサッカーはあまり好きではない。
ポルトガル語の「malicia(マリーシア)」が意味するところは、「ズル賢さ」。
偽りのファールを受けようと大袈裟に倒れる行為には、本当に鼻白むだけ。
もともと、人間の首を蹴り合ったスポーツだということもあるせいか、どこか下品で野蛮で生理的にも好きになれない。
それでも、戦いフリークらしく、国同士の威信をかけたワールカップでの戦いとなると話は別。
命懸けで戦え! そして、何が何でも勝て!と自然にメチャクチャうるさくなる。
そのうえ、あくまで日本人らしく美しく勝て!と喚き散らすから、アスリートたちも多少お気の毒。
ちなみに、イタリア語では、サッカーの試合時におけるさまざまな駆け引きを指す言葉として、「malizia(マリッツィア)」があるとか。
また、「マリーシア」発祥のブラジルでは、「機転が利く」とか、「知性」とかを意味し、「駆引きを行い試合を優位に運ぶ行為」を指し、「ルールの裏をかく」という反スポーツ的な意味はないうえ、「相手の心理状態を読んで奇襲をかけたり、相手の油断や混乱に乗じて意外性のあるプレーを行うこと」なのだとも。
さらに、それは社会全体に蔓延していて、「男女関係における駆け引き」や「スピード違反の取り締まりにあった際に賄賂を贈って見逃してもらおうとする行為」なども意味するとも。
その結果、「相手を意図的に傷つけるような汚いプレー」は、「marander large(マランダラージ)」、「相手に対する露骨な時間稼ぎなどの行為」は、「katiba(カチンバ)」と呼ぶとも。
さて、そんななかで、日本人と誇らしいサッカーロシアW杯からのニュースは、今や世界中で評判になっているサッカーW杯会場での試合後の日本のサポーターが行う清掃活動。
ついに、他国サポーターにも波及し、対戦国だったセネガルのサポーターはもちろん、ウルグアイ対サウジアラビア戦では試合後両国のサポーターが清掃活動したというから、凄く興奮しないか?
それに対し、ウルグアイのマスメディア「ovacion」、「日本人のアイデアを盗んだワケではないが、何ごとに対しても努力しなければならないことを学んだ」と話すウルグアイサポーターの声を掲載したとか。
もちろん、注意深いBBC、「日本チームがコロンビアを吹き飛ばした後、日本のファンもまた、スタジアムの座席をきれいに掃除した。『サムライ・ブルー』のサポーターたちはよいマナーを守り続けている」と激賞し、「日本のファンは、掃除とリサイクルの意識が高いのに加え、W杯のようなイベントで清掃活動を行うことで、自分たちの生き方への誇りを示そうとしている」とする大阪大大学院スコット・ノース教授のコメントを引用したとも。
ところで、東仙坊、今回のサッカーロシアW杯で、実に奇妙に感じたことが、1つ。
狡猾なロシアがどんなマーケティングをしたのか知らないが、あまりリッチそうでないような国のサポーターがなぜかいっぱい。
それは、日本の初戦のコロンビア戦でそのアウェイのような雰囲気でも証明されて、ビックリ。
す、す、すると、第2戦のセネガル戦では、どこから観ても地元のロシア人にしか思えない人々が、なぜか「必勝」のハチマキをして「ニッポン」コール。
その数、約3万2千人の観客のほとんどだったと後で知って、さらにビックリ。
何でも、試合開始前からエカテリンブルクの街で、一部の日本人サポーターたちがハチマキをが配ったというから、ますますビックリ。
言われているように、ロシア人に日本好きはいっぱいなのかも…と、凄く爽快。
そして、個人的に小躍りするほど気分のよかったことが、これ。
日本の予選通過しそうな状況に、いつものようにヤキモキのサプア。
東仙坊、予選最終のポーランド戦が行われるロシア南部ボルガ川に面したボルゴグラードの小さな羽虫と同じようなヤツらだなとシラーッ…。
しかも、我々カンパンゴ族とは違い、サプアは、2試合ファウル数で、47とワースト。
「反則ポイント」6で、1位パナマの8に次ぐ2位タイというのだから、本当に小汚いヤツら。
そのせいで、世界から「カンフー・サッカー」と揶揄されている中国にまで、「キック、カニばさみ、跳び蹴りのテコンドー・サッカー」を発明したと皮肉られているというから、大爆笑。
事実、我が日本民族のファウル数は17で、全体で2番目の低さというから、メチャクチャ心地いい。
と、と、ところが、その昼間41.6℃、夜になっても35℃というボルゴグラードでのポーランド戦で、死んでも観たくない不快な光景を見せられ、超大ショックを受けたのは東仙坊だけではあるまい。
そ、そ、それも、その「反則ポイント」のせいで…。
Why is not football Japanese men's representative establishing the World Cup record of 19 consecutive games nominations as a nickname, why doesn't it be talked about(サッカー日本男子代表が、19試合連続退場者ナシというW杯記録を樹立したことは、なぜ話題にならないのか)?
To be continued...