腐乱した大和魂-5 せっかくイビチャ・オシムが讃えたサムライブルーの消滅を、惜しむ!?
As long as there is time, trying to win should be the principle of fighting(時間がある限り、勝とうとするのが戦いの原則のはず)!
東仙坊、特に注視したのが、普段、親日的な発言してくれる国のマスメディアの反応。
◎インディペンデント「他会場でコロンビアが先制した情報が入り、日本はリスクを負って攻めるのを止めた。ボルゴグラード周辺にはブーイングが鳴り響いていたが、彼らは少しも気にしていなかった。4万2000人を超える観客と数百万という世界中のテレビ視聴者の前で、負けている状況で目的もなくボールを回す超現実的な光景を披露した後、0-1の敗戦を喫してラウンド16に進出した」
「サマラで行われたセネガル対コロンビアの後半に同点弾が入っていれば、日本のゆっくり戦いを進める戦術は大惨事に変わっただろう。しかし、ある意味ではトーナメント全体の流れを表していたものだった。ポーランド戦で敗れはしたが、日本チームは手渡された疑いようのない幸運を、最大限生かすために勇気と知性を示した。W杯開幕2ヵ月前に監督交代が起きるなど、大会前の下馬評は低かった日本だが、この大会で日本は多くの人を驚かせている。彼らは次に直面するイングランドかベルギーのどちらであろうと、彼らは大きな脅威になるだろう」
◎BBC、「日本が勝ち点と得失点差でセネガルに並びながらも、警告ポイントの差で決勝トーナメントに進出したことについて、日本は、セネガルよりも規律正しくプレーし、ベスト16に残った。試合終盤で、日本が時間を稼ぐ戦術をとったことについてはベスト16に残った手法に批判の声が広がっているが、フェアプレーにはほど遠いが、勝負に徹した精神はあったのではないか?」
元エヴァートンのレオン・オズマン、「滑稽で見苦しい。試合はバカげた形で終わった本当に最後の10分は恥ずかしいような展開だった。両チームが最後の10分間に行ったことはW杯で我々が最も見たくないもので、茶番だった」
北アイルランド代表のマイケル・オニール監督、「指導者として、別の試合で何が起きるかに運命をそっくり預けるとは唖然とする。日本が好きになっていたのに、正直、次戦ではボコボコにされてほしいと思う」
◎ガーディアン、「日本は最もスポーツマンシップに反したアンフェアなプレーをしたにもかかわらず、フェアプレーポイントで勝ち上がった」
大阪在住UK人コメンテーター、Mr.ベン・メイブリーの日本語でライブブログ、「本当にギリギリのところでの判断だったね。直前の監督交代劇にも触れ3戦目で負けてもよいほどの余裕まで持てたというのは、全く予想もしなかった。悔しそうな選手たちの表情も、勝利へのこだわり。フェアプレーで勝ち上がれたのも、なんとなく日本にふさわしい気もする」と紹介。
◎ESPN、「日本チームは『1-0』のスコアよりも多くのものを失った」
「彼らは16強入りへの道筋を勝ち取ったかもしれないが、W杯やサッカーに向けられる『尊敬』を失った」
◎CNN、「両チームがボールを行ったりきたりさせるなどし、最後の時間を使い果たした戦術は批判されるだろう」
◎ロシアのスポルト・エクスプレス、「スキャンダルだ。日本はボールを回して時間を稼ぎ、ポーランドは攻撃しなかった。両国はサッカーをバカにした。日本を今やサムライと呼ぶのも気が引ける。フェアプレーポイントの差で日本が決勝トーナメントに進出したというが、ボールを回して終了の笛を待つことが『フェアプレー』だろうか?」
ついでに、世界でも1、2の親日国家ポーランドの関係者やサポーターの反応。
○1970年代に活躍したポーランド元代表選手ルバンスキ、「最後の10分間の日本代表はヒドかった。決勝トーナメント進出のためにボール回しを続けた日本代表からボールを奪おうとしなかったポーランド代表にもガッカリした」
○ポーランドサッカー協会ボニエク会長、「リードされている日本代表が自ら負けを選んだ。こんな試合は初めてだ。試合とは呼べない内容だった」
○ポーランドサポーター
「勝ってウレシイ。我々は勝ち点を得て、日本は負けたものの決勝トーナメントに進出できるのだからお互いにとってよかった」
「ようやく勝ててウレシイ。少し満足した。日本も1次リーグでよく戦ったと思う」
「我々は勝ったが、興奮できる試合内容ではなかった。ポーランドは国の名誉をかけてもっと戦うべきだった。日本ももっと戦う姿勢を示して欲しかった」
「こんな作戦でいいのか。セネガルが1点をとったら日本は敗退するのに…」
オマケで、生きがいが日本貶めでしかないあの2国のマスメディアも。
◎中国国営新華社通信、「武士道はどこに行ったのだ。フェアプレーとはほど遠く皮肉だ」
「率直に言って恥ずかしい10分間」
◎「サムライの挑戦精神、サプアは日本を見習え」と書いていたはずの中央日報、「これがサムライ精神か。日本のボール回しに批判続出」
◎サプアのスポーツソウル、「日本がラウンド16に進出したが、終盤に最終ラインでボールを回して時間稼ぎをしたプレーはスポーツマンシップに欠けた試合」
「失点直後、日本は積極的にゴールを狙い、普通の試合だった。しかし、コロンビアが先制ゴールを決めたというニュースを聞くと、日本の態度は急変した。日本はこの結果に満足したかのように意欲のない試合をし、ポーランドもボールを奪おうとしなかった。夢の舞台でスポーツマンシップに欠ける試合がまた出てきた。今回は日本とポーランドが主人公だった。そして、一番の被害者は観客だろう。世界の祭りを見るために高価なチケットを払い、喜んで入場しているのに、血と汗の代わりに意味なく転がっていくサッカーボールを見るハメになった。スポーツマンシップが不足したスタジアムには観衆のブーイングでいっぱいとなった。スタンドからブーイングされても選手たちはものともしなかった。似たようなことはフランスとデンマークの試合でもあった」
○サプアのnetユーザー。
「サプアは世界ランク1位に初めて勝ったアジアチームだ」
「あんなふうに観衆と全世界のサッカーファンを欺瞞するプレーでベスト16入りして何の意味がある」
「島国らしい。もう一試合やろうと汲々としている」
「体力を温存するのは当然のこと。なんでも無条件にベストを尽くせという無概念があるからサプアサッカーは発展しないんだ」
「日本は今回運がよかった。ただ、運も実力がなければ必ずどん底に落ちる。ともかく、ベスト16に進出したのだから精一杯闘ってくれ」
元サプア代表の安貞桓「サプアは美しく敗退し、日本は醜くベスト16入り」
さて、そ、そ、そこまでして、果たして、準々決勝に進出できたのか?
Why could you say that you won the game by losing to lose(負けようとして負けて、なぜ勝負に勝ったと言えるのか)?
To be continued...