Home  |  All  |  Log in  |  RSS

甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

腐乱した大和魂-5 せっかくイビチャ・オシムが讃えたサムライブルーの消滅を、惜しむ!?

Is the difference between the Japanese national soccer team with 1 wins, 2 losses and 1 draw, really small(1勝2敗1分けのサッカー日本代表と、世界との差は本当にわずかなのか)?

■W杯ロシア大会予選の戦いに対してのイビチャ・オシム評

●第1戦対コロンビア

コロンビア戦の日本は勝利に値する試合をした。私自身とても満足しているし、西野朗監督や田嶋幸三日本サッカー協会会長、日本代表を応援するサポーターの皆さんには心からおめでとうと言いたい。
流れを引き寄せるうえで、確かに開始直後の出来事、相手ハンドによるPK獲得に助けられた部分はあった。コロンビアには不運だったが、あのアクシデントにより日本は先制点を挙げたうえに数的有利を得ることができたからだ。あのようなカタチの失点は気の毒としか言いようがないが、サッカーとはそういうものだ。運不運は敵味方のどちらにも過不足なく降りかかる。
ただし、1人選手が多いのは大きなアドバンテージではあるが、その状況に合ったプレーをしなければアドバンテージがアドバンテージとして働かない。その意味で日本はとても的確にプレーした。選手1人1人が自分のこなすべき役割を果たし、自分たちのプレーを実践したことが勝利へとつながった。
ボールをキープして相手よりも走り、ボールのないところでもしっかりとプレーしていた。両サイドの攻守も完璧で、ボールに常に圧力をかけていた。DFラインも高い集中力を保ちながら、コロンビアのカウンター攻撃に冷静に対処した。
ある瞬間から彼らはこのようなプレーをするようになった。それは日本が長年やり続けてきたプレーだった

ただ、前半は先制点を決めたとはいえ、不安感を完全には払拭できなかった。とりわけ、ゴールキーパーが確実性を欠き、ハーフタイム直前にFKから失点を喫したのは試合を難しくした。 
しかし、後半に入ると、日本のプレーは安定した。このような大事な試合で、これだけのプレーができたのだから。日本は知性を見せて、愚かな過ちを犯さなかった。そんな中で大迫の決勝点が生まれたが、私が思うに日本はさらに攻撃的でもよかった。より危険になれた。
香川を始めとする選手たちはヨーロッパで長くプレーしているのがダテではないことを示した。長谷部、長友には豊富な経験がある。香川は復調して円熟の境地を見せ、酒井宏は力強さを発揮した。戦いや空中戦に強い彼は、とてもシリアスでチームに保証を与えている
西野監督が就任してから、短期間にチームがここまでになったのは驚くべきことではない。私は彼をよく知っている。どんな考え方をして、どういうサッカーを実践しようとしてきたかを。
それは私の考えや、やり方とも共通している。私自身もジェフ千葉や日本代表で、同様の攻撃的なスタイルの実現を目指していたから。
ピッチ上のパフォーマンスに驚きは何もなかった。ただし、西野監督はそれをコロンビアという一線級の相手に対して、しかもW杯初戦というプレッシャーのかかる大舞台で実践したのだから、たとえ数的有利のアドバンテージがあったにせよ、大いに評価できる。
日本には、さらに多くが可能だと私は見ている。
これからは相手が日本に対して敬意を払うからだ。しっかりとプレーができることを選手が示し、コンビネーションやディシプリンもスバらしかった。
チームは自信を得ることができた。次のセネガル戦でどうなるか注目しよう。1試合だけで全てを判断すべきではない。これから日本が、さらにどう変わっていくかを見極めたい。

●第2戦対セネガル

セネガル戦の日本代表はスバらしかった。コロンビア戦も驚きだったが、日本がこの試合でもスバらしいパフォーマンスを見せたのは、さらにウレシイ驚きだった。結果は引き分けだったが、内容的には十分勝利に値するものだった。
何よりもよかったのは、セネガル相手にも日本が自分たちのスタイルを貫き通したことだった。長友、酒井宏の両サイドバックが高い位置をキープして、パスをつなぎながら積極的に攻撃を仕かけた。乾の突破力や柴崎のパス、香川の展開力など、 日本のよさが特に後半は存分に発揮された。
日本がパスをつなぐスタイルであることは、世界でもある程度は知られている。選手がテクニカルであることも同様だ。 だが、ワールドカップという舞台で、しかもセネガルを相手にして、ここまで攻撃的にそれを実践できるとは、誰も思ってはいなかったのではないだろうか?
(still continued)

Is Japan's ideal football a beautiful and wise fight at the height of football IQ(日本の理想のサッカーとは、サッカーIQの高さで美しく賢く戦うことなのでは)?

To be continued...
profile

東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

■Mail■
ご意見・ご感想など
東仙坊へのメールはこちらから

■Link■
まさに介護は悔悟。
Kaigo Kaigo 会合リポート

最近の記事
カテゴリーリスト
カテゴリー
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク
RSSフィード