腐乱した大和魂-5 せっかくイビチャ・オシムが讃えたサムライブルーの消滅を、惜しむ!?
Japan representatives should confess their honest achievements in the World Cup honestly that they are for self-appeal(日本代表がW杯でイイ成績を収めたいのは、自己アピールのためだということぐらい正直に告白すべき)!
■W杯ロシア大会予選の戦いに対してのイビチャ・オシム評
●第3戦対ポーランド
どうして日本は大幅にメンバーを入れ替えたのか? 長谷部らを起用しなかったのは疲労を考慮したからか? それとも他に理由があったのか? 他にも欠場は香川、原口、乾、昌子…。相手にとってイヤな選手たちだった。
ただ、サッカーにはこうした状況もまたあり得る。メンバーを入れ替えて試合に臨む。このような試合のために必要な選手たちがいる。あまり経験が豊富とは言えないが、決定的な仕事をする選手たちだ。
なぜなら多くの選手は厳しく長いリーグ戦に疲労しており、普段はベンチに控える選手たちの活躍の場が必ずやってくるからだ。
EUのチャンピオンズリーグやトップ5のリーグ戦の戦いはそれほど難しく、試合によってはW杯よりもレベルが高い。
日本とポーランドの双方にとって、この試合はそんな控え選手たちの試合でもあった。日本は次の戦いに向けての準備の、ポーランドは自国のサッカーの名誉と未来のための。ただし、選手たちのパフォーマンスは、期待されたレベルにはとても届かなかったが…。
試合終了間際の消極的なプレーについては、とても難しい判断だった。
リスクのかけ方によっては、すべてをムダにする危険がある。選手に少し下がるように指示するのは、決して間違った判断ではない。
日本の目標はグループリーグ突破だ。そこには何の贈り物もなく、自分たちで決めるしかない。西野監督は自分がよく知る選手たちが目的を達成するために、何が一番適切であるかを判断した。
私は彼の判断を支持する。そのことについてはあまり騒ぐべきではないし、日本代表にあまり多くを求めてもいけないと思っている。
なぜならば、求めすぎるとすべてを失う危険があるからだ。失って後悔しても遅い。
私は日本がこれまでサッカーのために、どれだけのものを注ぎ込んできたかをわかっているつもりだ。やるべきことをやり遂げながら日本はここまで進んできた。だからこそ、これからもノーマルなサッカーを続けてほしい。
それでも、日本は満足すべきだろう。何はともあれグループリーグ突破という目標を達成したのだから。一つ一つ段階を踏まえながら、世界の強豪たちと肩を並べるレベルに到達した。アグレッシブで、それなりにスピード感のある自分たちのスタイルを世界に誇示しながら。
次はベルギー戦。勝った方が次に進める直接対決方式は、喉元にナイフを突きつけられているようなものだ。だからこそ、いつものようにプレーする。
さらなるチームの進化を私は待ちたい。
■W杯ロシア大会決勝トーナメントの戦いに対してのイビチャ・オシム評
●試合前
試合終盤の消極的な戦い方が論議を呼んだポーランド戦に関して、試合直後と翌日の2度にわたりイビチャ・オシムがロシアのマスメディアのインタビューを受けていたとか。
――元気ですか?
「ああ、皆が満足している」
――こちらもそうです。ただ日本では、試合終盤の消極的なボール回しが糾弾されています。
「もうその話は止めた方がいい。次のベルギー戦はまったく別の試合であるからだ」
――その通りですが…?
「彼らを過大評価しても過小評価してもならない。まあ、選手の名前を見たときに過小評価は難しいかも知れないが。ただ過大評価は日本にとって危険だ。というのも、戦いはまず頭の中で始まるからだ。それがあらゆる問題を引き起こしうる。また、休息も重要だ。今日のサッカーではフィジカルの占める割合が大きい。疲れが抜けなければそれだけで問題になる。常に万全でなければならない。どんなに優れた選手でも、走れなければ話にならない。日本の人たちは今、大いに満足しているだろう。代表はスバらしいイメージをロシアでも与えたのだから。政治や経済と同様にサッカーでもアナタ方はすでに多くのものを成し遂げ、これまでの幾つかの試合で違いを示してきた。それには重要な試合も、さほど重要でない試合もあったが、チームはまさに日本を代表して戦ってきた。そのメンタリティーやキャラクターを通して。そうした点を考慮しなければならない。ベルギー戦は日本の存在を賭けた試合になるだろう。というのもメンタル面でもフィジカル面でも日本に何ができて何が可能であるかを試される試合になるからだ。もちろん、サッカーの面においてもだ。すべてが満たされ、そのすべてが出し尽くされたときに、自分たちがどこに向かうべきかが初めてわかる。ベルギーはそれだけの注意を要する相手だ。まったく異なるふたつの文化の対戦であり、異なるサッカーの対戦でもある。スバらしい試合になるのは間違いない。ラウンド16のベストゲームになるだろう。日本はこのチャンスを決して見過ごしはしない。日本が新たな努力を始めるための絶好の機会であるからだ」
(still continued)
Ibica Osim says it won't underestimate even if overestimating the national football team(サッカー日本代表を過大評価しても過小評価してもならないとイビチャ・オシムは言っている)!
To be continued...
■W杯ロシア大会予選の戦いに対してのイビチャ・オシム評
●第3戦対ポーランド
どうして日本は大幅にメンバーを入れ替えたのか? 長谷部らを起用しなかったのは疲労を考慮したからか? それとも他に理由があったのか? 他にも欠場は香川、原口、乾、昌子…。相手にとってイヤな選手たちだった。
ただ、サッカーにはこうした状況もまたあり得る。メンバーを入れ替えて試合に臨む。このような試合のために必要な選手たちがいる。あまり経験が豊富とは言えないが、決定的な仕事をする選手たちだ。
なぜなら多くの選手は厳しく長いリーグ戦に疲労しており、普段はベンチに控える選手たちの活躍の場が必ずやってくるからだ。
EUのチャンピオンズリーグやトップ5のリーグ戦の戦いはそれほど難しく、試合によってはW杯よりもレベルが高い。
日本とポーランドの双方にとって、この試合はそんな控え選手たちの試合でもあった。日本は次の戦いに向けての準備の、ポーランドは自国のサッカーの名誉と未来のための。ただし、選手たちのパフォーマンスは、期待されたレベルにはとても届かなかったが…。
試合終了間際の消極的なプレーについては、とても難しい判断だった。
リスクのかけ方によっては、すべてをムダにする危険がある。選手に少し下がるように指示するのは、決して間違った判断ではない。
日本の目標はグループリーグ突破だ。そこには何の贈り物もなく、自分たちで決めるしかない。西野監督は自分がよく知る選手たちが目的を達成するために、何が一番適切であるかを判断した。
私は彼の判断を支持する。そのことについてはあまり騒ぐべきではないし、日本代表にあまり多くを求めてもいけないと思っている。
なぜならば、求めすぎるとすべてを失う危険があるからだ。失って後悔しても遅い。
私は日本がこれまでサッカーのために、どれだけのものを注ぎ込んできたかをわかっているつもりだ。やるべきことをやり遂げながら日本はここまで進んできた。だからこそ、これからもノーマルなサッカーを続けてほしい。
それでも、日本は満足すべきだろう。何はともあれグループリーグ突破という目標を達成したのだから。一つ一つ段階を踏まえながら、世界の強豪たちと肩を並べるレベルに到達した。アグレッシブで、それなりにスピード感のある自分たちのスタイルを世界に誇示しながら。
次はベルギー戦。勝った方が次に進める直接対決方式は、喉元にナイフを突きつけられているようなものだ。だからこそ、いつものようにプレーする。
さらなるチームの進化を私は待ちたい。
■W杯ロシア大会決勝トーナメントの戦いに対してのイビチャ・オシム評
●試合前
試合終盤の消極的な戦い方が論議を呼んだポーランド戦に関して、試合直後と翌日の2度にわたりイビチャ・オシムがロシアのマスメディアのインタビューを受けていたとか。
――元気ですか?
「ああ、皆が満足している」
――こちらもそうです。ただ日本では、試合終盤の消極的なボール回しが糾弾されています。
「もうその話は止めた方がいい。次のベルギー戦はまったく別の試合であるからだ」
――その通りですが…?
「彼らを過大評価しても過小評価してもならない。まあ、選手の名前を見たときに過小評価は難しいかも知れないが。ただ過大評価は日本にとって危険だ。というのも、戦いはまず頭の中で始まるからだ。それがあらゆる問題を引き起こしうる。また、休息も重要だ。今日のサッカーではフィジカルの占める割合が大きい。疲れが抜けなければそれだけで問題になる。常に万全でなければならない。どんなに優れた選手でも、走れなければ話にならない。日本の人たちは今、大いに満足しているだろう。代表はスバらしいイメージをロシアでも与えたのだから。政治や経済と同様にサッカーでもアナタ方はすでに多くのものを成し遂げ、これまでの幾つかの試合で違いを示してきた。それには重要な試合も、さほど重要でない試合もあったが、チームはまさに日本を代表して戦ってきた。そのメンタリティーやキャラクターを通して。そうした点を考慮しなければならない。ベルギー戦は日本の存在を賭けた試合になるだろう。というのもメンタル面でもフィジカル面でも日本に何ができて何が可能であるかを試される試合になるからだ。もちろん、サッカーの面においてもだ。すべてが満たされ、そのすべてが出し尽くされたときに、自分たちがどこに向かうべきかが初めてわかる。ベルギーはそれだけの注意を要する相手だ。まったく異なるふたつの文化の対戦であり、異なるサッカーの対戦でもある。スバらしい試合になるのは間違いない。ラウンド16のベストゲームになるだろう。日本はこのチャンスを決して見過ごしはしない。日本が新たな努力を始めるための絶好の機会であるからだ」
(still continued)
Ibica Osim says it won't underestimate even if overestimating the national football team(サッカー日本代表を過大評価しても過小評価してもならないとイビチャ・オシムは言っている)!
To be continued...